最新更新日:2024/04/26 | |
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12/31 大晦日とお正月「大晦日」には、大掃除をします。このことを「大祓(おおはらい)」という言い方をします。一年の汚れを取り除くのですが、いやな出来事などを払い落とす、という意味もあります。そして、「年神様」を迎えるための準備をするのです。さらにこの日は、「年越しそば」をいただきます。そばは、ラーメンやうどんと違って、切れやすい麺です。そこで、この一年の嫌なことを「断ち切る」という思いでいただきます。 そして、夜になると、「除夜の鐘」が聞こえてきます。人間の心にある、108個の「よくない考え」を払い落とすために108回、鐘をつくのです。 このように、その年のよくないことを一度無くしてしまい、リセットする日が大晦日だそうです。 「お正月」は、「年神様」という神様を迎えます。そのために、「門松」や「しめ縄」を飾って迎える準備をし、「鏡餅」や「おせち料理」を用意するのです。「お年玉」は、年神様からいただく「魂」とも言われています。 このように、神様を迎えるための日だそうです。 大晦日は、よくなかったことをリセットし、お正月になったら、新しい気持ちでスタートするための節目なのです。うまくいかなかったことも、新しい年になったら、「もう一度がんばります」と神様にお願いをして、やり直せるのです。 古来の日本は、いい文化をつくり出しました。 初詣では、一方的にお願いをするのではなく、「昨年はありがとうございました。今年は、○○ができるようにがんばるので、どうか応援をお願いします」とお願いすると、いいかも知れません。 お正月には、新年の新しい目標をたてるといいですね。 では、みなさん、よい年をお迎えください。 |
常滑市立大野小学校
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