最新更新日:2024/09/21 | |
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今日の朝練習本日は合唱コンクール!平成19年12月14日(金) PTAコーラス 9:30〜 9:45 第1学年 9:50〜10:20 第2学年 10:35〜11:10 第3学年 11:30〜12:10 時間は若干前後する場合があります。余裕を見てご来校ください。 上履きをご持参ください。 お車での来校はご遠慮ください。 本日は「命の授業」○日 時 平成19年12月14日(金)13:55〜14:50 ( 合唱コンクール〜給食試食会 に引き続いて行います。) ○場 所 武道館 ○講 師 助産師 妾 敏子さんと妊婦さん1名 ○内 容 次世代の「親」である生徒たちに、命を育んでいくことの崇高さについて考えます。 合唱コンクールリハーサル最後の帰りの合唱練習南風あったかげん記−285−
☆★☆ OECD学習到達度調査−2− ☆★☆
明日はいよいよ合唱コンクール。合唱コンクールは、単なる音楽会ではありません。中学校の数ある行事の中で、教育的に最も意義深いものだと思っています。南中としても、体育大会〜南中フェスティバル〜合唱コンクールという、集団づくり3部作の完結編に当たります。ぜひともご参観いただければ幸いです。 さて、PISA調査をどう読み取るかの続編です。 前回の内容を一部訂正をしなければいけません。問題は過去と同じものも使用されます。そのために非公開となっています。 問題例が公開されているので見てみましょう。 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku-c... 1問目は二酸化炭素の温室効果について、二つの折れ線グラフから真偽を読み取るものです。理科的な知識というよりも、グラフを読み取り、言葉にできるかが問われています。 2問目は日焼け止めクリームの効果を確かめるために、光を通す鉱油と、光を通さない酸化亜鉛との比較実験をするという内容です。これも、理科的知識は必要とせず、論理的に考えれば誰でもできるというものです。 3問目は酸性雨に関するものです。酸性雨の原因はやや知識が必要ですが、他の実験についての問題は論理で考えることができます。 4問目の予防接種に関する問題は、やや理科的な知識を必要としますが、学校で習うというよりは一般常識に近いものです。 5問目のグランドキャニオンも同様で、理科的知識よりも、論理と常識的知識が問われています。 こう考えると、問題のポイントは2点です。 生活経験から獲得する一般常識、そして論理的思考力です。 生活経験から獲得する一般常識は、本来、遊びなどの中から自然に身につけるものです。学校なら、総合的な学習や理科実験などの体験的な学習活動が当てはまります。 論理的思考は、日本では教育課程における位置づけは曖昧です。国語の一部や数学の証明など、教科の中で出てきますが、体系化されていません。一方、例えば、フランス系の学校では中学校や高校の教科に「哲学」があり、その中で論理学を学んでいます。 さて、話を戻しましょう。 PISA調査の結果をどう読むか? 読み取れることの一つは、「日本の子は生活経験が不足しているのではないか。」、そしてもう一つは、「教えていないことはできない。」ということです。 そのため、今回の数字から「学力低下」といえるかどうかは疑問です。もしそうであるならば、教科の時数を減らしてでも、総合的な学習の時間を増やすべきでしょう。 みなさんも、みなさん自身の視点で読み取ってみてください。 今日の昼放課校長先生との会食会いよいよ明日本番!2007夢コンサートのお知らせ
12月16日(日)午前11時30分から午後1時30分まで、岩倉市総合体育文化センター多目的ホールに於いて、社会福祉協議会主催による「2007夢コンサート」が開かれます。4つの団体のコンサート、ボランティアによる手作りの料理、お楽しみ抽選会が開かれます。南中生もボランティアでお手伝いさせていただきます。
今日の朝練習帰りの合唱練習中庭コンサートを聴く生徒たち中庭コンサートJohn先生のApple Pie−2−John先生のApple Pie−1−校長先生との会食会南風あったかげん記−284−
☆★☆ OECD学習到達度調査−1− ☆★☆
本校の保護者でない方からメールをいただきました。いろいろな方に読んでいただき、南部中のことを知っていただけることはとてもありがたいことです。この場をお借りしてお礼をすると共に、お答えさせていただきたいと思います。 次のような質問です。 「OECD学習到達度調査(PISA)の結果が新聞に大きく報道されましたが、先生はあの結果をどう読み取られますか?」 難しい質問ですが、あくまで個人的な考えとお断りした上で述べたいと思います。 その前に、新聞記事の例を紹介します。 毎日新聞 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20071205k0... 次に、原点と言うべき文科省が発表したサイトです。 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku-c... 私の結論は、「今回の数字で単純に学力低下と結論づけない方がよい。」です。以下に理由を述べます。 まず、過去との得点の比較は、問題・採点基準が異なるので無意味です。問題には「説明しなさい。」が多く出てきます。どこまでを正解とするかは、よほど基準をしっかりもたないと採点の軸がぶれてしまいます。問題が異なれば、比較することはかえって危険でしょう。 次に、順位の比較ですが、これも多くの問題があります。高校1年生185クラスをどうやって選んだかです。高校は中学校と違って、選び方によって大きく結果に違いが出てきます。統計的にも誤差は大きいと考えた方がよいでしょう。 また、15歳というのも微妙な年齢です。日本では、高校入試が終わり、ホッとした時期にテストを受けます。 外国ではどうでしょうか? 例えばニュージーランドでは、16歳で国家試験があり、これで将来の進路が決まります。この時期の国家試験はイギリス系の国はだいたい共通しており、最も学習している時期に当たります。香港やニュージーランド、カナダ、オーストラリアといった国々が軒並み上位にいるのは、そこに理由があると思われます。 フィンランドも15歳で進学検定試験があり、同様の理由が考えられます。 これに対して日本は、進学したばかりで少し休みたい時期。しかも、今の日本は希望者は全員が大学・短大へ進むことができるのですから、学習意欲が低下するのも無理はありません。ギリシアやフランスも同様で、進学したばかりの国は結果は思わしくありません。 これ以上に、例えばイタリアは後期5年制学校の2年目、ルクセンブルクは7年制の3年目。まだやる気が出ないということは理解できます。やはり結果は振るいません。 15歳で評価するということは、結果として教育制度が大きくかかわっているのではないかというのが私の考えです。 新聞記者の読み取りとは大きく違うかもしれませんね。 長くなったので、また明日…。 今朝の朝のSTは…花委員会 朝の活動「落ち葉掃き」 |
岩倉市立南部中学校
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