昨日，1年生125人を迎え，入学式を行いました。あらためて，1年生のみなさん，入学おめでとう。今朝は，お兄さん・お姉さんとわくわくしながら学校に来ることができましたか。そして，新2年生から新6年生のみなさんは，進級おめでとう。さあ，令和4年度の始まりです。
私たちの古知野南小学校は，明治6（1873）年に始まります。実は，この時代，ちょうど同じ頃，今から150年前の明治5年に岐阜県に生まれ，大正・昭和にかけて活躍した詩人・小説家に島崎藤村という人がいます。今朝は，島崎藤村の「人の世には三智がある」という言葉を，みなさんと考えていきます。私たちが，くらしていくのには，三つの大切なことがあるというのです。さて，それは何でしょうか。
写真をヒントに考えていきます。さて，一つ目は何でしょう。自分の考えたことを発表しています。友達は発表をしっかり聞いていますよね。大切なのは，「学ぼうとする力」です。本を読んだり，話を聞いたり，調べたりしながら，「なぜ？」「どうすれば，できそうかなあ？」と自分で考えていくことです。
では，二つ目は。この写真は何をしているところでしょうか。「多くの人とかかわること」です。教室で，友達から教えてもらうことがいっぱいあります。考えを深めていくことができます。それだけではなく，もっともっとまわりのたくさんの人に教えてもらい，学び，好きなことを見つけていきたいものです。
そして，三つ目。これは，野外学習と，福祉実践教室で車椅子の体験をしている様子です。大切なのは，「体験」。やっぱり「動いてみること」です。「やってみよう！」と自分で確かめてみることです。
これから大切にしていきたいことを三つ話しましたよ。さあ！出番です。古南っ子804人が，自分で考え，たくさんの人とかかわり，動き，力を合わせて学校生活を過ごしていきましょう。
それでは，ここからは担任の先生やお世話になる先生方を紹介します。今回は，声を出さずにスライドをみてください。そして，互いに拍手で新学期の始まりの気持ち，「よろしくね，よろこばせごっこ」との思いや決意を伝え合ってほしいと思います。
（中略）
始業式の話を終えるにあたり，８０４人のみなさんと，自信をもって動き，笑顔いっぱいの古知野南小学校，自慢できる学校にしていきましょう。

新入生のみなさん、入学おめでとうございます。
満開の桜がとてもきれいな今日、このよき日から、１２５名のみなさんは古知野南小学校の一年生です。どきどき、わくわくしていますか。
さっそく入った教室の机には、みなさんの名前シールが貼られ、真新しい教科書が入った大きな袋などがたくさん載っていましたね。
教室は、お兄さんお姉さんによって「入学おめでとう」「みんな　なかよし」など、きれいに飾り付けられ、古知野南小学校の歌の書かれた貼り紙を見つけることもできたでしょうか。
今、みなさんには、知りたいこと、やってみたいことが、いっぱいありますね。隣の席の友だちの名前は、なんていうのかなあ。はやく仲良くなって、一緒に遊びたいですね。また、学校の中には、どんな部屋があるのか、歩いてみたいと思っている子もいることでしょう。たとえば、図書館という部屋には、絵本や紙芝居、昔話やアンパンマンの本、虫や車の本など、たくさんの本があります。これから、どんどん本を読んでみてください。
明日も楽しみです。みなさんは、きっと、毎日いろいろなことを学んで、友だちや先生、お家の人とたくさん話ができるようになっていくことでしょう。

それでは、ここで、みなさんの担任の先生を発表します。
(中略）
　以上、担任の先生を発表しました。さあ、顔と名前をしっかり覚えてください。
　保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。本日より私ども古知野南小学校の教職員が、お子様をお預かりすることになりました。「毎朝、笑顔でお子様を送り出していただける、通わせたい学校」をめざし、全教職員で取り組んでまいります。なにとぞ、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
むすびになりますが、一年生のみなさんの健やかに成長されることを心から祈念して、入学式式辞とします。