最新更新日:2024/04/27 | |
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南風あったかげん記−664の3−南風あったかげん記−664の2−南風あったかげん記−664の1−おそらく、南中の学校の1年で「ホップ、ステップ、ジュアンプ」があるとすれば、私は、「体育祭、南フェス、合唱コン」と答えます。 えっ、1学期や3学期はないの?毎日の授業は?という疑問がわくのは当然でしょう。 1学期はエネルギーの充電期であり、毎日の授業はもとより、学校生活のすべてが土台に、成長のための土壌になるのです。 そして2学期を迎えます。なぜこんなに?というほど忙しい時期です。でも、草花の根が水を求めて根を伸ばすように、2学期の日々の授業を栄養素として、この行事の3連発が、根を長く太くし、花を咲かせる準備をするのです。 体育祭は突破口です。3年生の応援団を中心に、クラスをまとめる核が育ちます。 南フェスは、そのまとまりを1,2年生に、また、3年生の他の生徒に広げる役割を果たします。そのポイントが、相手意識です。体育祭は、相手より上回ることが価値になるのですが、南フェスは違います。お客さんを喜ばせることを、自分たちの喜びに変えるのです。これは大きなポイントです。 子どもは自分の満足を求めます。親は、子どもの満足を自分の喜びとします。これが親心です。 中学校は、子どもが大人になるところとたとえますが、私の頭の中には、「自分中心」から「相手意識」の転換が、この「体育大会」から「南フェス」にあると思っているのです。まさにステップです。 ここで培ったものを合唱コンへ注ぎ込むのです。音楽は、聴く人のことを考えてこその集団での表現活動です。ここで大きなジャンプをするのです。 3学期は?まとめの時期とよく言いますが、私は集団で培ったものを個に帰す時期だと考えています。 学級は3月で解散します。それでも、個が育っていれば、その次の社会で、もしくは学年で、その成果を生かしてくれるものと思っています。 今日は、昨年よりはるかに多くの小学生が来てくれました。6年生に聞いてみました。 「どう、楽しい?」「楽しい!」「南中に来てくれる?」「早く来たい!」 まだまだ南中は成長を続けます。 写真は、サルサコンサートの終盤の様子です。 南風あったかげん記−663−いよいよ明日は南フェス。今日の準備は見ていないため、どこまでお祭りの雰囲気が出てきたのか明日の出勤が楽しみです。 今日は、岐阜市立加納中学校の実践報告会に行ってきました。加納中学校には、7年ぶりの訪問です。 その時の記録は、http://www.tcp-ip.or.jp/~syaraku/kanoutyu.htm にあります。 始めに3年生社会科の授業を参観しました。地方の政治と自治「岐阜市のさわやか環境を作ろう」という単元でした。「ゴミ処理の費用を削減して、財政負担を減らす手だては?」という課題なので、分別回収とゴミ袋・レジ袋の有料化が早めに出てしまい、それ以後深まらなかったのは残念でしたが、レベルの高い発言が続きました。 次に、3年学年合唱を聴きました。前回は「大地賛頌」に感動しましたが、昨年の南中合唱コンで聞いた学年合唱の方が上だと思います。声質がそろっていたのは見事でした。 午後には、全体発表の後、1年生社会科の授業を参観しました。よく手が上がり、活発に意見がでました。特に、「○○さんにつけた足して」「○○さんと○○さんの意見をつなげて」「まとめると」など、話し合いがつながっていったのには感心しました。よく考えられた意見が続きました。 いろんな所に、きらりと光る掲示があり、思わず写真を撮ってしまいました。 その後、社会科の分科会に出ました。加納中学校の教員OBが多く、レベルの高いアドバイスが続きました。これが岐阜市の学校の特徴です。 生徒会の掲示も充実しており、歴代生徒会長の写真と実績が並んでいるのには驚きました。 来週は、岐阜市立陽南中学校へ行って来ます。 南風あったかげん記−号外− |
岩倉市立南部中学校
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