最新更新日:2024/04/28 | |
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3月14日の給食・牛乳 ・ごはん ・親子煮 ・きんぴら肉団子 ・小松菜のツナあえ でした。 今日は鶏肉と卵を使った親子煮を提供しました。親子煮は鶏卵の親である鶏肉を使って作られた料理です。豚肉や牛肉などと卵で丼ぶりをつくると、親子関係ではないため、「他人丼」と呼んだりします。今日の親子煮には、卵だけでなく、野菜もたっぷりと使われていました。特に玉ねぎは、甘味が出るよう、形が分かりにくくなるまでしっかりと加熱しました。野菜のおいしさが詰まった優しい味の煮物になりましたね。さっと炒めたり、生で食べる方がおいしい野菜もありますが、冬が旬の野菜は加熱することで甘味やうま味が出てくるものが多いです。鍋料理や煮込み料理にぜひ使ってみてくださいね。 3月11日の給食・牛乳 ・黒米入りごはん ・さわらの照り焼き ・野菜のみそマヨネーズあえ ・けんちん汁 でした。 さわらは大きさが変わると名前が変わります。40〜50cmのものはサゴシ、50〜60cmのものをナギ、60cm以上のものをサワラと言います。このような魚を出世魚と言いますが、出世魚の名前の由来は、江戸時代の習慣から来ています。江戸時代までは、武士や学者などは、元服の際や、出世に伴って名前を変える習慣がありました。これにちなんで、「成長に伴って出世するように名前が変わる魚」ということで出世魚という名前がつきました。出世するということで、縁起のよい魚として扱われ、めでたい席や門出を祝う席などの料理として好んで使われています。さわらは、比較的手ごろに手に入る魚ですし、味に癖も少ないので、家庭でも料理に使ってみてはいかがですか。 3月10日の給食・牛乳 ・白玉うどん ・カレーうどん汁 ・豆ちくわの磯部揚げ ・ゆかりあえ でした。 今日はゆかりを使用した和え物を提供しました。ゆかりは梅干しを漬けるのに使用した赤しそを乾燥させた食品です。梅干しを漬けた後のものなので、酸味が強いのが特徴的です。給食では、食べやすくなるよう、かつお節やほんの少しのしょうゆを用いて酸味を抑えています。かつお節のうま味とゆかりの酸味で塩味を控えて味をつけてもおいしく食べられます。生活習慣病予防のためにも、塩分を少しでも抑えて料理を作ることができるととても良いです。そのためには、辛味や酸味、うま味を上手に使用して味付けすることが大切です。味付けの工夫をして、家庭でも塩分控えめな料理が作れると良いですね。 3月9日の給食・牛乳 ・ごはん ・しらす入り和風オムレツ ・和風サラダ ・石狩汁 でした。 しらすは、カタクチイワシやマイワシなどのような魚で、体に色素がなく、白い稚魚の総称です。生の状態のものも食べられる場合がありますが、鮮度が落ちるのが早いため、港の近くなど、限られた場所でしか食べることができません。一般的に市場に出回っているシラスは茹で揚げられたものや、水分を減らすために乾燥させたものがほとんどです。骨まで丸ごと食べられるので、カルシウム摂取のために取り入れたい食材の一つです。スーパーでも手軽に購入することができるので、家庭の食事にもぜひ取り入れてみてください。 3月7日の給食・飲むヨーグルト ・ひじきごはん ・れんこんサンドフライ ・たまごどうふ ・白菜のおひたし でした。 今日はセンターで炊飯をした炊き込みごはんでした。給食センターで米を炊飯する場合、専用の機械が必要となりますが、大口町の給食センターには、その機械がありません。そのため、水をいれるとふつうのごはんになるアルファー化米という米を使って炊き込みごはんを行います。アルファー化米は災害時の備蓄食品として現在は個包装のものも市販されています。学校給食では、加熱をして提供していますが、災害時には水を入れるだけでごはんが食べられる優れものです。災害時に困らない食事を日ごろから考えておくことが大切です。 3月3日の給食・牛乳 ・赤飯 ・みそ串かつ ・春色お浸し ・湯葉のすまし汁 ・セレクトデザート でした。 今日は3年生最後の給食ということで、お祝い給食を実施しました。赤飯とセレクトデザート、いつもよりもすこし贅沢な料理でお祝いです。日本のお祝いごとに赤飯は外すことはできません。赤飯の赤色は魔除けの色で晴れやかな門出に災いがかかってこないようにと願いが込められています。この地域では、小豆を使用して赤飯を炊きますが、皮が破れやすいため、縁起が悪いといわれる場合があります。特に関東地方では小豆を使わず、ささげを使われることが多いそうです。一生のうちで赤飯を食べる機会は数える程度しかないと思いますが、食べる時には、料理の意味も考えながら食べられると良いですね。 3月1日の給食・牛乳 ・ミルクロールパン ・じゃがいものバター風味煮 ・れんこんのごまドレサラダ ・スコッチエッグ でした。 スコッチエッグはイギリスで生まれた家庭料理です。ゆでたまごをナツメグやグローブなどのスパイスを入れたひき肉で包み、衣をつけて油で揚げた料理です。ロンドンのデパートが発祥で、イギリスでは伝統的なピクニック料理の一つとして認められており、どちらかと言うと冷めた状態で食べるのが基本の料理です。同じ英語圏でも、アメリカで食べられることはなかなかない料理だそうです。料理には、その土地独自で発展してきたものが数多くあります。日本以外の国の食文化にも触れられる機会があると良いですね。 2月29日の給食・ごはん ・牛乳 ・豆腐ハンバーグのきのこソース ・けんちん汁 ・味付けのり でした。 今日はしめじを使ったきのこソースでした。みなさんは「香りまつたけ味しめじ」という言葉を知っていますか。まつたけは言わずと知れた高級きのこですね。この言葉の意味は文字通り、きのこの中で一番香りが良いのがまつたけ、味が一番良いのがしめじという意味です。この言葉のしめじはほんしめじのことを指し、普段スーパーで購入できるぶなしめじなどとは、異なるしめじです。ほんしめじは栽培ができず、天然のものを収穫しなければならないので、一キロ数万円という高級品です。一般的に食べられるきのこでもおいしいですが、それ以上の味ということなので、一生のうちに一度は食べてみたいですね。 2月26日の給食・牛乳 ・黒米入りごはん ・親子煮 ・白菜のおかかあえ ・大豆と豚肉のごまがらめ でした。 今日は黒米について紹介をしたいと思います。給食につかう黒米は大口町の農地で生産されています。黒米は古代米ともいわれ、稲の原種である野生稲の特徴を受け継いでいる米のことです。 野生型の稲の玄米は、褐色や黒紫などの色がついているものが多いのですが、人が栽培することによって白色の種子へと変化していく性質があります。最近では、古代米が白米に比べて、たんぱく質やビタミン、ミネラルを多く含むということが分かってきて、健康食として話題を集めています。 全て黒米でごはんを炊くと、紫色がとても強く、食べるのに勇気のいる色になってしまうので、精白米の5%ほどの量を入れて炊くと色も良く、黒米の風味を感じながらもおいしく食べることができます。スーパーなどでも購入することができるので、家庭でも炊いてみてはいかがですか。 2月25日の給食・牛乳 ・ミルクロールパン ・ポークビーンズ ・いかボールのたこ焼き風 ・ひじきのマリネサラダ でした。 ポークビーンズは、給食で大豆を使用する代表的な料理です。大豆のほかにじゃがいもやにんじん、たまねぎなどの具材をトマトソースで煮込んだ料理です。学校給食では、トマトケチャップを使用していますが、酸味が少し強いので、マイルドになるように、生クリームをほんの少し使用しています。トマトと大豆は相性がとてもよく、洋風の煮物やサラダ、スープなどにも使われます。トマトも大豆も栄養価の高い食材ですから、一緒に食べられると一石二鳥ですね。生のトマトがおいしい季節は何と言っても夏ですが、缶詰のトマトを使えばいつでもおいしいトマト料理が食べられます。煮込み料理は今がおいしい季節ですから、トマト味の煮込み料理を作ってみてはいかがですか。 2月23日の給食・牛乳 ・中華麺 ・みそラーメン ・鶏肉の唐揚げ ・ブロッコリーの中華あえ でした。 今日は、3年生のリクエスト給食「鶏のから揚げ」でした。鶏肉の唐揚げは給食で大変人気のあるメニューです。中学校は70gのもも肉に下味をつけて、片栗粉をまぶして揚げます。大きい分だけ揚げ時間はかかりますが、家庭ではなかなかできない大振りのサイズも人気の理由なのだそうです。また、鶏肉の部位も、もも肉を使うことで、胸肉に比べ肉厚でジューシー、冷めても比較的柔らかい状態を保つことができます。味も比較的しっかりとつけているので、さめてもおいしく食べられます。疲れている時やストレスを強く受けている時には、ビタミンとともに、たんぱく質もしっかりと摂取する必要があります。気にせずに食事をしても、たんぱく質が不足することはまずありませんが、受験など、体調を万全にして臨みたい行事の前には、意識して摂取できるようにしましょう。 2月22日の給食・牛乳 ・麦ごはん ・さわらの照り焼き ・千草あえ ・呉汁 でした。 千草あえの千草とは、いろいろな具材を取り合わせたものという意味があります。また、青い食材を指す言葉でもあるそうです。この青は緑色という意味で使われています。今日は、たまご、油揚げ、キャベツ、にんじん、ほうれんそうが使われていました。いつものあえ物だと2,3種類の食材を使っているので、それと比べたらとてもいろいろな種類が使われていましたね。また、色合いもキャベツやほうれん草の緑色がよく栄えた給食でした。おいしさは色合いや香りによっても大きく左右されます。お皿に料理が乗った時に、美しく見えるよう、偏った盛り付けかたをせず、学級で均等に盛り付けができるようにしましょう。 2月19日の給食・牛乳 ・ごはん ・手巻きごはんの具 いかスティック 手巻きたまご ツナマヨネーズ ・豚汁 ・手巻きのり ・みかん でした。 今日は、手巻きのりと具材を使った手巻きごはんの給食でした。手巻きごはんは、円筒状に巻き込むのではなく、花束のようにまくと、上手にまくことができます。みなさんは上手にまいて食べることができましたか。いつもは、野菜がメインの料理が出ますが今日はお休みでした。そのかわり、豚汁にはたっぷりの野菜が使われていました。ごぼうやにんじん、だいこんなど、じっくり煮込むとうま味の出てくる野菜ばかりです。寒い時にはとても体の温まる料理です。豚汁に使うとおいしい野菜の旬ももう終わりがけです。おいしく食べられるうちに家庭でも作ってみてはいかがですか。 2月18日の給食・牛乳 ・チキンライス ・オムレツ ・マカロニサラダ ・ひと口ゼリー でした。 今日は3年生のリクエスト給食でオムライスを提供しました。学校給食では、半熟状態の料理を提供することができないため、オムレツとチキンライスを提供して、オムライスという形で食べてもらえるよう、工夫して提供しました。マカロニサラダには、りんごが入っていました。りんごのしゃきしゃきとした食感や、さわやかな風味が味のアクセントになりました。入れる具材一つ変えると、味にも大きな違いが出ますね。初めての組み合わせや料理を食べるのはどきどきしますが、一口食べてみると新しい発見がありますよ。 2月17日の給食・牛乳 ・ごはん ・うずら串フライ ・チンゲン菜のなめたけあえ ・マーボ大根 でした。 マーボ大根はマーボ豆腐の豆腐の代わりに、大根で作った料理です。大根が旬の今だけしかつくることのできない料理です。マーボの味付けはとても食べやすく、野菜が少し苦手という人もおいしく食べることができたのではないでしょうか。また、チンゲン菜は大口町内の畑で生産されたものです。地域で収穫された野菜を使用することで、市場に流通している野菜よりも新鮮なものが手に入り、素材本来の味を楽しむことができます。今日のチンゲン菜もえぐみが少なく、野菜の甘みを感じることができましたね。 2月16日の給食・牛乳 ・サンドイッチバンズパン ・フィッシュバーガー ・ミネストローネ ・ゆでキャベツ ・タルタルソース ・りんご でした。 今日は、魚のフライをキャベツと一緒にパンに挟んでフィッシュバーガーにして食べました。ソースはタルタルソースです。タルタルソースは、白身魚のフライやエビフライなど、魚介系のフライ料理を食べる時によく利用されます。タルタルソースはマヨネーズと玉ねぎやピクルス、ケッパー、固ゆでの卵などをみじん切りにして混ぜ合わせたソースです。マスタードの辛味や酢の酸味等が味のアクセントとなり、味の濃厚なマヨネーズがベースになっているにも関わらず、さっぱりと食べることができます。家庭でも以外と簡単にできますので、魚のフライの時などに作ってみてはいかがですか。 2月12日の給食・牛乳 ・ごはん ・みそおでん ・パンプキンコロッケ ・小松菜とツナのあえ物 でした。 寒い時には、おでんがとってもおいしいですね。今日のおでんには、さといも、だいこんなどの根菜類が使われていました。また、おでんの定番こんにゃくもしっかりと存在感を示していましたね。こんにゃくには、今日使用したような板のこんにゃくのほかに、玉こんにゃくと言われる丸い形状のもの、茹でたりせず、そのまま食べる刺身こんにゃく、鉄分を多く含んだ近江町の名物、赤こんにゃくなど様々な種類があります。人の体内では消化されず、エネルギーになりませんが、古くから食べられている食材で、日本料理の特に煮物を作る時には欠かせない食材です。調理する際には、スプーンでそぎ取るように小さくすると、味がしみ込みやすくなります。家庭でもこんにゃくを使った料理をチャレンジしてみてくださいね。 2月10日の給食・牛乳 ・ごはん ・いわしのかば焼き ・よしの汁 ・野菜のごまあえ でした。 いわしの語源は諸説ありますが、陸に揚げるとすぐに傷んでしまうことから、「よわし」がなまり「イワシ」になったという語源があります。イワシを漢字で書くと、「鰯」で魚に弱いと書きます。栄養価はDHAやEPAといった脂肪酸がたくさん含まれており、これらの脂肪酸は青魚(さば、あじなど)に多く含まれています。脳の活動を活発にする働きがあるといわれています。頭の回転も速くなるかもしれませんね。魚にはそれぞれ旬があります。料理ごとに適した魚の種類があるので、一番おいしい料理方法を探してみてくださいね。 2月8日の給食・牛乳 ・黒米いりごはん ・さばの塩焼き ・切干大根のはりはりづけ ・みそ汁 でした。 今日のみそ汁に使用したみそは、赤みそです。赤みそは作られる材料によって大きく二種類に分けることができます。一つは、米から作られる米みそ、これは主に東北地方で作られています。もう一つは豆みそ、これは東海地方で作られるみそです。豆みそは、大豆を蒸して発酵させて作ります。熟成期間は長いものでは、二年かかるといわれ、独特の渋みとうまみが生まれます。みそは昔から使われてきた日本の基本的な調味料です。地域によってもみその色や味が大きく違っていて普段食べたことのないみそがどのような味なのか気になりますね。機会があったら様々なみその味を味わってみてくださいね。 2月3日の給食・牛乳 ・麦ごはん ・鶏肉とごぼうの炒め物 ・すいとん汁 ・節分豆 でした。 今日は厄払いの大切な行事の日です。節分は、邪気を払うために、昔から豆まきが行われています。豆には、「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」という信仰、または語呂合わせで「魔目(豆・まめ)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあります。また、恵方巻を食べる風習もあり、今年の方角は南南東だそうです。無言で一本食べきることで、その年は幸運がめぐってくるといわれています。日本の古くからの行事を大切に、今後も守っていきたいですね。 |
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