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最新更新日：2024/05/17 |
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卒業生が来てくれました
南風あったかげん記−４０３−
４は、３と同様の世界地理版です。限られた情報から、まず、ニュージーランド、エジプト、アメリカ、ポルトガルを特定します。 Ａは、航空機産業からアメリカです。ＢはＥＵ加盟国からポルトガル、Ｃは島国なのでニュージーランド、Ｄはナイル川でエジプトです。 これを前提に（１）を解いていきます。アからオは、どれも違います。カも迷うかもしれませんが、消去法でカしか残りません。 （２）はさらにやっかいです。表�兇旅颪髻▲如璽燭�ら特定しないといけません。 １人あたりのエネルギー消費量などから�，魯▲瓮螢�、降水量から��はエジプト、７月の気温から�い�南半球のニュージーランド、したがって、ポルトガルは�△砲覆蠅泙后� ここまでわかればあとは平易です。日本と比較して考えると正解は出てきます。 共に手順が複雑で、一つの解答を導くために多くの労力を必要とする、Ｃ-Ｃレベルの良問といえます。 ５は公民・経済の問題です。 （１）は需要・供給曲線の基本問題です。 （２）は最近よくでる作図問題ですが算数レベルです。次にその読み取りですが、「入荷量」が「供給量」であることがわかれば平易です。 （３）は株式会社の正しい説明を選ぶ問題です。誤りが仕組んであるため、消去法で解くことができます。 （４）は、株式売買の方法の問題です。 ５は、地理（３・４）とは正反対の、単純な知識で解くことができる問題です。少し前は、だいたいこういう問題が主流でした。 ６も５と同じような傾向が続きます。 「ある年の国会のようす」と実例を出したことは新鮮ですが、その内容は単純です。 （１）は特別会、臨時会が理解できていれば平易です。 （２）は内閣と国会の関係について述べた文ですが、両院協議会が問われています。ねじれ国会の現状を反映した問題です。その意味では、タイムリーな良問といえるでしょう。 （３）は「委員会」を答えさせる問題です。漢字３字は、ヒントになっています。 総じて、歴史は工夫してありましたが、基本的な知識で解けるように作ってあるので、それを見抜けるかどうかです。地理は知識以上に思考力が問われているので、パズルを解くみたいにじっくり取り組んでください。公民は比較的単純で、用語が理解できていればできる問題です。教科書太字レベルの用語は押さえる必要がありますね。 さて、木曜日のＡ日程の問題はいかに？ 南風あったかげん記−４０２−
☆★☆ 愛知県社会科入試問題−２− ☆★☆
続きです。 ２の（１）は、一見複雑そうですが、要するに金印の頃の文化を選べばよいので、手順はＢレベルです。 金印についてあまり詳しく教えませんが、弥生文化を選べばよいので、知識レベルはＢ＋ぐらいです。 （２）は出島での輸出入品を選ぶ問題です。日本と中国は、日宋貿易、日明貿易とありますが、その内容はあまりしっかりとは押さえません。知識Ｃレベルぐらいです。 （３）はまず日清戦争であることに気づくかどうか。そして三国干渉につながるかどうか。さらに「４字で書け」とあるので、漢字で書けるかどうかです。漢字で手こずった人がいるかもしれません。 （４）は、日中平和友好条約です。私の２０歳の誕生日に調印されたのでよく覚えています。もう、「歴史」なのですね。それ以後に起こったことを選べばよいのですから、大人の私たちには「ベルリンの壁崩壊」と簡単にわかります。他の選択肢が、ワシントン会議、ブロック経済、ＮＡＴＯ結成と古すぎるので比較的平易です。 ３は、２万５千分の一の地図の問題です。最近よく出題されるパターンです。 （１）は会話文から場所を特定する問題で、等高線が理解できていいれば、よく読めばわかります。良問といえます。 （２）は、図が小さくて見づらく、よくわかりませんでしたが、アの「約２�勸榮亜廚老彁擦垢襪函嵬�750ｍ」であり作業を必要とします。これも良問です。 （３）は２つの資料を比較して、なおかつ、「中国地方にある県」、すなわち「岡山」と漢字で書く必要があります。工夫された良問です。 （４）が、現在の地理の試験として、最も典型的な問題です。複数のデータから、愛媛県を選ぶものです。解き方は消去法です。製造品出荷額から、Ａが広島県であることがわかります。降水量よりＤが高知県もわかります。そして、降水量・製造品出荷額を見比べて、Ｃが島根、Ｂが愛媛であると判断します。情報を総合しなければ解けない良問です。 全体としては、個別の知識よりも考える力を必要とするように工夫が見られます。 問題と解答例は、次の佐鳴予備校のサイトでも見ることができます。 http://www.sanaru-net.com/0803sokuho/index.html 南風あったかげん記−４０１−
☆★☆ 愛知県社会科入試問題−１− ☆★☆
昨日行われたＢ日程の社会科の入試問題を解いてみました。 よく問題分析を頼まれるのですが、私は知識のレベルと、正解を導くための手順を指標にしています。例えば、「鎌倉幕府をつくったのは誰か？」という問題は（こんな単純な問題は出題されませんが）、知識レベルが最も基本のＡ、手順は最も単純なＡで、Ａ-Ａレベルと判断しています。 問題を解説していきますので、朝刊に掲載されている問題を見ながらお読みいただけたら幸いです。 １は資料をみて考える問題です。しかし、生徒にとって見慣れた資料ではありません。 （１）は鎌倉の地図を抽象化してありますので、まず、ここが鎌倉であることを見抜かなければなりません。手順はＢレベルです。次に、ここで幕府を開いた人物について述べた文を選びます。 アは足利尊氏、イは徳川家康、ウは平清盛、これらは知識Ａレベルです。エが正解の源頼朝ですが、「平泉を拠点とした奥州藤原氏を滅ぼした後、征夷大将軍に任じられた。」の説明は知識Ｂレベルでしょう。 よって、Ａ’-Ｂレベルの問題と言えます。 （２）は「ある幕府の政治の中心として建てられた京都の邸宅」とありますので室町幕府なのですが、この説明も資料の絵もわかりにくいものです。しかし、選択肢はウに「金閣」とあるので平易です。同じくＡ’-Ｂレベルと言えるでしょう。 （３）は大阪についての問題で、「誤っているもの」を選びます。「大塩平八郎の乱が起こった都市」「国会期成同盟をつくった都市」はＣ〜Ｅレベルです。「天下の台所」はＡレベル。日米和親条約で開港された港「下田・函館」はＢレベルで、Ｂ-Ｂレベルと言えるでしょう。 いずれも工夫されていますが、決め手になる知識ＡＢレベルの情報もあり、考えればできるレベルといえるでしょう。 今日の朝練習
公立高校入試２日目
南風あったかげん記−号外−
公立高校Ｂ日程１日目の学力検査が終わりました。佐鳴予備校のサイトでは、問題と解答例が公開されています。
http://www.sanaru-net.com/0803sokuho/index.html 学習塾の情報は速いですね。さっそく自分でも解いてみます。 明日は面接試験です。 今日の朝練習
２年生総合学習
南風あったかげん記−４００−
３９７号で、クリーンアップ五条川での生徒の行動を観察し、私は「問題は、生徒よりも、むしろ大人の接し方・関わり方にあることに気づきました。」と書きました。多少失礼だったかな…、と思っていたのですが、「その通り！大人の問題です。」というメールをいただきました。 毎月届けていいただく「ニューモラル」��463のテーマは「育ち合う思い」。コンビニのレジで、店員に対して「どうもお世話さま。アルバイトがんばってね。」、後ろのお客さんに「お先に失礼しました。」とひと声かける鈴木さんの話題から、何気ない関わりでも、お互いに育ち合う思いをもつことの大切さについて考えています。 この事例を読んで、まさにクリーンアップ五条川の場面と同じだと思いました。 鈴木さんは、かつてバイトでレジ打ちをやっていた時に、「お世話さま。どうもありがとう。」と声をかけてくれるお客さんに育てられたと言っています。お客さんのひと言が、鈴木さんの心を成長させたのです。そして、今、若い店員さんにかえしているのです。 クリーンアップで、褒められながらがんばった南中生は、この日のことがきっと心に残ったと思います。そして大人として同じような場面に立った時に、きっと周囲の人にかえしてくれるような気がするのです。ちょっとしたコミュニケーション、ちょっとした心配りが「育ち合う思い」なんだと思いました。 地域のみなさん、ありがとうございました。今後とも南中生をよろしくお願いします。 今日の授業
写真左；1年１組 理科 生命の進化のビデオを見ています。生命の進化には、偶然と必然が絡み合っていることがわかりました。 写真右；２年３組 国語「なぜ五重塔が倒れないか」グループで調べたことを発表しています。 南風あったかげん記−３９９−
今日は、３年生が卒業して最初の朝礼でした。体育館もなんとなく閑散としており、さびしさは否めませんが、また４月から新入生が入ってきます。受け入れの準備を進めたいと思います。 土曜日には、クリーンアップ五条川に９０名以上の人が参加してくれました。一柳先生がおっしゃられたように、川を汚さない住民になってほしいと伝えました。 先週は、卒業生を送る会、卒業式と、１・２年生は、見事に卒業生を送り出してくれました。今日は、卒業生を送る会への卒業生のお礼の言葉を紹介しました。 ここで紹介した感想以外にも、ほとんどの生徒が感動し、感謝の言葉を述べていました。１、２年生のおかげであると同時に、卒業生自身にも、素直に感じ取る心が育っているからだと思います。 ４月からの新２，３年生が今から楽しみです。 公立高校一般入試
南風あったかげん記−３９８−
昨日紹介したNHKの教育についての討論番組をご覧いただきましたか？ 内藤選手の防衛戦の裏番組になってしまったことがアンラッキーでしたが、”学力””教育”をテーマにした、生放送討論番組『日本の、これから〜大丈夫ですか？日本人の学力』は、この種の番組にしてはまあまあだったかな…と感じました。三宅民夫アナウンサーの検討が光りました。 個人的には、よくメールをもらう中土井さんの姿をテレビを通して初めて見ることができました。この中土井さんと佐藤学先生、あさのあつこさん、あとはテレビ参加の子どもたちの意見がよく、他の意見では首を傾げるのも多々ありました。たとえば… 「ゆとり教育のために品がないタレントが増えたんだ。」← おいおい、根拠がないことを自分のイメージで話すのはやめてください。 「公立学校も規制をなくしてどんどん自由にして、競争させればいいんだ。教員免許なんて廃止すればいいんだ。」← 交通の便が良く、学校を選べる都会ならまだしも、日本の大半の地域は学校を選ぶことはできません。無責任な意見をもっともらしく言う前に、もっとじっくり考えて欲しいものです。あなたは、医師免許のない医者に命を預けますか？ 「プロだから、授業の質を均質にして欲しい。」← 気持はわかります。しかし、高い給料をもらっているプロ野球選手でも、みな同じ成績を残すことはできません。 これに対して、佐藤学先生は、データを元に根拠をある意見を述べています。 「ＰＩＳＡ調査の上位の国は授業時間数は少ない。量から質へを転換している。だから、授業時数を増やせばよいと言うものではない。日本が低いのは応用力。」その通りです。 私は思います。 番組中でもあったのですが、現在の授業時数は中学校３年間で２９４０時間。これに対して、テレビを見る時間は３年間で平均２４６４時間。これにゲームの時間を足すと…。テレビやゲームの質を高める方が、はるかに力がつくだろうことは容易に想像できます。 また、番組中で登場した女子中学生は、一晩でメールを２６６通交わしていました。しかもその内容は「明日天気どうかな」程度のものです。人間関係に縛られた、この時間のもったいないこと。 テレビ、ゲーム、携帯メール。私は、教育改革のテーマはこの３点だと思います。 このほか、和田中学校の夜の塾。個人的には大問題だと思っていますが、これも話題になりました。 番組全体としては、あまり深まらなかった感は否めませんが、こうしたことが話題になったことは一歩前進だと思います。 南風あったかげん記−号外−
今日の午後は、岩倉市立図書館で行われた岩倉市郷土研究会 公開講演会へ行ってきました。１００名以上の歴史ファンが集まり、同研究会の公開講演会史上最高の人数だそうです。テーマは、「戦国の岩倉城と城下町の実像−発掘調査の成果から−」というものです。講師は金子健一氏で、２０年前に岩倉城跡発掘調査をした時の担当者です。内容は、私の理解できた範囲で、後日お知らせします。 南風あったかげん記−３９７−
☆★☆ ちょとしたコミュニケーション ☆★☆ 春の風を感じる中、クリーンアップ五条川２００８が行われました。南中からは９０名以上の生徒が参加し、地域の人と五条川の両岸や川の中の清掃をしました。 私は写真を撮りながら、生徒と地域の方とが、どのような関わりをもつかを観察していました。 ある人は、生徒の様子を見ないで、指示を続けざまに出していました。生徒にその準備ができていないので動けるはずもありません。すると、すぐに生徒が動かないことに対して、「今の若いもんは…」と怒っていました。 またある人は、生徒とちょっとしたコミュニケーションを取ってから、「○○お願い！」と頼んでいました。もちろん、生徒はすぐに動くために、仕事がはかどっていきました。 前の例の場合、近くにいた私までが気まずい雰囲気でした。生徒は、誰に言われたことがわからないので、困惑した表情をしています。当然仕事は進みません。 しかし後者では、みんな笑顔でいきいきして動いています。会話もはずんでいます。褒められるので、自然とピッチが上がります。 私はこの二例を観察しながら、問題は、生徒よりも、むしろ大人の接し方・関わり方にあることに気づきました。おそらく後者の状況に置かれたならば、どの生徒でもしっかり働けるであろうと思います。しかし前者の状況では、よほど賢く動ける子でないと難しいであろうと思いました。 これは、ふだんの家庭生活や学校生活でも当てはまるのではないでしょうか。たとえばお手伝いでも、いきなり何かを頼んで、「今、勉強するところだったのに…。」と子どもに言われて雰囲気が悪くなることはありませんか。ここで、しばらく会話を交わした後、「勉強で忙しいところで悪いけど、○○やってくれない？」と言えば、気持ちよく動いてくれそうな気がします。 これは学校でも同じです。 ちょっとしたコミュニケーションが世の中をうまく運んでいく、そんな気がしてなりません。 クリーンアップ五条川−９−
クリーンアップ五条川−８−
クリーンアップ五条川−７−
クリーンアップ五条川−６−
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岩倉市立南部中学校
〒482-0003 愛知県岩倉市曽野町江毛1 TEL：0587-66-3181 FAX：0587-37-9517 |
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