幡山中学校ブロックでは、小中一貫教育のひとつとして、よりよい人間関係のコツや技術習得のために、ソーシャル・スキルトレーニングと構成的グループ・エンカウンターを統合した取組を児童生徒の実態に即して行っています。毎年、講師として曽山和彦先生を招聘し、小中学校教職員が共に学ぶことで、一貫した指導につなげています。本日は、幡山中学校で、授業を参観していただき、その後に研修を行いました。こうした積み重ねによって、児童生徒のよりよい人間関係の構築を図っていきます。

今年度、にじの丘学園が開校し、市内全中学校を中心とした小中一貫教育が本格的に始動しました。しかし、コロナによって、様々な活動が中止・休止となり、思うように小中連携が取れずに進んでいました。そんな中でも、少しずつ小中の交流が始まり、本日、小学校から先生が参観に来ていただきました。小学校から送り出した子供たちが中学校ではどのように授業に取り組んでいるのか、また、中学校生活にスムーズに順応するためには小学校でどんな力を身につけさせておくとよいかなど、授業を見ていただく中で、感じていただけたと思います。
　授業を回る中で、生徒は「あっ、先生」と驚いた様子を見せたり、生徒と同じように机で学ぶ先生の意見を聞いたりと、生徒たちにとっても新鮮な時間となりました。お忙しい中、中学校まで足をお運びいただき、ありがとうございました。