最新更新日:2024/05/01
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校長室便りNo.188

 今日は3時間目に大掃除を行いました。
 いつもどおりの縦割り班での活動でしたが、どの子も一生懸命に働いていました。高学年のリーダーも真剣に指示を出していました。
 日頃手の届かない、ちょっと高いところや、椅子や机の足の裏、ロッカーの隅々など、自分たちで掃除するところを探して取り組みました。
 放課後、安全点検も兼ねて校舎内を見回ったところ、床も壁もとても奇麗になっていて、すがすがしい気分になりました。
 いよいよ年末です。御家庭でも大掃除をなさると思います。子供たちでもめあてをもって取り組めばきっと奇麗にしてくれることがあります。お手伝いにとどまらず、役割として与えてみてください。そして、しっかりやり遂げた、奇麗になったら、感謝するとともにそのことを認め、褒めてあげてください。

校長室便りNo.187

 「一年の計は元旦にあり」と校長室便りNo.186で書きましたが、この言葉は正月によく聞きます。正月になってからよく考えるのか、正月を迎える前に今年を振り返り元旦までに決めるのか。広辞苑には「一年間の計画はその年の初めに決めておくのが良い。」と載っています。子供たちには振り返った上でめあてや目標を決めましょうと話しました。
 さて、その由来は次の二説が有力なようです。
 一つ目の説は、毛利元就の言葉です。毛利元就は、傑出した戦略家・謀略家で戦国時代最高の智将です。「一年の計は春にあり、一月の計は朔(ついたち)にあり、一日の計は鶏鳴(一番鶏が鳴く早朝)にあり。」と言ったそうです。何事も最初が肝心であるということを意図したといいます。これにまつわる逸話もあるようです。
 二つ目の説は、中国の書物「月令広義(げつりょうこうぎ)」の一節です。中国の伝統的な年中行事、儀式、しきたりなどを解説した書物です。その中に「四計」として、次のように書かれています。
 一日之計在晨 (一日の計は晨(あした)にあり)
          ※晨(あした)は、朝という意味
 一年之計在春 (一年の計は春にあり)     
          ※春は、中国の暦でいう正月
 一生之計在勤 (一生の計は勤にあり)
 一家之計在身 (一家の計は身にあり)
 この1・2番めを「一年の計は元旦にあり」といったというのです。
 3・4番目のことを続きと考える方もいるようです。まじめに努力することで人生が決まり、身の振り方や生き方で一家の将来が決まる、という意味だそうです。
 どちらももっともだと思います。皆さんは来年はどのような年にするのでしょうか。

校長室便りNo.186

 今日は終業式を行いました。
 学年代表の児童に通知表の束を渡しました。子供たちはとても真剣な表情で受け取ってくれました。
 大きな二つの行事によって大きく成長した姿を振り返り、新年の課題作りをするよう話しました。「一年の計は元旦に有り」と言います。来年も良い年になるよう頑張りましょう。

校長室便りNo.185

 今夜はクリスマスイブです。皆さんの御家庭ではどのように過ごすのでしょうか。
 今日の昼過ぎ、ある男の子が「サンタさんて本当にいるの?」と質問してきました。皆さんならなんて答えてあげるでしょうか。その子は半分信じていたいといった目をしていました。かなり期待で胸を膨らませている風にも見えます。ありきたりですが「信じているこのところには来てくれるよ」と答えました。その子はにっこりして教室に入っていきました。子供たちの純粋さに心が洗われたエピソードでした。

校長室便りNo.184

 今日は二十四節気の「冬至」です。
 北半球では太陽が1年で最も低い位置にきて、夜が一番長くなる日です。夏至の日と比べると、東京で約4時間40分もの差があります。
 「冬至がゆ」や「かぼちゃ」を食べると良いといわれます。「冬至がゆ」は小豆を入れたおかゆのことで、小豆の赤が太陽を意味する魔除けの色で、冬至に食べて厄祓い。「かぼちゃ」は栄養豊富で長期保存がきくことから、冬の栄養補給になり、風邪をひかないといわれています。
 また、柚子湯にも入りますね。冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りの下には邪気が起こらないという考えもあるそうです。
 柚子湯には血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果、芳香によるリラックス効果もあります。
 いよいよ年の瀬が迫ってきました。カボチャや柚子湯で風邪など引かぬよう乗り切りましょう。

校長室便りNo.183

 2学期の登校が残り4日となり、子供たちの下校の様子を見ていると、沢山の荷物を持ち帰っています。習字道具や音楽バッグなど。中にはジャンパーや上着などを何枚も抱えている子もいます。よろしくない意味での日々の積み重ねです。学校でも声掛けを行ってきているのですが、なかなか行き届いていなかったようです。御家庭でも御確認をお願いいたします。

校長室便りNo.182

 No.181がありません。過去の校長室便りを読み返していたところ、No.174が2回あることに気付きました。申し訳ありませんが、修正させていただきます。御理解ください。

校長室便りNo.180

 今年も残すところ登校するのは4日となりました。今年一年、どんな年だったでしょうか。ノーベル賞を始め日本人の活躍が多く取り上げられる年でした。
 今朝のニュースでは、水球もオリンピック出場を決めたと言っていました。私も学生時代には同競技に取り組んでいたため、うれしい限りです。オリンピックでも活躍してくれることを願っています。

校長室便りNo.179

 ヤフーニュースに次のような記事がありました。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151218-0000...
 授業の午前5時間制「勉強に集中」8割評価

 このニュースに載っている登米市の学校は、私の前任校に視察に来られ、私が説明をしました。道徳についての研究の視察だったはずが「午前5時間制」に興味をもたれ、日を改めてわざわざもう一度視察を行い、翌年には導入されました。
 授業時数をしっかり確保し、標準時数よりゆとりを多くすることで学力の向上を図っています。時間的なゆとりも児童の指導に役立っています。
 本校でも学力向上は課題であるため、ゆとりある授業時数の確保を考えなければなりません。

校長室便りNo.178

 昨日、今年を表す漢字が「安」に決まったそうです。日本漢字能力検定協会が京都の清水寺で発表しました。
 「安」にまつわる出来事がいくつもあったこと、人々が安心や安全を願うこと等が反映されたようです。
 皆さんは今年一年を表すとしたらどんな漢字を選びますか。

校長室便りNo.177

 全校朝会で体表委員会の児童からユニセフ募金のお知らせがありました。
 世界の困っている子供たちを助けるために募金しましょうという内容で、スライド等によるプレゼンテーションや、水がめの実物等を用いて分かりやすく話していました。
 ただ募金するのではなく、欲しい物を我慢したり、お手伝いをしてお小遣いをもらったり、自分で努力して手に入れたお金を募金して欲しいと願っています。子供が自分自身の意思で募金活動に参加している意識を育てることが大切だからです。おうちの人にユニセフ募金だからお金をもらうのでは、おうちの方が直接募金していることと何ら変わりがありません。御理解と御協力をお願いいたします。
 なお、ユニセフ募金は平成28年1月13日(水)からの3日間で行います。途中で落とさないよう御配慮をお願いいたします。

校長室便りNo.176

 2学期も登校するのはあと9日となりました。
 4月からの学年で習ったこと、学習したことは全て身に付いているでしょうか。
 まとめの確認としてテストを行っています。問題をよく読むこと、何を聞かれ、何を答えれば良いかをよく考え丁寧に回答すること、終わったらもう一度回答するくらいの気持ちで丁寧に見直しをすること、と子供たちに話しました。もちろん丁寧な文字を書くことは以前伝えています。4月からの9ヶ月で子供たちは確実に成長してきています。その成果をしっかり表してほしいと願っています。

校長室便りNo.175

 今夜は双子座流星群がピークを迎えます。10年に一度の好環境だそうです。とても楽しみにしていたのですが、今夜はどうも曇り空のようであまり期待できません。夜中の3時がピークのため夜明け前までがチャンスです。
 星空を眺めていると、壮大な宇宙空間に浮かぶ地球の、なんと奇跡的な時間を過ごしているのかと感慨に浸ってしまいます。太陽の大きさや温度、そこから地球までの距離、地球の大きさ、自転・公転速度、重力等により、水が気体でも固体でもなく、液体でいられるからこそ生命が生まれ、私たちがいるのです。
 夜空にきらめく星々は、はるか宇宙空間の彼方にありますが、流れ星は宇宙のちりが大気圏で燃えてきらめいています。距離は全く違うのに地表にいる私たちからは同じように星に見えてしまいます。
 星空を眺め、様々なことに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

校長室便りNo.174

 今日も特別支援教育のお話です。
 「困った子」は、「困っている子」と以前お伝えしました。
 しょっちゅうケンカばかりしている子。突然大声を出してみんなをびっくりさせる子。こだわりが強すぎて譲ることができない子。怒ってばかりいる子。やっていることを放り出して興味のあることにいってしまう子。身の回りの片付けができない子。etc.
 保護者や教師からすると手の掛かる「困った子」かも知れません。後天的に家庭環境や教室環境から身に付いた者かも知れません。上のような困ったことを繰り返すお子さんは実は一番「困っている子」かも知れません。
 ただただ事象を叱るだけでなく、具体的にどうすれば良いかを端的に教えてあげることが大切です。落ち着くための方法を体験させることもできます。
 どの場合も一人では抱え込まず、専門家や関係諸機関、医師等に相談し、適切な対応をしていくことで、その子は困らずにすむようになる方法が見付かります。

校長室便りNo.174

 今日12月7日は24節季の「大雪(たいせつ)」です。冬至までの期間を示すことも亜あります。山岳部だけでなく、平野にも降雪のある時節ということからいわれるそうです。
 いよいよ寒さも本格的になってきました。東京からかなり南に来ているからもう少し温かいもの方考えていたのですが、三宅島もかなり寒く感じます。数日前は風も強く、寒さがひとしお身に染みました。
 子供たちも体調を崩しがちです。脱ぎ着のできる上着で調整できるよう、御家庭での御配慮をお願いいたします。


校長室便りNo.173

 このところ特別支援教育について話題にしてきましたが、昨晩のテレビ番組で子供は褒めることによってより良く育つという内容がありました。その通りだなと感じました。
 あるクラスでは学級崩壊を予防するために、「褒め言葉のシャワー」という取り組みをしているそうです。朝の会などで、一人の児童を指名し、他の児童全員がその子の良いところを具体的に一つずつ発表していくということでした。指名された子は初めは恥ずかしそうにしていましたが、自信につながったようでした。叱られてばかり、けなされてばかりの子は自信を失い、楽しい感情が少なくなり、人を責め、嫌な学級の雰囲気にしてしまうそうです。努力を認めて褒める。できなかったことができるようになったら褒める。してくれたことに感謝して礼を言う。できないことを責めることはしない。
 社会において、大人だって子供だって同じだと感じます。失敗ばかり責められたらやる気をなくします。褒められれば次も頑張ろうと考えます。
 ぜひ良いところを探して褒めましょう。そのために、よーく見て、観察しましょう。

校長室便りNo.172

 前回の人権課題のうち、「障がい者」についてどのように捉えるでしょうか。
 パラリンピックに出場する方。目が見えない、音が聞こえない、などもあります。校長室便りNo.162でお知らせしたような子供たちも含まれます。「障がい」という用語がよろしくないなどの論もあるようですが、健常者に比べて不自由なことがあるのです。しかし人権的に平等です。
 私の知り合いで、特別支援学級の担任をしている教員がいます。特別な支援を必要とする児童は一人一人特性が違い、指導・支援に苦慮することが多いようです。そのこの特性について日々研究し、保護者と連絡を取り、連携し、必要な支援について考えています。
 「困ったことをする子」は実は「困っている子」なのです。そのお子さんに合った支援を行うことで困らなくしてあげる手だてがあるはずです。御家庭でお困りのことがありましたら、学校、スクールカウンセラー、専門医等に御相談ください。

校長室便りNo.171

 本日は三宅村人権教育推進協議会を行います。1・4・6年生が道徳の授業を行い、児童とともに人権について考えます。ぜひ御参会いただき、三宅島の人権教育について考える機会としてください。授業開始は13時35分です。
 東京都教育委員会では、人権課題を主に「女性」「子供」「高齢者」「障がい者」「同和問題」「アイヌの人々」「外国人」「HIV感染者等」「犯罪被害者やその家族」と捉え、人権教育を進めています。そのほかにも「路上生活者(ホームレス)」「インターネットによる人権侵害」「個人情報の保護」「性同一性障害」「北朝鮮による拉致問題」等も挙げています。
 さらに、東京都教育委員会では、「教育は、家庭、学校及び地域のそれぞれが責任を果たし、連携して行われなければならないものであるとの認識に立って、全ての都民が教育に参加することを目指している」とも述べています。
 ぜひ沢山の方に御参会いただき意見交換をしていきたいと考えております。
 人権課題についての講演は東京都人権啓発センターの緑川裕子氏です。
 大変風が強くなっておりますので、気を付けてお越しください。お待ちしております。

校長室便りNo.170

 4年生と一緒に社会科見学に行ってきました。
 三宅島の浄水場とクリーンセンターと汚泥再生処理センターです。
 私も三宅島に来て初めての見学でとても勉強になりました。
 水道水は大路池の水を使っていると聞いていたのですが、その下の地下水をくみ上げているとのことでした。一秒間に500mLペットボトルに25本分の水を生産しているそうです。
 クリーンセンターでは800度以上の熱で燃えるゴミを燃やしているそうです。中にはペットボトルや燃えないゴミなども混ざっていて困るとお話がありました。ペットボトルや瓶は洗ってから出してほしいとのことでした。もちろんキャップは外して。
 汚泥再生処理センターでは、下水をきれいにして海に流していることが分かりました。フィルターを通したり活性炭を通したりすることで飲むことができるほどきれいになるそうです。水をきれいにした残りかすは野菜くず等と混ぜて堆肥に加工していました。
 リサイクルは一人一人の心掛けが大切であることを子供たちは学びました。

校長室便りNo.169

 本日の保護者会への御参会ありがとうございました。
 運動会や学習発表会の感想などをお聞かせいただきました。
 6年生の学級では、あと69日で卒業です、と話していました。早いものです。あっという間です。それまでに伝えたいこと、育てたいこと、沢山あります。
 御家庭と協力し、精一杯指導に努めます。
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学校行事
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4/6 新任式 始業式
三宅村立三宅小学校
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