最新更新日:2024/09/20 | |
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西南小の皆さんへ 〜宇宙船地球号の乗組員として…〜「もう家にいるのはあきてしまった」 「早く友達と遊びたい」 「勉強は好きじゃないけれど、こんなに長く休みが続くと授業を受けたくなってきた」 このような思いをもっている人も多いのではないでしょうか。 いつまでこの状態が続くのか、勉強はどうなるのか、友達とはいつ会えるのか、学校の行事はどうなるのだろうと、先を見通せない不安がずっとつきまとっていることと思います。 先日の中日新聞に、宇宙飛行士の山崎直子さんの書いた文章がのっていました。 今の休校期間の見方を変えることで、前向きな気持ちになれるという内容です。 山崎直子さんからのメッセージを紹介します。 学校に行けなくなって、一日をうまく過ごせていない人もいるかもしれません。でも、学びの場は、学校だけではありません。手足を動かしたり、本で何かを調べたり、自然を観察したり、全てが学びにつながります。 時間を制限されない今こそ、好きなことや熱中できることを探し、自分のものにするチャンスです。ぜひ、この機会に夢につながる何かを見つけてください。 活動自粛がいつまで続くか分かりません。実は、宇宙飛行士で一番大変なのは、いつ宇宙に行けるか分からないことなんです。私も「今度こそ」と思いながら訓練を続けてもメンバーに選ばれず、何度も悔しい思いをしました。 そんな時は、自分の力が及ばないことは受け入れ、自分ができることを大切にすることです。希望は忘れず、でも、こだわり過ぎないこと。心に余裕を持てば、自然とやるべきことが見えてきます。私も落ち着いて、次に向けた準備を重ねた結果、宇宙に行くことができました。 ウイルスに立ち向かうため、力と英知を結集することが求められています。皆さんも宇宙船地球号の乗組員として「不自由だけど工夫してみよう」とか「みんなでこの危機を乗り越え、未来につなげるんだ」という視点を持ってほしいですね。 |
常滑市立西浦南小学校
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