最新更新日:2024/09/21 | |
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南風あったかげん記−597−昨日は、足下の悪い中、授業参観にご来校いただきありがとうございました。なかでも、忙しい折にアンケートにご協力いただいた方には、重ねてお礼申し上げます。 「参観日を増やしてほしい」というのは、昨年度末の学校教育活動調査で複数いただいたご要望です。そこで、今年度は、毎月3日を参(3)観日にしました。こうして実行に移すことができるご要望は、ひとつずつ実現していきたいと考えています。今後ともご意見やご要望をよろしくお願いいたします。 アンケートを読んでいると、私たちの説明不足を痛感します。例を挙げましょう。 「(英語の)コミュニケーションの授業も大切ですが、普通の授業を見たい。」といただきました。 おそらく、「普通の授業」とは、私たち世代が受けてきたような、教師が板書しながら説明してそれを生徒が書き写す授業、例えるなら文法の授業をイメージされてのご意見だと思います。 実は、教科の内容、例えば英語の内容もずいぶん変わりました。 新しい指導要領の外国語の目標は次のように書かれています。 「外国語を通じて、言語や文化に対する理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、聞くことや話すことなどの実戦的コミュニケーション能力の基礎を養う。」 昭和47年から55年までの指導要領では、次のようになっています。 「外国語を理解し表現する能力の基礎を養い,言語に対する意識を深めるとともに,国際理解の基礎をつちかう。 このため, 1 外国語の音声および基本的な語法に慣れさせ,聞く能力および話す能力の基礎を養う。 2 外国語の文字および基本的な語法に慣れさせ,読む能力および書く能力の基礎を養う。 3 外国語を通して,外国の人々の生活やものの見方について基礎的な理解を得させる。」 大きく違いますね。今は、「聞くことや話すことなどの実戦的コミュニケーション能力」の育成がメインなのに対して、30数年前は、「音声や文字の語法に慣れ、聞く・話す・読む・書く能力を養う」のが目標です。 目標がこれだけ異なれば、授業の内容も変わって当然です。 今では、コミュニケーションの授業が英語の普通の授業なのです。 さらに、南部中学校では、「学び合い 高め合い 響き合う 学校づくり」をテーマに取り組んでいます。(右の平成20年度重点目標参照) これは、学び合いで心と学力を同時に伸ばすという考え方に基づいています。学び合いについては、明日詳しく紹介します。 |
岩倉市立南部中学校
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