最新更新日:2024/09/20
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校歌 1雲は流れる 丘の上 瀬戸の町なみ 見おろして ここ陶原の 学園に すくすく伸びる 若い木々 みんな元気な よい子になろう  2緑の色も さわやかに 風新しい 朝が来る ここ陶原の 学園に ぐんぐん伸びる 若い木々 みんなすなおな よい子になろう  3大きな希望 この胸に 明日をめざして 今進む ここ陶原の 学園に 明るく伸びる 若い木々 みんな揃って よい子になろう  

東日本大震災に係るメッセージ

新学期(しんがっき)を迎(むか)えるみなさんへ

 みなさん、入学(にゅうがく)、進級(しんきゅう)おめでとうございます。
 
 この4月(がつ)から、また新(あたら)しいお友達(ともだち)をたくさん作(つく)ってください。

 みなさんは、この4月(がつ)、希望(きぼう)に満(み)ちた春(はる)を迎(むか)えるはずでした。

 しかし、この春(はる)は、私(わたし)たちにとって、とてもつらい春(はる)になってしまいました。

 ご存(ぞん)じのように、3月(がつ)11日(にち)、あの大地震(おおじしん)と津波(つなみ)が日本(にほん)をおそったのです。みなさんの中(なか)にも、ご家族(かぞく)を亡(な)くされたり、あるいはいまも避難所(ひなんじょ)から学校(がっこう)に通(かよ)ったりしている人(ひと)たちがいることでしょう。

 避難所(ひなんじょ)の中(なか)では、みなさんがお手伝(てつだ)いをしたり、お年寄(としよ)りや身体(からだ)の不自由(ふじゆう)な人(ひと)を助(たす)けて、掃除(そうじ)をしたり、食事(しょくじ)の準備(じゅんび)をしたりしてくれているという話(はなし)をたくさん聞(き)きました。本当(ほんとう)にありがとう。

 いま、みなさんは、すべての悲(かな)しみや不安(ふあん)から逃(のが)れることはできないかもしれません。
でも、みなさんは、けっして一人(ひとり)ではありません。どうか、先生(せんせい)やお友(とも)達(だち)と助(たす)け合(あ)って、一日(いちにち)も早(はや)く、みんなが楽(たの)しく安心(あんしん)して学(まな)び、遊(あそ)べる学校(がっこう)を取(と)り戻(もど)しましょう。私(わたし)たちも全力(ぜんりょく)で、みなさんと一緒(いっしょ)にがんばります。

 災害(さいがい)にあわなかった地域(ちいき)の児童(じどう)のみなさんにも、お願(ねが)いがあります。

 どうか、みなさんの学校(がっこう)にやってくる、避難(ひなん)してきた仲間(なかま)たちを温(あたた)かく迎(むか)えてあげてください。すぐ近(ちか)くに、そういったお友(とも)達(だち)がいなくても、遠(とお)く離(はな)れて不自由(ふじゆう)な生活(せいかつ)をしている子(こ)どもたち、あるいは、この震災(しんさい)で亡(な)くなり、進学(しんがく)、進級(しんきゅう)を果(は)たせなかった子(こ)どもたちのことも、同(おな)じ仲間(なかま)だと思(おも)って、祈(いの)りとはげましの声(こえ)をあげてください。

 小(ちい)さなみなさんも、節電(せつでん)をしたり、おこづかいを貯(た)めて募金(ぼきん)をしたりしてくれているという話(はなし)もたくさん聞(き)きました。そして、私(わたし)たちはとても誇(ほこ)らしい気持(きも)ちになりました。みなさんのその思(おも)いやりがあれば、日本(にほん)はきっと、もっともっと素晴(すば)らしい国(くに)になって、もう一度(いちど)立(た)ち上(あ)がります。

 もっとも被害(ひがい)の大(おお)きかった東北(とうほく)地方(ちほう)にも、もうすぐ春(はる)が訪(おとず)れます。

 みなさんは、「桜(さくら)前線(ぜんせん)」という言葉(ことば)を、先生(せんせい)からもう習(なら)いましたか?桜(さくら)の花(はな)が開(ひら)く日(ひ)を線(せん)で結(むす)んだものです。

 日本(にほん)の国土(こくど)は縦(たて)に細長(ほそなが)いために、沖縄(おきなわ)では例年(れいねん)1月(がつ)上旬(じょうじゅん)に開花(かいか)宣言(せんげん)が行(おこな)われ、その桜(さくら)前線(ぜんせん)は、約(やく)半年(はんとし)をかけて、5月(がつ)の下旬(げじゅん)に北海道(ほっかいどう)の北端(ほくたん)に到(とう)達(たつ)します。自然(しぜん)がおりなす、素晴(すば)らしい命(いのち)のリレーです。

 自然(しぜん)は、今回(こんかい)の地震(じしん)や津波(つなみ)のように、時(とき)に、私(わたし)たちに厳(きび)しい試練(しれん)を与(あた)えます。しかし桜(さくら)前線(ぜんせん)のように、私(わたし)たちをやさしく包(つつ)んでくれるのも、また自然(しぜん)の力(ちから)です。

 みなさんも、どうか、思(おも)いやりのリレーのバトンを、被害(ひがい)を受(う)けた地域(ちいき)の仲間(なかま)に届(とど)けてください。電車(でんしゃ)の中(なか)でお年寄(としよ)りに席(せき)を譲(ゆず)ること、身体(からだ)の不自由(ふじゆう)な方(かた)たちの手助(てだす)けをすること。そうした身近(みぢか)な人(ひと)への思(おも)いやりが、きっと少(すこ)しずつ広(ひろ)がって、桜(さくら)前線(ぜんせん)と一緒(いっしょ)に、被災地(ひさいち)に届(とど)くことでしょう。

 この思(おも)いやりのバトンは、世界中(せかいじゅう)からも届(とど)けられました。世界中(せかいじゅう)から、救助(きゅうじょ)の人(ひと)が来(き)てくれたり、支援(しえん)の品(しな)が届(とど)けられたりしました。みなさんも、たくさん勉強(べんきょう)をして、今度(こんど)は、このバトンを世界中(せかいじゅう)の困(こま)っている人(ひと)たちに返(かえ)してあげられるような大人(おとな)になってください。

 原子力(げんしりょく)発電所(はつでんしょ)の事故(じこ)に対(たい)して、危険(きけん)をかえりみずに立(た)ち向(む)かう消防士(しょうぼうし)さんや自衛官(じえいかん)、電力(でんりょく)会社(がいしゃ)の人(ひと)たちの姿(すがた)。各地(かくち)の被災地(ひさいち)で救命(きゅうめい)救急(きゅうきゅう)活動(かつどう)に当(あ)たった警察官(けいさつかん)やお医者(いしゃ)さん、看護(かんご)師(し)さん、そして何(なに)より、本当(ほんとう)に命(いのち)がけでみなさんを守(まも)ってくれた学校(がっこう)の先生(せんせい)たちの姿(すがた)を忘(わす)れないでください。みなさんも、もっともっと身(か)体(らだ)を鍛(きた)え、判断力(はんだんりょく)を養(やしな)い、やさしい心(こころ)を育(はぐく)んで、他人(たにん)のために働(はたら)ける人(ひと)になってください。

 私(わたし)たちも、全国(ぜんこく)の学校(がっこう)の先生方(せんせいがた)も、みなさんが笑顔(えがお)で登校(とうこう)できるように、全力(ぜんりょく)でみなさんを支(ささ)えます。日本(にほん)の未(み)来(らい)は、みなさんにかかっています。みなさんの明(あか)るい笑顔(えがお)で、日本(にほん)を元気(げんき)にしてください。

 内閣総理大臣  菅   直人

 文部科学大臣  高木 義明

〔動画〕http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/1304...
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学校行事
4/17 陶祖祭
4/18 認証式 1年給食開始 視力検査(5年)
4/19 視力検査(6年) ぎょう虫検査配布 視力検査(6年)
4/20 1年交通教室 聴力検査(2年)
4/21 授業参観 学級懇談会 学級PTA PTA総会 ぎょう虫検査・尿検査 集金振替日
4/22 聴力検査(1年・緑組) 4年以上も6時間目なし
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