最新更新日:2024/06/11 | |
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地域の力を感じてまた、9月22日(日)には、常滑市消防団消防操法大会に来賓として出席しました。「青海分団1班」の団員が、きびきびと行動する姿を見て、たいへん頼もしく思いました。(校長:齋田強一) 2学期始業式の話1学期の終業式、夏休みに皆さんが使える時間は「660」時間、たくさんの時間があるので、いろいろなことに「挑戦」「チャレンジ」してほしいという話をしました。きっと一人一人素晴らしい夏休みを過ごし、思い出もできたと思います。校長先生は、5年生のキャンプがとてもよい思い出になっています。どの子も一生懸命自分で考えて行動していて、素晴らしいキャンプでした。さすが高学年ですね。 さて、皆さんはこのマークを見たことがありますか? ラグビーというスポーツを知っていますか。これは、今月9月20日から日本で行われるラグビーワールドカップ2019日本大会のマークです。今から、そのラグビーのことで2つお話ししたいと思います。 1つ目は「トライ」という言葉についてです。ラグビーのルールでは、相手のゴールの線を越えて、ボールを地面につければ「トライ」となって得点が5点入り、さらにボールをキックしてゴールに入れると2点もらえます。今、言った「トライ」という言葉には、「やってみる」「努力する」という意味があります。「挑戦」や「チャレンジ」と同じような意味があります。 皆さんは、「成功」の反対は何だと思いますか? 校長先生は「成功」の反対は、「失敗」ではないと考えています。失敗しない人はいません。失敗してもいいです。失敗したということは、上手くいかない方法が分かったということです。失敗したら、次にどうすればいいか、考えればいいです。では、「成功」の反対は何かと言うと、「何もしないこと」だと思います。2学期には、勉強はもちろん、運動会や学習発表会などいろいろな行事や活動があります。ぜひ、いろいろなことを積極的にやってみる、「トライ」するということを大切にしてください。 2つ目です。ラグビーワールドカップは、愛知県の豊田市でも行われるので、見に行くという人もいるかもしれませんが、大会は日本全国の12の会場で行われます。その会場の一つに、岩手県釜石市の鵜住居復興スタジアムがあります。実は、釜石市のスタジアムの場所には、もともと鵜住居小学校と釜石東中学校の校舎やグランドありました。ところが、2011年の東日本大震災の地震の津波により2つの学校とも壊されてしまいました。 皆さんに知っていてほしいことがあります。それは、東日本大震災の地震が起こったとき、釜石市には約3,000人の小中学生がいましたが、学校だけでなく、家にいた子どもたちも含めて、先生や友達、そして自分たちで考えて高いところに避難して、ほとんど全員が助かったということです。釜石市全体では、住んでいた約40,000人のうち約1,000人が亡くなったり、行方が分からなくなったりしているのにです。 なぜ、ほとんどの小中学生が助かったのでしょう? それは、防災学習や避難訓練をしっかりやっていたからだと言われています。今日は、大野小でも避難訓練を行います。皆さん全員が大事な命をもっています。皆さん一人一人は、世界に一人のかけがえのない存在です。それは友達も同じです。大事な命を守れるよう、真剣に訓練をしてください。また、普段の生活でも、自分を大切にし、友達も大切にしてください。大野小の校訓は「和して進む」です。2学期もお互いを大切にし、いろいろなことに友達と力を合わせて取り組んでください。 2つ話しました。1つ目は、いろいろなことに「トライ」してほしいということ。2つ目は、「命・自分・友達」を大切にしてほしいということ。いい2学期にしましょう。 |
常滑市立大野小学校
校長 小林 哲子 〒479-0866 愛知県常滑市大野町10-70 TEL:0569-42-1011 FAX:0569-43-7268 ☆ご意見・ご感想をお寄せください
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