国でもここのところよく言われる「働き方改革」学校においても、教員の多忙化解消のための取組みをするように求められています。教員の勤務時間は8:30〜17:00ですが、現在は月の残業時間が80時間以内を目標にしています。来年度はさらに45時間以内にするようにと通達されています。ところが、来年度から新学習指導要領が実施され、英語が1時間増え、さらにプログラミング教育等新しい教育が入ってきます。その中で残業を減らせるのか疑問です。各地区でも少しずつ取組みが始まっています。例えば、「夏休みのプール開放をやめる」「校外学習を減らす」「運動会を半日にする」「宿題を減らす」「卒業文集の文集をやめる」等、確かに教員の仕事軽減にはなると思いますが、本当に子どもにとっていいことなのだろうかと考えてしまいます。本校の教員は子どもたちのために時間を惜しまず全力で指導に当たっています。安易にいろいろなことを減らすことには抵抗感を持っている教員が多いです。私としては、学校から一方的に「こうすることにしました」ということだけは避けたいと考えています。ただ、私には来年度がありません。学校と保護者が議論を重ねた上での改革であってほしいと願っています。ご意見のある方は遠慮なく学校までご連絡ください。