最新更新日:2024/05/24
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7年ぶりに確認 オオサンショウウオの卵

 主に山地の河川上流域に生息し、殆ど水中で過ごすオオサンショウウオ。世界最大の両生類で特別天然記念物に指定されており、隠れ場所は川岸の横穴や岩の隙間などで、暗くなってからエサ場へと移動する夜行性です。
 下半田川町の川には人工の巣穴が造られ、市役所や地域の方に大切に守られています。産卵は8月下旬から9月下旬にかけ下行われますが、これまでなかなか見ることができませんでした。今年7年ぶりにようやく確認されました。市役所のご厚意と地域の方のご協力で、直接卵を観察する機会が得られました。
 蛙の卵の大きめを想像していましたが、直径3cmと思った以上に大きいもので、ブドウの房のように水中に産み付けられ、ふ化直前の卵を観察しました。巣穴の中では雄のオオサンショウウオが卵を守っていました。ふ化した幼生にはえらがあり、4〜5年で20cm程に生長するとえらがなくなり成体となります。
 写真上から【文化財課の方の説明】【卵の観察】【人工の巣穴の上から覗く】
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