最新更新日:2024/06/07 | |
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遠く離れていても 「ともだち」
5月20日〔月〕〜6月4日〔火〕に、中国からの派遣団(児童5名・引率2名)を迎え交流をしました。約2週間、子どもたちはさまざまな授業や給食・清掃などの学校生活を通して、お互いの文化について学び合ったり、触れ合ったりしました。2週間の交流の中で感じたことを、大切にしてほしいと思います。
交流にあたり派遣団から贈り物(中国の古詩:写真の右の書)をいただきました(写真の左の絵は中国の国花の「牡丹(ぼたん)」)。書かれていることを調べてみると、「海内存知己 天涯若比鄰」(海内(かいだい)知己(ちき)を存(そん)せば、天涯(てんがい)も比(ひ)鄰(りん)の若(ごと)し)と読むことがわかりました。「広い世界に親友がいれば、遠く離れていても近くにいるのと同じ」というような意味のようです。国際交流に相応しい、とてもいい「ことば」をいただいたと思うと同時に、「漢字」の奥深さを感じました。 以下は、それぞれの言葉(漢字)の意味です。 「 海内存知己 」 海内(かいだい)知己(ちき)を存(そん)せば ・海内…四海の内。天下。広い世界。 ・知己…自分を真に理解してくれる人。親友。 ・存 …いる。存在する。 「 天涯若比鄰 」 天涯(てんがい)も比鄰(ひりん)の若(ごと)し ・天涯 … 空の果て。 ・比鄰 … となり近所。 【原文】 中国の古詩(漢詩)の「杜少府之任蜀州」(王勃)で、読み方は「杜(と)少府(しょうふ)、任(にん)に蜀州(しょくしゅう)に之(ゆ)く」とのこと。 城闕輔三秦 風烟望五津 與君離別意 同是宦遊人 海内存知己 天涯若比鄰 無爲在岐路 兒女共沾巾 令和元年がはじまりました「 安心・夢・感動 」 本年度は44名の新入生を迎え、全校児童数252名でスタートしました。252名の子どもたちはもちろんですが、保護者、地域の皆様方の「安心・夢・感動」も大切にしたいと考えています。 <安心>という言葉から思い浮かぶのは ・安全 ・信頼 ・つながり ・居場所 ・見通し ・自己存在感 ・自己肯定感 ・誠意 ・スピード ・きれい ・できる状況づくり ・自信 ・励まし ・守られている ・見てくれている ・整った環境 ・「わかったよ」「できたよ」「たのしかったよ」など <夢>という言葉から思い浮かぶのは ・希望 ・目的 ・目標 ・ねらい ・楽しみ ・思い ・願い ・憧れ(先生・大人・上級生) ・伸びたい(伸びてほしい) ・できるようになりたい(なってほしい) ・わかるようになりたい(なってほしい) ・あんな人になりたい(なってほしい)など <感動>という言葉から思い浮かぶのは ・感動 ・やった ・できた ・わかった ・楽しい ・好き ・喜び ・悲しみ ・充実感 ・達成感 ・一体感 ・出会い ・別れ ・悔しさ(がんばったからこそ) など いろいろ思い浮かぶと思いますが、何よりも日々の「『小さな』 安心・夢・感動」を大切にしていきたいと思います。 校長 齋田強一 |
常滑市立大野小学校
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