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最新更新日:2024/06/25 |
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南風あったかげん記−745−![]() ![]() 『社会科教育』2月号(明治図書)の拙稿を紹介します。 『社会科教育』というのは、社会科の教育誌で、社会科向けとしては日本で最も代表的なものです。このあたりの書店でも見かけることができます。 2月号の特集は「新社会科“活用型学習の教材・教具”一覧」というものです。 「活用型」というのは、耳慣れない言葉かもしれません。実は、学校教育法が改正され、「学力」の定義がなされたのです。これまで、学力は知識だ、思考力や判断力などの能力だ、という議論が繰り返しなされてきました。その学力論争に決着をつけたのが、第三十の2なのです。次の条文です。 第三十条○2 前項の場合においては、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させるとともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に取り組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。 簡単に言えば、「習得」した知識と技能を「活用」して、思考力、判断力、表現力を身につけることを「学力」と言っているのです。長年の学力論争に決着をつけた、歴史的な条文です。 すなわち「活用型」とは、「身につけた知識・技能を、思考力・判断力・表現力につなげるような学習活動の型」と言う意味なのです。 今回、私に与えられたテーマは、「こんなのいかが?手づくり教材資料開発のオモシロ例」というものです。 手作りキーワードカードや南中の模擬授業などを紹介しました。もし書店で見かけられたら手にとってご覧ください。 |
岩倉市立南部中学校
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