「利他共生」「24時間をデザインする」「凡事徹底」で、校訓「誠実・創造・剛健」を体現していきましょう

2024.5.11 マンガの原画展を見て…

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今日は、自分の趣味の一つである、マンガにまつわる四方山話です。

ゴールデンウィーク中に、名古屋PARCOで開催されている「DEATH NOTE EXHIBITION」(漫画「DEATH NOTE」原画展)と、高浜市やきものの里かわら美術館で開催されている「ヤマザキマリの世界」(漫画原画、油彩画等の展覧会)を観てきました。

「DEATH NOTE」は、2023年に連載開始20周年を迎えた作品で、2003〜2006年に、週刊少年ジャンプに掲載されていました。ストーリーは、命を扱うものであり、考えさせられるものがありますが、その緻密なストーリーと、小畑健さんの繊細に描き込まれた画力は、世界中のファンを獲得する作品となりました。

一方、ヤマザキマリさんの代表作である「テルマエ・ロマエ」は、2008〜2013年に、月間コミックビームに掲載されていた作品で、古代ローマ時代の浴場と、現代日本の風呂をテーマとしたコメディで、イタリアで美術史と油彩画を学んできたヤマザキマリさんの画力は、これもまた繊細で、リアリティに富むものです。イタリアでも評判だったという逸話にうなずくばかりです。

きっと、保護者の世代には、どちらもファンが多いのではないかと推察します。

そんな2つの展覧会ですが、どちらも、原画をじっくり見てきました。
「ほー、背景を全て描き込んでから、人物画を描いたカットを切り取り重ねていたのか…」 「こうしてスクリーントーン使うことで、絶妙な陰影を現すことができるのか…」 「なんだ、この細かなカットは。こんな細いペンがあるのか!」
などと、その技法に感心しつつ、心の声が漏れないか、心配しながら見ていました(笑)。自分は漫画家ではないので、いかにも素人っぽい見方しかできませんが、素人なりに、その奥深さに感動していました。
見終わったら、もう一度、「DEATH NOTE」や「テルマエ・ロマエ」が読みたくなったのは言うまでもありません。

ちなみに、小畑健さんは、現在、「ショーハショーテン!」という日本一のお笑い芸人を目指す高校生の物語を描いていますが、これがまた面白く、まるで漫才を実際にみているかのようなテンポの良いカットは、「さすが!」と唸ってしまいます。

また、「続テルマエ・ロマエ」の連載が始まったヤマザキマリさん。現在1巻が発売されたばかりですが、「やっぱり『テルマエ・ロマエ』がしっくりくるわー」と思うのでした。

次は、どんな原画展が開催されるのか、ワクワクしながら過ごしたGWの出来事でした…。

2024.5.10 凡事徹底

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「凡事徹底」とは、簡単なこと、単純なことをおろそかにしないこと、と言います。
そして、単純なこと、小さなことを大切にし、確実に継続することができる人は、将来、大きなことができたり、継続しなかった人と比べ、大きなプラスのアドバンテージをもつことができるとも言われます。
 
「あいさつをする」「返事をする」「人の話を、目を見て聴く」「履物を脱いだらそろえる」「傘立ての傘を人の迷惑にならないように立てておく」「席を離れるときは椅子をしまう」「整理整頓をする」…。
これらは、多くの人が「当たり前のこと」として共感してくれると思います。しかし、継続となると、なかなか難しいのも正直なところでしょう。
「単純なこと、小さなこと」を続けることが、実は「いかに大変か」ということにもなると思います。

右上の写真は、1年生の教室の前の廊下にある雑巾がけです。4月から、1か月が経ちますが、今もなお、雑巾がきちんと整頓され、並べられています。見ていて、気持ちがいいものです。

こういうことが、「凡事徹底」です。「整頓して片づける」ことは、ある意味「当たり前」のことですが、心の持ち方によって、それが、難しかったりするときがあります。そこを、こうして、継続するのです。

「たかが整頓、されど整頓」です。これができる人が、大きなことができたり、アドバンテージをもったりすることができます。
「凡事徹底」を互いに心がけていきましょう。

2024.5.9 人の話を「聴く」

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昨日行われた、「1年生の仲間づくり講座」では、1年生が、前のめりになって、会に参加している姿が印象的でした。

その中で、講師から「聞く」と「聴く」の違いについて解説があり、「『聴く』ことを大切にしましょうね」というお話がありました。

実は、江南市には、「江南市内共通努力事項」という、以下の4つの事項があります。

1 人の話を聴く
2 あいさつをする
3 時間を守る
4 清掃をする


本校の「経営方針」にも、「自身の可能性を伸ばす『生徒』とは」という項目の中に「人の話を聴く」というものが含まれています。

さて、ここで使われている漢字の「聴く」について、確認をしたいと思います。
「聴く」については、子どもたちに解説するとき、わかりやすくするために、「『聴』という字は、分解すると『耳+目・心』ですね。耳だけでなく、目と心を加えて(+して)ききましょう」と例えられることがあります。

あながち間違いではありませんが、正しくは、次の通りです。
「聴」は、もともと「聽」という旧字でした。
この漢字を分解すると、「耳」「心」は、そのままですが、「十」「四」は、「直」という字の形が変わったものです。「直」の形になる前の「𢛳」という字の上部が、「まっ直(す)ぐな」という意味をもっていることから、「まっ直(す)ぐ、耳を傾けて聴く」、そんな様子を表した漢字になっているのです。だから「聴く」がいいのですね。

写真は、そんな姿勢が表れています。
古中生には、ぜひ、この「聴く」の文字のような姿勢で、人の話を聴いてほしいものです。

2024.5.8 ナイスプレー

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先週、2日(木)に、「学校運営協議会」(コミュニティ・スクール)の会議を本校体育館会議室で実施をしました。
そこで、「こんな出来事がありました」と、委員のお一人から、お話を聞かせていただけたので、紹介します。

委員のお一人が、会議開始前、体育館のお手洗いを利用しようとしたのですが、時間帯は、掃除の時間でした。体育館のお手洗いも、当然、生徒が掃除に取り組んでいるタイミングでした。
そんな中でしたが、お手洗いを利用しようとしたところ、掃除中の生徒が、「どうぞ、お使いください」と、専用のスリッパをサッと目の前に用意してくれたそうです。

委員さんからは、「その自然な振る舞いに、とても感動した」ということをおっしゃっていただきました。

古中生に対するポジティブな評価を聞き、「ナイスプレー」と思い、私もとても嬉しい気持ちになりました。

まさに、4月から行動目標に掲げている「利他共生」のワンシーンです。こうした自然な気遣いや行動が、他人を気持ちよくさせるのですね。

ちなみに、掃除中だったのは、1年5組の生徒の皆さん。どうもありがとう!
これからも、そんな振る舞いが広がることを期待します^^

2024.5.7 給食にあの銘菓が登場!

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今日は、5月7日。その語呂合わせから「こうなんDay」となっています。そんな「こうなんDay」には、江南市にまつわる給食のメニューが登場。
「ふじかちゃんコロッケ」には、「57の文字」(コーナンの語呂合わせ)と「ふじかちゃん」がプリントされたコロッケであったり、「市の花」である「藤」をイメージした「藤色サラダ」などが並んでいたりします。

そして、さらに、あの銘菓が給食に初登場です!
給食主任の先生から、各先生へ、本日の献立についてのメッセージをいただいているので、紹介します。

7日(火)の献立は、「ご飯、牛乳、ふじかちゃんコロッケ、紫キャベツの藤色サラダ、新玉ねぎの味噌汁、さんきら」です。この日は、「こうなんDay」です。そして、給食で、初めて、大口屋の「餡麩三喜羅(あんぷさんきら)」が提供されます。

さんきらの提供は、市議会議員さんが、中学生に、「江南市で有名なお菓子」を尋ねた際、何も答えられなかったことが発端だとのこと。「自分たちの市を知ってもらい、好きになってもらいたい」との思いから、「給食で紹介していこう!」となったようです。

しかし、給食で提供するためには、大量に作る手立てや保存の方法、配送の方法、金銭面など、検討事項が様々あります。それらの課題を克服して、店頭販売価格195円のさんきらが、本日、提供されることになりました。

大口屋のホームページには、「なめらかでこしのある生麩と、上品な甘さのこし餡が織りなす絶妙の味わい。数多くの著名人にも愛され続ける大口屋自慢の一品です。」と、商品紹介があります。ぜひ、自分たちの暮らす江南市に、こんなすてきな商品がある商品があるよと伝えてあげてください。

これで、古中生のみなさんは、「江南市で有名なお菓子は?」と尋ねられたとき、「さんきらです」と答えられますね。

ちなみに、私も、様々なところへ手土産に持っていくのですが、必ず「昔、テレビ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』(2002年5月放送)の『食わず嫌い王』に出演した、工藤静香さんがお土産で提供されたんですよ」と伝えます。すると、多くの人が「へー。それはおいしいに違いない」という旨のリアクションをしてくれます。
保護者のみなさんは「うん、うん」とうなずくかもしれませんが、古中生は「???」かもしれませんね^^

(※写真の右下のように、大口屋さんの「番重」に並んだ形で各クラスに提供されています。これを、市内全校・全クラスというのですから、ありがたいですね!)

2024.5.6 映画「いちばん逢いたいひと」

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5月4日(土)に、江南市地域交流センター1周年記念祭の催しの、映画「いちばん逢いたいひと」の上映会に参加してきました。

映画は、白血病を乗り越えた少女・楓と、最愛の娘を白血病で亡くしたのちに、見知らぬ女の子の骨髄ドナーになった柳井健吾という男の数奇な運命を、実話をもとに描いた物語です。

映画はもちろんよかったのですが、その後の、プロデューサー・堀ともこさんと、テーマソング「青色の航海〜君に捧げる応援歌〜」を歌う、歌手・山本雅也さんのトークショーが、とても印象に残るものでした。

というのも、「実話」は、堀さんと娘さんにまつわる出来事がベースになっています。
堀さんの娘さんが中学1年生のときに、白血病になったのです。しかし、骨髄を提供してくれたドナーのおかげで寛解し、26歳となった現在も元気に過ごしているとのことでした。

しかし「骨髄」は、患者さんと、骨髄バンクに登録しているドナーとの白血球の「型」が適合しないと移植ができません。その確率は、数百から数万分の一とのことで、なかなか厳しい確率となっています。したがって、移植を待つ患者さんは、全国で2千人ほどいるものの、映画のシーンにもありましたが、ドナーが見つからないと、命を落とすこともあります。胸が痛くなる話です。

そんな堀さんは、白血病で苦しむ患者やその家族を救う手立てである骨髄移植の理解を世の中に広める一助とするために映画を製作したというのですから、その高い志に驚かされました。

そして、日本骨髄バンク普及大使に任命され、テーマソングを提供しているのが、歌手の山本雅也さんです。音楽活動によりドナー登録普及を発信しているとのことで、この映画のエンドロールに流れる曲も提供しています。
この日のCDの売上は、全て「日本骨髄バンク」に提供されるということで、少しでも協力できれば、と思い、CDを購入しました。とても爽やかな方で、こうしたポジティブな活動が似合う方です。CD購入時に「これからも応援します!」と約束をしました。

なんとなく知っていた骨髄バンクのことも、今回の映画とトークショーでかなり理解が深まりました。何事も、まず知ることが大切だと、改めて思いました。

映画は、オンライン配信サービス「U-NEXT」で観られるそうです。もし、加入しているご家庭は、ご覧になってはいかがでしょうか。

(詳細は、以下をクリック↓)
公式ホームページ「いちばん逢いたいひと」

(※写真は、映画のチラシと、購入したサイン入りCDです)

2024.5.5 「こどもの日」ですが、子どもの数は…?

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今日は、こどもの日。毎年、この日の定番のニュースに「子どもの数」の報道があります。
今年も「子どもの数 43年連続減 1401万人に」の見出しが、新聞1面に掲載されていました(中日新聞)。

年々、減少している子どもの数ですが、お隣の国の韓国とともに、驚くようなスピードで減っていると聞きます。「では、世界各国の状況はどうなっているのか」と思い、定期的に訪問しているサイト「ガベージニュース」を見てみると、関連する記事があったので、内容の一部を引用・紹介します。

サイトによると、4000万人以上の国で、15未満の子どもの数(比率)は、日本が、世界で2番目に低いということ。そして、若年層数・率の低下は、その年齢階層の社会的・政治的発言力の低下をもたらし、国の施策が彼らを軽視する傾向につながり、その施策傾向により、ますます出生率が低下する悪循環が生じるということ。このことは、さらに、人口、経済等を縮小させていくことになる、とのことです。
社会保障制度は、子どもの層が、シニア層を支えることになるので、日本のような子どもの数の比率の低さは、バランスが悪すぎるのです。

しかし、実は、この子どもの比率の減少傾向は、日本のみならず、多くの国で起きており、もっと言うなら、日本の値も超えた減少幅を示す国も多くあるというのですから、穏やかではありません。先進国だけでなく、アフリカなどの国も、発展するごとに、子どもの数の比率は減っています。

せっかくの「子どもの日」に少し、暗い話題になってしまいました。
大人の役割としては、子どもたちが、自身の将来が明るく思えるような仕組みや施策をどう講じるか、ですね。

そんな日本や世界の状況ですが、古中生には、今日の「心に刻みたい言葉」のように、夢をもってくれるとうれしいです。「世の中を変えるぞ!」みたいな大きな夢、大歓迎です!

(※詳細は以下をクリック↓)
日本は11.3%、それでは他国は?…主要国の子供比率を比較してみる(世界編)(2024年版)

2024.5.4 来週の日曜日は「母の日」

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日本生命保険相互会社が、「母の日」に関するアンケート調査を実施し、5月1日に、その調査結果を発表しています。

それによると、「『母の日』にプレゼントを贈りますか?」の設問に対し、「贈る」が「75.0%」となっていました。この値は、昨年度の調査から、「8.6%」増加しているとのことで、コロナ禍で、一時的に贈る人が減ったようですが、アフターコロナで、戻りつつあるようです。

「プレゼント内容」については、「贈る方」「贈られる方」ともに、1位「生花・カーネーション」(贈る:44.1%、贈られる:31.0%)、2位「食事」(贈る:15.8%、贈られる24.0%)と続いています。
「贈られる方」への「お子様にしてほしいこと・貰いたいものは何ですか?」の設問の回答は、1位「生花・カーネーション」(31.0%)、2位「食事」(24.0%)と同じような傾向だったのですが、4位に「手紙・メール・絵」(16.1%)がありました。
これは、「贈る方」の「贈る予定」ランクの「第9位」(2.0%)であり、「モノよりも、気持ちがうれしい」という部分が見えてきます。

「今年は、何を送ろうか、どうしようか…」と考えている古中生がいると思いますが、迷った人は、「ありがとう」という一言でも、お母さんたちは、うれしいようです。
普段は、照れくさくて言いにくいかもしれませんが、こういうときは、むしろ言いやすかったりします。手紙や、LINE、または直接、顔を見て「ありがとう」を伝えるといいかもしれませんね。古中生の皆さん、参考にされるといいですよ。

カーネーションの花一輪、「300円」。「ありがとう」の言葉、「プライスレス」。
ですね^^

(※ 詳細は、以下をクリック!)
ニッセイ インターネットアンケート 〜「母の日」について〜

2024.5.3 今後のGWは…?

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今年のゴールデンウィークは、「前半3連休」「後半4連休」というカレンダーでした。
5連休の年のときもある、ゴールデンウィーク。気になったので、今後、「祝日法の改正がない」ものと仮定し、今年を含めた、今後6年間の4月下旬から5月上旬のカレンダーを調べてみました。

すると、来年は、連休としては、4連休のみ。しかし、2026年から2028年の3年間は、5連休となります。但し、2028年は、4月29日が土曜日であるため、「振替休日」がなく、少し、損をした感じになるかもしれませんね。

今年度から、この期間に「ラーケーションの日」を取得することができるようになったため、今年度、早速、4月30日、5月1日、2日と、取得した人もいるようですが、2027年などは、4月30日のみ、取得すると7連休になります。おそらく、勤務先によっては休業日だったり、年次休暇の積極的取得の促進を図る日に設定するなどし、保護者の方が「お休み」になる可能性は高くなります。そうすると、「ラーケーションの日」の取得が、「もしかして増えるのかも…」と思ったりするのでした。

日本は、4月が新年度となり、環境が変わる人が多くいます。したがって、4月は忙しかったり、慣れない環境で頑張ったりする時期であり、そんな中、4月下旬から5月上旬にこうした休日があるのは、「ありがたいタイミング」に感じている人が多いと思います。

古中生の皆さん、今日からの4連休でリフレッシュして、5月からの学校生活もしっかり取り組んいけるといいですね。
(※2030年は、今年2024年と同じパターンになります。)

2024.5.2 体力テスト

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5月になると実施する、学校の風物詩でもある「体力テスト」。
お母さん、お父さんも実施してきたので、懐かしさを感じる人も多いと思います。

現在、暑くなる前に、持久走のみ行っています。

その体力テストですが、正式には、現在は「新体力テスト」と言います。
平成10年度から、その名称となり、内容も以下のように、それまでとは、一部変更されています。

〜平成9年度       平成10年度〜
・握力         ・握力
 −          ・上体起こし
・立位体前屈      ・長座体前屈
・50m走       ・50m走
・走り幅とび      ・立ち幅とび
・反復横とび(120cm)   ・反復横とび(100cm)
・ハンドボール投げ   ・ハンドボール投げ
・持久走        ・持久走または20mシャトルラン
・踏み台昇降運動
     
・垂直とび        
・背筋力         
・伏臥上体そらし     
・懸垂腕屈伸       
※ 男子1500m,女子1000m

したがって、現在の古中生の保護者は、ちょうど「“旧”体力テスト」を経験してきた方(41歳〜)と、「新体力テスト」を経験した方(〜38歳)に、分かれる世代でしょうか。もちろん、両方を経験した方(39〜40歳)もいらっしゃいますね。

もし「“旧”体力テスト」を経験されていた保護者は「『踏み台昇降運動』って言ってさあ、段差を『イチニ、イチニ』って、3分間、上り下りして、脈拍数を測るっていう項目があってね…」とお子さんに説明しても「???」となるでしょう(笑)。

逆に「『状態起こし』って何?」と保護者が聞けば、「いわゆる『腹筋運動』だよ」と言われ、「え、それって、人気番組だった『筋肉番付』じゃん」と言えば、これまた「???」となるでしょう(笑)。

そんな、スポーツテスト。新旧の項目について、家族で話題にすると、盛り上がるかもしれませんね。

2024.5.1 椅子をもとに戻す

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写真は、3年生のとある教室です。
特別教室で授業のため、自分たちの教室は、当然、誰もいません。
そんな教室ですが、よく見ると、全ての椅子が、机に収まっています。

これは、どの学年のどの教室を見てもそうですが、教室を空けるときは、100%に近い形で、椅子が机に収まっています。本校の誇れるところです。

椅子が収まっていると、通る時に邪魔になりません。
もし、椅子が出ていると、そこを通りたかった人は、おそらく、その人が使用した椅子を机に寄せると思いますが、その人の手を煩わせていることになります。

ビジネスの世界でも、「仕事ができる人は、立ち上がったときに、椅子をそのままにせず、きちんと机に収めるものだ」などと、よく言われます。
おそらく、「仕事ができる」からではなく、日頃から「周りに気を配ることができる」ので、「仕事ができる」のだと思います。

そんな、当たり前なことがきちんと継続してできることを「凡事徹底」と言います。
また、人のために行動できることを「利他共生」と言います。

椅子をしまうというシンプルなことにもかかわらず、きちんとできている人は、その二つが身についているのです。
中学校での生活はもちろん、外出したときや、卒業してからも、大切にしたい行動ですね。
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江南市立古知野中学校
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