最新更新日:2024/06/01
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長野県千曲市立埴生小学校訪問2

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長野県千曲市立埴生小学校訪問2

第二学の授業について報告する。
山口先生の授業であった。かけ算とたし算のまじった問題を考えていた。
7cmのつみきを4つと3cmのつみきを積み上げた高さを求める問題であった。

授業の最後の方であった。
私は、教室のうしろにいて私を当ててほしいと合図を送った。ところが、わたしの目の前のM子に当てた。勘違いしたんだろう。
すると、M子は答え始めた。
「7cm+4こ+3cm」と答えたのだ。ただし14cmと答えてしまった。
M子のノートには、式も書かれていない。頭で考えながら答えたのである。
これを西沢先生は、とりあげて、肯定的に受け止めて、用意した教具を黒板にならべて、
7cm×4こ+3cmに導いていた。
M子は、7cmが4こあるという意味で上の式を述べたのである。だから、考え方は合っているのである。
この間の説明のスピードはとてもゆっくりしている。しかし、子どもたちはその説明に対してくらいついている。
この授業の様子を見て、安心感のあるクラスだと思った。

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長野県千曲市立埴生小学校訪問1

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千曲市立埴生小学校を訪問した。
15学級ほど参観した。特別授業は、第4学年であった。西沢先生が授業をされた。
もとにもどす思考法の問題で、教師と子どもとの息のあった授業である。
子どもたちに勢いがあり、自力解決の場面では、○つけ法の支援で正解にたどりついた。

「反対」という言葉、「ノートはいらないから」という子どものキーワードがでできて復唱法を使っていた。
子どもの素直な表現に学ぶことが多かった。
ありがとうございました。
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雑用というなの重要

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12/7 今日のひとこと
雑用とは思うけれど、重要。
だから、雑用はない。

問題は時間の使い方だ。
限られた時間内に処理したいからである。

できる限り即時処理が原則だと思う。
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算数のよさは

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12/9 今日のひとこと
算数のよさは、無理矢理言わせるものではない。
つくづくよいものだと感じたときに言うことである。

算数では、「わかる」→「できる」→「身に付く」が大切。身に付くの代わりに「使える」と置き換えることもある。

さて、「できる」とか「身に付く」の段階にもなっていないのにもかかわらず、「速く」「わかりやすい」「便利」と言わせる授業はどうかと思う。

自転車に乗る練習のときのことを考えてみよ。
自転車の乗り方を話し合っても、乗れるようになるのか。乗れるようになってこそ、とても便利と感じる。「わかる」から「できる」までは道は遠い。さらに習熟する段階の「身に付く」までとなると、はるかに遠い。
自転車の乗り方の授業を習ったとしてもなかなか乗りこなせない。むしろ転倒して怖いのである。自転車にのってふらついているときに、速くて便利ですと言わせるのか?

これと同じことが算数の授業でも言えるのである。本時で学習したことが「できる」ような状態になってもいないのに、性急によさを言わせてどうなるのか。うそつきを育てる芽ようなものである。
もしもその子が算数のよさが言えるということは、もうすでに身に付いている段階なのではないか。

わかる→できる→身に付く を保障した上で算数のよさに迫りたい。
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直感とツキ

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12/7 今日のひとこと
ついているときは、直感が働いている。

ふと思ったことを実行してみたら、新しい道が開けたということがよくある。

直感が働くからつくのか、つくから直感が働くのか。
特に、「感謝」をその間に入れると、さらに両方に効くことになる。

先日「ついている」ことがあったので、「ついている」を連発してみた。
すると、直感が働いてまたついてきた。

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行動を起こす

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12/7 今日のひとこと
今のように時代の流れが激しいときは、じっと立ち止まって何もしないのは一番危険である。
心配ばかりしていても始まらない。
次への未来へ向けて行動を起こすことである。
自分の強みを意識して強化することである。

そうやって、人はいつの時代も転換期を乗り越えてきた。
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一本釣りと 網漁

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12/6 今日のひとこと
算数の自力解決の場面で、
個別指導で一人一人に声かけするのは 大事。 でも、 限界がある。
9割の見通しをもっていることが不可欠である。

だから 9割までは事前に 網漁で引き上げることだ。

個別に一人一人を指導するのは一本釣り。
一斉指導は、大きな網で魚をとるしかた。

まずは、網漁。つぎに一本釣り。
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一緒にいて楽しい

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12/5 今日のひとこと
人はただ存在していればよいというものではない。

存在していて、よい「気」を出すことである。
一緒にいて楽しいなという「気」である。

反対に、悪い「気」を出す人もいる。
いつもため息ばかりをついている人。
顔にはださないが、顔がくらーい人。
こういう人に限って、本人は、自覚がないんだよね。

あなたは一緒にいて楽しい人ですか。

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Wに運のいい話

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12/5 今日のひとこと
昨日は、たまった仕事を午前中、久しぶりに自宅で仕事をした。
すると、研究室のKさんからメールがきて、本日の午後はお休みだという。
弱ったなあ。月曜日の示範授業の準備があるのにと思っていた。
でもいつもどおり、あの袋に入っているはずだからなんとかなると思っていた。

午後から出勤した。今度は、事務的な仕事の山である。
すると、ひょこっとKさんが来たのである。
1時間だけ仕事をするという。
運がよかったね。このおだんごをどうぞとおすそわけをした。
事務のMさんも同席していて、本といいタイミングだねと言った。


そのから、示範授業の袋を探し始めた。7月に授業をした教材で、あの場所にあったはず。ところが、ないのである。頭の記憶に袋の形まである。
そして、Kさんが見つけだした。
よかったよかった。
ワークシートや指導案は別のところにも保存してあるので大丈夫なのだが、提示する教材はないと作らないといけない。
あってよかった。

運がよかったのは、私の方だった。もし立ち寄らなかったら、見つけるのに冷や汗をかいたかもしれないからである。
このお知らせは、教訓帰納としたい。
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三方の得々定理

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12/5 今日のひとこと

AさんとBさんとがお互いに得であること。一挙両得という。

では、AさんとBさんとCさんとが同時に特になることがあるだろうか。
これがあるんだなあ。
少し頭をひねるだけで、得になることがある。
つまり、Aさんは、BさんとCさんが一挙両得になることを企画するとよい。
そうすると、結果として、Aさんにも感謝が返ってくる。

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きっかけ

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12/4 今日のひとこと
人は一度、信念をもつとなかなか変わらない。
人を変えようなんて思わないことだ。

でも、変わるきっかけがある。
その人自身が、この方がよかったなあと体験すれば変わるきっかけとなる。
あるとき、「私にとってこの指導法が足りなかったんだあー」とおもわずつぶやいた。

だから、上に立つ者ができることは、変わるようなきっかけづくりしかない。

志水塾、公開講座、授業診断及び大学院での授業もそのきっかけである。
最近も志水塾から帰ってきて変わったという声も聞いたし、実際にその教師の変化も見た。嬉しいことである。
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小さくても

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12/1 今日のひとこと
昨日の朝、鹿児島空港から広島西空港へ向かった。西空港というのがローカルである。
20年前に東京から一度、この空港を利用したことを思い出す。

36人乗りの飛行機であった。(SAAB340B)
機内は狭く、2列シートと1列シートであった。

タラップをあがるとき不安であったが、安定して飛んだ。
プロペラの音はうるさい。
広島西空港の近くまでくると、宮島が大きく見えた。
50分間の移動であった。

小さくても元気よく安定して飛ぶ。
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http://www.jal.co.jp/aircraft/conf/sf3.html



やりたいこと

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11/28 今日のひとこと
やりたいことを見つけてから、実行するとよいという。
ところが、なかなかやりたいことって見つからない。
だから、やっていくうちにやりたいことが見つかる。
これが本当のところである。
やりたいことがないからやらないというのは、単なるわがままなだけ。

何でもやってみないと、向き不向きはわからない。
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いくつになっても

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11/27 今日のひとこと
いくつになっても学べる場があることは楽しい。
わくわくする。

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長野県教育総合センター研修講座

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11月26日、長野県の教育総合センター(塩尻市)の研修講座で、一日講話をしてきた。
17名の方に教えてきた。
前日の講座では、高森南小学校の林初美先生が志水メソッドの実践を発表してくださった。○つけ法についての講義と実技をしてくださった。
よって、私は、今回は教材研究を中心に話してきた。
振り返ってみて、「否定しない教育」を常にうったえた。

みなさんとても熱心で、いろいろと議論をしながら進めることができた。
みなさんマスク着用なので、異様な雰囲気ではあった。でも、参加者の目だけの動きをもとに、反応をつかんで話すことができた。

一日を終わって、センターに10年近くかよっているなあ、とてもありがたいことだなあとつくづく思った。同じ話をしたことはない。
長野県はとても広いので、遠くからわざわざ来ていただいていることに感謝、また、新鮮な話題を提供できている自分にも感謝。
段取りをつけてくださった指導主事の濱野先生にも感謝。
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診断と治療

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11/25 今日のひとこと
医者の仕事は、患者の病気を診断し、治療すること。

では、算数教師の役目は何か。
子どものつまずきを診断し、治療すること。

しかも、教えてから一日たってからでは遅い。
まして、月末のテストで診断するとか、学期末のテストで診断するようでは遅い。
その間に病気は進行していく。
一番よい診断日時は、授業しているその時間である。
だから、机間指導を提案する。しかも、○つけ法を提案する。

机間指導をしていない人は、診断も治療もしていない人かもね。
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1時間じっくりと

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11/23 今日のひとこと
ある研究会で、「1時間じっくりと算数・数学の問題を考えることは大事だと考えますがどうですか」と質問された。

私は、やんわりと、「算数・数学の授業ではどの子もできることが大事なんだよ、また、年間150時間近くのカリキュラムがあってバランスよくやらないといけませんよと答えた。」
この話を同僚のI教授に話してみた。

「それが理想なんだけれど、でも1時間じっくりと全ての子どもが考える良い問題があるかというとそうではない。」
教師の手助けなしにじっくりかけることができるかどうかとなるとなかなか良い問題がないんだよね。」

これに対して、私は、「そうなんだよね。進んだ子どもが1時間じっくり考える問題だと、遅れがちな子どもはすぐに投げ出してしまう。反対に遅れがちな子どもがじっくり考える問題だと、進んだ子どもは早く終わってしまう。」

授業の構成要素が、「教材」と「子ども」、しかも「全ての子ども」となれば、なかなか良い問題がないのは確かである。
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なぜ活動するのか

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11/22 今日のひとこと
なぜ 算数的活動をするのか。
事象に働きかけるため。
ある事象に対して、数学的なきまりを見つけるために働きかける。
だから、数学的なきまりを見つけないと活動は意味をなさない。
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子どもの愛

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11/21 今日のひとこと
学級の中でおとなしい子がいる。
教師が声をかけないと、だまって自主的に判断して処理してしまう子である。
たとえ、問題ができなくても、教師に言うと迷惑だと思って、隣の子のノートを写して済ませてしまう子である。
物言わぬ子はいわゆる手間がかからない子なので、教師にとってありがたいのであるが、本当にそれでよいのか。
子どもの「愛」に甘えてよいのであろうか。

○つけ法は、悉皆で見る。くまなく見る。
だから、情報の取りこぼしが減る。
どの子どもも教師のあなたの声かけを待っている。
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限界を破る

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11/20 今日のひとこと
30代の初めの大学院時代、
また、附属小学校時代、いずれも限界への挑戦だったように思う。
特に附属時代は、かなりの仕事量であった。
だから、はじめはマイナス思考であった。それでまた仕事がはかどらない。
ところが、ある時、割り切ることができるようになった。
すると、不思議なことに仕事が速くなった。
これがよかった。

つまり、限界を破ることが人間には可能だと思う。
わくわくしてやれば病気にもならない。
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