最新更新日:2024/03/05 | |
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3月9日(水)の給食献立・牛乳 ・豆腐の落とし揚げ ・食べて菜のアーモンドあえ ・ふしめん汁 ・むらさきいもチップス 「鯛」について 今日の給食に使われている魚、「鯛」は昔からおめでたい時には必ず食べられてきた日本人にとって、なじみ深い魚です。そのため、鯛にまつわることわざは沢山あります。 たとえば、「えびで鯛を釣る」ということわざ。これは、「小さな投資で大きな利益を得ること」の例えとして使われます。実際に、鯛はえびを好んで食べています。中でも赤い真鯛はえびを常食としていて、真鯛が赤いのはえびの殻に含まれている「アスタキサンチン」という赤い色素が体表にたまって赤くなっているといわれます。 一方で、黒鯛のように体表の黒い鯛はえび以外にも海藻など色々なものを食べるので、取り込むアスタキサンチンの量も少なく、赤くならないそうです。縁起物(えんぎもの)といわれる鯛の赤い色は、同じく縁起物(えんぎもの)のえびからきていたのですね。 3月7日(月)の給食献立・牛乳 ・豚肉の生姜焼き ・元気サラダ ・根菜汁 「おいしく食べるために」について 私たちの舌は「食べる」という行為を支える大切な働きをしています。舌に異常が生じると、食べ物の味がわからなくなったり、塩辛い味や濃い味でないと満足できなくなったりして、ひいては、健康を害することにもつながりかねません。舌の健康を守るために次の5つのことに気をつけましょう。 1 料理はうす味を心がけましょう。 2 よくかんで味わって食べましょう。 3 好き嫌いをせずに食べましょう。 4 辛すぎるもの、熱すぎるものはなるべく食べないようにしま しょう。 5 食べた後はしっかり歯みがきをしましょう。 また、味覚に関係があると言われている栄養素は「亜鉛」がありますが、日本人は不足気味だそうです。するめや小魚、卵、ごま、わかめなどに多く含まれているので意識して食べることも大事ですね。 舌を健康に保って、おいしく食事をとりましょう。 3月4日・牛乳 ・ぶりの照り焼き ・菜の花あえ ・すまし汁 ・すだちゼリー 「卒業祝いの献立」について 日本では、何か、お祝い事があると、赤飯を炊いて祝うという伝統的な食文化があります。昔、赤米というお米があり、この赤米を大切に扱い、特別な日にお米に混ぜて蒸して食べていました。今では、もち米に、小豆と小豆の煮汁を入れて、蒸した赤いごはんを、赤飯と呼んでいます。日本人にとって、赤い色は生命力を表す色で赤いものを食べると、悪いことを追いはらう力がつくと考えられていました。そこで、人生の節目などの大切な時に、赤飯を食べるようになったということです。 来週、再来週には、幼稚園の卒園式、小・中学校の卒業式があります。みんなで赤飯と出世魚である「ぶり」を食べて、卒園、卒業をお祝いしましょう。 3月3日(木)の給食献立・黒豆きなこクリーム ・牛乳 ・鶏肉のから揚げ ・コールスローサラダ ・白菜と豆腐のスープ 「感謝の気持ちでいただきましょう」について 私たち人間は、生きていくために、食べ物として、動物や植物の命をもらっています。野菜や魚、家畜などは、私たちが食べるために、栽培したり大きく育てたりしています。そこで、大切なことは、魚や野菜、動物などの命をもらうことで、私たちは生きていけることをいつも忘れないことです。 食事の前後には、必ず「いただきます」「ごちそうさまでした」のあいさつを、心をこめて言いましょう。また、食事ができるまでには漁師さん、農家の人、配達をする人、料理を作る人など、多くの人の手がかかっています。食べ物の大切さについて考え、感謝の気持ちをもって食事をいただくようにしましょう。 3月2日の献立・牛乳 ・さわらの塩焼き ・わけぎあえ ・月菜汁 ・ひなあられ 「ひな祭りの献立」について 明日、3月3日は「ひなまつり」です。「ひなまつり」は、「桃の節句」とも呼ばれ、ひな人形をかざって、女の子のすこやかな成長を祝うお祭りです。 よもぎもち・桃色のもち・白もちを、ひし形に作って上から順番に重ねた「ひしもち」や、白酒、あられなどをお供えし、桃の花をかざって、お祝いをします。 また、ひなまつりには、ちらしずしや貝の汁などを食べます。ちらしずしは、人々が集まるときの料理として保存がきくために作られたもので、みんなで喜びを分かち合っていました。 きょうの給食には、ちらしずし、旬の野菜のわけぎを使った「わけぎ和え」がついています。みんなで一緒に食べて、ひな祭りをお祝いしましょう。 3月1日(火)の給食献立・牛乳 ・じゃがいものカレー煮 ・ひじきサラダ ・ネーブルオレンジ 「ネーブルオレンジ」について 今日のデザートは、ネーブルオレンジです。 「ネーブル」とは『へそ』という意味で、その名のとおり、底の部分におへそのようなくぼみがあるのが特徴です。アメリカから輸入されているものも多いですが、今日のネーブルは国内産のもので、2月〜3月の今がまさに旬の時期です。皮が薄くてみずみずしく、酸味と甘味のバランス、そして香りが良くておいしいですね。 旬の恵みに感謝して、残さずいただきましょう。 2月29日の献立・牛乳 ・さといもチップス ・かきたま汁 ・ミニトマト 「さといも」について 今日の給食には、里芋チップスがついています。里芋は秋から冬にかけての今が旬の食材です。日本でも昔から食べられてきた芋で、今から4500年前の紀元前2500年ごろには、東南アジアから日本にもたらされていたようです。私たちが食べているのは、里芋の土の中にある茎の部分です。親芋と呼ばれる大きな芋の周りに小芋、孫芋が次々出来ることから、子孫繁栄のめでたい食べ物として、お祝い事の時にも食べられてきました。 また、里芋には、カリウムという体の中にある余分な塩分を外に出す働きをする成分や、食物繊維という胃や腸の掃除をしてくれる栄養素が含まれていて、私たちの体を守ってくれています。今日も残さず、いただきましょう。 2月26日(金)の給食献立・牛乳 ・煮込みおでん ・野菜のポン酢あえ ・でこぽん 「デコポン」について みなさん、デコポンという名前を聞いたことがありますか? デコポンは、「ポンカン」と「清見オレンジ」とを、かけあわせた新しい種類のみかんで、最近人気が高まっている果物です。 デコポンという名前は、とてもおもしろい名前ですが、頭にも盛り上がりがあるので、このような名前がついたそうです。デコポンには、ビタミンCが多く含まれ、ストレスの解消や貧血の防止、かぜの予防などに効果があります。普通のみかんより、甘くて中のうすい皮はそのまま食べられます。 熊本県が主な産地ですが、愛媛県、広島県などでも栽培されています。ちなみに、きょうの給食のデコポンは愛媛県で栽培されたものです。よく味わって食べましょう。 3月25日の献立・りんごジャム ・牛乳 ・鶏肉の香味揚げ ・菜の花サラダ ・野菜スープ 「菜花」について 1月から3月が旬の菜花は、カルシウム、ビタミンAやCを多く含んでいる緑のこい野菜で、体の調子を整える緑色のグループの仲間です。春の訪れを感じさせる、季節の野菜として人気があります。花が咲ききらない、つぼみのうちに取ってあえ物やおひたし、サラダ、汁の実などにして食べます。春になると畑で見る「菜の花」とは少し違って、私たちが食べるために作られた野菜なのです。 香川県では、今から約30年前の昭和60年ごろから、栽培が始められました。私たちの住む丸亀市は、香川県の菜花のおもな生産地となっているので、給食には、市内で栽培された、新鮮な菜花を使っています。寒い時期に、いち早く黄色い花をつける菜花は、春を告げる野菜といえますね。春を感じながら、食べましょう。 2月24日(水)の給食献立・牛乳 ・鮭の塩焼き ・野菜のナムル ・わかめスープ 「わかめの栄養」について わかめの旬の時期、皆さんは知っていますか?答えは、3月〜5月ごろです。わかめは、乾燥させて保存がきくようになっているものが多いので1年中食べることが出来るイメージですが、実は、11月頃に芽を出し、冬から春にかけてが採れごろの旬です。 また、わかめには余分な塩分を体の外に出してくれる働きや、胃や腸の中をきれいに掃除してくれる働きもあり、私たちの体内の代謝を保つのに役立つ働きもある、体にとても良い食材です。 今日は、栄養たっぷりのわかめをふんだんに使ったわかめスープです。しっかり食べて、元気に過ごしましょう。 2月23日の献立・牛乳 ・香川県産野菜シチュー ・ブロッコリーサラダ ・スパイシービーンズ 「香川県産野菜について」 今日のシチューには、香川県産の野菜がたくさん使われています。では、一体何種類つかわれているでしょうか?答えは、金時人参、チンゲン菜、パセリ、かぶ、レタスの5種類です。このように、地元でとれた食材をその地元で消費することを「地産地消」と言い、エネルギーの節約につながったり、誰が作ってくれたのかわかるので、安心して食べられるなどの、よいところがたくさんあります。中でも、農家の方がとれたての状態で給食センターに届けてくれるので、私たちは新鮮な野菜の栄養をしっかり摂ることができるという点です。今日も残さずいただきましょう! 2月22日(月)の給食献立・牛乳 ・焼き鳥缶 ・元気サラダ&ミニトマト ・けんちん汁 「非常食」について 今日の給食の焼き鳥缶は、非常時で給食が食べられない時、替わりに食べることができるよう、学校に保管されている非常食です。缶詰の入れ替えの時期に合わせて非常時にも食べられるように給食の献立に入れています。 缶を開ける時や、触れる時にふたや縁の部分は鋭くなっているので手を切らないよう十分注意して取り扱ってください。また、缶に直接口をつけて食べるのも、危ないのでやめましょう。 食べ方は、主菜としてそのまま食べてもいいですし、ごはんの上にかけて焼き鳥丼、けんちん汁の中に具として入れても良いですね。みなさんの好きな食べ方で食べてみてください。 2月19日の献立・牛乳 ・ミックスビーンズサラダ ・キウイフルーツ 「讃岐もち麦(ダイシモチ)」について 今日の給食のごはんには、讃岐もち麦(ダイシモチ)が入っています。これは、おとなりの善通寺市で開発された大麦の種類で、善通寺ゆかりの弘法大師さんから名前をもらって、ダイシモチと名づけられたそうです。みなさん、いつもの麦ごはんと比べてみてどうですか?少し、甘味があってもちもちしているのに気がつきましたか?このダイシモチは、大麦の中でも、パサパサしたデンプンを含んでいないことから、もっちりした食感を楽しめるのが特徴だそうです。そして、もう一つの良いところは、私たちの体の中を掃除してくれる、食物繊維がたくさん含まれているところです。ちなみに、白米の30倍もの食物繊維が入っているので、今日のように、白いごはんに少し混ぜて炊くだけでも、十分に効果を発揮してくれるそうです。 体に良くて、おいしいダイシモチ入りのごはん。今日も残さずにいただきましょう。 2月18日の献立・牛乳 ・ポトフ ・マカロニサラダ ・りんご 「ポトフ」について 木の芽をじっと見ていると、少しふくらみかけて、春がもうすぐ近くにきているように感じられます。草や木は、春になったら大きな葉をつけたり、たくさんの花を咲かせようと、寒い冬の間に栄養分をしっかり蓄えているのです。私たちの体も、一回一回の食事が、健康な体をつくるもとになります。好き嫌いせず、毎回バランスのよい食事になるように心がけましょう。 給食によく登場する「ポトフ」は、かたまりの肉やたくさんの野菜、じゃがいもなどを煮込んだ料理で、フランスの代表的な家庭料理です。ポトフとは、フランス語で「火にかけた鍋」という意味だそうです。 給食のポトフも野菜たっぷりです。よく味わって食べてください。 2月17日(水)の給食献立・牛乳 ・昆布のてんぷら ・百花のごまドレッシングあえ 「いりこめし」について いりこめしは、香川県を代表する郷土料理の一つです。瀬戸内海では、「かたくちいわし」がたくさんとれ、これをさっとゆでて、干して作った「いりこ」が有名です。この「いりこ」と、季節の野菜を、しょうゆ味で炊き込んだものが、「いりこめし」です。昔から、手早くできる、おもてなし料理として、突然のお客様には、「いりこめし」を作ったようです。 「いりこ」のだしがよく出た、おいしい炊き込みごはんです。いりこ漁の盛んな三豊地区では、今も家でよく作られているようです。 昔から伝わる郷土料理を、味わって食べてください。 2月16日(火)の給食献立・牛乳 ・チンゲン菜のクリーム煮 ・いちご 「西中学校リクエスト献立について」 中学3年生は、9年間の学校給食もあとわずかですね。そこで、1月、2月は中学校のリクエスト献立を入れています。 今日の献立は、西中学校のリクエスト献立です。 特に、中学3年生は今、高校受験を控えて頑張っている時期なので、この給食で、みんなにエールを送ると言う意味も込めて、「受験に勝つ」から、みなさんの大好きなカツサンドの献立にしたそうです。献立を考える時に、それを食べる人のことをイメージして、おいしく健康的なものを食べてもらえるように考えることはとても大事なことですね。主食・主菜・副菜がそろった、バランスの良い献立になっています。今日も残さずいただきましょう。 2月15日の献立・牛乳 ・さばの幽庵焼き ・ほうれん草とたくあんあえ ・ひじき五目煮 ・みかんクレープ 「ひじきの栄養」について 今日の給食には、栄養満点のひじきを使った五目煮がついています。ひじきにはいろんな栄養がありますが、特に成長期の私たちにとって必要な栄養素が3つあります。まず一つが、骨や歯を強くする効果のあるカルシウム。これは、牛乳の約12倍も含まれています。2つ目は、私たちの血液をつくるのにとても重要な役割を持つ鉄分。日本人には不足しがちだと言われています。そして3つ目が、おなかの中の掃除をしてくれる効果のある、食物せんい。このように、ひじきの五目煮から、こんなにたくさんの栄養を一度にとることができます。 自分たちの体に良いもの、是非、好き嫌いせずにしっかりいただきましょう。 2月12日の献立・すき焼きうどん ・小いわしのフライ ・ゆで野菜 「ブロッコリー」について 冬が旬のブロッコリーは、一つ取っても、横からどんどんわき芽が出てきて、それを食べる緑のこい野菜です。ブロッコリーの原産地はヨーロッパですが、広く一般に食べられるようになったのは、ヨーロッパでも戦後ですから、比較的、新しい野菜なのです。香川県内では、三豊市で多く栽培されています。緑色の小さなつぶつぶは、花蕾といって小さな花のつぼみで、今ごろの寒い時期が旬で甘みがあっておいしく、栄養価も高くなります。体の調子をよくして、病気にかかりにくくするビタミンCや、骨や歯を強くするカルシウム、のどや鼻の粘膜を守り、目の働きをよくするビタミンAも、たくさん含まれています。残さずいただきましょう。 2月10日(水)の給食献立・牛乳 ・ししゃものごま揚げ ・パセリポテト ・白菜のみそ汁 ・型抜きチーズ 「北海道の料理」について 今日の給食は、日本で一番北にある、北海道の料理です。北海道の料理は、伝統的な日本料理の影響を受けることが少なく、食材料に簡単な調理を加えただけという、素材のよさを生かした料理が多いようです。 北の海で養殖が盛んに行われているほたて貝は、冷凍技術の発達で冷凍されたものが1年中食べられますが、旬は今頃の季節です。私たちが、ふつう食べているのは、ほたて貝の貝柱の部分で、あさりなどの貝と比べると、とても太くて丸いのが特徴です。 きょうは、この「ほたて」をごはんの中に炊きこ込んだ「ほたてごはん」にしました。また、北海道の特産物である「じゃがいも」や乳製品の「チーズ」も使っています。寒くて雪の多い北海道の味を、味わってください。 2月9日(火)の給食献立・牛乳 ・きのこグラタン ・海藻サラダ ・ジュリアンスープ ・スイートポテト 「グラタン」について 今日の給食のグラタンですが、これはどこの国の料理か、皆さん知っていますか?答えは、フランスです。フランスでも少し南東に位置する山がちな地域の、ドーフィネ地方というところが発祥の地と言われています。 もともとは、鍋に残った焦げ目のついた食べ物から発展して、今のようなおいしいグラタンが作られるようになったそうです。この地域では、アルプスに近いこともあって、良質な牛乳や乳製品が手に入ることから、グラタンはこの地域の名物料理になっています。 給食のグラタンも、調理員さんが一つ一つ丁寧に手作りしてくれています。味わって、おいしくいただきましょう。 |
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