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最新更新日:2024/06/18 |
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南風あったかげん記−118−![]() ![]() 《 知識を整理する;3 》 昨日は岩倉市内の史跡巡りがありました。知らなかったところも多く、とても興味深いものでした。ここで活用したのは地図です。地図で位置を確かめ、別にある史跡の説明欄で説明を読み、現在地と結びつけて理解することができました。 これを応用すると、「図に書き込む」と知識の整理になると言えます。理科の植物や人体、電流と電圧などでも有効ですが、何と言っても地理の学習には最も有効です。 歴史が「いつ何があったか」を学習するのに対し、地理は「どこに何があるか」を学習します。そのために、白地図に重要事項を書き込むだけで、知識の整理になるのです。もちろん重要事項の意味がわからないものは、書き込みながら意味を調べます。 それでは、どんなことを書き込むか? 少し前のデータですが、日本の都道府県別と、世界の国別のカードを作成しました。これなども参考になると思います。 日本県別キーワード;http://www.tcp-ip.or.jp/~syaraku/kenmei.pdf 世界国別キーワード;http://www.tcp-ip.or.jp/~syaraku/16kokumei.pdf 参考にしてください。 校長 土 井 謙 次(syaraku@tcp-ip.or.jp) 南風あったかげん記−117−![]() ![]() 《 知識を整理する;2 》 知識を整理するためには、図示するのが一番です。しかし、図示できるということは、わかっていること。理解していなければ、図示することはできません。そういう時はどうするか? 「ウェビング」してみましょう。イメージマップともいいます。 ウェビングとは、上の図のようなものです。(この図は、静岡大学教育学部附属浜松中学校実践です。) ウェビングの「ウェブ」とはクモの巣という意味です。ちょうどクモが巣を作るように1つのキーワードからつながりのあることがらをつなげたり、調べたいことをキーワードとしてその解決のために必要な事柄や方策を考えてつなげたりして、網のように広げていく手法のことを言いいます。 これは、本来、発想法・思考法の技術です。作業をしていく中で、生徒が主体的に課題をつくっていけるための方法です。 しかし、やってみると知識の整理になっていくのです。知識の整理とは、知識と知識を関連づけることだからです。 もっと単純な方法もあります。 前にも紹介しましたが、教科書本文をコピーし、本文中の言葉と関連のある言葉を書き込んでいくのです。ある程度行間が広いとやりやすいのですが、これだけでも知識の整理になります。 校長 土 井 謙 次(syaraku@tcp-ip.or.jp) |
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