最新更新日:2024/04/26
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第1ステージ「出会い」 4月5日〜6月2日

湧水祭PTAバザーのお知らせ(2)

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バザーで出品する商品をちょっとだけ紹介します。
左はフットバス、中央は食器セット、右は相田みつをのぐい飲み?です。
他にも面白い品がたくさんありますので、皆さん是非いらしてください。
9月29日(土)10:00から清水中体育館で行います。

湧水祭PTAバザーのお知らせ(1)

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9月29日(土)(湧水祭1日目)10:00から清水中体育館にて、恒例のPTAバザーを行います。
今年も雑貨やタオル等、良い品物がたくさんありますので、皆さん是非いらしてください。

強いチームの条件

 野球やサッカー、バレーボールやバスケットはもちろん、個人競技の卓球でも、自分に与えられたポジションというものがあります。卓球の団体戦は6人で戦いますが、スター選手が一人・二人いれば絶対勝てるというものではありません。強いチームを作るには、全員が同じメニューで基礎練習を繰り返すことです。地味な練習を嫌い、高等な技術を誇示して派手なアクションを見せつけたり、これ見よがしのパフォーマンスをふりまいたりする選手は真っ先にレギュラーから外れていきます。全員が同じレベルに達したところから、初めてチーム編成が行われます。チームというのは同じ志を持った「同士」なのです。
 ポジションの決定は各選手の個性に関わってきます。攻撃的な選手も必要ですが、それ以上に守備を得意とする選手が必要です。感情を前面に出してムードを盛り上げる選手がいるかと思えば、苦戦に動じないポーカーフェイスが不思議な安定感を発信して、チームの危機を救うことだってあります。強いチームというのは「同じ志を持った違う個性」が構成要素になります。攻撃型の選手を強くするには、ブロックのうまい選手と練習することが早道だし、ドライブを強化するにはカットマン(守備主戦型)にひたすら拾ってもらうことが不可欠です。つまり、戦型の違う者同士が、お互いの得意技を出し合いながら高め合い磨き合うことで一流のチームへと変貌していくのです。俺だけ目立ちたい、俺がヒーローだ!などと、得意になっている選手が一人でもいるチームは、絶対に県大会を勝ち抜けません。これは本当です。
 一番象徴的なのはダブルスで、校内ランキングの1位と2位の選手(両方攻撃型)が、ダブルスを組んで決勝に進んだことはただの1度もありませんでした。敗因は、両方が攻撃を繰り返すことによりミスを連発し、最後は自滅してしまったからです。せまい心のチームは足し算しかできません。広い心のチームは単純なかけ算だけでなく、累乗の計算が可能なのです。
 清水中学校の目指すところは「同じ志しを持った違う個性」の集団なのです。

ものを言うチーム力

 7月には、駿東地区中体連、ホッケーの東海大会、吹奏楽部の東部大会を見に行きました。予定表を見ながら試合会場を回ったため、すべての試合を見たわけではありませんが、胸がジーンとする場面が何度もありました。と同時に、過去に自分が顧問をしていた頃の思い出が蘇ってきました。
 自分が関わった中体連(20年間)を思い出すと、絶対に勝てるチームなどは1つもありませでしたが、簡単に負けないだろうなと思うチームは何回かありました。不思議なことに、その特徴は共通していました。
1 全員の力が均衡しており突出したスター選手がいない。
2 スポーツはもちろん学習面においても天才肌ではなく、こつこつ努力型である。
3 部員の人数がギリギリで、自分がレギュラーをやらざるを得ない。
4 どちらかというと地味なタイプで、何事も真面目に取り組む。
5 全員の戦型が異なり(ラケットとラバー)、相対的に攻撃よりも守備を得意とする選手が多い。
こういうチームで戦ったときには一戦一戦が感動的で、一度も県大会を逃すことはありませんでした。逆に下馬評で「今年は、東海大会は固いですね!」などと騒がれた時に限って3回戦くらいで姿を消してしまうことが多かったように思います。チーム力とは本当に不思議なものです。
 教員というのは様々な学校に赴任する可能性があります。都会的な新興住宅地や3世代同居の田舎風の学校、地域屈指の大規模校や単学級の小規模校。我々の勤務が公立の小・中学校である以上、そこで出会う子どもたちは実に様々です。中には物凄い才能を持った子どももいるかもしれませんが、基本的には今後の活躍が未知数の「原石」の児童生徒たちなのです。そもそも若い頃は、自分自身が何者なのか良くわからない「原石」が良いのです。原石は地味で素朴で泥臭く、質素の極みです。たぶん、この文章を読んでいる皆さんも、若い頃も原石だったと思います。ですから未熟で何もできないとか、レベルが低いとか、ダメに決まっているとか思ってはいけません。
「俺はダイアモンドだ。凄いだろう!」「私はサファイヤよ。綺麗でしょ!」
と決めつけて威張っている人間が一番ダメです。教師として「原石」を慈しみ、丹誠込めて無心に磨き上げることです。気がつくと、子どもも教師自信も思わぬ輝きを発見することになるのです。これは本当です。学校の場合、個人的な輝きから発展してチームの輝きになることが良くあります。子どもたちの力は、足し算ではなく累乗になっていくように思えるのです。

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清水町立清水中学校
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