最新更新日:2024/06/13 | |
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1月20日(木)オープン参観及び清流杯参観の中止について
新年のご挨拶を申し上げます。今年もよろしくお願いします。
新年を迎え、コロナウイルス感染が急速に拡大しており、清水町や近隣市町の状況も心配な状況になっています。そこで、PTA役員の方々と協議し、来週1月20日(木)に計画していた午前中のオープン参観を中止し、午後に実施する第4回清流杯の参観もご遠慮いただくことにしました。 昨年末の状況であれば、3年ぶりにPTA種目を実施し、PTAvs生徒の「綱引き対決」で触れ合う時間が持てれば良いなと考えていたのですが、3年生の受験前という時期でもあるため、大事をとらせていただきました。今回は「綱引き」と「借り物競走」という内容になりますので、オンライン中継も実施しません。当日の様子はホームページ等でご覧いただきますようお願い申し上げます。 また、状況にもよりますが、現時点においては、3月18日(金)の卒業式は、昨年度と同様に卒業生の保護者の皆様にもご列席いただきたいと考えています。素晴らしい卒業式にするためにも、感染拡大防止にご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。 新しい体育着を追加します写真のとおり、紺色のカラーTシャツタイプの体育着も選択できるようになりました。もちろん、今までの白色を継続して着用できますので、必ず購入しなければならないということではありません。白・紺のどちらも着用可能となります。 学校を通じて注文書を配付しますので、必要に応じてご注文願います。 学びのステージを広げ、深める第4ステージへ2回の清流杯では、生徒たちが今までに蓄えていた力を余すところなく発揮してくれました。他のクラスや他学年の先輩・後輩の姿に刺激を受けて、どんどんクラスの力を高めていき、より高みを目指す頼もしい南中生の姿を見ることができました。特に合唱コンクールでは、素晴らしいホールで、各学級が大切に創り上げてきた合唱を全校生徒で共有することができ、大きな感動を得ることができました。 また、2回の行事ではPTA役員の皆様に積極的にお手伝いしていただきました。新しい生活様式による教育活動や行事の運営など、学校も大きく変化してきていますので、柔軟に対応していただいていることに心から感謝申し上げます。 11月からは「充実・伸長」の第4ステージが始まります。3年生は待ちに待った京都・奈良への修学旅行(4〜6日)からスタートします。コロナ禍の中、この素晴らしい時期に京都・奈良に行けることに感謝し、古都の歴史や文化を思いきり堪能してきて欲しいと思います。2年生は9月から取り組んでいるシヅクリ・プロジェクトがいよいよ佳境を迎え、社会を生き抜く厳しさと面白さを実感することになるでしょう。1年生は、中学生になって2度目の校外学習に出かけ、静岡県の魅力を探してきます。 第3ステージは校内での学びを充実してきましたが、第4ステージは学びのステージがグンと広がり、自らの視野や世界観を広げたり、社会とのつながりを深めたりして「充実・伸長」を図っていきます。南中生の成長・躍進にご期待ください。 夏季休業延長と行事の変更について
8月31日(火)まで夏季休業が延長となりました。生徒及び保護者の皆様には、突然の変更となりたいへんご迷惑をおかけしますが、ご理解いただきますようお願いいたします。
35日間の夏休みを終え、一回りも二回りも成長した生徒たちに会えること、夏休み中の様々な頑張りに対して称賛できるなど、再開・再会を心待ちにしていました。9月1日まで、この楽しみを大事にとっておこうと思います。 さて、緊急事態宣言が発令されたため、第3ステージの行事について検討いたしました。 長縄や合唱の練習は感染リスクが高いこと、南中ソーランはぜひ保護者の皆様にご覧いただきたいこと、といった理由から、次のとおり変更いたしましたので、取り急ぎお伝えいたします。 1 9月10日(金)オープン参観・清流杯(長縄・ソーランの部)を10月8日(金)に延期する。 2 10月8日(金)清流杯(合唱の部)を10月26日(火)に延期する。(会場:ベルフォーレ長泉) 感染状況により、再度変更することもあるかもしれませんが、ご理解いただきますようお願いいたします。 9月1日に元気に登校できますよう、皆さんでコロナ感染対策を頑張りましょう。 令和3年8月25日 南中学校長 渡辺 英一郎 1ステージ・第1回清流杯を終えて
昨年の4、5月は、2ヶ月間休校だったためとても長く感じましたが、今年はあっという間に第1ステージが終わりました。修学旅行は緊急事態宣言発令等の関係で延期しましたが、その他は計画していたことをほとんど実施することができホッとしています。特に、1、2年生の宿泊行事を実施することができたのは、多くの方のご理解、ご尽力のおかげと感謝しています。
行事五日前になって県警戒レベルが5(特別警戒)となり、実施か否かを検討しましたが、下田市や御殿場市そして清水町の感染者情報から「感染しない、させない」状況にあると判断し、一部内容を変更して実施することにしました。特に、2年生にとっては中学校生活初めての校外学習でしたので、実施できた喜びは一入でした。 その他にも4月には「新入生を迎える会」、5月には「生徒総会」を体育館で実施しました。全校生徒285名が一斉に集う場面です。当然、密が予想される場面ですが、マスク着用、間隔をあけるなど最低限できる対策をとり、対面で行う価値を重視しました。どちらも上級生やリーダーが力を発揮し、それを多くの生徒が肌で感じる学校ならではの活動となりました。 このような決断ができたのも、昨年8月末に開催した臨時拡大学校運営協議会を始めとする様々な場で、保護者や地域の皆様方の「学校を応援する」という心強い言葉をいただけているからです。そして、学校が迷っているときに相談にのっていただけるPTA役員の皆様がいるからです。今までも“地域とともにある学校”を目指して学校を運営して参りましたが、コロナ感染拡大によりさらに結びつきが強まったと感じています。 6月8日(火)は第1回清流杯(リレー大会)を開催しました。午前中のオープン参観には100名弱の保護者の皆様が来てくださり、子どもたちの普段の様子をご覧いただけたことと思います。6月2日に職員研修で学んだタブレットの活用方法をさっそく実践している先生もいて、昨年度までとは授業の態様も変わってきています。 午後は梅雨のまっただ中にもかかわらず夏日となり、熱中症が心配される天候でしたが、各学年とも熱いレースが繰り広げられました。1、2、3年生と学年が上がるとともにスピードやバトンの受け渡しのレベルも上がり、力強さが増していきました。差がついても最後までしっかり走りきる姿は、南中生の素晴らしい点の一つです。 今回はたった1種目だけでしたが、開閉会式もあり、生徒会本部の生徒たちが上手に進行してくれましたし、選手宣誓もしっかりと決めてくれました。また、今回は監察係や放送係など様々な係を立候補で募りました。やる気のある生徒たちが率先して活動してくれたおかげで、スムーズに大会を運営することができました。 PTA会長様もご挨拶いただき、ありがとうございました。また、PTA役員の方々も、受付や検温などへのご協力をありがとうございました。午後は、予想以上の参観者(200名超)がありましたので、たいへん助かりました。 次回は9月に行われる第2回清流杯(長縄大会)です。各学級がどのような作戦を立て、どのような取組をするのか、今から楽しみです。 年度始めのご挨拶
授業参観、学年・学級懇談会にご参加いただき、ありがとうございました。例年この時期に全校一斉に授業参観やPTA総会を行っていましたが、密を避けるために学年ごとの開催にしました。各学年懇談会で挨拶させていただいた内容をこちらに掲載いたします。昨年度までと変わった点について主に三つお話しさせていただきました。
一つ目は、PTA総会についてです。今年度からPTA総会は行わず、2月に行う「現新PTA役員全体会」を以てPTA総会に代えることになりました。昨年度と今年度の役員や理事さんが合わせて70名位が出席されますので、そこでご承認いただけるよう規約を改正しました。このことによって学校もPTA役員さんの負担も減りました。また、PTA活動についても大幅に改善していますので、今後のアナウンスをお待ちください。また、数年前まで行っていた家庭訪問に代わる「希望面談」も、特に時間を設定しておりませんので、個別にご相談がありましたら、いつでもご連絡いただければ対応いたします。 二つ目は、学校行事についてです。毎年9月、10月に行っていた「清流祭体育の部」と「合唱の部」の変更になります。 今年度もすでに修学旅行の延期を(11月4・5・6日に)決定するなど、コロナの影響を受けています。学校行事についても、せっかく準備を進めたのに「中止」という状況はできるだけ避けたいと思います。そこで、コロナによる影響をなるべく減らすために、行事を細分化し、ステージごとに分散開催することにしました。1日にすべての種目を行うのではなく、第2ステージにリレー、第3ステージに長縄や合唱、第5ステージに生徒会種目というように、年間を通して行事を楽しめるように配置しました。コンパクトにした分、コロナの心配があれば時期をずらすこともできますし、熱中症の心配も減ります。盛り上がりに欠けるかもしれませんが、清流杯と名付けて年間のグランプリを競う中で、各学級の工夫が見られることを期待しています。 なお、清流杯を行う日は、オープン参観日として、授業の様子もご覧いただくように計画しています。 最後は、定期テストの結果についてです。 本校では、テスト実施後、その結果をテスト個票でお渡ししていますが、昨年度から、教科ごとや合計の学年・学級順位を記載していません。その主な理由を述べたいと思います。 ・定期テストを行う目的は二つあります。一つは、生徒自身が学習した内容をどれだけ定着できているか確認するためです。定着が不十分な教科や内容を知ることで、自主学習の参考にしたり、学習の仕方を工夫したりすることにつなげるためです。 もう一つは、教師が、生徒の定着の状況を把握することによって、自分の授業を振り返り、授業改善につなげるためです。この二つの目的から考えれば、「順位」で人と比べる必要はありません。 ・昔の成績は、40人であれば5が何人、4が何人…1が何人という割合が決まっている相対評価でした。どれだけ頑張っていい点数をとっても、上に人がいれば5が取れなかったわけです。集団の中でどのような位置にいるかが評価されていました。 それが2002年(平成14年)から「目標に準拠した評価」いわゆる絶対評価に変わり、目標がどの程度実現したか、その実現状況を評価し、総合的に5段階で示すようになりました。 このように、評価や評定が「人と比べてどうか」ではなく、目標に対してどうかとなっているにもかかわらず、なぜかテスト結果に関しては「順位」という「人と比べてどうか」が旧態依然としている矛盾が生じています。 ・高校入試に関しても順位は一切関係ありません。高校側に順位に関する資料を提示することも絶対にありません。順位が何番だから○○高校は大丈夫とかダメ…という指導もすることはありません。 ・順位は相対評価ですから、テストで頑張って目標点を取ったとしても、順位が下がることがあります。そうすると、子どもたちは目標を達成したにも関わらず、順位に目が行き、頑張った自分を褒めることができなくなります。(保護者も同じ傾向がある…) ・逆に、それほど頑張らなかったり満足のいく点数が取れなかったりしても順位が上がることもあります。子どもたちには、順位の上下によって一喜一憂することが無意味だということを理解させたいと考えました。 ・PISA調査(OECDが進めている国際的な学習到達度調査)の上位にいつも来るフィンランド(教育先進国)は、成績の相対評価を全廃しています。つまり「相対評価をしなくても人は伸びる」ことが国際的な調査でも証明されている訳です。 ・子どもに競争させないと、クラスの雰囲気がとてもよくなる。教育には競争心よりもピア(同級生や仲間)が大事だと言う教育関係者が増えています。 このような理由から、本校ではテスト結果において順位を記載していません。昨年度は、順位を知りたい生徒には個別に伝えていましたが、今年度はそれも行いません。ヒストグラムという資料をつけていますので、それを参考にしていただければと思います。昨年の学校評価で、「なぜ順位を出さないのですか?」といったご意見が多かったので、今回、ご説明をさせていただきました。 保護者の皆様には、テストの結果よりも、テストまでの過程や、テストが終わった後の学習の仕方に目を向けていただいて、結果に表れない部分も温かく認めていただくことが、結果的にお子さんの成長を支えることになります。 学年懇談会では、以上のように今年度の大きな変更点を取り上げながら、学校の運営方針も含めてご挨拶させていただきました。 1年間、ご理解・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。 令和3年4月30日 清水町立南中学校長 渡辺 英一郎 |
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