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最新更新日：2024/09/20 |
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南風あったかげん記−３７７−
東京マラソン前日には、東京ビッグサイトで小出監督と、有森裕子さんが対談をしていました。スクリーンでも、小出監督が素人がフルマラソンを完走するコツとして、とても参考になることを語っていました。印象に残ったものを紹介します。 ○ 上り坂を走るコツ；「腕を体の前で振る」やってみましたが、肘が体側から後ろに下がらないように振ると、とても走りやすいのです。目からウロコでした。 ○ 下り坂を走るコツ；「腕を体の後ろで振る」拳が、体側より前に出ないように振ると、これも走りやすかったです。 ○ 靴ひもは前をきつく、足首はゆるめ；前の方はずれないようにややきつめ、足首は自由度を高くややゆるめ。前の方は、きつすぎて血のめぐりが悪くならないようにしてください。 ○ 水分補給；水分は少しずつこまめに取ります。紙コップの取り方は、人差し指をつっこんで持ち上げ、そのまま指をひくと、飲み口が鋭角になり、飲みやすくなります。 ○ トコトコ走る；前半はとにかくゆっくり。上下動を減らし、トコトコ走ります。中盤を過ぎてもまだ我慢。最後２０分というところで、やっとがんばります。たぶん、すでに足がいうことをきかないでしょうが、前半飛ばして後半大ブレーキをするよりも、タイムはよくなります。 ○ 靴はクッション；これは大切ですね。靴によって、疲れ方がかなり違いますね。 名伯楽・小出監督の話は専門的な話かと思ったら、とても初歩的な話で、市民ランナーを育てようという目線を持っている方だと感心して聞いていました。参考にしたいと思います。 南風あったかげん記−３７６−
☆★☆ 東京マラソン ☆★☆
東京マラソンが終了しました。多くの方に激励やお祝いのメールをいただきました。この場をお借りして、御礼申し上げます。ありがとうございました。 いろいろハプニングがありました。いきなり、ホテルのクーポンと帰りの新幹線の切符を落としてしまいました。途中では、ブログにアップするためにグローブを外すのですが、そのグローブを落としてしまい、途中で気づいて逆走して拾いに行きました。２００ｍほどで見つかりましたが…。（危険ですからみなさんは真似をしないように…。） それでも、前半は本当に楽しく走ることができました。次々といろいろな団体が応援を繰りひろげ、まるで自分で走る、ちょっと間の空いたカリブの海賊のような感じです。 素晴らしいのが、地元のみなさんの声援です。走りながら１００人とハイ・タッチをしようと決めていたのですが、とんでもない。３００人まで数えましたが、途中でやめました。ざっと８００人は超えたと思います。 また、本当にたくさんの方々に、お盆の上のチョコレートやシュークリーム、人形焼きなどを準備していただき、感動しました。 さらに、ボランティアのみなさんの丁寧な応対にも感心しました。とてもさわやかで、笑顔で激励してくださいました。 しかし、後半の足の痛み相当なものでした。何回も立ち止まり、屈伸を繰り返しますが続きません。終盤の１�劼猟垢�ったこと…。もう２度と走らない、とも思いながら走って（歩いて）いました。 ともあれ、好天に恵まれ、大成功の大会でした。関係者、ボランティアや沿道の応援のみなさん、ありがとうございました。 なお、公式記録は次で見ることができます。http://tokyo42195.org/ ゴールシーンの動画は次で見ることができます。 http://www.ntv.co.jp/tokyomarathon/goalmovie/ 南風あったかげん記−号外−
南風あったかげん記−号外−
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南風あったかげん記−３７５−
車中見事な富士山に迎えられ、東京マラソンエントリーのために、東京ビッグサイトへやってきました。ここは、明日のゴール地点でもあり、たいへん多くの人でごった返しています。出展ブースでは、７１の出展があり、それぞれのアピールをしています。明日用にキャップを購入しました。ステージでは、心肺蘇生法や獅子舞、著名ランナーによるトークショー、弦楽合奏など目白押しです。瀬古利彦さんも何かやるそうです。 昨日、東京マラソンは新しいお祭りと書きましたが、それは大会前日でも感じます。とてもエネルギッシュです。十分雰囲気を楽しもうと思っています。 明日は、コース上の数カ所から中継する予定です。無事に、この東京ビッグサイトまでたどり着けるか…。とにかく頑張ります。 南風あったかげん記−３７４−
☆★☆ 新学習指導要領 ☆★☆
新しい学習指導要領が発表されました。 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/0802... 現行の指導要領に引き続いて「生きる力の育成」が基本理念であることは変わりません。しかし、指導要領は最低基準であると明記し、学校裁量で発展的な内容を教えることも可能にしました。 授業時数は、３学年とも週１単位時間（５０分）増え、３年間では１０５時間多い３０４５時間となります。ちなみに、ベネッセが行った調査では、中学生が１日見るテレビ視聴時間は、２時間１５分。３年間で、２４６４時間となります。学校の勉強時間とテレビの視聴時間が大きくは変わらないというのは驚きですね。 これによって、数学と外国語が以前とほぼ同じとなり、理科は大幅に上回ります。内容的にも、社会科の「縄文時代」、中学数学の２次方程式の「解の公式」などが復活しました。 来年度は周知の年、2009年度が一部前倒し実施、2010・2011年度が移行措置、2012年度が完全実施となります。 南風あったかげん記−３７２−
これまでに１１０枚の学校教育活動調査の集計を終えました。〆切は２０日です。よろしくお願いします。 いよいよ、明日東京へ出発します。前日にエントリーを終え、当日８時半までに手荷物を預け、９時１０分にスタートします。 この東京マラソンはなかなかの優れものです。単にスポーツ大会というだけでなく、東京が生んだ新たなお祭りです。 まず、付随するイベントが数多くあります。昨年も、「東京大マラソン祭」と称して、コース沿道の各所でランナーの通過に合わせた時間帯に屋台村や応援ウォーク、和太鼓や吹奏楽の演奏や東京よさこいなど都内２０か所以上で応援イベントが挙行されました。悪天候の中、沿道の応援と合わせて１７８万人が繰り出しました。今年は２００万人を超えるでしょう。祇園祭が２４万人集めてニュースになったくらいだから、規模の大きさがわかります。経済効果は莫大です。 コースもみごとです。新宿に始まり、皇居、東京タワー、銀座、日本橋、浅草、築地、お台場と、観光スポットをつないでいきます。 関連グッズも数多く発売されます。エントリー会場は、大見本市のような光景です。ブランド化が成功しています。 全国からの参加者も魅力です。前日エントリーなので、宿泊しないといけないからです。ランナーだけでなく、家族同伴の人も多いでしょう。実際、周辺ホテルは満室です。 さらに、１万人のボランティアも、まちづくりにはこれからの大きな財産になるでしょう。 そして、最大のヒットは北京オリンピック選考会としたことです。テレビでの全国中継は、来年度以降の参加希望者をますます増やすことでしょう。まちおこしとして企画した石原都知事のしてやったりという顔が浮かびます。 大会の具体的な様子は、後日に紹介します。 １７日の当日には、数カ所で走りながら校長日記にアップする予定です。全国でも数少ない？ランナーによるブログでの中継です。どうぞお楽しみに… 南風あったかげん記−３７１−
☆★☆ 学校教育活動調査 ☆★☆
昨日、学校教育活動調査をお願いしました。 堅い話になって恐縮ですが、昨年１０月に、学校教育法施行規則において、自己評価の実施・公表、保護者など学校関係者による評価の実施・公表、自己評価結果・学校関係者評価結果の設置者への報告が定められました。今回の学校教育活動調査は、「自己評価の実施」のための資料になります。どうかご協力をお願いします。この結果は、２月中にプリントとこのブログ上でもお知らせします。 １０時までに手元に届いた５３枚の回答用紙の集計が終わりました。その中で、「活動を知らない」という回答がありましたので、この場を借りて説明します。次の設問です。 「１７ 本校では、数学を中心とした少人数指導やティームティーチングを行っておりますが、効果を発揮していると思われますか。」 南中では、数学の全時間を少人数指導かティームティーチングで行っています。少人数指導とは、一つのクラスを２分して、別室に分かれて授業をします。ティームティーチングは、一つのクラスに２人の先生が教室に入って授業をします。 少人数指導かティームティーチングかは、単元によってより効果的な方を選択しています。いずれにしろ、一人一人に目が届く、きめ細やかな指導になることを目指しています。それが効果があるかどうかをお答えください。 他の設問も含めて、わからないものもあると思います。その場合は、お子さんに実際の様子を聞きながら、ご判断願えればと思います。 南風あったかげん記−３７０−
原稿依頼を受け、『社会科教育』３月号（明治図書）に寄稿しました。与えられたテーマが、「鎖国−象徴するキャラとは」というものです。 江戸時代、鎖国によって閉ざされた日本の目となり耳となったのが出島です。というわけで、鎖国を象徴するキャラクターとして、出島の三学者を取り上げました。共に、出島にあるオランダ商館付医官として来日しています。 一人目はケンペル。日本を「自給自足できる豊かな国」としてヨーロッパに紹介した人です。 二人目がツンベルク。多くの蘭学者を指導し、蘭学の充実に貢献しました。 三人目がシーボルト。ペリー来航に影響を与え、新しい日本の幕開けを演出しました。 それぞれ、日本の歴史に確かな足跡を残した人です。その延長上に、「今」があるのです。 南風あったかげん記−３６９−
校区にある岩倉城跡。７月の朝礼で岩倉城と清洲城とで、織田氏の分割支配が始まるまでを紹介しました。今日はその続編です。 「城」というと、つい天守をイメージしますが、天守が作られるのは安土城以降です。堀と柵に囲まれて、物見櫓のあるの砦みたいなものが「城」です。勝幡城や清洲城（写真上）のイメージ図から、岩倉城の姿も想像できます。出典は、『ＣＧ日本史シリーズ�ぁ＼臉仗�長戦記』（双葉社）です。 1555年頃、信長は清洲城を奪い、その３年後、ついに岩倉城に攻めてきました。その戦場となったのが浮野原です。信長軍は九百余の首級を討ち取り、岩倉城下を焼き払ったといわれています。そして翌年、ついに岩倉城は陥落しました。現在、浮野の古戦場跡には首塚（写真中）があります。その後、信長は、桶狭間の戦い、犬山城攻略、稲葉山城攻略と続き、長篠の戦い、安土城へと、全国統一へ駒を進めていくのです。 最後に、昭和初期の岩倉城址の写真（写真下）を紹介しました。手前の田が外堀です。出典は『写真集岩倉 明治・大正・昭和』（創文出版社）です 信長の岩倉城攻略は、全国統一へのいわば出発点です。その歴史の舞台の上で、みなさんは今を生きているのです。ロマンを感じますね…。 |
岩倉市立南部中学校
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