今年は、新しい試みが、学校生活のいろいろな場面でなされています。その一つが、「バースデーブラッシング」です。これは、養護教諭のＮ先生の発案で、６年生児童を対象に行います。誕生日が近い２人に、招待状「お誕生日おめでとうカード」が渡されます。翌日、その二人は給食を持って保健室に行き、Ｎ先生と一緒に給食を食べます。食後、各自で歯を磨き、その後、歯垢染色液を塗り、磨き残しの部分を確かめます。「歯磨きチェックカード」に赤く染まった所を記入し、磨き残した部分の磨き方を学習して、もう一度磨くのです。私も早めに給食を済ませ、その一部始終を見ていました。写真は、その時の様子です。二人とも、真剣そのもの、磨き残しの多さに驚いていました。このように一人ひとりに歯磨き指導ができれば、「う歯（虫歯）も少なくなっていくものと期待しています。また、この機会に、子ども達の「心の健康チェック」も和やかな会食の中でできるので、貴重な時間になると思っています。

　４月２６日（木）「笑顔あふれる学校」は、今年の教育目標の一つです。「あいさつ」の声が気持ちよく校内に響くようになっていること、とても嬉しく感じています。今年はもう一つ、「歌声」も響かせたいと先生方に呼びかけました。音楽担当のＫ先生、児童会担当のＮ先生が中心となり、音楽集会が「もっと楽しくなる」企画を立ててくれました。勿論、子ども達の手で企画・運営します。音楽委員会は、昨日発足したばかりですが、今日の音楽集会では、体育館の舞台に立ち、堂々と全校児童の前でリードしてしてくれました。今日は第１回目なので、「さんぽ」の音楽に合わせて全員がリズムを取りながら体を動かしました。「膝うち２拍ー手拍子２拍ー手交差４拍ー手打ち４拍ーステップ４拍」…これから月に１回、体育館で「音楽集会」を行います。声を出し、体を動かすことから沢山の「笑顔」が生まれてきそうです。
　

今年から、１年生は瀬戸市の交通児童遊園にて、「交通教室」を行うことにしました。入学直後のこの時期に、交通ルールを正しく教え込むのが目的です。踏切や、信号機のない横断歩道など、あまり経験のない場所での歩き方を含めて、２コース分しっかりと実地訓練してきました。
　参加したのは下品野小学校１年生全員（７２名中２名欠席）と１年生保護者の方７名、交通指導員さん、品野派出所のお巡りさんです。空模様が心配でしたが、なんとか無事に終えることができました。今回は、行きも帰りも瀬戸市のバスを１台お借りすることができたので、その分、時間が有効に使えました。１年生の保護者の方のご協力のお陰で、小グループ指導ができました。本校の学区は、交通量も多く、危険な箇所も多いので、一人ひとりが自分の目で確かめて、自分の命を守ることを、これからも、繰り返し話していこうと思っています。

　4月9日の始業式から2週間が経とうといています。今年の春は、いつまでも肌寒く感じられ、そのおかげで下品野小学校の桜を、例年よりも長く楽しむことができました。
　校庭をぐるりと回ると、40本程の桜に逢うことができます。姿形がそれぞれに違い、1本1本、思わず見とれてしまいます。もうほとんど散ってしまいましたが、満開時の姿を紹介します。