最新更新日:2024/09/26 | |
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南風あったかげん記−735−「学ぶ」は「真似ぶ」に由来するという説があります。真偽の程はわかりませんが、十分あり得る話です。私のスキーの上達法は、「こんな風に滑れたらいいな…」と思った人の後をついて一緒に滑ることです。姿勢や重心移動などをそのまま真似ると、何となくそれらしくなってくるから不思議です。 このためには、自分の実力より、少し上の人を選ぶのがポイントです。あまり差があると、あこがれのままに終わってしまいます。 これは、吹奏楽部の指導の時にもよく使う手です。上手な人を連れてきて、練習している曲を吹いてもらうのです。4小節ずつ交互に吹いたり、一緒に吹いたりしていると、だんだん似てきます。ところが、金管の高い音などは、すぐに出るわけではありません。目標にはなりますが…。 これは、技術的なものだけとは限りません。たとえば学習方法。自分より少し実力のある人の学習方法はとても参考になります。また、良い意味での競争相手としてイメージすると、意欲も沸いてくるものです。 これは、私たち教員も同じこと。中堅やベテランになってくると、若い先生方に「真似てみたい」と思われる存在にならないといけません。そのためには、私ももっと努力をしないと! |
岩倉市立南部中学校
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