最新更新日:2024/04/30 | |
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南風あったかげん記−687−先にお知らせしましたが、今日は大口西小学校で幼児教室の運動会の補助をしてきました。若い父親も数多く参加するために、おおぐちおやじの会が支援しているものです。 昨年も書いたかもしれませんが、私は以前、小学校1年生の担任をしたことがあります。それまで4年生以上しか経験がなく、2年連続で6年生を終えた後だったものですから、カルチャーショックでした。1年生は、ともかくじっとしていられないのです。6年生なら、「静かに!」で大丈夫です。技術はなくとも、熱意があればわかってくれます。しかし、1年生はだめです。どんなに熱意があっても、まるで通じません。 そのような時は、例えば耳に手を当てて「あっ!」と言うと、みな真似をして静かになります。また、ちょっとした手品をするとすぐにこちらに集中します。こうしたすぐに静かにさせ、自分に集中させる技術をいくつも持っていないと、仕事にならないのです。技術が必要なのです。 今日は、幼児教室の先生の動きをじっと観察していました。手遊びや手作りおもちゃ、掲示物を作る知識はもちろんのこと、幼児を集中させるための手法、指示、表情などは、細かい技術の集積でした。これは、もって生まれたセンスもあるでしょうが、勉強しないと身に付かないものです。しかも、進化し続けないと、子どもに飽きられてしまいます。 中学校も技術の内容は違いますが、基本は同じです。熱意はあって当たり前。それとは別に指導の技術が必要で、これも勉強し続けないと仕事にならないのです。 今日はお手伝いの立場でしたが、十分に勉強になった1日でした。 |
岩倉市立南部中学校
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