最新更新日:2024/05/31
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医療関係者の皆さん、ありがとうございます!  がんばろう日本! がんばろう南中!

南風あったかげん記−798−

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☆★☆ 日本を見る目 ☆★☆
 今日の教師力アップセミナーでの坪田先生の講演で、教育について興味深い話がありました。
 「諸外国から日本を見る目が変わった」というものです。日本の先生は、先生になってからも授業研究をして学んでいるというのです。私たちには当たり前のように思えますが、諸外国ではそうでないのです。
 先日読んだアメリカの教授へのインタビュー記事にも、同様なことが書いてありました。
 引用して紹介します。
−−−−−−−−引用はじめ−−−−−−−
 (アメリカでは)共同で指導案を練ったり、互いの授業を見たりすることはほとんどありません。教師歴数十年のベテランでも、同僚に一度も授業を見られたことのない教師は大勢います。その背景の1つには、アメリカでは子どものテスト結果が教師の評価を大きく左右するため、教師同士の競争意識が強いことがあると思います。授業を見るどころか、自分の悩みを同僚に相談することさえ避けられているのです。
  日本には学習指導要領があり、教科書が充実していることもあって、教師同士で指導案や授業の構成、指導技術に関する話し合いに力を入れる文化が根付いています。それを知ったアメリカ人の教育関係者は一様に驚き、研修の中身を見直すきっかけになりました。
−−−−−−−引用終わり−−−−−−−−
 日本の職員室では「同僚性」を大切にしています。その同僚性の高低が、児童生徒にも大きな影響を与えることがわかっています。
 なかでも、南中職員室の同僚性の高さは、どこにも負けないくらいです。
 日本の教育文化、「同僚性」を、これからも大切にしていきます。
 (出典)http://benesse.jp/berd/center/open/syo/view21/2...

南風あったかげん記−号外−

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☆★☆ 教師力アップセミナー ☆★☆
 今日は、教師力アップセミナーのため、小牧中学校に来ています。今日の講師は、筑波大学教授 坪田 耕三先生。テーマは「新学習指導要領実施で算数の授業はどうかわるか―三つの考えを活かす―」
内容は後日お知らせします。

南風あったかげん記−797−

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☆★☆ 卒業式 ☆★☆
 今日は多くの高等学校で卒業式が行われました。私が出席した岩倉総合高等学校は、厳粛ですばらしい式でした。なかでも、答辞を読んだ白前翔汰さん(南中卒業生)は、若者らしくはつらつと自分の気持ちを読み込み、途中からは感極まってきましたが、最後までがんばって見事に読み上げました。内容もさることながら、その姿に、参加者の多くの涙を誘いました。
 さて、卒業式とは、学校教育のなかにどう位置づけられているのでしょうか。
 中学校の新学習指導要領では、学校の教育活動は、「各教科、道徳、総合的な学習、特別活動」の4つに類別されます。小学校では、これに「外国語活動」が加わります。
 この中の特別活動は「学級活動、生徒会活動、学校行事」の3つに分かれています。
 さらに、この中の「学校行事」は、「儀式的行事、文化的行事、健康安全・体育的行事、旅行・集団宿泊的行事、勤労生産・奉仕的行事」の5つに分けられます。卒業式は、「儀式的行事」なのです。
 この「儀式的行事」には、次のような説明があります。
 「学校生活に有意義な変化や折り目を付け、厳粛で清新な気分を味わい、新しい生活の展開への動機付けとなるような活動を行うこと。」 
 来週の今日が中学校の卒業式です。この説明のように、「新しい生活の展開への動機付けとなる」式になることを願っています。

南風あったかげん記−796−

 昨日分がアップできていませんでした。次のものです。

☆★☆ 二・二六事件 ☆★☆
今日は2月26日。と、言えばすぐに二・二六事件が思い出されます。
 1936年(昭和11年)、陸軍の一部皇道派の将校に率いられた1400余名の兵が、首相官邸や陸軍大臣官邸、警視庁、朝日新聞などを襲撃し、陸軍省・参謀本部・警視庁などを占拠した事件です。
 この事件で斎藤実内大臣、高橋是清蔵相、渡辺錠太郎陸軍教育総監らが殺害され、首相官邸でも岡田啓介首相は難を逃れたものの、義弟の松尾伝蔵陸軍大佐が身代わりになって殺されました。
 翌日には東京市に戒厳令が施行され、戒厳司令部は「下士官兵に告ぐ」というビラを撒きます。
 兵や下士官たちは動揺し、多くは原隊に復帰し、一部幹部は自決、残るものは全員逮捕されました。軍法会議により17名が死刑になりました。
 今週の朝礼で紹介した牧野 伸顕も、欧米協調主義のため狙われました。当時、湯河原温泉に滞在していた牧野は、お付の女中の機転で女物の着物をかぶり勝手口から脱出し、塀を乗り越えて裏山に逃れたそうです。「女子供は傷つけるな」との命令が出ていたからです。
 吉田茂の娘で牧野の孫にあたる麻生和子(麻生首相の母)は、この日牧野をたずねて同旅館に訪れていました。著書『父吉田茂』二・二六事件の章には、牧野をかばって襲撃した将兵の銃口に身をさらしたことなど、襲撃を受けてから脱出に成功するまでの模様が生々しく記されています。

南風あったかげん記−795−

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☆★☆ 東西のひな人形 ☆★☆
 玄関のひな人形(写真上)を見て違和感を覚えた方は?私は、男雛が右、女雛が左にあることにすぐに「あれ?」と思いました。
 実は、男雛(お殿様)と女雛(お姫様)の左右の位置は、関東を中心に一般に売られている物(写真右)と京都を中心とする関西(写真左)のとでは違うのです。
 日本では古来から、「左上座」、つまり左側(向かって右)の上座に男性が座っていました。
今でも京都は古来からの風習に従って、男雛が向かって右に、女雛が左になっています。
 これに対して、関東風は男雛が向かって左、女雛が向かって右になっています。なぜでしょうか?
 これは昭和以降の並び方で、昭和天皇のご即位の時、洋装の天皇陛下が皇后陛下の右側、つまり向かって左に立たれた時の並び順に合わせたものなのです。今では、全国的にはこの関東風が主流のようです。
 余談ですが、女雛の顔も関東関西に違いがあるようです。
 関東は目が大きく、口元がかすかにころび、ふっくらした可愛らしい顔が多いようです。これに対して、関西では切れ長の目に鼻筋の通った高貴な顔が好まれるようです。観察してみてください。

南風あったかげん記−794−

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☆★☆ 雪国 ☆★☆
 不安定な天気が続いています。この先も晴れる日は少なく、金曜日あたりは日本海側は雪になりそうです。
 さて、「雪国」という言葉を使いますが、雪国とはどこのことを指すのでしょうか?法的には、「豪雪地帯」という言葉を使います。「豪雪地帯対策特別措置法」では「積雪が特にはなはだしいため、産業の発展が停滞的で、かつ、住民の生活水準の向上が阻害されている地域」と定義しています。また、特に積雪が多く生活への影響が多いところを「特別豪雪地帯」とよんでいます。
 具体的にどこか?国土交通大臣、総務大臣、農林水産大臣が指定します。国土交通省では「2月の最大積雪深の年平均が50センチを超える地域」として、日本の国土の50.8%、すなわち過半数を豪雪地帯に指定しています。
「豪雪地帯及び特別豪雪地帯指定図」というサイトがあり、都道府県別に細かく出ています。
http://www.sekkankyo.org/zenkoku.htm

南風あったかげん記−793−

☆★☆ おくりびと−2− ☆★☆
 昨日紹介した「おくりびと」が、第81回アカデミー賞 外国語映画賞に選ばれました。おめでとうございます。
 納棺の儀という日本独特の風習がアメリカ人に理解できるか?と思ったのですが、人は必ず死にます。どの国、どの文化でも死者を送り出す神聖な風習があり、その意味では世界共通のテーマでした。
 それが、本木雅弘演ずる納棺の仕草があたかも日舞や茶道の作法のようであり、芸術とまで言っても良さそうな所が、外国人の興味を惹きつけたのだろうと思います。日本文化の発信という点で、意義ある受賞だと思います。
 さらに、監督の人を見る目が温かく、遊び心があること。
 「難しいものをやさしく、やさしいものを深く、深いものを面白く」と井上ひさしさんは言いましたが、(永六輔かも?)この映画の作りはまさにこれ。亡くなった人に対する温かい眼差しを感じました。
 何より、昨日も書いた「納棺師(士)」という仕事への見方が変わることです。映画でも、はじめは忌み嫌われる仕事として描かれていましたが、死者に対する愛情あふれた仕事ぶりに触れ、遺族の人たちは感謝する見方に変化していくのです。考えてみれば、死者の魂のおくりびとが僧侶なら、死者の身体のおくりびとである納棺師も同様に尊いはず。ある人は、「子どもに見せ、職業や人生に対する見方を変えてほしい。」と言っていました。
 音楽も良し、山形の景色も良し。
 日本の映画のレベルも、高くなってきました。

南風あったかげん記−792−

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☆★☆ 今日の朝礼 ☆★☆
 はじめに、今日からお世話になるブルンジ共和国出身のエステラ先生を紹介しました。
 次に、今日のテーマは、「国際会議で人種差別撤廃を最初に明確に主張した国は?」です。
 黒人初の米国大統領が誕生したのも、実はこの第一歩があったからかもしれません。
 時は、第一次大戦後のパリ講和会議。日本全権は大久保利通の二男、英語が得意な牧野伸顕、団長は総理経験のあるフランス語が得意な西園寺公望。日本は、新設される国際連盟規約委員会において、規約に人種的差別撤廃を入れるように強く提案したのです。イギリスやオーストラリアの反対がありましたが、採決の結果16カ国中、11カ国が賛成。可決かと思うと、議長のウィルソンが「全会一致でないので否決!」。これが、日米関係悪化のひとつの原因になりました。
 もし、議長がフランスのクレマンソーなら?実は、クレマンソーは学生時代、西園寺公望と同じ下宿にいたのです。二人は親友だったので、結論はおそらく違ってきたでしょう。そうなっていたら、その後の日米関係はいかに?
 ともあれ、国際連盟ではだめでしたが、世界人権宣言、および国際連合憲章に差別撤廃の文言が組み込まれました。このあと、キング牧師らの運動による公民権法が成立し、オバマ大統領の誕生へとつながるのです。
 その功労者、牧野伸顕の娘婿はあの吉田茂。麻生首相はその孫です。麻生首相の曾祖父が、オバマ大統領の陰の功労者だと考えると…。歴史はおもしろいですね。
 国際政治では何かと影が薄いといわれる日本人ですが、かつては正しいことを提案し、堂々と意見を述べた人がいることは、これからも心に留めておきたいものです。

南風あったかげん記−791−

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☆★☆ おくりびと ☆★☆
 一昨日日本アカデミー賞が発表され、「おくりびと」が10部門を独占しました。モントリオール世界映画祭 グランプリ受賞、アカデミー賞最優秀外国語映画賞部門ノミネートもされています。
 確かに、最近見た映画の中では最高でした。情感あふれた、しっとりとした作品に仕上がっています。
 私は、キャリアガイダンスのためにも、価値ある映画だと思っています。
 主演の本木雅弘演ずる小林は、やっとの思いで入団したオーケストラが解散し、故郷の山形へ戻ります。そこで、妻のためにもと探して意に沿わずなった仕事が納棺師。納棺師とは、遺体を整え、旅立ちの衣装を着せて棺に納める仕事です。
 ところが、友人にはたしなめられ、妻には「汚らわしい」と言われて実家に帰られてしまいます。客からも「こんな仕事をする人にしかなれないぞ。」などと、仕事を侮辱した言葉が浴びせかけられます。
 しかし、小林は、山崎努演ずる社長の技や遺族への配慮、笹野高史演ずる火葬場職員の「死は門である」という言葉などから、仕事に生き甲斐と誇りを感じるようになっていきます。
 必要とされる仕事に、貴賤はないのです。今まであまり取り上げられなかったこうした仕事をする方々に光を与えた功績は大きいと思います。
 それほど、本木雅弘の納棺の技は見事でした。その仕草、無駄のない流れる動きは日本舞踊を見るかのようでした。
 映画は、小林の父親を絡ませ、ユーモラスに、感動的に展開していきます。
 そして、名脇役はチェロ。この映画には、バイオリンではいけないのです。久石譲の音楽が、チェロの音色で流れます。
 まだ見ていない方は、ぜひご覧ください。
( 画像は、おくりびと公式サイトです。
http://www.okuribito.jp/ )

南風あったかげん記−790−

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☆★☆ 都道府県別名字の特徴は? ☆★☆
 先日の講演で私が言いたかったのは「名字の分布は人の動き、人の動きは文化の流れ」ということです。その時に配付したのが次の資料です。
http://www.tcp-ip.or.jp/~syaraku/myouji.htm 
 これは、Aが「各都道府県別名字20傑」で、昨日紹介した「苗字館」のデータです。
 Bは、「日本の名字30傑 都道府県別順位」で、佐藤以下、日本の多い苗字が、各都道府県でそれぞれ何番目に多いのかを拾ったものです。これは、「苗字館」で一つずつ探したもので、たいへんに時間がかかりました。それだけにいろいろなものが見えてきます。
 何が見えるか?
 後日お知らせします。皆さんもさがしてみてください。


今日の「あしたをつかめ」

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 本日放送のNHK「平成若者仕事図鑑 あしたをつかめ」の紹介です。
 今晩の主役は、かつてあのロータリーエンジンを開発した、マツダの新たなエンジン開発の仕事をしている岡田さんです。燃費を一気に10%も改善する新型エンジンの開発をしています。さて、うまくいくでしょうか?
 キャリアガイダンスの番組、「あしたをつかめ」をご覧ください。
 画像はNHKのHPからです。

南風あったかげん記−789−

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☆★☆ 苗字館・日本の苗字七千傑 ☆★☆
 先日、知多社会科同好会で模擬授業をした報告をしました。そのメインのネタは「苗字」でした。今日は、その元になった情報源を紹介します。
《 苗字館 》http://park14.wakwak.com/~myj/
 「苗字館」は、苗字の全国ランキング1位から3万位まで調べることができます。さらに、各都道府県別ランキングがそれぞれ300位まで調べることもできます。また、全国すべての市区町村別ランキングが5位まで載っています。ちなみに、周辺市町のランキングを紹介します。
 ○ 岩倉市;伊藤、鈴木、加藤、桜井、山田  
 ○ 江南市;伊藤、尾関、鈴木、長谷川、岩田
 ○ 一宮市;伊藤、森、岩田、加藤、後藤
 ○ 小牧市;伊藤、鈴木、加藤、長谷川、丹羽
 ○ 大口町;近藤、鈴木、丹羽、江口、水野
《 日本の苗字七千傑 》http://www.myj7000.jp-biz.net/
 「日本の苗字七千傑」は、7000位までの各苗字における出自が載っているのが特長です。その他、苗字順位検索や主要苗字代表家紋など豊富な情報量があります。
 ぜひご覧ください。

南風あったかげん記−788−

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☆★☆ 平成20年度 学校教育活動調査結果−3− ☆★☆
 学校教育活動調査について説明も3回めになりました。
【19】 宿題の量は昨年と同様の結果になりました。宿題の主な目的は、1 学校でやりきれなかったものをやる、2 習熟の時間を家でも確保する、3 家庭学習の習慣をつける、4 自主的に課題解決をする、の4つあります。理想は4番ですが、実際にはその子の実態によってねらいは異なります。南中生に一番望みたいのは、「3 家庭学習の習慣をつける」ことです。生徒対象アンケートで、「毎日家庭学習をする」で「いいえ」と答えた生徒が33%もいました。まずは、宿題をしっかりこなすことで、家庭学習の習慣をつけてもらえればと思います。
【20】 総合的な学習は、昨年に比べ評価が上昇しました。成果発表会などにも、多くのご参加をいただきました。
 教育は、毎日の授業での「教」と、行事や総合的な学習での「育」の両輪で成立します。総合的な学習の価値をご理解いただいていることをうれしく思います。
【21】 環境面は昨年と同様でした。
【22】 授業参観に来やすい時間帯をおたずねしました。「いつでも」を加えると、午後が63%と最も多いことがわかりました。
【24】 PTA活動は、選択肢に「わからない」を加えたために昨年と数値が変わりました。まだまだPTA活動へのご理解が必要だと痛感しています。「楽しいPTA活動」を目指して、役員さんと協議を進めていきます。
ご意見をお持ちしております。(土井 syaraku@tcp-ip.or.jpまで)

南風あったかげん記−787−

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☆★☆ 職場体験を終えて ☆★☆
 今日発行の2年生学年通信に、お世話になった事業所の方からいただいたメッセージが紹介されていました。一部転載して紹介します。
A 生徒さんの返事や挨拶が、最終日にははっきりと聞けるようになり、指導を受けた人に礼儀正しく頭を下げていくところがみられ、私たちにとっても充実した職場体験となりました。今すぐにでも、弊社社員になっていただきたいという声もありました。弊社の社員も、我が子に仕事を教えるような楽しい気持ちで取り組めたと申しております。今後も、生徒さん(学校)と地域の大人が接する機会を設けていただきたいと思っております。
B 私たちも今日一日楽しく仕事ができました。感謝いたします。この子達を立派な社会人として送り出してやりたいなぁ〜という思いになりました。とてもとても可愛らしい、素直な子たちばかりで、こちらの方が勉強させて頂きました。また、来年も心よりお待ちしております。(引用終わり)
 このほかにも、心温まるメッセージを数多くいただきました。
 共通しているのは、「地域の大人で地域の子どもを育てよう」という気持ちにあふれていることです。
 Aでは「生徒さんと地域の大人が接する機会を設けていただきたい」と、職業観・勤労観の育成だけでなく、「教育の社会化」という、より大きな視点でとらえていただきました。
 Bでも、「この子達を立派な社会人として送り出したい」と、親心で親身に接していただきました。
 学校としては、感謝の言葉でしかお礼の気持ちを伝えることはできませんが、立派な南中生を送り出すことで報いたいと思っています。
 事業所の皆様、本当にありがとうございました。

南風あったかげん記−785−

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☆★☆ 平成20年度 学校教育活動調査結果−3− ☆★☆
 学校教育活動調査についての3回目です。
【13】 学校行事には、実に97%の人が肯定的な回答をいただきました。生徒アンケートも同様な結果になり、「学校行事は楽しい」というのが親子で共通の認識のようです。しかし、このベースには、「学級づくり」が基礎にあることを忘れてはなりません。学級の集団づくりができていないと、行事はむしろ苦痛を感じる場になることさえあります。4月から計画的に人間関係のスキル向上に取り組んできた成果だと考えます。
【14】 ボランティア活動に対しても、92%の人に意義を認めていただきました。しかし、まだ35%の生徒は参加できていません。今後はすそ野を広げていきたいと思います。
【15】 部活動では、生徒の方がより楽しんでいるという数字が出ましたが、それ以外は同様な結果になりました。習い事などで参加していない人もいますが、おおむね良好な結果でした。【16】では、部活動の意義を生徒以上に保護者が高く評価していることがわかりました。部活動への期待を感じます。
【17】の授業については、多少上昇していますが、生徒調査に比べると厳しい数字です。ここでも保護者の期待の大きさを感じます。 
【18】の評価については、評定の付け方の説明がされていないというご意見をいただきました。確かに説明不足でしたので、次年度は早々に文書で説明いたします。ご指摘ありがとうございました。

南風あったかげん記−784−

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☆★☆ 平成20年度 学校教育活動調査結果−2− ☆★☆
 昨日に続いて、学校教育活動調査について説明します。
【7】 昨年に比べていくらか改善されていますが、生徒アンケートで明らかになったように、39%が印刷物を渡さず、32%が話をしないのが現状です。ご意見でも「学校のことを話してくれない」というものがありました。学校でも指導をしていきますが、ご家庭でのコミュニケーションをよろしくお願いいたします。
【8】以降は、選択肢に「わからない」を入れたため、昨年度との比較がしにくくなりましたが、おおむね昨年同様の結果になりました。
【10】では、生徒アンケートで11%の生徒が「相談できる先生がいない」と答えています。これは保護者の「あまり」「できていない」の10%とほぼ一致します。本校では、教育相談週間を設けたり、相談するためのBOXのを設置したりするなどしています。今後はさらにPRをしていきます。
【11】 生徒アンケートで、6%の生徒が「いじめをしない」を否定しました。ここでの、「あまり」「努力していない」の7%とほぼ一致しています。今後、さらに減少するように、気配りと・目配りと心の指導を継続していきます。
【12】 あいさつ・マナーでは、「南中生はあいさつをしてくれる」というご意見を多数いただきました。その一方、「登下校のマナーが悪い」というご意見もいただいています。「あいさつはできるがマナーが悪い」と考える生徒が38%いますので、この声を大切にして、マナーの向上を目指します。

南風あったかげん記−783−

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☆★☆ 平成20年度 学校教育活動調査結果−1− ☆★☆
 本日、平成20年度学校教育活動調査結果を配付いたしました。多くのご協力をいただきありがとうございました。今日から、その結果を数回に分けてお知らせします。それぞれ、上段が今年、下段が昨年のものです。
【1】 本校の教育目標はこれまで大きくPRしていませんでしたので、ここでいただいた評価は、むしろ「開かれ つながり 愛される学校」などの教育方針だと考えています。今年度は、重点目標を図示してわかりやすくしてみました。今後も、機会をとらえてお知らせしていきます。
【2】 協力体制は「おおむねできている」が6ポイント増加しました。職員の団結力は南部中の大きな特長で、よそに負けない自負がありますがいかがでしょうか。
【3】 昨年と同様の結果でしたが、生徒アンケートから35%の人はボランティアに一度も参加していないことがわかっています。すそ野を広げる必要を感じました。
【4】 「開かれた学校」もまだ課題があります。要望として「評定の付け方」を公開してほしいというのもありました。来年度にはお知らせします。
【5】 昨年に比べて改善されていますが、ここでも「いいえ」「あまり」と答えた20名の方のことを忘れてはいけないと思います。
【6】 昨年に比べて「楽しい」が7ポイント増加しています。それは、生徒の様子を見ていても感じます。来年もさらに増えるようにしていきたいと思います。

南風あったかげん記−782−

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☆★☆ 知多社会科同好会創立50周年記念大会研修会 ☆★☆
 昨日は、知多社会科同好会創立50周年記念大会研修会で講師として模擬授業を行いました。タイトルは「楽しくなければ授業じゃない−プロ教師の教材開発と授業の技術−」です。
 生徒役は100名を超える社会科の先生ばかり。はじめに、学校のチャイムを歌ってもらいました。しかし、正しく歌えたのはただ一人。集中して聞かないと、実は聞こえないということを体感していただきました。
 次に、日本の多い苗字ベスト10,愛知の多い苗字ベスト10より、愛知の特徴的な苗字、さらには知多の特徴的な苗字を3つ考えました。ここでは、数字を使って根拠づける必要性を理解していただきました。
 この後は、「鈴木」姓の分布、どん兵衛の東日本味と西日本味の食べ比べ、鈴木姓の分布とどん兵衛の東西販売地域とがほぼ一致すること、東西の味が異なる理由などを考えていきました。
 2本目は、7月14日の朝礼で紹介した、足利将軍15人の覚え方を紹介し、実際に覚えてもらいました。さすがにわずか5分ほどで覚えることができました。記憶も工夫次第で楽しくできることを体感していただきました。
 最後に、世界国名カルタを行いました。社会科の先生ばかりなので、難易度を上げて、衛星写真から映っているものを考えてカルタをとってもらいました。知識の定着には、ゲーム&クイズが有効であることを理解していただきました。
 どの先生も積極的に参加していただき、私も楽しく授業を行うことができました。あっという間の2時間でした。

南風あったかげん記−781−

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☆★☆ 学校教育活動調査−5− ☆★☆
 生徒対象の学校教育活動調査結果最終回です。今回は、学習について「はい・いいえ」で尋ねたものです。
 本校では、学び合いにより学力と心を育てるように努めています。
 「グループなどで話し合う授業が好きである」生徒が7割、「友だちと学び合う授業より、先生の話を聞く講義式の授業が好きである」が3割という結果になりました。これは、学び合いの成果がまだ3割の生徒に浸透していないということです。今後も、よりよい形態を求めていきたいと考えています。
 また、「友だちの意見はしっかり聞いている」が「先生の話はしっかりと聞いている」を上回りました。どうとらえてよいのか迷うところです。
 興味深いのは、「教えるのが好きである」と「自分の意見を積極的に発表している」が同じ割合になったことです。因果関係ははっきりしませんが、この後クロス集計をして明らかにしていきたいと思います。
 以上のように、5回にわたって生徒対象の学校教育活動調査の結果を見てきました。ここでは、成果とともにいろいろな課題も見えてきました。これらをもとに、来年度の目標を考えていきたいと思います。

南風あったかげん記−号外−

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☆★☆ 知多社会科同好会50周年記念大会 ☆★☆
 知多の先生方がつくっている、知多社会科同好会50周年記念大会に来ています。このあと、その記念講演として、私が「楽しくなければ授業じゃない!」と題した講演を模擬授業形式で行います。知多の先生方に、知的に楽しんでいただければと思います。さて、うまくいきますか…。


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行事予定
4/6 入学式準備 新3年9時、新2年有志10時登校
岩倉市立南部中学校
〒482-0003
愛知県岩倉市曽野町江毛1
TEL:0587-66-3181
FAX:0587-37-9517