最新更新日:2024/06/22 | |
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南風あったかげん記−619−月曜日の代休を利用して、岩倉市内にある工場を見学してきました。代休は、平日に工場を見ることができる絶好のチャンスなので、事前に予約をしておきました。 上の写真は、北島町にある大原硝子店です。家庭や事業者から回収されたガラスビンを選別して細かく砕いて、カレット(右下)とよばれる再生原料までを作るのがこの工場の役目です。ここのカレットの7割は、石塚硝子で再生ビンに生まれ変わります。 始めに色別に手で選別をします。その後粉砕し、ラベルをはがしゴミを選別します。その後、何段階もの工程を経て不純物を取り除き、最後は画像処理精製機(左下)で違う色のガラスも取り除きます。 ガラスには、大きく分けて透明、茶色、緑色の3種類あり、その他、青や黒のビンがありますね。 ここで問題です。いろいろな色のガラスを混ぜると何色になるでしょうか? 何と透明に近づいていくそうです。光の三原色を混ぜると白になりますよね。それと同じ原理です。 2軒目は、野寄町にあるミヨシ油脂(左上)を見学しました。以前は食品も作っていましたが、今では、私たちが直接目にするものは作っていません。排水や煙、土壌などの中の有害物質を固定化する、「環境産業製品」が主力です。また、ティッシュペーパーを柔らかくする柔軟剤など、他品種少量生産しています。需要のあるものを探して、次々に開発していかなければならない企業の研究開発の厳しさを見ることができました。 3軒目は、北島町にある五条川右岸浄化センターです。一宮、犬山、江南、岩倉、大口、扶桑の4市2町の下水道の処理を担当します。ちなみに岩倉市は、五条川から西側のみで、南部中学校のような東側は岩倉団地の東にある五条川左岸浄化センターで処理しています。計画処理能力は15万立方m/日で、現在は2.1万立方m/日の能力があります。 説明を聞いた後、実際に汚泥沈殿池、バクテリアに食べてもらう反応槽、最終沈殿池などを見学し、顕微鏡でバクテリアの様子も見せていただきました。 私たちの生活になくてはならないものばかり。知らないところで、多くの人の働きがあって私たちのくらしが支えられていることを改めて感じた1日でした。 お世話になりました。 |
岩倉市立南部中学校
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