最新更新日:2024/06/01
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問いの発生のある問題

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7/16 今日のひとこと
学習問題は、問いが発生するような問題が望ましい。

上の写真は、数直線に3つの数を記入させる。
5つの数が示されているので迷うのである。
迷うから議論することになる。

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教材研究とは、読解である。

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7/15 今日のひとこと
教材研究とは、教科書の教材の読解をすること。教師の読解力の育成が急務である。
教科書に何が書かれているのか。
何が目標なのか。
どんな筋で書かれているのか。
これらを読みとって解釈することである。

この読みとるためには、
1.問題を解いてみること。 そうすると、解き方がわかる。
  特に練習問題を解いてみると、1つ1つの問題の違いがみえる。この問題はくりさがりがない、この問題は繰り下がりがある。この問題は空位の0がある。などとわかる。
その次は、言語化である。
すなわち、言葉にしてみるのである。さきほどの「この問題はくりさがりがない、この問題は繰り下がりがある。この問題は空位の0がある。」とメモすることである。
メモすれば、それは特殊な事態から一般化へとつながる。

2.筋を読むこと。
数学の説明は、文章と式で説明される。このとき、文章を1つ1つの意味を吟味する。まさに短区切り意味再現法である。次に、式の説明を読みとることである。
この式の読みとりはかなりやっかいである。というのは、式に慣れてしまうと、そこに横たわる論理、つまり理由が見えなくなっているからである。これまた、理由を言語化することである。
こういった地道に作業を通じて、教材研究力がついてくる。
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めりはりなんだよ

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7/13 今日のひとこと

仕事はたまるもの。
だらだらとやっても進まない。
集中するとよい。
夜遅くて疲れた状態では無理。
早起きして集中してやったら、うまくやり終えた。
めりはりなんだよ。

ご褒美は、12時に大学をでて、3時すぎには、霧ヶ峰に到着。
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わかれば楽しい

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わからないことがあるから、わかりたくなる。
1つでも関連づけることができると、わかった気持ちになる。
このわかった気持ちがあるから、またやる気がでる。
その原動力は好奇心。

退職された2人の先生と算数教育の議論をしていて、この好奇心こそが若くさせると思った。
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自力から他力へ

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7/10 今日のひとこと
自力の限界を超えると、他力に頼るしかない。

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確認の手だて

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7/9 今日のひとこと
式のよみかきについて、確認の手だてはどうあればよいか。

例えば、テープルといすの問題で、10きゃくのときにまわりにあるいすの数は、次の式で求められた。
2×10+2=22  22人
このとき、本当にわかっているのかどうかを問う手だてがいる。
手だて1. 2と10と2の意味を確認すること。 
  例えば、テープルの図で2はどこにあるのかな。
  Whereで発問するとよい。

手だて2. 数値を変形してみる。
  例えば、11きゃくの場合の式はどうなるかな。
このような手だてでもって、理解度を確かめることができる。試してみてほしい。

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どの子にも

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7/9 今日のひとこと
どの子どもも「わかりたい」「できるようになりたい」。
この気持ちがわかるまで、教師として何年かかるだろうか。

子どもと真剣に向き合うとわかってくる。

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話し合い活動にはお手本がいる

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最近よく見る授業で、二人のペア学習、4人のグループ学習がある。
この方法は子どもたちが活動するので1つのよい手法である。

ところが、どんなことを話していると思うと、内容のレベルがさまざまである。
数学的な事実・方法・理由が明確な文章で話しているかとそうでもない。
どれかに偏っていたりする。

お手本がなくて、話し合いをさせるだけではレベルが上がっていかない。
ではなぜあがっていかないかというと、やはり、教師はどんなことを言ってほしいのかを明確に記述していないからである。
教師の教材研究ノートにそのことが書かれているのか。
音声言語で書かれているのか。
チェックしてみてほしい。
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わかること

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7/7 今日のひとこと
わかることの2段階
まずは、わかったという気持ちにさせること。

わからなかったという気持ちでは、次への意欲を失ってしまうから。

わかったという気持ちになったら、次は、できるということまであげること。
これにはあの手子どもの手で広げてあげるしかない。また、練習問題させるしかない。
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舞台から降りる

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あるホールでの講演会のことである。会場の広さのわりには、人数が少ない。そして、しかも後ろ半分に座っている。前の方にすわってほしいと係りの人が話したが一度座った位置を離れて前へは移動しない。講演が始まった。会場と演壇に立つ私との距離感があった。
そこで、舞台を降りた。ワイヤレスマイクだからできることである。

舞台を降りると、みんなの空気が変わった。
質問されるという緊張感がはしり、なおかつ、そばにきたという親近感が走った。
それからは、話しやすくなった。
ときには、舞台を降りることも大事だと思った。

これって、教室でも同じかも。教師が黒板の前でいるときと、生徒の席の方に動くときとは、かなり空気が異なる。それぞれのよさを生かして動こう。
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ちがいはいくつ

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鳥取県の八郷小学校を訪問したときのことである。1年生の「ちがいはいくつむの場面」に遭遇した。子どもたちはなかなかわからない。
「あくしゅする」という子どもらしい表現はでていた。感心したのは、子どもたちが板書にあるような表現をどの子どもも使おうとしていたことである。板書に書いた効果だと思った。このような授業を志水はしてほしい。

だけど、その後が続かない。どの部分がちがいに当たるのか、ここがなかなかわからない。そこで、介入した。

一年生の「ちがいはいくつ」というのは苦戦するところで、いろんな例をあげて指導した。ここのところの介入授業は面白かった。「数のちがい」は新しい言語で、この言葉と図と操作を結びつけることが必要だと思った。単なる問題解決型の授業では、算数言語の学習には限界があると思った。
繰り返し、いろんな場面を用意して、考えさせていくことである。
この「いろんな場面」というのは子どもから待っていてはでてこない。教師から仕掛けていくべきである。
さてさて、いろんな場面って何だろう?
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あこがれと自己一致

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7/2 今日のひとこと
人は、正しいことを聞いた、知っただけでは動かない。
新しいことが自分にとってあこがれであること。
次に、なあんだ、同じだあと思うこと。
この二つで動き出す。
すなわち、あこがれと自己一致があると、動きだす。

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覚悟を決めると

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7/1 今日のひとこと
覚悟を決めると、そのように展開していく。
人の頭は、目標を決めたら、
そのようになるように回転し始める。
この回転力があらたな動きを導きだす。
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教材開発から指導法へ

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6/30 今日のひとこと
公開講座のときに、10年以上のつきあいの方からこんなことを言われた。
「知り合った初めの頃は、教材の話が多かったですね。
最近は、指導法にかかわることが多くなりましたね。」

確かに傾向が変わってきた。
教材の話、特に新しい教材開発例の話は、面白いが一発勝負。
だけど、指導法にかかわる話は毎時間の授業で使える。
○つけ法、意味付け復唱法、適用問題練習法は毎日の授業で使える。
だから、指導法の方が使える範囲が広く、効果も継続的である。

最近は、意図して教科書の話もしている。
教科書の教材も毎日使うものだからである。
汎用性はとても大切。
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覚えなさいでは

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6/29 今日のひとこと
定義を覚えなさいということは必要。

次に、定義の言葉だけを丸暗記しただけでは、使えるようにはならない。
どんな場面で、どのように使えるのか、具体的に教えることである。
この使い方は多岐に渡る。
これが教材研究で大事なことである。

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大羽沢子先生からのメール 特別支援教育

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福岡県の大羽沢子先生からメールがきました。

愛知教育大学公開講座では、大羽先生は特別支援教育について講演をしていただきました。その大羽先生が、同じく公開講座で講演された落合康子先生の授業から特別支援教育についてまとめられました。
落合先生の授業の中に特別支援教育があるといいます。添付ファイルにありますので、ごらんください。
福岡県の大羽沢子先生からメールがきました。 愛知教育大学公開講座では、大羽先生は特別支援教育について講演をしていただきました。その大羽先生が、同じく公開講座で講演された落合康子先生の授業から特別支援教育についてまとめられました。 落合先生の授業の中に特別支援教育があるといいます。添付ファイルにありますので、ごらんください。 <swa:ContentLink type="doc" item="18078">http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003/doc/18078/296945.doc
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左の写真:落合康子先生 右の写真:大羽沢子先生

この先はどうなるのか

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6/28 今日のひとこと
子どもにとって子どもの問題(教材)を学習することは、どんな意義があるのか、知らせてあげたい。
後で使うからと言われても困る。
数学の大きな流れを示してあげたい。
例えば、約分や通分がある。これは、異分母分数の加減の処理に有効に働く。
1/2+1/3の計算は、2/5にはならないね。
では、どうやってやらないといけないか。
分母を同じにする魔法があるんだよ。
それが、同じ大きさの分数を知ることです。具体的に言えば、約分や通分です。
だから、これから約分や通分を学習していきましょう。
と説明してあげたい。

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もう一度

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6/28 今日のひとこと
ある講演会でのこと。部会長先生が挨拶にたった。
「講演を聞いても、もう一度話を聞いてみたいなあという人ともういいかなという人がいます」述べられた。
私の講演の直前でお話されるのであるからびっくりである。全く正直な方である。
だけど、その地域は、私は二回目だから前者に当たるのだろう。

続けて私は、こう思う。
<一度話を聞いたときはよかったが、二度目はネタ切れ状態または同じ話の繰り返しで、もういいかなと思う人>
がいる。
こんな人は進歩していないのである。

私は志水塾で○つけ法と意味付け復唱法を話さざるをえない。同じ話になってしまう。
公開講座では毎回異なる話ができる。だけど、志水塾ではそうはいかない。でも、常に進歩しているつもりである。旬の話を入れている。そうでないと続かない。
したがって、常に進歩が大事である。

さてさて、冒頭の地区での講演会が終わった。その評価はいかに。主催者の顔に表れていた。にこにこして帰ることができた。後日、紹介してくださった方からも社交辞令ではないコメントがよせられていた。

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図の中に数字を入れる

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6/27 今日のひとこと
180°より大きい角を測定するとき、子どもたちは図をかいた。
そのとき、補助線だけであった。
教師は、それらを見て、図の中に数字を入れることを指示した。
これでわかりやすくなった。

図と式を対応させるとはこのことを言う。
ぜひ、習慣化したいことである。
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質問のあり方

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6/26 今日のひとこと
講演会などで、丸投げ質問をする人がいる。
例えば、計算力が弱いのですが、どうすればよいですか。
確かにその人にとっては、必要な質問なんだろう。だから、少ない時間でも答える。
しかし、上の質問は丸投げに等しいので、不勉強な人と思える。本心としては、答えるのに気が乗らない。

これまで私は、60冊の本を刊行してきた。
教材開発、教科書の活用法、発展教材、少人数指導、○つけ法・意味付け復唱法、算数的活動、授業づくりなどの本がある。
これらの中に答えはある。
計算力は音声計算練習法がある。本としても出している。これを実行された上で、質問されるのならば答えたい。

漠然とした質問はさらに困る。

これこれの問題点を克服するには、どんな本がありますかと質問されるのならば答えたい。
講演会でこの質問はなかなかない。
60冊も読めないよね。だったら、「ベスト3は何ですか?」
と質問されたら答える。
先生のこの本の中に、この文章がありますが、これはどういう意味ですかと質問されたのならば、進んで答えたい。
本で学ぶ、実行する、問題点が見つかる、さてどうすればよいか、というような質問がありがたい。
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