医療関係者の皆さん、ありがとうございます!  がんばろう日本! がんばろう南中!

南風あったかげん記−号外−

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☆★☆ セントラル愛知岩倉定期演奏会 ☆★☆
 本校吹奏楽部がお世話になっているセントラル愛知の岩倉定期演奏会が近づいてきました。
 指揮は小松長生氏。私の大好きな指揮者です。以前、江南第九演奏会の指揮をお願いし、小松氏の指揮で歌いましたが、確かな音楽性と、福井弁を駆使したユーモアたっぷりの話で惹きつけられました。バトンテクニックは見事のひと言です。
 ヴァイオリンは島田真千子氏。月末には小澤征爾との共演、ヨーロッパツアーを控えて、ますます磨きがかかったメンデルスゾーンが聴けそうです。
 演奏曲のメインはベートーヴェンのエロイカ。この曲は、私も何回も演奏しましたが、2楽章(特に中間部)はあらゆる曲の中で最も好きです。
 この第3番は、交響曲史上でも最も重要な曲の一つで、この曲の登場により、交響曲の地位が確立したと入ってもよいほどです。2番との出来の違い、その作曲家としての成長度は奇跡といわれています。ホルンが3本というのも珍しく、第3楽章では三重奏があります。
 ぜひお出かけください。
 5月17日(土)開場13:30 開演14:00 岩倉総合体育文化センター
 全自由席 一般 2,500円  学生 1,000円
  

南風あったかげん記−号外−

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☆★☆ 良かったさがし! ☆★☆
 2年3組の黒板には、毎朝「良かったさがし!」が書かれています。毎日読むのを楽しみにしています。

南風あったかげん記−470−

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☆★☆ 子ども条例 ☆★☆
 昨日は第1回岩倉市子ども条例検討委員会が開かれました。愛知教育大学教授・寺本 潔委員長をはじめ、私を含めて14名の委員が集まりました。はじめの自己紹介では、一人一人が子ども条例についての思いを語り、それぞれの意識の高さに驚きました。なかでも、新聞で紹介されている2人の中学生は、自分の考えをしっかりと述べ、自己主張ができないという「今時の中学生」観を覆すようなあいさつをし、参加者を感心させました。
 「岩倉市子ども条例」は、岩倉市の子どものための施策を策定していくためのベースとなるものです。広く子どもや保護者へのアンケートをとりながら進めていきます。この場でも経過を紹介していきますので、ご意見がありましたらお寄せください。委員会の中で紹介させていただきます。
               ( 土井謙次 syaraku@tcp-ip.or.jp

南風あったかげん記−469−

☆★☆ 教える効果 ☆★☆
 どこの学校でも同じだと思いますが、学校の先生方は週案というものがあって、その週の授業の予定を書く帳簿があります。また、週を終えた後には反省を書くことになっています。その反省を読んで学校の動きや先生方が考えていることを把握するのも校長の仕事です。ある先生の反省に次のように書かれていました。一部抜粋して紹介します。
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 土曜日の数学補習の際に、友だちに勉強を教えたAくんが単元テストで満点合格をした。答案をもらったときに、「オレ、補習へ自主的に行っておいてよかった。友だちに教えたしさ…。」これはとても大きな意義があった。自分のため以上に、他人に教えることで、わからないことや、ミスしやすいポイントもわかり、さらに自分に自信がつくおかげで、不注意なミスがなくなるのである。他人に教えることの大切なプラス面を確信したひと言であった。
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南中の先生方は、生徒のちょっとした変容や成長を職員室で話題にし、みんなで喜び合います。ここでは、南中がめざしている学び合いの成果を、Aくんの成長を通して感じているものです。
 昨日の現職教育でもその話し合いが行われ、具体的に動き出しています。こうした、日々の取り組みの中での生徒の変容を通して、成果を検証していきたいと思っています。

南風あったかげん記−号外−

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先日、岩倉東小学校のホームページを紹介しました。
 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=...
今日は、別の2校を紹介します。

☆★☆ 古知野中学校 ☆★☆
 まだできて間もないにもかかわらず、一昨日は450アクセスを越えていました。南中の2年生もお世話になる若狭少年自然の家での自然教室の様子が中継されています。雰囲気が分かりますよ。
 http://schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=2320016

☆★☆ 古知野北小学校 ☆★☆
 毎日積極的に更新され、せつめいが丁寧です。
 こうして、他の地区の学校の様子を知ることも、南中を見つめ直すことに繋がります。これからもいろいろと紹介していきます。ぜひご覧ください。
 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=...

南風あったかげん記−号外−

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☆★☆ キューバからの贈り物 ☆★☆
 南部中学校は、愛・地球博の1市町村1国フレンドシップ事業で、岩倉市の相手国であったキューバの紹介やキューバとの交流を考えています。
 今日は、キューバ大使館次席参事官のアンドレス・ゴンサレス・バジェステルさんから、キューバに関するいろいろな資料を送っていただきました。今後、多くの人に見ていただけるように展示の方法を考えていきます。
 これからも、キューバに関する情報をお知らせします。ご期待ください。

 

南風あったかげん記−468−

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☆★☆ 今日の朝礼 ☆★☆
 まず、中庭のバラ「プリンセスモナコ」の紹介をしました。ハリウッドの大女優グレース・ケリーがモナコの王妃になった記念に作られた品種です。次に、ポエムコーナーを楽しみにしていることを伝えました。
 今日のメインは、男鹿和雄さんの話です。昨日の校長日記でも紹介しましたが、男鹿さんは、1952年秋田県に生まれで、高校卒業後、デザイン系専門学校を一年で中退。アニメ制作のプロダクションで修行します。その後、新作の美術監督を探していた宮崎駿監督にスカウトされ「となりのトトロ」の美術を担当しました。「緑(色)の使い方に天賦の才がある」と宮崎に評され、宮崎・高畑両監督の高い評価を得ています。
 背景はポスターカラーを使った水彩画です。普通は撮影が終わると捨てられるのですが、男鹿さんが自分で保管していたもので展示会が開かれたのです。捨てるどころか、アート作品としても、十分鑑賞に堪え得るものばかりです。
 背景を描くためには、背景のさらに背景を知らないと描けません。ロケハンと呼ばれる現地取材、その他数多くのスケッチをしてイメージを膨らませていきます。
 今日は、男鹿さんの仕事を通して、「勉強にならない勉強はない。」ということ、一つの作品は多くの職種の人の協力で作られているということを伝えたいと思いました。
男鹿和雄さんの作品展は、松坂屋美術館で5月20日まで開かれています。

南風あったかげん記−467−

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☆★☆ 男鹿和雄展 ☆★☆
 5月20日まで名古屋市栄の松坂屋美術館で開催されている、「男鹿和雄展」へ行ってきました。
 日本が世界に誇るアニメ技術ですが、アニメは背景の上を、セル画に描かれた人物などが動いて表現されます。セル画は今やデジタルの世界ですが、背景は人が水彩で描きます。だからこそ、質の高いアニメが維持されているのですが、男鹿和雄さんは、ジブリ作品を中心に、背景を手がけているです。
 昨年、東京で展覧会が開かれ、入場まで1時間待ちの大人気でしたが、今、名古屋で見ることができます。「トトロ」や「もののけ姫」「千と千尋」などの背景画600点が展示されています。
 男鹿さんは、美大などの専門教育を受けているわけではありません。しかし、季節や時刻の変化に伴う光の微妙な変化をとらえるのがたいへんうまく、見る者の心を引きつけます。
 「時空の旅人」の背景画を書く時には、各時代の綿密な美術設定図を描いたそうです。専門家にも話を聞き、必要のない絵もたくさん描くことで、深い背景画がかけるのだそうです。
 普通のポスターカラーで、写真と見違えるようなもの、空想の世界、本物以上に本物らしいものなど、いろいろな世界を描く職人。表に名前が出るわけではありませんが、次にアニメを見る時には、こうした人たちの仕事もしっかりと見てみたいと思いました。

南風あったかげん記−466−

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☆★☆ 内田氏の講演−2− ☆★☆
 昨日に続き、内田至氏の講演で印象に残った部分を紹介します。
○ 水族館では今はどこにでもあるが、触れるコーナーを初めて姫路で作った。幼稚園児も最初は触れないが、見える範囲で誰かが触ると真似をして触るようになる。真似ることができることは大切だ。
○ 自分以外の生命とふれ合う「触る」という行為は、理屈ではなく、五感で感じるしかない。命とは、具体的なものだ。
○ 猿の研究で有名な今西錦司は、データを集めることに執念を燃やしていた。今西は、「良いデータは自分から語り始める」「人は、とかく少ないデータで大きなジャッジをしたがる」と言っていた。
○ データを見るためには、データの裏にあるものを見ることが必要だ。
○ 写真を見てほしい。豊橋のアカウミガメの足跡の写真である。浜に上がろうと何度もチャレンジしている。粘っこい習性がよく表れている。これで、1億5千万年生き延びることができた。人間は、カメのことを考えずに無造作に堤防を作ってしまった。科学万能ではない。テクノロジーをする者は、他の勉強もしなければならないことを知るべきだ。 
 内田氏は、カメのことなら1日中でも話していられるそうです。話の端々にカメに対する愛情が伝わってきました。特に、最後の堤防の写真には、心が痛みました。知らないということは罪を作ることになるのです。だからこそ、わたしたちは勉強しなければならないのです。


南風あったかげん記−号外−

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☆★☆ あしたをつかめ ☆★☆
 キャリアガイダンスに最適の番組、「平成若者仕事図鑑 あしたをつかめ」は、毎週土曜日 夜10時からです。
 今晩のテーマは、「歯科衛生士」。23歳の藤澤さんの仕事にかける思いをご覧ください。

南風あったかげん記−465−

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☆★☆ 内田氏の講演−1− ☆★☆
 今日は尾張の小中学校の校長が一堂に会して総会を行い、その後、記念講演が行われました。講師は名古屋港水族館の館長、内田 至氏です。印象に残った点を書き並べてみます。
○ 正倉院の宝物を調べたとき、櫃(ひつ)のホコリを調べ、中にベッコウのかけらがないかを探した。そのかけらを顕微鏡で見てスケッチする。聖武天皇の碁盤の線は象牙でできていた。五弦の琵琶は大きなベッコウで作られていた。
○ 昔の子は縦系列の世界があった。しかし、今の子は同じ年齢のことしか遊ばない。思いやりや協調性、自己犠牲などは縦系列の世界から学んだ。
○ ルソーが言うように、人間には3人の教師が必要だ。一人は自然を、一人は人間を、一人は物事を教えてくれる先生だ。
○ 亀を綿にくるんで箱に入れて冬眠させようとした子どもがいた。自然の中で遊んでいれば、そんな子は出てこない。
○ 動物園の園長が、「動物園に臭い消しを売りに来た。」と驚いていた。なぜ動物のありのままを受け入れようとしないのか。
 続きは、また明日…。
 内田氏の経歴は、次をご覧ください。
 http://www2.cosmo-oil.co.jp/dagian/43/03.html 

南風あったかげん記−号外−

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☆★☆ ブログ版HP1周年! ☆★☆
このブログ版HPの最初の記事は、2007年5月9日の「南風あったかげん記−1−」です。今日でちょうど丸1年になりました。この間のデータをまとめてみます。
 アクセス数 83,740   1日平均 228.8アクセス
1日最多アクセス 480(2007年6月22日)
 記事更新数  2,578回   1日平均  7回 という結果でした。
 これからも毎日情報を発信していきます。今後ともよろしくお願いします。

南風あったかげん記−464−

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☆★☆ 学び合い ☆★☆
 今日、4時間目に校内をまわった時、たまたま全校で半数ほどのクラスがグループになって活動していました。
 小学校ではよく見られる学び合いの姿ですが、中学校ではまだ少数派で、教師主導の一斉授業が多いようです。そこで、本校では、今年は学び合いをテーマに取り組んでいます。
〈参考〉平成20年度重点目標 ☆★☆ 学び合い ☆★☆  今日、4時間目に校内をまわった時、たまたま全校で半数ほどのクラスがグループになって活動していました。  小学校ではよく見られる学び合いの姿ですが、中学校ではまだ少数派で、教師主導の一斉授業が多いようです。そこで、本校では、今年は学び合いをテーマに取り組んでいます。 〈参考〉平成20年度重点目標 <swa:ContentLink type="doc" item="10429">http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2320030/doc/10429/154385.pdf 
 学び合いとは、何もグループとは限りません。全体での意見交流でも、隣同士でのペア学習でも学び合いは成立します。子どもどうしの関わりによって学びが成立すれば、学び合いなのです。
 それでは、具体的にどういう状況をいうのでしょうか。
 ひとつは「認め合い」です。自分の意見を他の人に伝えて認めてもらうことで、自己肯定感が高まり、次の学習意欲につながります。少人数なら発言機会も増え、認められる機会も増えるのです。
 次に「深め合い」です。浅い理解のものでも、説明し合ったり、そこで生じた新たな疑問を解決したりするなかで、より考えが深くなっていきます。
 「教え合い」も学び合いです。教師が一人一人に説明してまわるより、わかった生徒がわからない子に説明して、そこでわかった子がさらに他のわからない子に説明すると、わかる子がどんどん増えていきます。「教えて!」と気軽に尋ねることができる雰囲気作りがポイントです。
 「広げ合い」は、複数で話し合うことで、自分になかった考えに触れ、発想を広げることができます。「あっ、そうか!」という言葉が聞かれれば学びが成立しています。
 これらの組み合わせで、集団もよりよくなり、学力も高くなるのです。
 実は、これらの学び合いは「ピア・サポート」なのです。本日、ピア・サポート実習のご案内を配付しました。ご参加いただければ幸いです。

南風あったかげん記−463−

☆★☆ ぜひ南部中学校へ! ☆★☆
 今朝出勤したら、「ご存じかも知れませんが校長日記が紹介されていました。」というメモ書きと共に、印刷されたブログが机上に置いてありました。気がついた職員が知らせてくれたのです。その気遣いもうれしく思いましたが、そこには次のようにありました。引用して紹介します。
−−−−−−−−−以下引用−−−−−−−−
(前半略)
本当に肌で感じるだけのことでしたが、
昨年南部の体育大会を覗きに行ったときにも少し感じたのです。
「なんだか学校全体の雰囲気が
 以前よりあたたかいし盛り上がってるなぁ・・」
これは決して気のせいではなく、
校長先生がこのように精力的に
活動される方だからなんでしょうね。
南部中学の校長先生のブログをたまに覗かせてもらって、
元気を分けてもらいたいと思います。
−−−−−−−−−引用終わり−−−−−−−
 これを読んで2つの点でうれしく思いました。
 ひとつは「以前よりあたたかいし」という言葉です。“あたたかさ”というのは、見てわかるものではありません。ハートで感じるものなのです。この言葉に、著者の人間性を感じました。
 そしてもう一つは、学校へ来て、自分で直接感じたことを語っていただいた点です。時々、人から聞いた話を受け売りで増幅させたり、昔のイメージと混同したりしたりして、誤った情報が伝わることがあります。自分で見て感じたことを語るこの方の姿勢は、大切なことだと思いました。
 今年も、学校へ来ていただける機会をできるだけ設けるつもりです。ぜひできるだけ多くご来校いただき、直接南部中学校を感じていただけたらと思います。
  原文は http://sakura394.exblog.jp/  5月5日の記事です。ありがとうございました。

南風あったかげん記−462−

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☆★☆ 篤 姫 ☆★☆
 昨日小袖を見ていたら、篤姫を連想してしまいました。そのNHK大河ドラマ『篤姫』が好調です。篤姫誕生の第9回で視聴率25.3%という高い数字を記録し、それ以後も22〜23%をキープしています。次回第19回はいよいよ大奥に入城するために、ひな人形のような世界が味わえそうです。高い視聴率が予想されます。
 篤姫(写真右)は、薩摩島津家の分家に生まれながら、第13代将軍家定の正室になった女性です。しかし、1年半後の安政5年に家定が35歳で亡くなったため、23歳で天璋院と号し、その後前将軍の妻として大奥を仕切りました。幕末の動乱期には実家の島津家は将軍の敵となりましたが、和宮と共に新政府に徳川本家の存続を働きかけるなど、徳川家のために尽くしました。また、元大奥の者の就職や縁組に奔走したり、徳川家第16代当主家達を育てあげたりもしました。
徳川将軍の正室となった女性は18名いましたが、家康・秀忠の武家との政略結婚以後は、公家や宮家、皇女ばかりで、例外は11代家斉の茂姫と篤姫だけです。ただし茂姫の父は大名でした。これだけでも篤姫の例外ぶりが目立ちますが、それだけ才覚があったということでしょう。
 篤姫の生涯は、江戸幕府終焉の歴史でもあります。社会科的にも、今後の「篤姫」からは目が離せません。

南風あったかげん記−461−

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☆★☆ 小 袖 ☆★☆
 今日は名古屋市博物館で開催中の、特別展「小袖−江戸時代のオートクチュール」へ行ってきました。
 「小袖」とは、袖口が小さいきものの総称です。袂の長い振袖も、腕が出る部分が小さければ小袖です。束帯や直垂などの大袖形式の衣服に対して、小袖は実用的なので一般的になりました。
 この特別展は、松坂屋京都染織参考館の所蔵のもので、江戸時代に上層階級の女性が身にまとったきものです。既製品はなく、白生地を何色に染めるか、どのような模様にするか、刺繍を入れるとすればどの部分に何色でなどなど、すべて注文主の意向を受けて作られました。このように着る人の容姿や趣味に合わせて作られた小袖は高級品であり、まさにオートクチュール(高級注文服)であったのです。だからこそ、着る人の教養やセンスを競うように作られたのでしょう。まさに、文化財と呼ぶにふさわしい名品の数々が展示されていました。
 試着コーナーがあり、私も着てみましたが、とても温かく、布団を羽織っているような感じでした。
 日本の江戸時代は、なぜあれほど平和で安定していたのか、最近では海外の研究者によって高く評価されるようになってきました。こうして小袖や化粧道具などの調度品、簪(かんざし)などを見ていると、確かに江戸時代の文化水準の高さがうかがい知れます。みなさんもぜひご覧ください。

南風あったかげん記−460−

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☆★☆ 鯉のぼり ☆★☆
 明日は端午の節句。今日、犬山の白帝橋からは、郷瀬川をまたぐように多くの鯉のぼりがたなびいており、季節を感じました。
 今朝の「所さんの目がテン!」のテーマは「鯉のぼり」。鯉のぼりを科学しようという発想もすごいのですが、この番組のすごさはその実証法です。
 今日も、黒田旗幟店の手染めとナイロン製の市販品の色持ちを比較するために、日焼けエステサロンで鯉のぼりを日焼けさせて色の変化を比較しました。結果は手染めのものが4倍以上も色を保ちました。その秘密は、大豆の粉を溶いた汁を塗ること。一体誰がその技術を発見したのでしょうか。昔の人の知恵はすごいと思いました。
 また、鯉のぼりと鯛のぼり、鰻のぼりの違いを実際に作って比較したり、鯉のぼりがマムシを近づけさせないことを実験したりと、目がテンになるような実験をいろいろと行いました。まさに、知的好奇心を絵に描いたような番組です。
 疑問を工夫して解決することを教えてくれるこの番組は、自分の中で大切にしていきたいと思っています。番組HPは、http://www.ntv.co.jp/megaten/ 

南風あったかげん記−459−

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☆★☆ 嫁見まつり ☆★☆
 今日は「嫁見まつり」。「ヨ、ヨ、ヨ〜メミヨ〜」というかけ声に続き、過去1年間に結婚した5組の新婦と姑とが、曼陀羅寺公園ステージから、藤棚の下を通り曼陀羅寺本堂まで行列しました。これは、良縁に恵まれたことを感謝し、お寺に詣でる江戸中期から伝わる行事で、戦争で一度途切れましたが、平成に入って復活しました。
 この「嫁見まつり」は、全国では秋田県能代市の日吉神社のものと、曼陀羅寺の2カ所でしか(おそらく)行われない、珍しいお祭りです。
 日吉神社の嫁見まつりは、前年の旧暦4月中の申以降に結婚した新妻たちが良縁を感謝し、もう一度打掛姿となって行列を整え、家族そろって参拝するもので、古くから同神社で行われており、戦時中に途絶えたが、昭和48年に復活したそうです。
 岩倉市の山車も同様ですが、太平洋戦争前後には、日本の多くの伝統文化が失われました。戦争の混乱期、そしてその後の高度経済成長期の忙しさが主な原因です。
 しかし、それも地域の人の努力により、こうして復活しつつあります。地域のまつりは無形の文化財です。次の代へ繋いでいきたいものです。

南風あったかげん記−458−

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☆★☆ ゆう&ゆう ☆★☆
 手元に届いた「ゆう&ゆう」の4月号と5月号を読みました。
 4月号の目玉は、何といっても土屋先生が書かれた、特集「ドキドキわくわく!新学期」です。“新しい出発に寄せて”では、新たなスタートにちなんだ5編の詩が紹介されています。“新学期 友達・先生との出会い”では、小学校入学をひかえた保護者と1年生保護者へのアンケートをもとに、入学前の不安と1年を終えてのアドバイスが紹介されています。中学校編では、6年生や中学1年生の意見も載っていました。
 そして、その6年生の不安をもとに、南中生4名が座談会を行いました。それがPart3“中学校での出会い”(写真下)です。抜粋します。
「中学校の先生って?」
関戸「先生によって、授業にも違う楽しさがある。それに、いろんな先生が自分たちを見てくれているのを感じます。」
「1年生へのアドバイスは?」
林 「中学校は、生徒が学校の行事を動かしているという実感がある。だから、行事を通してみんなと協力できるようにしてきた。」
清水「楽しんでいる人の周りには楽しんでいる人が集まってくるから、それが学校生活を楽しくすることにつながっていくと思う。」
「この1年でいちばんの出会いは?」
伊藤「担任の先生との出会いも大きいです。明るく真っ先に雰囲気を盛り上げてくれたおかげで、クラスの子とも話がしやすくなりました。それだけではなく、一人一人ときちんと向き合ってくれるので信頼できます。」
 それぞれが感じたことを素直に表現しています。おそらくその子だけの考えではなく、多くの1年生が感じたことではないでしょうか。言葉の端々に、南中の雰囲気を感じます。
 その後には、深谷昌志先生の「緊張を通して成長を」という言葉が寄せられていました。
 他の記事も含めて、「ゆう&ゆう」は読み応えのある冊子です。

南風あったかげん記−457−

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☆★☆ 人はなぜ勉強するか ☆★☆
 南部中学校では、キャリアガイダンスを柱として教育活動に取り組んでいくことは以前にもお知らせしました。
 《参考》本年度の重点目標 ☆★☆ 人はなぜ勉強するか ☆★☆  南部中学校では、キャリアガイダンスを柱として教育活動に取り組んでいくことは以前にもお知らせしました。  《参考》本年度の重点目標 <swa:ContentLink type="doc" item="10429">http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2320030/doc/10429/154385.pdf 
 キャリアガイダンス、いわば生き方指導を進めていく上で避けて通れないのが、「人はなぜ勉強するか」という命題です。
 いつもいただいている小冊子「ニューモラル」の最新号のテーマが、この「人はなぜ勉強するか」でした。この先を読む前に、みなさんも考えてみてください。なぜ勉強するのかを、勉強しなければならないのかを…。
 P8には、竹原茂教授の講演の一部として次のようにありました。
 「私の答えは『動物から人間になるため』です。人間は生まれた時は動物とあまり変わりません。でも、いろいろなことを勉強して、少しずつ人間になるんです。その中でも私はいい人間になりたいと思います。いい人間とは人の役に立つ人間です。人の役に立ち、世の中の役に立つ仕事をすると、やがてお金も入ってくる。だから、お金もうけをするために勉強するのではありません。勉強して、社会に役立ち、人が喜ぶいい仕事をすると自然にお金が入ってくるんです。…」
 この話を聞いた剛くんは、「自分の才能とか、他の人にはない独特の持ち味とはいったい何だろう。」と真剣に自分に向き合います。そして、「本気を出さないから迷うんだ。本気を出してやったら結果はついてくる」と教えられ、「全力でぶつかった時に、進むべき道が見えてくる」ということをつかみます。
 岩橋文吉九州大学名誉教授は次のように述べています。
 「もしあなたが青少年ならば学校で習う国語、数学、社会、理科をはじめ芸術、体育、総合学習などに至る各教科目に、全力を挙げて取り組んで自分を試してみることが大切です。そうすることによって、自分の得意な分野、あるいは好きな分野がどこにあるのかがわかってきます。というのは、各教科目の中身は人類文化の各分野そのものですから、取り組んでみると得意な分野、好きな分野、つまり持ち味に適合する分野がどこにあるかがわかってくるからです。(中略)ここで大切なのは、わかるためには全力でぶつかるということです。中途半端なぶつかり方では中途半端にしかわからないからです。」
 今日の職員会議では、全員で読み込んでみたいと思います。
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行事予定
10/15 委員会
10/17 英語検定
PTA定期委員会
10/18 漢字検定
西尾張駅伝
10/19 水辺の会釣り大会ボランティア
10/20 朝礼・曽野小学校公開
岩倉市立南部中学校
〒482-0003
愛知県岩倉市曽野町江毛1
TEL:0587-66-3181
FAX:0587-37-9517