最新更新日:2024/04/26 | |
本日:34
昨日:231 総数:1250214 |
8月1日(日)赤童子学校の誕生<古知野南尋常高等小学校> 明治の初めに於て,古知野村の古池鉞藏氏は私塾を開いて教授をしていたが、明治6年3月赤童子、北野、尾崎、中奈良大間、木賀の諸村が連合して小学校設立の件を誓願し、九月に許可を受け赤童子学校と名付け長幡寺を借り受けて授業を開始した。この長幡寺における学校は、明治16年9月栄村尋常小学校として校舎を現赤童子阿弥陀堂の南に新築するまで継続した。 明治8年7月古知野村は分離して独立の古知野学校を起し、現十一屋古池栄三方裏の倉庫を教室に改造して同年校舎の新築の必要を感じて字久保見に校舎を新築してこれに移った。元古知野町役場が其れである。 明治19年には学制の改革とともに北野、尾崎の二村は今市場小折分校に合併し、学区の減少、学校の合併校名の改称など行われ、第二十二学区は合併され、第13学区尋常小学赤童子学校となった。 明治25年市町村制の改正と共に古知野は古知野村立尋常小学校を旧校舎に設立し、赤童子は木賀、中奈良大間と栄村を組織して栄村立尋常小学校を設立した。この間、尾崎、北野の両村は秋津尋常小学校の区域に入っていた。 (中略) その後,本校下の発展に伴い児童数増加して校地の拡張校舎の増築等数回にわたって行われてきたが近年児童数の激増を見るに至り,最早校地拡張の余地なく昭和10年11月の議決以来着々準備を進めて昭和12年3月ついに現在地に移転並びに増築を完了した。 本校は,1873(明治6)年に誕生し,統合,分離を繰り返し,学校名を変えながら昭和12年に現在の土地に移転されてきたことが分かります。 ※一番下の写真は,現在の長幡寺です。 古南小の旧校歌これは,江南市立古知野南小学校の旧校歌(1番)です。大正10年(当時、古知野南尋常高等小学校)から昭和35年2月に現在の校歌が制定されるまで、約40年にわたって歌われてきました。現在の学区には入っていない地名もでてきます。 古南小は昭和12年6月、古知野町宮前から現在地(古知野町大塔)の場所に移転しました。上の写真は旧校歌が歌われていた同31年の学校と周辺の様子です。周辺には畑が目立ち,現在の様子とは全く違っています。 古南小は,令和5年に創立150周年を迎えます。 |
江南市立古知野南小学校
〒483-8215 江南市古知野町大塔72 TEL:0587-56-2861 FAX:0587-56-2873 |