最新更新日:2024/02/16
本日:count up1
昨日:9
総数:102376

「愛日地区PTA指導者研修会 尾張旭市小中学校PTA研究発表大会」

 11月29日(火曜)尾張旭市文化会館において「愛日地区PTA指導者研修会 尾張旭市小中学校PTA研究発表大会並びに講演会」を主催側として執行させて頂きました。
 愛日地区というのは瀬戸市・小牧市・北名古屋市・豊山町・清須市・豊明市・東郷町・日進市・長久手町・尾張旭市・春日井市の8市3町で出来上がる組織であり、今年度は県教委・尾張教育事務所・尾張旭市P連との四位一体で地元尾張旭市東中学校より「家庭と学校の連携のあり方」と題して発表を行わさせて頂きました。遅れましたが、春日井市はもとより3町7市の単P皆様方や先生方には多忙にも関わらず、ご参席頂きまして誠にありがとうございました。
 この場をお借りして主催者側地区副会長として御礼を申し上げます。
 まず研究内容としましては、個人的に東中単Pさんとしての活動がかなりアグレッシブルに展開されているんだなと正直驚きました。そこには私たちP関係が理想とする形がしっかりと実践されていることでした。具体的に言うと、エコキャップ収集運動から展開されるマスメディアとの連携に始まり、地域に運動展開を周知させるため町内回覧への開示。つぎに、それによって生まれる効果の精査として100万個達成記念事業を設置し、さらには元々の事業の位置付けとしてワクチン送付先のラオスの方々を呼んでの国際交流。ここには一つの事業を成すことにより生まれる、CO2削減や世界の一部でも救おうとするボランティア精神、そして何よりも東中学校をきっかけとして拡大される地域の絆が垣間見える素晴らしい形がなされていました。子どももおとなも隔てなく一つのことに真っ直ぐに行動されたのが事業成功に至ったことかと思われます。間違いなく尾張旭市が一つになったと言っても過言ではないでしょう。
 実はこの事業の成功にはもうひとつ緻密な形があったのを紹介します。
 質疑応答という形で終盤に入ったときに助言者の県教委生涯学習課主査 庄子 亨さまからのお話もあったのですが、事業計画の段階からいくつかの役員会を経て計画書が作られていくわけですが、とにかく起承転結がはっきりと盛り込まれている。最初の骨筋を立てたうえで通常であればそれに倣って展開していくのですが、なんと仮説まで立てて事業内容の柱に基づいて、本来の目的により一層近づけるという手法に面喰いました。また、組織図を見ても外部諸団体と連動するにあたり、学校内にPTAとは別動隊として「スマイル活動推進委員会」を設置し関係職員皆様方とPTA役員、さらに生徒会の生徒たちとで一堂に会した会を開いているのです。いずれにせよ従来ではあまり試みを聞かないスタイルとしては是非各市町Pでも真似していきたいものだと素直に思いました。より良いものはどんどん吸収したうえでオリジナルを注入し、大事なことは行動に移すことです。
ほんのちょっとしたきっかけに意欲を出して、ほんのちょっとでもまわりの人に感謝しながら、ほんのちょっと仲間と協力しあう気持ちで何事も前向きに進み、大きく展開されると私は信じます。
 とても素敵な事業でありました。あらためて関係各位皆さま、ありがとうございました。

                愛日小中学校PTA連絡協議会 副会長 
                春日井市小中学校PTA連絡協議会 会長 
                                  松山 栄司 

2011教育フォーラムinかすがい 第42回春日井母と女教師の会・春教組教育講演会に参加して

画像1
 11月19日(土曜)「折れない心の育て方」〜自己肯定感・他者信頼感を高める動機づけ〜と題して,麓聡一郎氏による講演会が総合体育館で開かれました。
 強い父の厳しい指導に堪えた『巨人の星』の星飛雄馬。困ったときには,四次元ポケットで助けてもらえる『ドラえもん』の野比のび太。超自然体で嵐を呼ぶ5歳児『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけ。この三人の性格や親子関係を比較分析したお話を,麓氏の軽妙な語り口で更に興味深く聴くことができました。
 「折れない心を育てる」ということは,耐えるだけでなく「しなる心を育てること」であり,そこには私たちおとなの姿勢(言葉がけや接し方)が大きく影響します。子どもが岐路に立った時,安心して次の一歩が踏み出せる信頼関係を互いに築いていくことが大切だと思いました。

市P連役員会を開きました

画像1
 24日知多公民館にて市P連役員会を開きました。12月の第3回母親委員会運営委員会と県の情報交換会の持ち方について検討されました。
 また1月の研究発表大会の持ち方についても検討されました。

接し方アドバイス   〜子どもの自立促そう〜 の講演会から

 市内東高森台小学校で,元PTAメンバーでつくられているお話の会「めだか」が主催された講演会があったそうです。
 講師は,子育て支援の専門家であり,中日こどもウィークリーの連載「親の時間 子の時間」の執筆者の一人,横浜市のNPO法人「ハートフルコミュニケーション」代表理事の菅原裕子さんだったそうです。演題は「子どもの自立を促すために親ができること」。その講演会の内容が,11月17日(木)付け「中日新聞」朝刊の近郊版に紹介されていました。
 記事によると,菅原さんは「愛すること,責任,人の役に立つ喜びの三つの価値観を子どもたちに教えてほしい」と強調され,手伝いを例に「『良い』『えらい』と評価する言葉でなく『うれしいよ』『ありがとう』と感謝の気持ちを伝えて共感性を養って」とも話されたそうです。
 こんなうれしい記事が,掲載されていました。
 ここ最近,あらゆる講演に参加させていただくと共通するのが,この講演会の最後の締めの助言のように,「子どもの言葉を受け止め,そのままそっと返してあげるといい。自問自答を始め,安心して話せるようになる」という尊重する言葉です。
 私たちおとなは,当然ながら社会のルールや人としてのモラルを保ち続けながら,日々学習して生きています。そんな中,新たな生命の誕生によって,親という立場になる人間がほとんどです。
 小さいころに,自身の親から受けたしつけやコミュニケーションなどから子育て論が様々な形態に分かれるのは致し方ないことでしょう。大切なのは相手を尊重して聴く耳を持つこと。さらにやさしく語りかけ考えさせること。
 正直,私自身が親から頂いた教育観とは180度ひっくり返る思考や行動であります。
しかし,時代は目まぐるしく流れている現実。やはり人はいつの世も学習しなければなり ませんね。
 これから少しずつでも実行に移すことで,子どもたちの変化を楽しみに垣間見,また私たち自身にも時がゆっくりと流れるような心地良い気持ちが生まれることでしょうね。
そんな人間でありたいし,そんな親で在りたいですね。
 日ごろよりの単P活動,市P連事業参画において,いつもありがとうございます。
 未来ある子どもたちのために,少し深呼吸していきましょう。
    春日井市小中学校PTA連絡協議会  松山 栄司

「春日井市青少年健全育成市民大会」に参加して

 日ごろより市内各地の子どもたちのために,いつも汗を掻いていただいている会員皆様、本当にありがとうございます。今年も残り少なくなり,単P各位皆様方の事業も慌ただしくなってきたのではないでしょうか。
さて、先日11月4日(金)に,春日井市と春日井市教育委員会主催の「平成23年度 春日井市青少年健全育成市民大会」が春日井市民会館にて開催されました。
 毎年,子どもたちの健全育成に対して輝かしい活動や功績を踏まえて,一般地域諸団体より,本年度は〈子ども会育成連絡協議会〉〈ボーイスカウト育成会〉〈更生保護女性会〉より,3名のおとなの方の表彰,そして健全育成・非行防止作品として「ポスターの部」「書の部」「標語の部」の3部門,「親から子,子から親へのメッセージの部」1部門,「運動・文化・善行の部」の1部門として,市内小中高の子どもたちの個人・団体を問わぬ表彰がなされました。
 会の口火は,3名の子どもたちの力強い大会宣言により開会されました。中でも前日のリハーサルに緊張していたのか,壇上で間に挟まれた岩成台中学3年の彼が,宣言文の暗記が飛んでしまったのか,全体に合わせるのを大変そうだったのが印象的でした。しかしながら,本番となると両サイドにいる春日井商業高3年の彼女が上手く引っ張っていき,間に彼を挟んだ隣りの石尾台小6年の彼女も負けずと声高らかに宣言を発していたのが頼もしくも,とても微笑ましく感じられました。会場内は割れんばかりの拍手の渦で見事に自ら学び,自ら考え,自ら行動できる青少年としての宣言が発せられたのです。
 私たちおとなは,子どもたちの成長の過程をやさしくも見守り,ときには個々を尊重したうえで,方向性の再確認をさせる担い手としても,常に目を配らせる必要性があるかと思います。
 大切なのは,私たち自身がそれを意識することであり,行動することではないでしょうか。
 市民としてのたくさんの功績が称えられる次年度の開催が,とても楽しみとなる第1部でありました。ありがとうございます。
 第2部にあたっては外部講師による講演でありますが,今年は誰もがご存知なTV「サザエさん」のマスオさん役で,声優の増岡弘さんにお越し頂き『マスオの家庭教育考』と題しご講演を頂きました。他にもTV「アンパンマン」のジャムおじさんや「タッチ」の南のお父さん役でも知られています。また,小中学校での読み聞かせなど様々な御尽力を費やしているようです。
 講演内容はというと,独特な展開で所々キャラクターの声で進行し,それでいて聴く側を退屈にさせぬよう観客を壇上に上げたりと,参加型の一体感溢れる時間でした。
 その中でも,終始増岡さんが言われていたのが「愛の努力」。担い手となる私たちおとなが,常に心掛けることは笑顔を絶やさないこと。笑顔には何ものにも代えられない力がみなぎり,やがてそれは「愛の努力」の積み重ねとなり構築されていくのものだと。
 ここで捉えられるのは家庭内でのコミュニケーションではないでしょうか。現実子どもたちは子どもたちなりの忙しさがあるでしょう。義務教育内における立場として,ある程度は子どもたちの行動を把握しておくべきです。その中で自尊心を気遣い,自身で考え行動させることが私たちおとなの,親の役目であるでしょう。次の世代で私たちの子どもたちがおとなになり,親となったときに迷わせないためにも・・・。
 前回の県P連事業の講師(尾木ママ)も言っておられました。
 命絶えるまで教育なんだと・・。積み重ねを築くことが大事なんですね。
    春日井市小中学校PTA連絡協議会   松山栄司

明るい社会づくり実践体験文表彰式並びに発表会

画像1
 11月5日(土曜)に第34回青少年健全育成推進大会、実践体験文表彰式並びに発表会が春日井市総合福祉センターにて開催されました。各賞に選ばれた方々、おめでとうございます。
 総作品906文の内、第三次審査会そして最終審査会を通過しての表彰式でした。
 第二部の発表会では6賞入賞者による、壇上にて皆さん堂々と素晴らしい発表でした。
作文を聞き、身近なことに対しての感謝の心を持つことの大切さを改めて教えられたように思います。ありがとうございました。  母親委員長、渡邊葉子

『第67回東海北陸ブロックPTA 研究大会愛知大会』に参加して

画像1
 先般10月28日(金曜)29日(土曜)の2日間に渡り『第67回東海北陸ブロックPTA 研究大会愛知大会』が開催されました。
 6県1市(富山県・石川県・福井県・三重県・岐阜県・愛知県・名古屋市)の主管のもと、この愛知の地へと各単Pが集結したのであります。
 初日は6分科会に会場も分かれ「家庭教育・学校支援・地域連携」の三本筋のお題に沿って6県1市の代表選出された小中学校からの研究発表で幕が開かれました。
 それぞれの発表校において様々な地域の取り組み、学校との連携、子どもたちを愛することによるおとなたちの絆が随所に感じ取られた素晴らしい大会になったことを肌で感じました。
 私たちは決して傍観者ではなく、この実りある大会から何かを感じ取って各単一Pに持ち帰り、落とし込まなくてはならないと感じました。是が非でも各々役員会や事業の際には会長様あるいは副会長様から少しでも触れて頂きたく思います。市P連としての切なる願いです。
 2日目にあたりましては、全大会から功労者の表彰と講演会と愛知県体育館において開催されました。延べ3,000人が入場された場での今年の講師はTVでお馴染みの尾木直樹教授(通称:尾木ママ)の「子育てと教育は愛とロマン」と題した講演でありました。
個人的に講演関係は結構参加させていただきましたが、あの大きな壇上を所狭しと動きながらの話しぶりには圧巻させられました。何よりも親しみが沸くと言うか、ウトウトとする間もないほど耳を傾かせられました。それほど楽しかったのです。
 TVで観るあのままでありも、要所はしっかりと押さえポイントだけを伝えてくれる。それでいてきめ細かな配慮で会場全体のすべての関係者の立場となって話を切り出す。ご本人はきっと素のままかと思いますが、そこには真の教育者としての五感をフルに出されているなあ〜と感心させられました。
 少しばかり講演内容を触れさせて頂きたく思います。
 《子育てで一番大事なこととは・・・》=子どもの目線であること、子どもの心理を図ること。
 良くも悪くも私たちおとなは子どもに何か問いかけるとき、「○○ちゃん、大丈夫なのー?」と問いただすことが多々あるのではないかと思います。
 しかしこの言葉、実はこちら側(問いかける側)の満足感のみであり子どもには何一つ届いていない無意味なやりとりでもあるのです。
 「大丈夫なのー?」・・「大丈夫だよー」・・「そーなんだ。頑張ってしっかり頼むよー」・・「・・うん・・・」
 こんなやりとりが例えば試験前とかなされていたりするかと思いますが、実際子どもたちにはうるさく感じ取られているのが大半で話の腰を流す感じで終わらせているのがほとんどではないでしょうか。そうではなく、より具体性を詰めた会話をされたほうが子どもたちには伝わり易く感じるのではないかということです。
 他にもペナルティを与えることで子どもたちの〈やる気〉を上げさせる手法もあるようですが、気をつけなければならないのは子どもたち自身が「それ」になることが嫌だからやっている感にさせないことです。
 ここには自分自身の考える力が無くなり〈やらされている感〉が生まれ、今後創造力の乏しさに渦巻くことも否めないのです。もっと言えば二面性を持つ子どもが生まれることもあるのです。
 逆に褒める子育てにはあらゆる可能性が秘められるなか、とても大切なことは、ありのままを受け止める(失敗したときも認める)ことが重要であるのです。常に最高の笑顔で『褒めだて』で。。。
 二つ目は文科省の調べで、近年の世界各国の子どもたちに自分自身の幸福度というアンケートを取ったところ、18%しか日本の子どもたちは幸福感を感じたことがないという結果です。中学一年生を対象に絞ったところ、なんと10.3%にも下回ったとのことです。先進国の中では下から数えたほうが早いとの結果に至ったのでした。これは未来ある子どもたちの明日が、更にはその先の子どもたちの先々にも危惧される局面が表れるという兆しでもあるのです。
 子どもたちにとって、学校や家庭や社会の共生はとても大切ですが、個性を潰しては意味が無い。また学校だけの価値観ではなく家庭の価値観を表に出し共存させることが、あくまでも統計だけのことですが荒廃しつつある教育の世界を打破出来る唯一のきっかけではないでしょうか。
 わたしはそう感じます。
 何でもない日常生活の中にこんな光景が浮かびます。
*仕事を終え家路に着いて玄関を開けたらとんでもなく脱いだ靴が散らばっていたとき
大概は大声で「散らかってるぞー!」と叱るのがほとんどではないでしょうか。どちらかと言えば私も二度三度と声を大にした覚えがあります。これに対し尾木ママの答えは以下でした。
 1 頭ごなしに叱らない。「何がどうしたの?」と感情的にならず理由を聴くニュアンスで問いかける
 2 そして子どもの言う理由にしっかりと目を見て声を出し相槌を打つ
 3 そしてその理由に共感を持つ
 4 その結果、子どもが自分の気持ち(意見)を察してくれたと錯覚することにより子どもの心に元気が生まれる
 5 最後に「やっぱり母さんや父さんの子どもだよ(笑)」と言ってあげることが子どもの心にエンパワーメントを生まれさせる
 エンパワーメントとは、わたしたち一人ひとりが誰でも潜在的にもっているパワーや個性をふたたび生き生きと息吹かせることであります。
 今回の講演内容は少しだけしつけという観点を変えることで親として我が子に向ける姿勢を改めて考えさせられ、且つ大人としての人間性や学校や地域との協調性を深く感じさせられた中身でありました。最後にこの大会におかれて3年の月日を費やした県P連事務局実行委員会皆様に大変素晴らしい大会であったことを御礼申し上げます。ありがとうございました。
 また、多忙にも関わらず今大会にご参画いただいた春日井市内各単P会員皆様ありがとうございました。そして毎度の長文にも関わらず、最後まで目を配らせて頂いた方々に御礼申し上げます。
『いつもありがとうございます!』
         春日井市小中学校PTA連絡協議会   松山栄司 

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

家庭教育委員会運営委員会

PTA会長連絡会議

春日井市小中学校PTA連絡協議会