最新更新日:2024/06/07
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いつもにっこり大野小!

2学期終業式の話(番外編)

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 2学期終業式の校長の話で「年末年始に関係するものの形」を見て、年末年始の行事や習慣について考えました。子どもたちに何の形か聞いていく中で、「◯(丸い形)」について尋ねたとき「太陽が月に隠れるときの形」と言った児童がいました。「年末年始の形ではないかな」と思いましたが、勉強不足でした。
 なんと、今年の年末は日食がありました。12月26日(木)この地方(名古屋)では、かけ始めが14時25分、最大が15時30分、終わりが16時33分ということです。ただし、残念ながら天気が良くなさそうです。でも、たいへん勉強になりました。
 ※写真は2012年05月21日の金環日食の時に撮影したものです。今回は部分日食です。
 ※目を痛めるので、太陽を直接見てはいけません。
 ※以下は、国立天文台のホームページの注意書きです。
「日食とは、月が太陽の前を横切るために、月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象です。太陽は、たいへん強い光と熱を出している天体です。そのため、肉眼で直接太陽を見ると、たとえ短い時間であっても目を痛めてしまいます。太陽が欠けていても、また、地平線に近づいて光が穏やかになったように感じても、光と熱が強烈であることは変わりません。安全な方法で観察しなければ、最悪の場合は失明する危険性があります。日食グラスなど専用の観察器具を正しく使って、安全な方法で日食を観察してください。」

2学期終業式の話

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 おはようございます。気持ちのいいあいさつですね。
 今日で2学期が終わります。そして、令和元年もあと少しになりました。令和元年、2学期を振り返り、新しい令和2年を迎えるにあたって2つお話ししたいと思います。
 まず、1つ目です。2学期の始業式に、失敗してもいいので、積極的にやってみる、「トライ」するということ、それから「命・自分・友達」を大切にして、力を合わせて取り組んでほしいという話をしました。皆さん、できたでしょうか?
 まず「命」については、少しけがが多いのは気になりましたが、命にかかわるような大きな事故やけがもなく、今日の終業式を迎えることができて、よかったと思います。
 「トライ」すること、「自分・友達」を大切にして、力を合わせるということについてはどうでしょう? 校長先生は「運動会」が印象に残っています。今年は赤組が優勝しましたが、赤組も白組も全力で競技をし、失敗してもあきらめずがんばっていました。部活動もがんばっていましたね。運動会も部活動も、ラグビーのワールドカップに負けないくらいがんばりました。そして、どちらも心を込めて、友達を応援していました。「学習発表会」も印象に残っています。自分もがんばり、そして友達を助け、力を合わせて取り組む姿がたくさん見られ、素晴らしい発表や演技をすることができました。2つの大きな行事だけでなく、社会見学や毎日の学校での勉強でも同じようにがんばる姿がたくさん見られました。みんな2学期に、ひと回り大きくなったと感じます。
 2つ目のお話です。もうすぐ新しい年、令和2年になります。1年が終わって、新しい年になる「年末年始」にはいろいろな行事や昔から行われていること(習慣)があります。そこで、年末年始に関係するものの形を集めてみました。
1番から6番までありますが、何の形でしょう。皆さんに、聞いてみたいと思います。
 1番は、クリスマスのクリスマスツリーです。
 2番は、鏡餅です。年神様がやってきて寄りつくところ(居場所)で、私たちがその餅を食べることで年神様から力をもらうと言われています。
 3番は、12月31日の大晦日に食べる「お蕎麦」のどんぶりです。お蕎麦は細くて長いので、細く長く健康に暮らせると言われています。
 4番は、お寺の鐘、除夜の鐘です。除夜の鐘は108回鳴らされます。人間には人の心を迷わせたり、悩ませたりする元になるものが108あって、大晦日に108回鐘を鳴らして、それを一つ一つ取り払うと言われています。
 5番は、太陽、初日の出です。6番は、はがき、年賀状です。
 5番、6番は、ほかにもあります。何の形かというと、お餅の形です。お正月には、お雑煮を食べるお家が多いと思いますが、皆さんのお家のお餅の形はどちらでしょう。
 丸餅○の人?、角餅□の人? 隣の人となぜ違うのでしょう? あとでお家の人に聞いたり、自分で調べたりするとおもしろいと思います。
 年の終わりと初めに関するものはまだまだあります。先ほど話したものも、違う説もあるかもしれませんが、それぞれ大事な意味がありますので、ぜひ知ってほしいと思います。そして何より、この一年無事に過ごせたことに感謝気持ちをもってほしいと思います。
 それでは、けがや病気をしないで、また交通事故にあわないで、冬休みも「いのち」「自分」「友達」大切にして、そして「トライ」して、よい冬休みにしてください。1月に皆さんの元気な笑顔にまた会えることを、校長先生は楽しみにしています。

12月2日〔月〕人権講話 「同じ」を大切に、「違う」も大切に…

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 今週の4日から1週間は、「人権週間」です。今から「人権」そして「人権を守る」ということについてお話しします。「目」と「耳」そして「心」をしっかりはたらかせて、聞いてください。
 まず、「人権」というのは何でしょうか? 「人権」とは、「人が安心して生きていくために大切なもの」です。「人権を守る」というのは、「みんなが毎日安心して生活できるようにする」ということです。そのためにはどうしたらよいでしょうか? それは、いつも言っている「自分を大切にし、他の人も大切にする」こと。別の言い方をすると「人の体や心を傷つけない」ということです。そこで、お互いを大切にすることができるように、「違うけれど一緒」というお話をしたいと思います。
 皆さんの手のひらを見てください。皆さんの手のひらの模様は、隣の人と同じですか? 大きさはどうでしょう? 体の大きさはどうでしょう? 顔は、どうですか? 姿や形が同じ人は絶対にいませんね。でも、同じところがあります。今から確かめてみたいと思います。3本指をそろえて、頬っぺたの下の首のところを横からそっと押さえてみてください。ドキドキしていませんか。それは、皆さんの心臓が一生懸命に血液を頭(脳)に送っている「しるし(証拠)」のドキドキです。それは生きている、大切な「命」が皆さんの体の中にあるというしるしです。それはここにいる全ての人が「同じ」です。友達のドキドキも確かめてほしいと思います。みんな姿や形は違うけれど、命の重さは同じです。「誰かの命が重くて、誰かが軽い」「誰かが上で、誰かが下」ということはありません。人として「同じ」ということを意識して、そして「違い」も大切にして、お互いに大切にしてください。
 もう一つ。ここにいる人は「全員大野小学校の児童です。仲間です。」体育館の後ろにある【日本一みんなにっこり大野小】という言葉。これは、大野小のみんなが「自分も、他の人も大切にするからにっこり」という意味です。
 みんながにっこりするためには、当然、叩いたり、蹴ったりして人を傷つけてはいけません。嫌な気持ち、悲しい気持ちになることを言ってはいけません。間違っても「死ね」という言葉や「きもい」「うざい」などの言葉、人が嫌がる「あだ名」なども言ってはいけません。また、人が嫌がること、例えば「人の物に落書きする」「人の物を隠す」ということもいけません。当たり前ですが「いじめ」は絶対にいけません。嫌なことを言われた人、された人、いじめられた人の「心は傷つき、血を流します」。人の「心の痛み」が分かる人になってください。
 「自分も、他の人も大切にする」。大野小学校の皆さん、そして皆さんだけでなく、世界中の人が安心して生きていけるように、自分も含めたすべての人を大切にしてください。

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行事予定
3/4 6年生を送る会
3/9 朝会なし
常滑市立大野小学校
 校長 小林 哲子 
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