船を見送るのはとてもさみしいものです。
たくさんの人が別れを惜しんでいました。
さようなら・・・。
また是非三宅に来てくださいね！

　今年も別れと出会いの季節がやってきました。
　2005年の帰島後に阿古小・坪田小・旧三宅小の３校合同体制での学校運営や、新生三宅小の開校という大きな出来事の中で子どもたちを支えてきた５名の教職員が、定期異動・退職のため島を離れました。本当に学校や子どもたちのためにご尽力くださった方々でした。
　飛行機や船の出発時には、子どもたちや保護者、地域の方々等たくさんの人が最後のお別れに来てくれました。島ならではの別れの風景でもあります。
　お見送りくださった皆様、ありがとうございました。

　もうすぐ４月を迎えようとしていますが、昨日の三宅島は寒い北東（ナライ）の風が吹きました。今朝、学校から見える雄山の頂きには白い雪が積もっていました。
　海の向こうに見える大島の三原山も白くなっていて、季節外れの冠雪が見られました。

平成21年度も間もなく終了となります。
皆様からのご協力・ご支援・御声援に感謝いたします。

昨日卒業した６年生だけでなく、１〜５年生もこの１年間で立派に成長しました。
３月２５日、平成２１年度終了式では、各学年の代表が校長先生から修了証を受け取り、１年生と５年生の代表児童は今年度できるようになったことや、来年度に向けての抱負を作文にして発表しました。
４月には、全員が一学年進級し、新しい１年生が入学します。三宅小学校のお兄さん・お姉さんとして、優しく温かく迎えることができることでしょう。

３月２４日、三宅小学校の第３回卒業式を行いました。
今年は、８名の６年生が卒業の日を迎えました。大勢の地域の方々が御祝いに来て下さり、保護者や全学年児童、教職員の見守る中、全員が立派な態度で式を終えることができました。

『門出の言葉』では、体育館中に卒業生と在校生の声が響き渡りました。８名の卒業生一人一人が、三宅小学校の最高学年として立派に役割を果たし、在校生に見送られて卒業して行きました。

６年生からは、お返しに、一人一人が縫ったぞうきんが在校生にプレゼントされました。そして、５年生の時から地域の方に教わってきた『神着木遣り太鼓』を５年生の協力を得てみんなに披露してくれました。

５年生は、「６年生クイズ−６年生と対決」で６年生一人一人の得意なことをクイズや対決によって紹介してくれました。
そのあと、１〜５年生が作ったプレゼントを紹介し、１年生が代表で６年生一人一人に手渡しました。

３〜５年生の運営委員が計画し、各学年が工夫を凝らした出し物を見せてくれました。
１・２年生は「もじもじクイズ」。体でカタカナの文字を表現し、６年生にあててもらいました。
３・４年生はグループ毎に出し物を考え、「パントマイム・クイズ・なぞなぞ・マジック」を行いました。

今日（４日）は、６年生を送る会が行われました。