最新更新日:2024/09/26 | |
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南風あったかげん記−号外−江南市民文化会館で13時30分から始まります。現在開始前のアトラクションが行われています。 南風あったかげん記−763−お知らせしたとおり、1年生が朝に合唱練習をしています。 「いつ歌うの?」と尋ねると、「小学校訪問です。」「入学説明会でも歌います。」との答え。 さらに意地悪く聞いてみました。「どうして歌うの?」に対しては、「合唱は南中のシンボルだから。」「私たち1年生のまとまりを見せたいから。」「歓迎の気持ちを伝えたいから。」などと見事な答え。「そうか…、6年生や小学校の先生方はうれしいと思うよ。」 中1ギャップという言葉が一般化しています。これは、小学生から中学1年生になったとたんに、学校生活の変化になじめずに不適応を起こす現象です。新潟県教育委員会が名づけけました。その報告書では、不適応の例として次のことが挙げられていました。 「喪失不安増大型」:コミュニケーションが苦手な生徒が小学校時の友人や教師の支えを失う場合 「自己発揮機会喪失ストレス蓄積型」:小学校でリーダーとして活躍していた生徒が中学校で居場所を失ってしまう場合 南中の1年生に1年前の不安を聞いてみると、「ふれ愛フェスティバルで南中には何回か来たことがある」「見学に来た時、授業がおもしろそうだった」「先輩が学校へ説明に来てくれたのでようすはわかった」などと、不安はあるが期待はそれ以上にあるという答えが返ってきました。 COSMOSの合唱が、6年生の不安を期待に変えてくれることを願っています。 南風あったかげん記−762−3年生が「卒業記念CD作成!」というプリントを届けてくれました。先生と学年全員の声を録音し、一枚のCDを作成するのだそうです。確かに、顔写真はアルバムに残りますが、一人ひとりの声はなかなか残せません。グッドアイデアですね。 CDは本当に身近になりました。 CDが登場したのは私の学生時代。当時、開発したソニーとフィリップスの間で、サイズについて議論されていました。 私の記憶では、フィリップスが主張した規格は直径11.5センチ、録音時間は60分。この11.5センチというのは、当時の主流「カセットテープ」の対角線の長さで、60分という数字とともに、説得力のある数字でした。 しかし、反対した人がいました。当時ソニーの副社長だった大賀典雄氏です。音楽に造詣の深い大賀氏は、ベートーヴェンの交響曲第九番「合唱」が1枚に入らないようではいけないと考えていました。また他の曲やオペラの1幕の長さなどのデータをとり、結局、12センチ、74分という規格に落ち着いたのです(現在は80分)。当時は、カラヤンの意見という説もありましたが、それは違うようです。 CDの規格がDVD、Blue Rayなどの光学式ディスクのサイズにもなっています。 世の中のことは、誰かが決めているのです。 南風あったかげん記−761−今日は、愛知県社会科教育研究会協議会のために岡崎へ行ってきました。この会は、尾張社会科教育研究会と三河教育研究会社会科部という二つの組織の連合会で、1年おきに交互に研究大会を開催したり、情報交換を行ったりしています。 昨年はセントレアで会議を行い、その後セントレアの見学をしました。 今日は、三菱自動車工業名古屋製作所を会場とし、工場見学を行いました。その様子の一部を紹介します。 三菱自動車の組み立て工場は水島と岡崎、そして岐阜県坂祝町のパジェロ製造の三カ所です。また開発を行う技術センターはエンジン工場のある京都と岡崎、十勝にあります。すなわち、この岡崎には、上の航空写真でわかるとおり、試験コースから組み立て工場まである、三菱自動車では唯一の総合的な工場なのです。 広さは約100平米。南部中のグランド65個分ほどの広さです。 はじめに新世代電気自動車である、iMievを紹介していただきました。脱ガソリン車への取り組みは各社が行っていますが、エネルギー多様化・環境汚染防止・地球温暖化防止の3つをクリアするには、電気自動車がもっとも適しているとの結論に至ったそうです。 CO2は、電気製造過程も含めて70%低減、燃費は約1/3、深夜電力なら1/9、加速性能もガソリン車より良く、騒音や振動は少ないということです。 実際に運転させてもらいましたが、その静かさは怖いくらい?で、振動もほとんどなく、滑るように動き出し、加速もスムーズでした。 ネックは価格、充電のための電気スタンド整備、走行距離(現在160キロメートル)、静かすぎて歩行者が気づかずに危険なことと、まだ課題もありますが、実用化にむけて研究が進んでいるそうです。 次に、組み立て工場を見学しました。鉄板から、プレス、溶接を経て、組み立て、検査と、塗装以外の工程を見ることができました。最後に鉄板だったものが自動車となって動く姿を見ると、人類のいろいろな技術の集積を見る思いで、感動的でもありました。何回か見学したトヨタ自動車の工場とは雰囲気が違い、その比較も興味深いものでした。 (下の写真の右上、下は、いただいたパンフレットの一部です) 南風あったかげん記−761−便利な世の中になりました。 公立高等学校入試の学校別志願者数なども、インターネットですぐに発表されるようになりました。今年も以下のように発表されます。 2月16日18時頃 推薦入学志願者数 2月20日16時頃 推薦入学合格者数及び全日制課程一般入学募集人員 2月25日19時頃 全日制課程一般入学受付締切後の志願者数 2月27日19時頃 全日制課程一般入学志願変更後の志願者数 3月 4日19時頃 定時制課程前期選抜受付締切後の志願者数 3月 5日19時頃 定時制課程前期選抜志願変更後の志願者数 3月19日19時頃 定時制課程後期選抜募集人員 3月23日14時頃 全日制課程第2次選抜募集人員 通信制課程後期選抜募集人員 3月25日19時頃 全日制課程第2次選抜受付締切後の志願者数 定時制課程後期選抜受付締切後の志願者数 3月26日19時頃 全日制課程第2次選抜志願変更後の志願者数 定時制課程後期選抜志願変更後の志願者数 次のサイトで見ることができます。http://www.pref.aichi.jp/kyoiku/kotogakko/nyuga... どうぞご活用ください。 南風あったかげん記−760−今日の朝礼の様子を紹介します。 今日は、先週の一柳先生に続いて、青年海外協力隊としてバングラディシュへ行かれた森先生にお話を伺いました。 バングラディシュは小中学校で体育の授業がなく、体育の先生を養成するための大学で森先生は体育の指導をされました。授業は朝6時半から8時、夕方1時間半の計3時間。 冬には霧の中でやり投げや円盤投げがあったり、マットもない中で走り高跳びをしたり、雨を溜めた穴で水泳があったりと、日本との大きな違いに驚きました。学生の3分の1しか体育用のウェアがなく、靴を履いているのはわずか5分の1。100m走は裸足で走るのだそうです。 そのような環境ですが、学生は学ぶ意欲にあふれ、たいへんまじめな姿勢でした。森先生は、この学生のために、そしてバングラディシュの人々のために、何か残してあげようという気持ちになったそうです。 ステージでは、民族衣装も紹介していただきました。 「なぜ、青年海外協力隊を希望したのですか?」の問いに次のように答えられました。 教員を目指していたが、やりたいことが見つからずに迷っていました。何か新しいことにチャレンジすれば、何かが見つかるのではないかと思い応募してみました。彼女らの学ぶ姿、きらきら輝く目を見て、自分でもやれることがたくさんあることがわかり、夢が再開しました。あの2年間は私の財産です。 いつも元気な森先生のバックには、バングラディシュの学生の存在があったのだと納得しました。 経験こそが、その人の力になるのです。 南風あったかげん記−759−1月31日(土)に、江南市民文化会館にて、“第2回愛知おやじサミットin江南”が開かれます。 昨日は、そこで活動報告をするおおぐちおやじの会が、大口中学校で行われた定例会の中で発表リハーサルをしました。プレゼンは私が作成しました。 プレゼンの内容は、大口町の紹介、7年前の町の状況、会設立の経緯、主催行事の紹介(D&M、父子料理教室)、数々の支援事業の紹介、今後の課題 という流れです。 愛知おやじサミットの流れについて紹介します。 開会式は主催者あいさつのほか、県教育長、県会議員、江南市長、江南市教育長から来賓祝辞をいただきます。 第1部で5名のパネリストが「モンスターペアレント」についてパネルディスカッションを行います。 パネリストは、おやじ東京会長のほかは県内のおやじの会の会長です。 第2部で地域活動報告を行います。そこでは、岩倉OYGクラブ、南部南陽ブロックおやじの会、布袋地区おやじの会とおおぐちおやじの会の4団体が活動を報告します。 第3部は講演会で、愛知おやじの会会長の中西功帯氏が、「おやじを磨こう/おかあちゃんに伝えたい熱い想い」というテーマでの講演です。 岩倉OYGの報告もあります。どなたでも参加することができます。31日は、ぜひご来場ください。 南風あったかげん記−号外−気温が低く無風という絶好のコンディションの中、小牧で10キロを走ってきました。この大会は、平坦で記録が出やすいコースです。 とはいえ、私自身は練習不足で、脚が痛くなったこともあり、中盤に失速してしまいました。部門で426人中132位という成績です。岩倉五条川マラソンでは、もう少し練習してから参加したいと思いました。 アナウンスで、最終ランナーの伴走者として、還暦を迎えた安藤さんという方が紹介されていました。これまでに、フルマラソンを、何と299回走り、2月に300回目を数えるそうです。 フルマラソンは、がんばっても年間多くて6回が限度だと思うのですが、そのペースではとても300回は走れません。しかも、フルマラソンの大会はそれほどあるものではありません。日本中の大会で走って見えるのでしょう。 そういえば、今日も北海道から九州まで、4,500名が参加したということです。生涯スポーツとして、もっとも手軽なランニングをみなさんにもお薦めします。 南風あったかげん記−号外−小牧シティマラソンに出るために、小牧パークアリーナに来ています。寒い日になりましたが、走るには絶好です。楽しみたいと思います。 南風あったかげん記−758−手元に「子とともに ゆう&ゆう2月号」が届きました。普段はパラパラっとめくって、興味深いものに目を通すのですが、今回は、すべての文字と写真を熟読しました。 リレーエッセイ「父のひと言・母のひと言」、今回は立松和平氏の「働く姿を見せる」。 立松氏は「父も母も典型的な、つまり平凡な日本の庶民である。そのことをわたしは誇りに思うのである。」と語っています。 しかし、立松氏の父は、満州の会社から関東軍に徴兵され満州を転戦、敗戦後はソ連軍に行進させられているところから脱走、難民に紛れて復員線で佐世保港に戻り、故郷に戻ると焼け野原でした。 母は空襲から逃げ回りながら宇都宮で父の帰りを待ち、再開後には食料品店を始めます。繁盛したそうです。 「平凡」というのは、後から振り返ってから言えることで、特に戦中・戦後の動乱期は、誰もが大変だったのだと思います。その時代を無事に乗り切った人だけが「平凡」という言葉を使うことができるのでしょう。 立松氏は述べています。「両親はよく働く姿を子どもに見せていた。(中略)懸命に働くその姿が、子ども達には何よりの教育だった。」 今は、親が働く姿を見せにくい時代です。2年生の職場体験では、ぜひ働く人の姿を見てきてほしいと思います。 南風あったかげん記−757−午後の総合的な学習の時間に、2年生が2月4,5日に行う職場体験の準備をしています。体験先別に分かれて、体験先への質問や、逆に南中についてや志望動機について聞かれたときの答え方を考えているところです。 職場体験とは、生徒が事業所などの職場で働くことを通じて、職業や仕事の実際について体験したり、働く人々と接したりする学習活動のことです。文部科学省の「中学校職場体験ガイド」には、職場体験の必要性として次のように書かれています。 職場体験には、生徒が直接働く人と接することにより、また、実際的な知識や技術・技能に触れることを通して、学ぶことの意義や働くことの意義を理解し、生きることの尊さを実感させることが求められています。また、生徒が主体的に進路を選択決定する態度や意志、意欲など培うことのできる教育活動として、重要な意味を持っています。 職場体験は、私たちが教室では教えることができない多くのことを教えてくれます。生徒が何を感じ、何を学んでくるか、今から楽しみです。 中学校職場体験ガイド http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/career/0501... 南風あったかげん記−756−昨日は、尾張PTA研究発表会のため春日井市民会館へ行ってきました。テーマは「子どもに夢を そして愛と知を」。江南市立草井小学校PTAをはじめ、3つの学校から発表がありました。 その後、県教育委員会生涯学習課久保田主査から指導助言がありました。その中で印象に残った点を紹介します PTA活動のキーワードは「研修・参画・子育ての社会化」 「研修」はまず集うことから。同じ年齢の子供を持つ親は親年齢が同じ仲間。子育ては親育ちなので、仲間をつくってほしい。そしてPTA活動をエンジョイし、その姿を子に見せてほしい。 「参画」は学校への積極的なかかわり。これまでのサポーターからパートナーになってほしい。草井小学校のビオトープもその一つ。子どもにかかわるのは、人生のほんの一時。その時間を大事にして、子どもといっしょに参画してほしい。 「子育ての社会化」は地域の教育力の活用。子どもたちは地域の一員であり、地域の子は地域で育てる ことが大切。PTAを楽しむ活動を、地域の人に見せてほしい、巻き込んでほしい。 いただいた資料には23校の取り組みが紹介されています。ご覧になりたい方は土井までご連絡ください。(syaraku@tcp-ip.or.jp) 南風あったかげん記−755−昨日、マロン・セラピードッグ協会代表の栗本さんが来校され、『リハビリテーション』502号をいただきました。この雑誌は、いわゆるリハビリの専門誌で、今回の特集「障害者と癒し(セラピー)」に、栗本さんがご自身の体験を寄稿されています。その中で、本校でのセラピードッグの活動と私のコメントを紹介していただきました。 私のコメントの部分は次のものです。 −−−−−−−−以下引用−−−−−−−−− 南部中学校は職員も生徒も仲が良く、ファミリーの雰囲気を大切にしています。ここで紹介されたレイアとリプリーも、立派な家族の一員です。 家族といえども、なかなか集団の中に溶け込みづらい生徒がいることも事実です。その心を癒すのが、リプリーとレイアなのです。 レイアたちと接する生徒たちの表情はとてもイキイキとしています。登校のきっかけを得た生徒、不安定だった情緒が安定した生徒もいます。多様化する生徒の個性に学校が全て対応するのは容易ではありませんが、セラピードッグのように、これまでの学校教育になかった新たなチームとの連携に、大きな可能性を感じています。 −−−−−−−−引用終わり−−−−−−−− 本校でのセラピードッグの活躍は樋川先生の発案により始まったものですが、樋川先生は、毎回、レイアやリプリーと生徒とがかかわる様子、生徒の変容を克明に記録しておみえです。それを読むと、セラピーの効果がよくわかります。 全国的にも例がないといわれている中学校でのセラピードッグの活躍を、今後も見守っていきたいと思っています。 南風あったかげん記−754−インフルエンザによる欠席が増えてきました。十分な栄養と睡眠、うがい・手洗い等を心がけてください。 さて、本校の柱の一つがキャリアガイダンス、いわゆる進路指導です。1年生は2学期に職業調べを行い、2年生はこの3学期に職場体験に出かけます。いろいろな情報に接し、多くの人にふれる中で、生き方のイメージを広げていきます。 ここでは、職業調べに役立つサイトを紹介します。 ○ 職業図鑑:職業検索サイトで、進路に関する情報が満載です。450種の職業が掲載されています。 http://www.aaaaaa.co.jp/job/ ○ インターネットのお仕事人辞典:生き方・働き方のモデル、386人が紹介されています。 http://www.carinavi.org/ja/ ○ 未来の仕事を探せ!:いろいろな職業について丁寧に説明されています。 http://kids.gakken.co.jp/shinro/shigoto/index.html ぜひご覧ください。 南風あったかげん記−号外−写真は、まもなく現職教育が始まるという場面です。 現職教育とは、職員の研修のことです。 職員の研修は、教育基本法で次のように定められています。 第九条 法律に定める学校の教員は、自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努めなければならない。 この「研究と修養」を合わせて「研修」といい、学校で行う研修を現職教育というのです。本校では、部活動もなくして、全員で行っています。 今日は、曽野小学校の研究「中間報告」を読み、その後部会で分かれて話し合いをしました。 曽野小学校の研究を重視しているのは次の理由です。 1 小中連携して、9年間で子どもを育てるため 2 「学び合い」という方向性が共通しているため 3 新指導要領で重視している「言語力」について理解を深めるため。 小学校と中学校では、発達段階や授業スタイルの違いがあるので、南部中としてどう対応していくのか、これからが知恵の見せ所です。 南風あったかげん記−753−今日の朝礼はゲストをお迎えしました。青年海外協力隊として、2年間ネパールの学校で教えた経験をもつ一柳先生に当時のお話をしていただきました。 「行ってわかったことは、日本人に生まれてラッキーだったということ。子どもたちはたまたまネパールに生まれただけのこと。悪いことをしているわけでもないし、努力しないわけでもない。だから、日本人だからラッキーと言っているだけではいけないと思い、自分にできることはしなければと思った。」 「教室は電気も水道もない。何か実験するための物を持って行くと神様のように見られた。」 「国際援助は、海に砂糖をまくようなものに感じた。いくらまいても甘くならない。でも、子どもたちに教えたことが、何か生活を前向きなものにしてくれればと思う。」 一柳先生は、ネパールでの2年間で、たいていのことに耐えることができるようになったそうです。 「キャリアデザイン」という言葉があります。自分の人生を、自分で自分らしく作り上げていくというような意味です。一柳先生は、キャリアデザインの過程で青年海外協力隊が自分に必要だと感じて選択しました。そして今をつくっているのです。 中学生として、今後どのようなキャリアデザインをしていくか。そのために、これからもいろいろな勉強をしていくのです。 南風あったかげん記−号外−昨日、今日の二日間、江南市の北野天神社で筆まつりが行われました。 北野天神は、私の実家に近く、4月第3日曜の春のお祭りと並んで、1月の筆まつりは大きなお祭りです。小さい頃から、このお祭りは楽しみの一つでした。 天神社は、ご存じのように、菅原道真を祀ったもので、社伝によれば、道真が流されたとき、子が難を逃れて各地に散在し、その一人がこの地に住みつき、後に地名をゆかりの北野と名付け、道真をおまつりしたのが起こりといわれています。 今日は、学問の神といわれる天神様に、南部中学校と南中生の発展・活躍を誓ってきました。 南風あったかげん記−752−昨日の研究会では、丹葉地区、海部地区、知多地区の教師が集まり分科会を開催し、それぞれの実践発表に続き、質疑応答を行いました。それぞれ実践のレベルが高く、有意義な時間になりました。 与えられた大きなテーマを各地区で解釈して焦点化するので、取り組む内容は異なります。その3地区が集まって協議するのは価値あることだと思います。新たな発想にふれることができるからです。 社会科の授業ですから、いろいろな方法があります。どれが正しいというのもありません。いろいろな方法を知っていれば、多彩な授業を展開でき、子ども達と内容に合った方法を選択することができるのです。 学び合いとはこういうものでしょう。こうして尾張全体のレベルが上がっていけばと思います。 南風あったかげん記−号外−南風あったかげん記−751−
☆★☆ 判断 ☆★☆
昨日は、衝撃的な事故がありました。 ニューヨーク市を飛び立ったエアバスA320型旅客機が、日本時間16日午前5時半ごろ、マンハッタン島の西側を流れるハドソン川に不時着水したのです。幸い、乗客乗員155人は全員救助されました。 その原因は、離陸直後にエンジンが鳥を巻き込んだとか。どこにでもあり得る原因なので、怖くなってしまいました。 今回でも、島の北側に墜落すれば大惨事となるところでしたが、ベテランパイロットの沈着冷静な操縦の手腕がこれを救いました。 おそらく、判断のタイミングは一瞬だった思うのです。機体の状況を把握し、空港へ降りるか、海か川に着水するか…を判断しなければなりません。 その一瞬の判断を分けたものは何なのか? 空港周辺の地形等位置関係を感覚的に把握していること、機体を制御できる操縦テクニック、日頃からあらゆるトラブルに対してシミュレーションしていること、冷静さを保つ精神的余裕、さらに言えば人間的な器の大きさ…。 校長は学校のパイロットと言えるかもしれません。 考えさせられました。 |
岩倉市立南部中学校
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