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最新更新日：2024/05/24 |
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南風あったかげん記−３１４−
公民の問題です。公民の中で最もよく出る問題の一つが三権分立です。今年の青森県の問題を解いてみましょう。 Ｑ１ 次の� ↓△砲△討呂泙襪發里髻∋駑銑気裡繊腺鼎涼罎�らそれぞれ一つ選び、その記号を書きなさい。 � 〆嚢盧枷十蠶拘韻了慳� �◆々餡饐そ犬侶萃� Ｑ２ ａは国民と内閣、ｂは国民と裁判所との関係を示している。ａ、ｂに当てはまるものを、次の語群の中から一つずつ選んで書きなさい。 語群〔世論・閣議・検察官・国民審査・弾劾裁判・規制緩和・憲法調査会〕 Ｑ３ 衆議院において、「内閣不信任の決議」が可決され、１０日以内に衆議院が解散されない場合、内閣がしなければならないことを書きなさい。 Ｑ４ 現在、三権分立がとられている理由を書きなさい。 ーーーーーーーーーー前回の解答・解説ーーーーーーーーーーー 今回は考えやすい問題でした。Ａグループは、わが国の主な輸入品が工業製品の国であり、Ｂグループは、わが国の輸入品が原材料や食品の国です。 しかし、本番では何が問われるかはわかりません。主な国の輸入品はイメージしておく必要があります。なかでも、オーストラリアの石炭、鉄鉱石。カナダの木材。ブラジルの鉄鉱石などはよく出題されます。 南風あったかげん記−３１３−
昨日は、ホテルアソシアで松岡浩氏の講演会を聴いてきました。 松岡氏は、谷酒氏と（株）タニサケを創業し、ゴキブリ殺虫剤「ゴキブリキャップ」を開発、商品化し爆発的な大ヒット商品とさせました。社員３７名ながら、売上高８億４千万円、経常利益が２億１千万円、自己資本率９４％という高収益優良企業に成長させました。現在は会長である松岡氏に、その秘密を伺いました。 初めに東海テレビで紹介された会社の様子をＶＴＲで見ました。「オレ流で勝ち抜く」という番組です。 会長は、朝６時に出勤し、まず工場のトイレ掃除をします。これを１０年続けているのです。 社員は、改善提案を次々にします。改善１件に対して一律３００円報酬があり、採用されれば最高２万円もらえるのです。活気のある会社に、連日、経営者の見学者が絶えません。 講演では、はじめにおもしろい川柳をいくつか披露し、場内の雰囲気を和らげました。そして、本題に入りました。「会社は、どんな人が欲しいか。」 � 〔世襪た諭�どうすればよいか？大きな声で挨拶することだ。「○○さん、おはようございます。」と相手の名前を呼び、微笑みをつけること。これで明るくなる。 �◆〇纏�を、「やらされる仕事」から「やる仕事」に変えることだ。やらされる仕事をしているうちは、年齢が増えても精神年齢は増えない。しかし、やる仕事をしている人は、年齢と共に精神年齢も増える。人は仕事で成長するのである。お客様への最大のサービスは、社員の人格の向上につきる。 経営者から言うと、社員が「やる仕事」をしてくれると、やっていただいてありがたいという感謝の気持ちが生まれる。一人一人の持てる力を発揮できる会社が、よくなる会社である。 （次回へ続きます。） 南風あったかげん記−３１２−
貿易の問題もよく出題されます。主な相手国とその内訳は頭に入れておくよいでしょう。次の問題は、今年の栃木県の問題です。 Ｑ１ ６カ国に関して、わが国の主な輸入品について調べて上の表にまとめた。それをもとに図４のように分けた。Ａグループ、Ｂグループのそれぞれの特徴について簡潔に書きなさい。 ーーーーーーーーーー前回の解答・解説ーーーーーーーーーーー 「ＡだからＢ」は単純な問題です。「ＡだからＢ、ＢだからＣ。よってＡだからＣ」このように考える力を必要とする問題はよい問題だと言えます。昨日の問題を考えてみましょう。 まず、Ａ〜Ｄを愛媛県、大阪府、千葉県、長野県のどれかに特定しなければいけません。 Ａは、航空輸送の国際線旅客数が多いことから、成田空港のある千葉県であることがわかります。Ｃは、海水浴場がないため、海に面していない長野県とわかります。Ｄは、果実が多いので、みかんの愛媛県です。Ｂは、残った大阪府です。 そこでＱ１です。「蔵屋敷が立ち並び、三都の一つ」から、大阪府であることがわかります。Ｂです。 Ｑ２ 千葉県が、秋田県や愛媛県に比べて有利な地理的な条件は何でしょう？大消費地に近いということがあげられます。 Ｑ３ まず下の表で、�機銑犬�どの地方にあるかを特定しなくてはいけません。�気牢愿譴任△襪海箸呂垢阿砲錣�ります。�兇楼γ慮�がある中部です。�掘↓犬蓮�やはり中国地方が�掘∋郵颪��犬任靴腓Α� Ｃが位置するのは、中部地方なので�兇�正解です。 この問題のように、「ＡだからＣ」パターンの問題は、幅広い知識が必要です。各都道府県について、キーワードを頭に入れておくとよいでしょう。 次のような、県名キーワードカードの活用をお薦めします。 http://www.tcp-ip.or.jp/~syaraku/kenmei.pdf 南風あったかげん記−３１１−
昨年の秋田県の問題です。良問です。 表は秋田県とＡ〜Ｄの府県の農業産出額などを比較した資料であり、Ａ〜Ｄは、愛媛県、大阪府、千葉県、長野県のいずれかである。 Ｑ１ 次の説明があてはまる都市は、表のＡ〜Ｄのどの府県にあるか。一つ選んで記号を書きなさい。 「江戸時代には諸藩の蔵屋敷が立ち並び、三都の一つとして栄えた。」 Ｑ２ Ａの府県は、農業産出額が全国２位である。Ａが秋田県やＤの府県に比べて有利な点を、府県の位置という地理的条件から簡潔に書きなさい。 Ｑ３ 下図の�機銑犬蓮�関東、四国、中国、中部のいずれかの地方である。表のＣの府県が位置する地方を、図の�機銑犬�ら一つ選んで記号を書きなさい。 ーーーーーーーーーー前回の解答・解説ーーーーーーーーーーー 答え 扇状地とよばれる地形で、河川によって運ばれた土砂がたまってできた。 扇状地もよく出題されます。 ここでは、２万５千分の一の地図について、もう少し説明します。次のような問題が出題されました。 地図記号の問題、標高差を問う問題、方角を問う問題、２点間の実際の距離を問う問題です。 例えば、距離の問題は、地図上で４�僂覆藜尊櫃呂匹譴�らいでしょう？４�僉�25,000＝100,000�僂垢覆錣�1000ｍ。１�劼任垢諭Ｄ杭蠅任蓮◆嵋菠�７５ｍで歩くと何分かかるでしょう」という、計算問題が出題されました。 今日の部活動
南風あったかげん記−３１０−
「新聞の社説を各紙目を通されるのですか？」とお尋ねがありました。 「そうです。」と言いたいところですが、丹念に読むわけではありません。あくまでざっと目を通す程度です。 「新聞コラム社説リンク集」があります。 http://www.ne.jp/asahi/sec/eto/NewsPaperLink.html ここで、全国の新聞のコラムや社説に目を通すことができます。 さらに、強い味方があります。 メールマガジン（メルマガ）はご存じでしょうか？メールアドレスを登録すると、無料で送られてくるメールの情報です。その中に、『世界の新聞「１０１紙」の視点』というのがあります。 http://www.melma.com/backnumber_148000/ 毎日、「国内主要６紙の本日の社説」「国内主要６紙サイトのトップ記事」「中東メディアの論調」「世界主要紙の論調」「国内政党機関紙の主張」などがまとめて送られてくるのです。 タイトルに目を通すだけでも、およその傾向はわかります。その中で気になるものをじっくり読むことにしています。お薦めのメルマガです。 南風あったかげん記−３０９−
地理の基本は地図です。そして、地図の基本は２万５千分の一の地図です。昨年は２４県、今年は２６県で出題されました。今日の問題は、今年の茨城県の問題です。 Ｑ１ 図中のＡ地点の東から南東に広がる地形は、何とよばれる地形で、どのようにして出来たか、簡潔に書きなさい。 ーーーーーーーーーー前回の解答・解説ーーーーーーーーーーー 少子高齢化といわれている日本国内のことですから、感覚的にわかるでしょう。そう、イ→エ→ウ→アです。いわゆる団塊の世代が、２０年ごとに移動しているのがわかりますね。 試験では、よく先進国と発展途上国の人口ピラミッドが出てきます。日本の1940年代が、ちょうど発展途上国の形です。先進国は、だいたい今の日本のような形をしています。なぜそうなのか、考えてみてください。 南風あったかげん記−３０８−
☆★☆ 教育再生会議第三次報告 ☆★☆
教育再生会議が２５日に第三次報告を発表しました。その全文は次にあります。 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku/houkok... 新聞各社は、手厳しい社説を載せていましたが、私は、そうした報道に惑わされないで、まず原典にあたることが大切だと思っています。それが相手に対する礼儀だと思うのです。 そう思って全文を読みました。詳細をコメントする立場ではないので詳しい論評は差し控えますが、あえて個人的な意見を言うなら…。 例えば、医療の世界で例えてみましょう。 医療ミスがあった。医療事故が続いたとしましょう。 「狭い世界の中でやっているからいけないんだ。公立病院は、医師の２割は、医師免許を持たない民間人を採用することにしよう。」 こう決まったとします。みなさん、その病院にかかろうと思いますか？ おそらく、誰も思わないでしょう。再生会議では、そうした論議が行われているのです。報告書１５ページに、「特別非常勤講師、特別免許状を活用し、採用者の２割以上を目標とするなど、普通免許状がなくても社会人、大学院修了者等を教員に積極的に採用する」とあります。これだけ読んでも私は力が抜けました。 かと思うと、「学校を計画的に耐震化する」という、すでに考えられている当たり前のことも書かれています。 他では、「小学校５・６年で、週２時間以上英語教育を実施する」「環境教育、ものづくり教育などの充実を図る」「徳育を教科化し、授業内容、教材を充実し、授業時間を確保」「運動・食育・生活習慣が一体となった体力向上とスポーツの振興」「体験活動により子供の心と体を育てる」など、パーツとしてはもっともでも、教育課程を組むとすると、毎日８時間ぐらい授業をしないとできない内容になっています。 みなさんも、ぜひ原典にあたってみてください。そして、考えてみてください。 ガス配管工事
今日の部活動−３−
今日の部活動−２−
今日の部活動−１−
南風あったかげん記−３０７−
今年の広島県で出題された人口ピラミッドの問題です。上のグラフは、それぞれ1940年、1960年、1980年、2000年のいずれかの日本の人口の男女別年齢構成を示しています。ア〜エを年代の古い順に並べて、その記号を書きなさい。 ーーーーーーーーーー前回の解答・解説ーーーーーーーーーーー 雨温図はよく出題されますが、特徴を読みとることが大切です。 � ゝげ垢�７月頃に高いか、１月頃に高いか、ほぼ一定か ７月頃に高ければ北半球、０１月頃に高ければ南半球、ほぼ一定ならば赤道付近か極地です。 �◆’�間で雨量の差が大きいか、小さいか、ほとんど降らないか。 差が大きいところは季節風の影響を、差が少なければ偏西風の影響を受けている場合が多く、雨がほとんど降らなければ乾燥帯です。 �� 夏と冬の気温の差が大きいか小さいか。 差が大きければ内陸部、小さければ海の近くといえます。 以上でおよその目安をつけて、あとは具体的に数値を読みとります。特に、冬に氷点下かどうかで、温帯か寒帯かを読みとります。 こうして見ていくと、アは１月頃に高いので南半球、すなわちブラジルのリオデジャネイロであることが分かります。次に、エは降水量が少ないのでエジプトのカイロです。イは夏と冬の気温の差が大きく内陸部のアイオワ、ウは残ったロンドンです。 南風あったかげん記−３０６−
雨温図の問題です。雨温図とは、月ごとの降水量と気温を１枚のグラフにしたもので、その土地の気候の特徴をよく表しています。気温・降水量のみのグラフと合わせて、今年の入試では２０の県で出題されました。今年の山梨県の問題（少し変えてあります）を考えてみましょう。 Ｑ１ 上のグラフは、エジプトのカイロ、イギリスのロンドン、アメリカ中西部のアイオワ、ブラジルのリオデジャネイロの気温と降水量を表している。それぞれどのグラフかア〜エで書きなさい。 ーーーーーーーーーー前回の解答・解説ーーーーーーーーーーー Ｑ１ これはおもしろい問題です。本初子午線とアフリカの位置関係を理解していれば簡単な問題です。実は、アフリカの問題は、最近増えています。例えば、下の地図�兇寮仞邯�の問題では、本初子午線と赤道を記号で選ばせています。この場合は、本初子午線がｃ、赤道がｂですね。さて、昨日の問題は、アフリカ南端の西側を通る線なのでアが正解です。 Ｑ２ もちろんエですね。 Ｑ３ Ｘに対して、Ｙは１８０度裏側になります。従って、時差は１２時間です。Ｘが３月１日午後７時の時、それより１２時間前になるので、３月１日午前７時ということになります。 西尾張アンサンブルコンテスト
西尾張アンサンブルコンテスト
西尾張アンサンブルコンテスト
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お知らせ
一宮市光明寺にあるツインアーチのイルミネーションの様子です。昨晩も多くの人でにぎわっていました。 南風あったかげん記−３０５−
☆★☆ 校長会事例研修会 ☆★☆
今日の午前中は、大口健康文化センターで、管内の小中学校校長・教頭が集まり、事例研修会が開かれました。２名の小学校の校長先生が、日ごろの実践を発表されました。 大口西小の安田先生からは、「学校の元気は子どもの元気、子どもの元気は先生の元気」というテーマで、日ごろの実践を紹介していただきました。 「今できることは今する、後に回さない。」すぐに動いて、素早く判断することは簡単に出来ることではありませんが、私自身、つい後に回しがちになるので、自分の戒めの言葉だと受け止めました。そして「基本は一生懸命」。確かにその通りですね。また、朝礼などでは、「３つの大切」と子ども達に伝えています。その３つとは、「自分の考え」「友だち」「心と体」です。 これらの他、学校ビオトープやスクールネット等の取り組み、職員集団の活性化についてお話ししていただきました。特に、理念や情報を共有し同じ方向を向くことの重要性を言われました。最後の一言は、「元気があれば何でも出来る。」でした。 とても元気が出るお話でした。 二人目は楽田小学校の有本先生より、「学び合う子ども、高め合う教師」というお話でした。 学校の役割とは、人を育てるのは当然のことで、まずは授業であると、「学び」を大切にとらえられている点が印象的でした。 さらに、「学校の自立」として、学校が責任を持って育てるという“プロとしての自負”を感じました。これは、誰もが持ちたい気概です。ただし、育てるということと教えることはイコールではありません。「教える授業から学び合う授業へ」、この転換は、特に中学校ではまだまだ足らない部分です。南中でも学び合う授業に取り組んでいます。普段どうやって授業を高めるか、小学校の例なども参考にしていきたいと思いました。 資料としていただいた「楽田学びプラン」は、たいへんしっかりしたものでした 最後に、布袋小の伊藤先生が、養老孟司の「人が変わらないとは何も学んでいないということ」という言葉を紹介されました。 校長、教頭もこうして学習会を開いています。とても刺激を受けた時間でした。 |
岩倉市立南部中学校
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