最新更新日:2024/02/16
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「春日井市青少年健全育成市民大会」に参加して

 日ごろより市内各地の子どもたちのために,いつも汗を掻いていただいている会員皆様、本当にありがとうございます。今年も残り少なくなり,単P各位皆様方の事業も慌ただしくなってきたのではないでしょうか。
さて、先日11月4日(金)に,春日井市と春日井市教育委員会主催の「平成23年度 春日井市青少年健全育成市民大会」が春日井市民会館にて開催されました。
 毎年,子どもたちの健全育成に対して輝かしい活動や功績を踏まえて,一般地域諸団体より,本年度は〈子ども会育成連絡協議会〉〈ボーイスカウト育成会〉〈更生保護女性会〉より,3名のおとなの方の表彰,そして健全育成・非行防止作品として「ポスターの部」「書の部」「標語の部」の3部門,「親から子,子から親へのメッセージの部」1部門,「運動・文化・善行の部」の1部門として,市内小中高の子どもたちの個人・団体を問わぬ表彰がなされました。
 会の口火は,3名の子どもたちの力強い大会宣言により開会されました。中でも前日のリハーサルに緊張していたのか,壇上で間に挟まれた岩成台中学3年の彼が,宣言文の暗記が飛んでしまったのか,全体に合わせるのを大変そうだったのが印象的でした。しかしながら,本番となると両サイドにいる春日井商業高3年の彼女が上手く引っ張っていき,間に彼を挟んだ隣りの石尾台小6年の彼女も負けずと声高らかに宣言を発していたのが頼もしくも,とても微笑ましく感じられました。会場内は割れんばかりの拍手の渦で見事に自ら学び,自ら考え,自ら行動できる青少年としての宣言が発せられたのです。
 私たちおとなは,子どもたちの成長の過程をやさしくも見守り,ときには個々を尊重したうえで,方向性の再確認をさせる担い手としても,常に目を配らせる必要性があるかと思います。
 大切なのは,私たち自身がそれを意識することであり,行動することではないでしょうか。
 市民としてのたくさんの功績が称えられる次年度の開催が,とても楽しみとなる第1部でありました。ありがとうございます。
 第2部にあたっては外部講師による講演でありますが,今年は誰もがご存知なTV「サザエさん」のマスオさん役で,声優の増岡弘さんにお越し頂き『マスオの家庭教育考』と題しご講演を頂きました。他にもTV「アンパンマン」のジャムおじさんや「タッチ」の南のお父さん役でも知られています。また,小中学校での読み聞かせなど様々な御尽力を費やしているようです。
 講演内容はというと,独特な展開で所々キャラクターの声で進行し,それでいて聴く側を退屈にさせぬよう観客を壇上に上げたりと,参加型の一体感溢れる時間でした。
 その中でも,終始増岡さんが言われていたのが「愛の努力」。担い手となる私たちおとなが,常に心掛けることは笑顔を絶やさないこと。笑顔には何ものにも代えられない力がみなぎり,やがてそれは「愛の努力」の積み重ねとなり構築されていくのものだと。
 ここで捉えられるのは家庭内でのコミュニケーションではないでしょうか。現実子どもたちは子どもたちなりの忙しさがあるでしょう。義務教育内における立場として,ある程度は子どもたちの行動を把握しておくべきです。その中で自尊心を気遣い,自身で考え行動させることが私たちおとなの,親の役目であるでしょう。次の世代で私たちの子どもたちがおとなになり,親となったときに迷わせないためにも・・・。
 前回の県P連事業の講師(尾木ママ)も言っておられました。
 命絶えるまで教育なんだと・・。積み重ねを築くことが大事なんですね。
    春日井市小中学校PTA連絡協議会   松山栄司

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