最新更新日:2024/09/23 | |
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2024.5.5 「こどもの日」ですが、子どもの数は…?今年も「子どもの数 43年連続減 1401万人に」の見出しが、新聞1面に掲載されていました(中日新聞)。 年々、減少している子どもの数ですが、お隣の国の韓国とともに、驚くようなスピードで減っていると聞きます。「では、世界各国の状況はどうなっているのか」と思い、定期的に訪問しているサイト「ガベージニュース」を見てみると、関連する記事があったので、内容の一部を引用・紹介します。 サイトによると、4000万人以上の国で、15未満の子どもの数(比率)は、日本が、世界で2番目に低いということ。そして、若年層数・率の低下は、その年齢階層の社会的・政治的発言力の低下をもたらし、国の施策が彼らを軽視する傾向につながり、その施策傾向により、ますます出生率が低下する悪循環が生じるということ。このことは、さらに、人口、経済等を縮小させていくことになる、とのことです。 社会保障制度は、子どもの層が、シニア層を支えることになるので、日本のような子どもの数の比率の低さは、バランスが悪すぎるのです。 しかし、実は、この子どもの比率の減少傾向は、日本のみならず、多くの国で起きており、もっと言うなら、日本の値も超えた減少幅を示す国も多くあるというのですから、穏やかではありません。先進国だけでなく、アフリカなどの国も、発展するごとに、子どもの数の比率は減っています。 せっかくの「子どもの日」に少し、暗い話題になってしまいました。 大人の役割としては、子どもたちが、自身の将来が明るく思えるような仕組みや施策をどう講じるか、ですね。 そんな日本や世界の状況ですが、古中生には、今日の「心に刻みたい言葉」のように、夢をもってくれるとうれしいです。「世の中を変えるぞ!」みたいな大きな夢、大歓迎です! (※詳細は以下をクリック↓) ■日本は11.3%、それでは他国は?…主要国の子供比率を比較してみる(世界編)(2024年版) 2024.5.4 来週の日曜日は「母の日」それによると、「『母の日』にプレゼントを贈りますか?」の設問に対し、「贈る」が「75.0%」となっていました。この値は、昨年度の調査から、「8.6%」増加しているとのことで、コロナ禍で、一時的に贈る人が減ったようですが、アフターコロナで、戻りつつあるようです。 「プレゼント内容」については、「贈る方」「贈られる方」ともに、1位「生花・カーネーション」(贈る:44.1%、贈られる:31.0%)、2位「食事」(贈る:15.8%、贈られる24.0%)と続いています。 「贈られる方」への「お子様にしてほしいこと・貰いたいものは何ですか?」の設問の回答は、1位「生花・カーネーション」(31.0%)、2位「食事」(24.0%)と同じような傾向だったのですが、4位に「手紙・メール・絵」(16.1%)がありました。 これは、「贈る方」の「贈る予定」ランクの「第9位」(2.0%)であり、「モノよりも、気持ちがうれしい」という部分が見えてきます。 「今年は、何を送ろうか、どうしようか…」と考えている古中生がいると思いますが、迷った人は、「ありがとう」という一言でも、お母さんたちは、うれしいようです。 普段は、照れくさくて言いにくいかもしれませんが、こういうときは、むしろ言いやすかったりします。手紙や、LINE、または直接、顔を見て「ありがとう」を伝えるといいかもしれませんね。古中生の皆さん、参考にされるといいですよ。 カーネーションの花一輪、「300円」。「ありがとう」の言葉、「プライスレス」。 ですね^^ (※ 詳細は、以下をクリック!) ■ニッセイ インターネットアンケート 〜「母の日」について〜 2024.5.3 今後のGWは…?5連休の年のときもある、ゴールデンウィーク。気になったので、今後、「祝日法の改正がない」ものと仮定し、今年を含めた、今後6年間の4月下旬から5月上旬のカレンダーを調べてみました。 すると、来年は、連休としては、4連休のみ。しかし、2026年から2028年の3年間は、5連休となります。但し、2028年は、4月29日が土曜日であるため、「振替休日」がなく、少し、損をした感じになるかもしれませんね。 今年度から、この期間に「ラーケーションの日」を取得することができるようになったため、今年度、早速、4月30日、5月1日、2日と、取得した人もいるようですが、2027年などは、4月30日のみ、取得すると7連休になります。おそらく、勤務先によっては休業日だったり、年次休暇の積極的取得の促進を図る日に設定するなどし、保護者の方が「お休み」になる可能性は高くなります。そうすると、「ラーケーションの日」の取得が、「もしかして増えるのかも…」と思ったりするのでした。 日本は、4月が新年度となり、環境が変わる人が多くいます。したがって、4月は忙しかったり、慣れない環境で頑張ったりする時期であり、そんな中、4月下旬から5月上旬にこうした休日があるのは、「ありがたいタイミング」に感じている人が多いと思います。 古中生の皆さん、今日からの4連休でリフレッシュして、5月からの学校生活もしっかり取り組んいけるといいですね。 (※2030年は、今年2024年と同じパターンになります。) 2024.5.2 体力テストお母さん、お父さんも実施してきたので、懐かしさを感じる人も多いと思います。 現在、暑くなる前に、持久走のみ行っています。 その体力テストですが、正式には、現在は「新体力テスト」と言います。 平成10年度から、その名称となり、内容も以下のように、それまでとは、一部変更されています。 〜平成9年度 平成10年度〜 ・握力 ・握力 − ・上体起こし ・立位体前屈 ・長座体前屈 ・50m走 ・50m走 ・走り幅とび ・立ち幅とび ・反復横とび(120cm) ・反復横とび(100cm) ・ハンドボール投げ ・ハンドボール投げ ・持久走※ ・持久走※または20mシャトルラン ・踏み台昇降運動 − ・垂直とび − ・背筋力 − ・伏臥上体そらし − ・懸垂腕屈伸 − ※ 男子1500m,女子1000m したがって、現在の古中生の保護者は、ちょうど「“旧”体力テスト」を経験してきた方(41歳〜)と、「新体力テスト」を経験した方(〜38歳)に、分かれる世代でしょうか。もちろん、両方を経験した方(39〜40歳)もいらっしゃいますね。 もし「“旧”体力テスト」を経験されていた保護者は「『踏み台昇降運動』って言ってさあ、段差を『イチニ、イチニ』って、3分間、上り下りして、脈拍数を測るっていう項目があってね…」とお子さんに説明しても「???」となるでしょう(笑)。 逆に「『状態起こし』って何?」と保護者が聞けば、「いわゆる『腹筋運動』だよ」と言われ、「え、それって、人気番組だった『筋肉番付』じゃん」と言えば、これまた「???」となるでしょう(笑)。 そんな、スポーツテスト。新旧の項目について、家族で話題にすると、盛り上がるかもしれませんね。 2024.5.1 椅子をもとに戻す特別教室で授業のため、自分たちの教室は、当然、誰もいません。 そんな教室ですが、よく見ると、全ての椅子が、机に収まっています。 これは、どの学年のどの教室を見てもそうですが、教室を空けるときは、100%に近い形で、椅子が机に収まっています。本校の誇れるところです。 椅子が収まっていると、通る時に邪魔になりません。 もし、椅子が出ていると、そこを通りたかった人は、おそらく、その人が使用した椅子を机に寄せると思いますが、その人の手を煩わせていることになります。 ビジネスの世界でも、「仕事ができる人は、立ち上がったときに、椅子をそのままにせず、きちんと机に収めるものだ」などと、よく言われます。 おそらく、「仕事ができる」からではなく、日頃から「周りに気を配ることができる」ので、「仕事ができる」のだと思います。 そんな、当たり前なことがきちんと継続してできることを「凡事徹底」と言います。 また、人のために行動できることを「利他共生」と言います。 椅子をしまうというシンプルなことにもかかわらず、きちんとできている人は、その二つが身についているのです。 中学校での生活はもちろん、外出したときや、卒業してからも、大切にしたい行動ですね。 2024.4.30 健康診断本校も、4月上旬より、身長・体重などの各種測定や、校医さんによる、各種健診が計画的に実施されているとことで、本日も一部の学級で、内科検診が行われたところです。 さて、この健康診断ですが、実施の根拠は、「学校保健安全法」という法律に、以下のようにきちんと明記されています。 第5条 学校においては、児童生徒等及び職員の心身の健康の保持増進を図るため、児童生徒等及び職員の健康診断、環境衛生検査、児童生徒等に対する指導その他保健に関する事項について計画を策定し、これを実施しなければならない。 第13条 学校においては、毎学年定期に、児童生徒等の健康診断を行わなければならない。 第14条 学校においては、前条の健康診断の結果に基づき、疾病の予防措置を行い、又は治療を指示し、並びに運動及び作業を軽減する等適切な措置をとらなければならない。 というものです。 ちなみに、この健康診断は、「検診」ではなく「健診」であるため、学校生活を送る上で、支障があるかどうかについての疾病を「スクリーニング」(疾病の有無の発見)するものです。特定の病気を見つけるものではありません。 ちなみに、項目は、以下の通りとなります。 1 身長 2 体重 3 栄養状態 4 脊柱及び胸郭の疾病及び異常の有無並びに四肢の状態 5 視力 6 眼の疾病及び以上の有無 7 聴力 8 耳鼻咽喉疾患の有無 9 皮膚疾患の有無 10 歯及び口腔の疾病及び異常の有無 11 結核の有無 12 心臓の疾病及び異常の有無 13 尿 です。大変多くの項目があります。 「健康診断実施上の留意点」には、「健康診断は、児童生徒等が自分の健康状態を認識する」ということも書かれています。中学生になれば、こうした健診の結果などから、客観的に、自身の健康状態を把握し、健康の保持や、疾病等の予防にも努めてられるとよいと思います。 連休明けも、引き続き、計画的に実施をしていきます。各健診の実施に当たり、保護者の皆様には、ご理解・ご協力をよろしくお願いします。 2024.4.29 街ガチャin江南現在、「街ガチャ」が、全国各地でウケています。 街ガチャとは、「地元の人ならだれもが知っているランドマークやマニアックなスポットなどを絵柄にした、地域限定のご当地ガチャ」です。(「株式会社funbox」HPより引用) この度、市政70周年を記念して、江南市の名所や名物などがデザインされたアクリル製のキーホルダーが入ったご当地ガチャ「街ガチャin江南」が、4月15日より販売されています。 販売場所は、江南市役所、KTXアリーナ、名鉄江南駅など、市内8カ所(藤まつりの開催期間のみ販売の曼陀羅寺公園を含む)になります。 ついつい気になり、とある場所で、早速2回チャレンジ…。 すると、ご覧のようなグッズをGET! (※左から、「北野天神社」「toko+toko=labo」「森永乳業中京工場」) 結果的に、「ダブった」という心優しい友人が1つ譲ってくれたので、3つになりました^^ 全て揃えるには、かなり投資しないといけないと思うので、2つでやめておきましたが、今後、第2弾など、続編が出ることを期待するところです。 ちなみに、6月1日(土)には、「市政70周年記念式典」が、Home&nicoホールで開催されます。今後も、江南市が、益々発展することを願うところです。 そして、ぜひ、こうした楽しい企画に、引き続きトライしてほしいですね。 ※以下のサイトに、詳細な内容が掲載されています。興味がある方は、ご覧になってはいかが? ★4月15日(月曜日)から各種記念グッズを販売します! | 江南市地域交流センター (konan-koryu.jp) 2024.4.28 ジャネーの法則「歳をとればとるほど、時間の流れを早く感じる」と言います。 これは、19世紀のフランスの哲学者、ポール・ジャネーが発表した「ジャネーの法則」というものです。 「生涯のある時期における時間の心理的長さは、年齢の逆数に反比例する」ということです。 つまり、「10歳の1年は、その人生の『10分の1』(10%)だが、50歳の1年は、その人生の『50分の1』(2%)である」ということです。 ということは、50歳の人は、10歳の子どもより、5倍速く感じることになります。どうりで、早いわけです(笑)。 そんな中、新たな気付きを与えてくれた瞬間がありました。 週末、他校の先生と、「もう4月も終わりますね」と話していたら、「そうなんですよ。でも、1年の『1/12』が終わったのではなくて、子どもたちと接する時間で換算すると、『1/11』か『1/10』くらいが、既に終わったことになるんですよね。」と。 「そうだった!」と思いました。 土日・祝日、夏休みなどの長期休業期間を除くと、登校日数は、約200日。4月の登校日数は17日ですから、改めて、そんな考え方をする必要があることに気付かされました。 今年一年間も、あっという間に過ぎていきそうです。 しかし、「24時間をデザインする」ことで、その時間の使い方は、無限になります。 「ジャネーの法則」のような感覚的なことにとらわれているのではなく、残り、11か月、生徒と共に私自身も24時間をデザインし、濃密な時間にしていきたいと思うのでした…。 2024.4.27 さ、ひっくり返そうわたしは、その言葉を信じない。 どうせ奇跡なんて起こらない。 それでも人々は無責任に言うだろう。 小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。 誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。 今こそ自分を貫くときだ。 しかし、そんな考え方は馬鹿げている。 勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。 わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。 土俵際、もはや絶体絶命。 そのまま読むとネガティブな文章ですが、続きとして、こう書かれています。 「ここまで読んでくださったあなたへ。文章を下から上へ、一行ずつ読んでみてください。逆転劇が始まります」 一行ずつ逆さに読むと…。 これは、株式会社そごう・西武の2020年の正月広告(コーポレートメッセージ)です。 幕内最少の力士である、炎鵬関を広告モデルに起用した右上のようなポスターには、「さ、ひっくり返そう」とあります。 上記のメッセージを「ひっくり返す」と、逆境にも簡単にあきらめない、炎鵬関の取組が目に浮かぶような、メッセージになります。 当時、このメッセージを見つけたとき、「これは、秀逸なメッセージだ!」と、すぐに、手帳に記録したのでした。 「逆境にあっても前向きに生きる」ことの大切さを説いてくれるメッセージは、私たちの様々なピンチのときに、「いや、もうひと踏ん張り頑張ってみよう」という気持ちにさせてくれるようです。 古中生の皆さんも、どこかにメモっておいてはいかがですか^^ 2024.4.26 ぴよちゃん、愛知県に住んだら?個人的には、推しのマンガで、毎日、楽しく拝見しています。 さて、その「ねえ、ぴよちゃん」ですが、4月19日(金)付けのマンガは、以下の通りでした。 ■1コマ目 お父さん(5月のカレンダーを見ながら) 「火水木の3日間 有給休暇をとれば10連休だ」 ■2コマ目 お母さん「有給とれる?」 お父さん「それは権利だから大丈夫」 (笑顔で話を聴くぴよちゃん) ■3コマ目 お母さん「じゃあ旅行しちゃう?」 お父さん「子どもたちの休みに合わせると 遠くは行けないけどね」 (憮然としながら話を聴くぴよちゃん) ■4コマ目 (ぴよちゃんが学校に行き…) ぴよちゃん「先生 火水木 有給とりたいんですけど」 桜川先生「小学生には ないの」 このマンガを見たとき、「ぴよちゃん、愛知県に住んでたら、『ラーケーション』があるから、10連休も可能だったのに…」と思ったのは、私だけでしょうか…。 と言うものの、実は、この「ラーケーション制度」、愛知県が、昨年度9月に、全国に先駆けてスタートさせましたが、現在、大分県別府市、茨城県、栃木県日光市、沖縄県座間味村がスタートしており、山口県、熊本県も、今後、導入する動きとなっています。 ということで、ぴよちゃん、これらの該当地区に住み、「学びの要素」を取り入れた活動を「火水木」に実施すれば、10連休になりますよ。 しかし、エッセンシャルワーカーや、サービス業の皆さんは、この期間の連休はなかなか取得しにくい状況かと思います。そのような人のおかげで、GW中も安心して暮らせたり、観光地等に出掛けられたりします。そんな皆さんに感謝ですね。 (※画像は、新聞に掲載されているマンガのタイトルカットです) 2024.4.25 本物に触れる1つは、大阪中之島美術館で開催されている「没後50年 福田平八郎」展。 もう1つは、中之島香雪美術館で開催されている「特別展「北斎と広重 冨嶽三十六景への挑戦 江戸東京博物館コレクションより 」展です。 どちらも大阪・中之島にある美術館で、徒歩5分程度の距離にあることから、移動も苦にならず、効率的に回ることができる美術館です。 福田平八郎と言えば、「鯉」「漣(さざなみ)」「雨」「雲」など、メジャーな作品がたくさんありますが、特に、精密すぎるその写実性に驚かされる作品が多く、「ここまで再現するのか」と驚きの作品の数々を見ることができました。 そして、「北斎と広重」と言えば、葛飾北斎の「富嶽三十六景」、歌川広重の「東海道五拾三次之内」「名所江戸百景」などが有名ですが、今回の展覧会は、まさに、それらの作品の数々を目の当たりにできる展覧会でした。 この展覧会も、「ここまで緻密に描くのか」と驚かされると同時に、絵は「版画」ですから、それを再現した「彫り師」「刷り師」の確かな腕にも驚かされながら、見入っていました。 展覧会に出掛けると、いつも思うのは「本物に触れるよさ」です。 教科書やテレビなどで、見て知っていることは多いものの、自身の目で、実際の作品に触れることで、作品の相対的な大きさ、細かな筆さばき、絶妙な色使い等を知ることができ、多くの新たな知識を獲得できる喜びがあります。 さて、40歳を超えた辺りから、「人生の折り返し地点」を過ぎたことを自覚すると、「本物に触れる」機会を多くもつことを心掛けるようになりました。 多くの感動を得ていますが、残りの人生を考えると、その感動を振り返られるのも、あと30年前後かもしれません。 そう考えると、10代のときに観たり、体験したりして得た感動は、その先、70〜80年の間、振り返ることができます。また、改めてもう一度観たり、体験したりして、さらに深い味わいを得ることもできます。 そんなことを考えると、若いときの体験は、とても大切なように思うのです。 機会があれば、ぜひ、様々な「本物」に「触れる」ことをしてみてはいかがでしょうか。 (※写真の作品は、会場で撮影が許可されたもので、実際に撮影したものです) 2024.4.24 学校ホームページの効果・効能学校ホームページは、「学校の様子を伝える」ことはもちろんですが、以下のようなこともねらいながら、作成しています。 ■家族 ・ホームページをきっかけに、家族の会話が広がる。 ・年に数回の行事等の特別な日しか、学校に足を運ぶことがないため、毎日の記事から、日常の様子がよく分かる。 ■生徒 ・自分たちの頑張りやよさが認められ、自己肯定感が高まり、楽しく学校に通える。 ・上級学年の授業や行事などの活動を知ることができ、今後の中学校生活のイメージがもちやすい。 ■教師 ・他学年や、その他の校内の様子を知ることができる。 ・記事を主体的に作成しようとすると、ネタ探しをせねばならず、必然的に生徒の良さをとらえるアンテナが高くなる。 などがあります。 また、「2024.4.7 学校ホームページを活用して…」でお伝えしたように、本校の経営方針が伝わるよう、「校長室より」というカテゴリで、経営方針の一端を紹介しています。 なかなか、校長の考えを知ることはないと思います。しかし、こうしてお伝えすることで、どのような学校づくりがしたいのか、ご理解いただく一助になるかと思います。また、記事によっては、私自身の人となりもつかんでいただけるでしょう。 ホームページをご覧いただくことで、これまで以上に、学校についての理解が進むと思っています。引き続き、ご覧いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。 2024.4.23 神田ごくら町職人ばなし「このマンガを読め!2024」で第1位、「このマンガがすごい!オトコ編」で第3位を獲得したのが、見出しの「神田ごくら町職人ばなし」というマンガです。 マンガの帯には、 「桶職人、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、左官。 伝統の手仕事を圧倒的ディテールと 珠玉のドラマとともに描く歴史的傑作。」 とあります。 読み進めると、職人の心意気と、人間模様が丁寧に描かれており、自分の知らない時代と、知らなかった職種の内容に引き込まれ、ページをめくる指が進みます。 個人的には、「技術科」教員であることから、こうした、ものづくりに関わる職種は、実に興味深く、機会があれば、「体験してみたい」とさえ思うほどです。 今もなお、こうした職人は存在しますが、素材や製作上のコスト、手間などから、扱う数が減り、時代と共に、年々、伝統的な専門の技術をもつ職人が減っていると聞きます。しかし、我が国で、何百年と渡って継承されてきた技術であり、この先、我が国の独特の文化・技術を絶やすこととなっては、寂しい限りです。 そんな中、最近では、あえて、こうした職種の道に進む若い人や、会社勤めを辞めてその道に進む人もいると聞きます。 「日本の伝統技能を継承する」という高い誇りをもちながら、できる仕事です。そして、技術を身に付ければ、会社勤めのように「定年退職」もなく、一生、関わることができる職業でもあります。 ひょっとしたら、今の古中生の中から、こんな道に進む人がいるかもしれませんね。もし、そんな卒業生が誕生したときは、ぜひ、「キャリア教育」の講師に呼びたいものです。 中学生にとって、世の中には、まだまだ知らない仕事や職業がたくさんあります。今後も、様々な仕事や職業を紹介したいと思います。 2024.4.22 1人1台タブレットを活用してそれは、見出しにもあるように、1人1台タブレットを活用した実践です。 写真は「新入生歓迎会」の「部活動紹介」のワンシーンです。 上の写真は、左にいる舞台下で椅子に座る生徒が、自身がプレゼンテーションソフトで作成した、スクリーンに映るスライドショーを操作しているところです。 下の写真は、次に順番が回ってくる部活動の生徒が、すぐにスタンバイできるように、スライドショーのファイルを開いて待機したり(左)、最終確認をしたり(右)している生徒の様子です。 1人1台タブレットが導入されるコロナ禍前は、生徒の実演による紹介をしたり、教師が作成したスライドショーを映したりしていたのですが、今や、生徒自身が、スライドショーを作成・操作する形になりました。 まさに、1人1台タブレットが導入され、文房具のように、日頃から活用していることが伝わるものです。中には、仲間同士で作業を分担しながら、協働的に1つのスライドショーを作成した部活動等もあったようです。 このことは、社会の在り方が劇的に変わる「Society5.0時代」を生き抜くために、現代の生徒が身に付けてほしいスキルや、創造性を育む機会の1つとなっています。 今後は、「2024.4.19 協働的な学び」の記事のように、授業の中での活用がもっと進むよう、1人1台タブレットの機能を存分に駆使し、「協働的な学び」につなげていきたいと考えています。 2024.4.21 HPアクセスに感謝今年度になって、1日あたりのアクセス数が1,000件を超える日が、4日もあったことから、「多くの方にご覧いただいてありがたいなぁ」と肌感覚で思っていたところです。 ちなみに、週末を2回含めた4月14日までの2週間分の、昨年度と今年度の、1日あたりの平均アクセス数を比較してみました。すると、昨年度より多くのアクセスをいただいていることが分かりました。 R5:700.5件/日 R6:874.0件/日 昨年度比、約1.25倍です。各学年のページも充実をしていることから、それだけ、生徒や保護者が見てくれているのだと思うと、ありがたいことです。また、ある意味身が引き締まります。 実際、保護者から「ホームページの記事が充実していて、見応えがありますね」と、言っていただけることもあり、励みになります。 そして、なぜか、他校の教員から、「密かに古中のページをチェックしてます」と言われることもあります。広く本校の教育活動に注目していただいているのも、嬉しいところです。 いずれにしても、本校の「応援団」が増えたことが、この2週間で分かりました。 これからも、無理のない範囲で、記事の更新をしていきますので、よろしければご覧いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 後日、なぜ、学校ホームページの記事を作成したり、閲覧したりするとよいのか。「ホームページの効果・効能」についてお伝えしますね。 2024.4.20 ハナミズキこのハナミズキですが、生徒が毎日、予定やその日の出来事等を記述している冊子のタイトル「はなみずき」にもあるように、長年に渡って愛されてきた、本校のシンボルツリーです。 現在の中学生が着用している、制服のブレザーのワンポイントにも、写真のように、ハナミズキをモチーフにした刺繍があしらわれています。 このハナミズキですが、歴史を紐解いてみると、昭和52年(1977年)の2月23日に、14本が植樹された記録が残っています。 卒業アルバムにも、昭和54年度(1979年度)の本体中身の1ページ目に若いハナミズキの樹の花の写真が初登場しており、さらにページをめくると、南校舎の前に、苗木のようなハナミズキが写った写真を見ることができます。 1977年の苗木ですから、約50年の樹齢になります。まだ、祖父母・父母・子供の3代に渡ってハナミズキを知っている世代はほとんどいらっしゃらないと思いますが、そろそろ、そんな家庭も現れてきそうな、半世紀の歴史を刻む、シンボルツリーとなりました。 ちなみに、このハナミズキの「花」と言われる部分は、実際は、「花」でないことはご存じでしょうか。いわゆる花の付け根の「総苞片(そうほうへん)」と呼ばれる部分が、彩り鮮やかに、白やピンクや赤になっており、その総苞片の中央にある、「雄しべ・雌しべ」と間違えそうな、黄色い小さな部位が「花」になります。 ハナミズキの花言葉の一つに「永続性」という言葉があります。この言葉のように、古知野中学校もハナミズキも、永遠に地元に誇れるものでありたいと思っています。 2024.4.19 協働的な学びしかし、ご承知の通り、令和2年春に「新型コロナウイルス感染症」が蔓延すると、人との関わりを重視した先のテーマでの授業の実現は難しくなり、授業改善が停滞する学校が増えました。 本校も例外ではありません。アフターコロナとなり、ICT機器を活用し、生徒同士の対話をしながら、学びを深めようとする場面はありますが、その効果はまだ一部に留まっています。 写真は、1年生の道徳の授業のワンシーンですが、全体を「コの字」にした学習形態をとっています。 これは、意見が聴きやすいでだけでなく、互いの表情を見ることができ、コミュニケーションがとりやすい形です。実際に、写真を見ると、自然な雰囲気で、やりとりがされている様子が分かると思います。「協働的な学び」のきっかけとなります。 他にも、学習形態には、「4人グループ」「ペア学習」など、様々な形がありますが、それぞれにねらいやメリットがあり、場面に応じて使い分けることで、「協働的な学び」につながります。 「そもそも『協働的な学び』とは?」と思う方がいると思います。平たく言うと、「自分とは異なる考え方に触れながら、学びを深める学習スタイル」となります。極端なことを言えば、クラスメイトだけでなく、異学年の生徒、地域の人々、専門家など、自分以外の人であれば誰でもよく、対話を重ね、自分以外の考えに触れながら、学びを深めていくものです。 これが、「主体的・対話的で深い学び」の肝になります。 ちなみに、上記の学習形態は、20年近く前からスタンダードになっている形です。コロナをきっかけに、この形をとらなくなってしまったのです。 しかしながら、アフターコロナとなり、これらの学習形態を積極的に取り入れたり、さらに進んでいる学校では、1人1台タブレットのチャット機能などを存分に駆使したりし、「協働的な学び」を進めている学校が増えています。 本校も、「学力向上」というねらいだけでなく、「自ら学ぶ」「課題解決をする」という、「生きる上で大切な姿勢」が身につくよう、アフターコロナ元年の今年度からは、そうした授業改善も図っていきたいと考えています。 2024.4.18 全国学力学習状況調査今年度は、生徒を対象に、国語と数学の「教科に関する調査」が行われ(年度によっては、理科や英語を実施するときも有り)、学習意欲,学習方法,学習環境,生活の諸側面等に関する、「質問調査」が行われました(質問調査は、オンラインで実施。回線の混線を防ぐため、学校毎に実施日は異なる)。 調査の目的は、以下の通りです(文部科学省HPより)。 義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図るとともに、学校における 児童生徒への学習指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。さらに、そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。 とあります。 また、教科に関する調査の内容は、以下の通りです(同HPより)。 (1) 身に付けておかなければ後の学年等の学習内容に影響を及ぼす内容や、実生活において不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能等 (2) 知識・技能を実生活の様々な場面に活用する力や、様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力等 上記の(1)と(2)を一体的に問う問題が出題され、中には、記述式の問題もあります。問題は、明日以降、新聞公表公表されると思いますので、よろしければ、ご覧ください。 さて、この調査、夏以降に結果が出ますが、大切なのは、本校の学力や生徒の生活面の傾向をつかみ、今後の指導に生かす方策を考えるということです。 正答率に一喜一憂するのではなく、特に、「質問調査」の結果を分析することで、本校の授業が、生徒に身に付けさせなければならない力をつけられる授業ができているか、ICT機器は適切に活用されているか、生徒は適切な生活習慣を送ることができているか、等の分析をし、課題改善につなげられると考えています。 古中生につけてもらいたい力を確実につけてもらえるよう、調査を有効に活用していきます。 2024.4.17 ラーケーションの日 その3●今年度の開始日:4月15日(月)〜 ●届出の方法:(1)欠席連絡アプリ「tetoru」に送付した「Googleフォーム」へのリンクにアクセスし、必要事項を入力・送信する(推奨)(※昨年度から変更) (2)連絡帳、電話等 ●届出締切日:取得日の前日まで ●給食の欠食扱い:取得曜日の2週間前の曜日まで。2週間前が祝日の場合は、さらに1日前の曜日とします(※昨年度から変更)。届出後、取得2週間前までのキャンセルは、給食を復活することは可能ですが、2週間を切ったタイミングでのキャンセルは、弁当等の準備が必要となります。 ●取得を認めない期間:特にありませんが、年間の学校行事予定や教育活動を確認のうえ、取得してください。 ●出欠席の扱い:「出席停止・忌引き等」の扱いとなります。 ●取得可能日数:3日まで。連続で2日間、3日間の取得も可能。ただし、取得しなかった日数を次年度に持ち越せません。 → 4日目以降の取得を申し出た場合は、「欠席」扱いとなります。 ●取得日の学習補充:学校では、特別の補充は行いません ●保護者の有無:子供だけでの計画は取得できません。 → そのようなことが把握できた場合は、「欠席」扱いとなります。 ●計画書・報告書の提出:特に求めませんが、ラーケーションの日の趣旨に則った活動ができるよう、家庭で計画をしてください。 → 趣旨に逸脱していたことが把握できた場合は、「欠席」扱いとなります。 ルールを守っていただき、有意義な「ラーケーションの日」となることを願っています。 2024.4.16 ラーケーションの日 その2まず1つ目に、学校でできない体験ができるということがあります。 学校では、各教科学習の他に、体育祭や文化祭などの行事や、宿泊行事など、様々な体験をしてもらいながら、学びを深めていく場面があります。 しかしながら、教員が「体験してほしい」「学んでほしい」と思っても、学校が定める教育課程には、ハードやソフトの面から、できることの限界があります。 そのようなときに、生徒の「学びたい」「経験したい」という意欲を、ラーケーションの機会に反映することができます。 極端なことを言えば、教室の窓から3,776mの景色を見せることはできませんが、家族で富士山に登れば、それも可能である、ということです。しかも、週末や夏休みを外した平日であれば、人も少なく、活動しやすいということがあります。 県によれば、「高校の学園祭に出掛け、サイエンス部の実験を体験することが出来た」「音楽の授業で興味をもった、バイオリン工房に出掛け、製造過程を実際の目で確かめることができた」などの活動があったと、報告されています。なかなか学校ではできない経験です。 2つ目に、家庭教育の充実というものがあります。 「教育基本法」には、第10条に「父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって、生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、自立心を育成し、心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとする」というものがあります。 ようするに、「家庭教育も大切ですよ」ということです。学校に通わせていただくことは、もちろん家庭の義務ではありますが、家庭においても、「心身の調和のとれた発達を図るよう努める」ようにしてください、と国は示しています。 県のアンケート結果には、「子どものやりたいことや行きたい場所、見てみたいものなどについて、普段とは違う会話ができ、新しいことに挑戦するきっかけとなった」という自由記述もありました。これなどは、まさに、家庭教育の充実を示すものだと思います。 このように、「ラーケーションの日」を取得することで、学校では学んだり、体験できない教育的効果があるのです。世の中が「主体的に学びましょう」と言っているのですから、上手に活用しない手はありません。 しかし、だから「取得しましょう」と言っている訳ではありません。そうした効果や、家庭の考えや都合、本人の思いなどを総合的に考えていただき、判断をしていただければよいと思います。 |
江南市立古知野中学校
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