最新更新日:2024/05/18 | |
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今日の応援練習−1−台風情報をリンクしました画像は、台風 第13号 9月17日 9時 予想進路図です。 http://www.imocwx.com/typ.htm 今日の授業右上・左上 1・2組 体育科;体育大会の練習をしています。 左下 3組 数学科;因数分解による2次方程式を学習しています。 右下 4組 英語科;Let's Read を学習しています。 どのクラスも明るい雰囲気で、楽しく学習しています。 ふれ愛ギャラリー富士山 「あれになろう、これになろうと 焦心(あせ)るより、 富士のように、黙って自分を 動かないものに創りあげろ。 世間へ媚(こ)びずに 世間から仰がれるようになれば 自然と自分の値うちは 世の人がきめてくれる。」 日本を代表する 富士山と桜を描いていたら 吉川英治の小説 「宮本武蔵」の中にあった言葉が 心に迫ってきました。 南風あったかげん記−611−「石」の話題の続きです。「石」とは、米の容積であり、領地の広さでしたね。その他の視点を考えてみましょう。 【 兵 力 】 司馬遼太郎の『関ヶ原』だったかと思いますが、戦国時代の戦闘員の動員能力は、およそ「1万石につき250人」だったと書いてありました。19万石の石田三成は、250×19=4750。関ヶ原の戦いでの石田軍は約5000人と言われているので、なるほどという数式です。 しかし、平和な江戸時代になると減ります。加賀100万石の前田家で1万人といわれているので、せいぜい1%です。長州藩36万9000石が禁門の変で動員した3000人という数もわかります。 【 財 力 】 江戸中期には、米の仲介業者である札差が武士から買う米の値段は、1石1斗=1両でした。前に1石=1両と書きましたが、この1斗分が手数料なのでしょうか。 たとえば1万石の領地から得られる年貢米を5000石とすると4500両。今のお金に換算すると、1両=10万円として、4億5千万円です。 ここから諸経費を引いて、1%の動員兵力100人で割ると…。苦しい生活であったことが予想されます。 ところで、紀伊国屋文左衛門が江戸城をも焼いた明暦の大火の時に、木曽の材木を買占めて一気におよそ百万両を手にしました。なんと1千億円です。先ほどの計算式に当てはめると、222万石の大名に匹敵します。 【 家 格 】 大名家には家格があります。石高、官位、徳川家との関係などを総合して決まります。外様は、石高と家格が比例していたと言ってもよいでしょう。 石高の評価は、秀吉時代の「太閤検地」(写真)が基本となっています。薩摩藩は、実際に米は30万石足らずしか獲れなかったのですが、太閤検地で60万石以上とされ、江戸幕府からは77万石と評価されてしまいます。江戸幕府は、この石高で労役(御手伝普請)を割り当てるので、薩摩藩は大きな負担を強いられたわけです。 一方、他のほとんどの藩では、公の石高の評定(表高)よりも、実高の方が何割も高いというのが普通でした。秀吉の頃に比べて、米の生産性が高まったためです。 薩摩藩がなぜこれだけ高い評価を得たのか疑問ですが、米以外の収入もすでに織り込んでいたようです。 水戸藩も、薩摩藩同様、実高は表高を下回っていました。これは、徳川御三家の一つとして見栄を張ったためのようです。 ちなみに、尾張藩は表高55万石に対し実高は80万石超だったようです。 詳しくは、http://homepage3.nifty.com/ksatake/index.html をご覧ください。 「石」とは、米の容積、領地の広さであり、兵力・財力・家格を表す、広義の概念なのです。 「○○石」の意味がわかりましたか? 今日の朝練習今日の駅伝練習体育大会種目別練習ほけんだより9月号先日の朝礼でも紹介しましたが、応急手当の基本と残暑バテしていないかどうかチェックリストが載っています。 9月も中旬を過ぎましたが、暑い日が続いていますね。夏の疲れを引きずっているのか、体力がついていかず体調を崩す人がいます。疲れを次の日まで残さないようにするには、まず睡眠です。睡眠をしっかり確保できるよう工夫しましょう。友人へのメールも、時間を考えられるといいですね。 ほけんだより、ぜひ読んでみてください。 今日の昼放課新刊図書紹介〜あのころ教わったことは、いつのまにか自分の中でとても大切なことに変化していたのです。〜作者 前書きより 『いのちのなぞ 上の巻』 越智 典子 文 ・ 沢田 としき 絵 請求番号 46 命に関する31のなぞに簡単明瞭に答えてくれる本です。 象の卵はどれ?・・・答えは本を開いて見ましょう。 『世界の名画 隠されたミステリー』 巨匠たちがキャンバスに残した暗号を解き明かす! 請求番号723 ダ・ヴィンチの最後の晩餐など一度は目にしたことのある名画のナゾに迫ります。 体育大会ポスターコンクール−3−社会科調べ学習今日の授業左上 1組 英語科;Unit4の学習をしています。 右上 2組 理 科;三半規管の実験をしています。 左下・右下 3・4組 体育科;体育大会の練習をしています。 2年生も集中できています。 南風あったかげん記−610−私からは野田武男さんの紹介をしました。野田さんは606号で紹介した通り、仕事上の事故で下半身が麻痺してしまった方です。失意の中から、リハビリのために口で絵を描くことを学び、ある時自分の描いた絵が人に喜びを与えたことを知り、絵を描くことを自分の人生譜とされた方です。 生きるとは?生きがいとは?語りかけてくれるような絵の数々です。 10月3日まで、ふれあいギャラリーで絵画展を行っています。体育大会の昼休み中、10月3日の授業参観でも見ていただくことができます。どうぞご来校ください。 次に、この夏にマレーシアへ訪問した3名の生徒による報告会「国際集会」を行いました。相手の学校先、ホームステイ先での日本との違いに驚き、親しくなると文化の違いを超えて友情が芽生えたことを語ってくれました。 やってみないと、行ってみないとわからないことがあります。ぜひとも、いろいろなことに挑戦し、生きる力を自分でつけていってくれる、そんな生徒になってほしいと考えています。 ふれ愛ギャラリー 「野田武男」絵画展暁(あかつき) あかつきとは 夜明けのこと すべての言い訳を 振り払って 前進しよう つらいのは 私だけではないはずだ 今日の朝練習南風あったかげん記−号外−敬老の日の今日は、明治村へ行って来ました。 昨年、文化庁芸術拠点形成事業として、小中学校の社会科教師と博物館明治村が連携して錦絵を学習に活かせないかと取り組んだ事業があり、私も参加したためにその成果を見に行くためでした。 さらに、今日は明治村の村長・小沢昭一氏が来村し講演をされるということで、その講演時間に合わせて行って来ました。 「明治村 錦絵れきし探偵団」と題されたパネルが各所に置かれ、私たちが作成したパンフが置かれていました。敬老の日の今日は、お年寄りが無料ということで数多くの来村者がいましたが、パンフを手にとって、錦絵を見ている人を見るとうれしくなりました。 小沢昭一氏の講演は、テレビやラジオで知る通りの絶妙のタッチ。もうすぐ80歳という年齢を感じさせないおもしろさがありました。 明治村は、日本中でも一級の施設です。みんなで応援しましょう! ふれ愛ギャラリー 「野田武男」絵画展五条川 風情豊かな 京都を思い出させる その名 五条川 今年も又みごとに咲き誇った 桜の花が私達の目を 楽しませてくれています 水面に浮かぶ花びらは 何を想って どこへ流れていくのでしょうか… 南風あったかげん記−609−前回の続きです。 「1石」とは、容積の単位であり、一般には米の容積(180リットル=2.5俵)ということが分かりましたね。 これをふまえて、武士の給料について考えてみましょう。 幕府に仕える旗本や御家人は、大きく2通りの給与制でした。 一つは、知行取りで「石」で表示されます。もう一つは、蔵米取りで「俵」で表示されました。 「知行取り」は、一定の知行地(領地)を割り当てられ、そこから年貢を取り立てて俸禄にしました。 山内一豊(写真)は千代と結婚し、400石を与えられていましたが、この400石が知行地です。これは、面積ではなく、400石の米が獲れる田(400反)を含む土地全体を指します。 知行取りは、その領地についての警察権・裁判権をもっていました。また、領地から人夫を徴用でき、野菜や特産物に税をかけることが出来ました。 400石といっても、4公6民の場合は4割が年貢なので、160石(400俵)が実収入です。ただし、領地を支配するには家来が必要となります。家来とその家族を養わないといけません。また、米の収穫高は天候に左右され、また、知行所からの米の運搬費などの出費もありました。 これに対して「蔵米取り」は米の現物で支給されました。蔵米取り400俵というと、その400俵を年3回に分けてもらっていました。 これで分かると思いますが、知行取り400石と蔵米取り400俵とでは、実収入が変わらないことが分かります。実際には、これらに、扶持米という扶養手当みたいなものもつきました。 ただし、いずれにしても物価は上がり、米の価値は下がっていくので、これらの武士はだんだん貧乏になっていきます。 まとめると、「石」とは、米の容積であり、領地の広さを指すのです。でも、まだあります。次回に続きます。 |
岩倉市立南部中学校
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