最新更新日:2024/05/18
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1.9 3学期始業式 校長の話

 「おはようございます。」
 新しい年を迎えましたが、先程黙祷をしたように、能登半島で大きな地震があって、多くの方が亡くなり、また安否不明の方もたくさんいらっしゃって、悲しく、つらい年の始まりになってしまいました。他にも大きな事故のニュースがありましたが、常滑西小の皆さんは、大きなことはなく3学期を迎えることができ、今も元気に「おはようございます」とあいさつをすることができて、本当によかったと思います。3学期を迎えられたことに「ありがとう」という気持ちをもって感謝し、これからも「命」を大切にしていってほしいと思います。そして、皆さんができることをやっていってほしいと思います。
 さて、始業式の話として、2つお話ししたいと思います。
 1つ目です。2学期の終業式に「年末年始の形」と「あ・い・う・え・お」の話をしました。「年末年始」は、いろいろな体験ができましたか? これからもいろいろな体験をしてくださいね。
 そして、「あ・い・う・え・お」についてがんばれたか聞きました。結果は、「あいさつ」がしっかりできたという人が多かったようです。「いのち」「うんどう」「えがお」「おもいやり」は、「あいさつ」と比べて少なかったようですが、「しっかりできたか?」聞いたので、がんばっていたけど「しっかりはできなかった」いう人もいるかもしれません。校長先生は「きっとがんばっていただろうな」と思っています。実は「あいさつ」は、「ひと(いのち)」を大切にすることにつながり、「えがお」になり、「おもいやり」も感じられます。3学期も、どんどん「あいさつ」をしてください。皆さんが、2学期以上に「あ・い・う・え・お」について、がんばるのを楽しみにしています。
 2つ目です。3学期はたいへん短く、学校に来る日は、およそ50日しかありません。そんな短い3学期に、皆さんに考えてほしいことを、書き初めで書いてみました(これ「襷」です)。「たすき」と読みます。襷は、元々は日本の服を着たとき、袖などが邪魔にならないように縛るための紐や布のことですが、皆さんがよく知っているのは、チームで長い距離を競走する「駅伝」という競技で渡す、肩から斜めにかける布だと思います。
 「襷を渡す」ことは、「襷を繋ぐ」とも言って、「物事を次の人へ受け渡す」という意味があります。この常滑西小にも、皆さんが受け取った襷、そして渡さなければならない襷があります。それは、「伝統」という襷です。「伝統」というのは、昔からずっと受け継がれてきた「みんなががんばっていること」や「よいところ」です。
 実は、今「常西っ子」は全部で658人いますが、10年前までは、今の半分くらいの人たちが、常滑東小学校に通っていました。平成26年度に、その人たちも常滑西小に通うことになり、「新しい常滑西小学校」になって、本年度でちょうど10年目になります。新しい常滑西小として、10年間「襷」を繋いできました。
 では、常滑西小の皆さんが「がんばっていること」、皆さんの「よいところ」は何でしょうか? 「行事などで力を合わせてがんばっている」ところはよいところだと思いますが、他にもいくつかあると思います。それは何でしょうか? それを、ぜひ皆さんに考えてもらいたいと思います。特に、あと少しで卒業していく6年生の皆さんには、聞いてみたいなと思っています。そして6年生は、その「がんばっていること」「よいところ」を意識して、5年生から1年生のお手本となってがんばり、それを「伝統(襷)」として、5年生に渡してほしいと思います。他の学年の人たちも、今の自分たちの学年の襷を、胸を張って次の学年に渡せるように、また1年生も、4月に常滑西小に入ってくる子たちのお手本になれるように、がんばってほしいと思います。自分たちの「がんばっていること」「よいところ」をぜひ考えてみてください。
 それでは、短いですが、中身の濃い3学期にしましょう。

(体育館に全員そろっての「始業式」「おはようございます」「校歌」などなど、以前は当たり前だったことを4年ぶりに行うことができました。「普通」にできることの、ありがたさを感じました。)
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学校行事
2/29 午前Bダイヤ 6年生を送る会
3/1 卒業式会場作り
3/4 6年式練習
3/5 Bダイヤ 4年5年式練習 6年式練習
3/6 Bダイヤ 6年式練習
常滑市立常滑西小学校
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