![]() |
最新更新日:2024/06/24 |
本日: 昨日:317 総数:1713007 |
南風あったかげん記−744−
☆★☆ 祝日と祭日 ☆★☆
今日は、多くの市町で成人式が開催されます。成人の日は、法律では次のように規定されています。 《 国民の祝日に関する法律 》(昭和二十三年七月二十日法律第百七十八号) 第一条 自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。 第二条 「国民の祝日」を次のように定める。 成人の日 一月の第二月曜日 おとなになつたことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。 「大人としての自覚」があり「自ら生き抜こうとする」青年を祝い励ますのが目的です。ぜひそうあってほしいと願います。 さて、今でもよく「祝祭日」という言葉を聞きますが、「祭日」とは何でしょう? 日本では、大日本帝国憲法下の日本における国家の定める休日が「祝祭日」だったのです。「祝日」と「祭日」に分かれています。 「祝日」は、四方拝(新年)、紀元節 - 2月11日 、天長節(天皇誕生日)など 「祭日」は、元始祭 - 1月3日 、春季皇霊祭 - 春分日、秋季皇霊祭 - 秋分日、神嘗祭 - 10月17日、新嘗祭 - 11月23日など ところが、昭和23年以後は「国民の祝日に関する法律」により、「祝日」に統一されました。今では「祭日」はありません。戦前の名残なのです。 |
岩倉市立南部中学校
〒482-0003 愛知県岩倉市曽野町江毛1 TEL:0587-66-3181 FAX:0587-37-9517 |