最新更新日:2024/05/15 | |
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2月の全校朝会
通常では1日に全校朝会が行われるはずでした。ところがインフルエンザ流行のため学級閉鎖、学年閉鎖もあり、感染防止も配慮して今回は中止にしました。校長先生のお話については以下のように予定しておりました。ご家庭で話題にしていただければ幸いです。
新しい年が始まり、早いものでもう2月です。 昔から、「一月は行ってしまう」、「二月は逃げてしまう」「三月は去ってします」といわれるように、この学期はあっという間に過ぎ去ってしまいます。 さて、2月3日は節分です 暦の上では節分を過ぎると春です。 冬と春をとの季節を分ける日なので、節分と呼ばれています。 節分の夜には、鬼がやってくるといわれています。、昔から鬼は、人間を食べたり、さらったりしてしまう恐ろしい妖怪だと思われていました。それで、夜に鬼が家に入ってこないように、いろいろなことをしたわけです。皆さんが知っている豆まきはその一つです。 その時に、「鬼は外、福は内」と唱えて、災いが家にはいってこないように、そして幸せが入ってくるようにしたのです。ここらは皆さんがよく知っている話です。 ところが、日本の中には悪い出来事や、災いを引き起こす他の妖怪から、鬼が人間を守ってくれると信じられている地域や、鬼が人々に幸せをもたらしてくれる昔話もいっぱいあります。 それは、鬼の強さや恐ろしさを怖がってばかりいないで、その力を借りようとする人間の知恵でもあります。 では、学校で生活する皆さんにとっての、鬼、つまり生活する上での災いとはなんでのしょうか。 それは、この学校で生活することがとても嫌だとか、学校に行きたくないというような悪い雰囲気や空気だと思います。 たとえば、この学校に、そんな嫌な空気があったら、皆さんで、外にださなければなりません。 実は、このような学校生活の鬼にであったとき、皆さんが力を合わせて何とかそんな空気や雰囲気をなくそうと知恵を出し合い 努力することこそ、人間の本当の姿なのです。生徒会の取り組みや活動はそれに当たると思います。 蛇足ですが、 もしかしたら本校にも、鬼と呼ばれるような、怖く厳しい先生がいるかもしれません。でも、きっとその鬼先生が、皆さんを守り、みなさんに幸せをもってくる、一番の人かもしれません。 |
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