最新更新日:2024/09/20 | |
本日:11
昨日:60 総数:611131 |
交通安全功労者表彰
昨日(29日)、文化センターで『交通安全功労者』の表彰式があり、本校も「交通安全優良校」として表彰を受けました。
表彰式には校長と児童会長が出かけましたが、画像の様な立派な「旗」と「表彰状」を頂戴しました。 交通安全というと、本校では何と言っても、老人会の皆さんの日頃のご協力を思い浮かべます。 暑いも寒い日も、そして雨や雪が降る日も、毎日、子どもたちの安全な下校を見守ってくださっています。 正しく今回の表彰は、老人会の皆さんのお陰によるものです。 今回の受賞をきっかけに、益々、「交通安全教育」に努めて参りたいと思います。 ご家庭でも、常日頃から「交通ルールの遵守」をご指導いただきます様、宜しくお願い致します。 第2回 西村則子先生を囲む保護者懇談会
1 実施の目的 日頃、子どものことで悩んでいる保護者の方に、相談の場を提供する。
2 実施日時 11月5日(土)9:30〜11:30(受付:9:15〜) 3 会場 やすらぎ会館 2階 201会議室 4 助言者 心理判定員・カウンセラー 西村 則子 先生 5 対象 不登校(不登校傾向)の児童を抱える保護者の方で懇談会への参加を希望される方 6 その他 ご両親での参加を歓迎致します。 希望される方は、電話や簡単な手紙等で、学校〔学級担任または教頭〕にお知らせください(学校で参加者名簿を作成し、市教委へ報告します)。 「案内文」をPDFファイルでアップしてあります。宜しければご覧ください。 【注意事項】ご両親で参加される場合は、その旨もお伝えください。なお、学校の受付締切日は10月18日(火)です。 台風による給食の献立の変更
台風により、本日(21日)が臨時学校休業日となり、給食もなくなりました。
それに伴い、給食の献立が変更になりますので、ご承知置きください。 ・22日(木)「ごぼうのきんぴら」に使用される豚肉が焼き豚に変わります。「フローズンヨーグルト(21日分)」が追加されます。 ・27日(火)「中華和え」がなくなり、「しゅうまい(21日分)」と「枝豆(同)」が出ます。 敬老会の準備
昨年度より、敬老会の会場準備を学校がお手伝いしています。
今年度も、6年生の児童がやってくれる…という話がありました。しかし、運動会の練習で、子どもたちも先生たちも、くたくたの状態なのが分かっていましたので、4名の職員で行うことにしました。 敬老会は、陶原社協の皆さんが取り回しを行ってみえます。学校も社協さんには、日頃からお世話になっていますので、せめてもの恩返しです。 天気が少々心配ですが、『敬老会』は明後日です。連区のお年寄りの方々が楽しいひと時を過ごされることを願っています。 嬉しいお話しを伺いました
本日(15日)、体育館で、今年度2回目の『移動児童館・わくわくタイム』が開催されました。
参加者は、1年生が51名,2年生が36名,3年生が21名,4年生が9名,5・6年生が各1名の、合わせて119名でした。 せとっ子ファミリー交流館の職員さん,主任児童委員さん,地域ボランティアの方々の指導のもと、参加した子どもたちは、色々な遊びに取り組むことができました。 『移動児童館』終了後、交流館の方から電話を頂き、とても嬉しいお話を伺いましたので紹介します。 遊びに使用する様々な道具が車に積んでありましたが、「運ぶのを手伝ってくれるかな?」と声を掛けると、3年生の男子児童数名が気持ち良く引き受けてくれたそうです。「とても助かりました!!」と、お礼の言葉を頂戴しました。 そう言えば3年生の児童は、今朝の運動会の練習で1番先に飛び出していきました。 集合する時、他人の事が考えられる人は、待たせない様に心がけることができます。他人の事が考えられないと、のんびり・のんびり行動します。 本日は、特に3年生の良い姿が見られた1日でした。 もちろん、他の学年の児童も、他の場面で一生懸命に頑張っていたと思いますが…。 1,360冊の絵本が被災地へ…
『東日本の子どもたちに絵本を贈ろう』
瀬P連事務局より連絡が入りましたのでお知らせします。 ボランティア団体「たんぽぽ」を通じ、8月2日(火)に560冊、9月7日(水)に800冊の絵本が、被災地に送られました。 ご協力いただいた皆さんの善意で、被災した子どもたちの心が、少しでも癒されることを願っています。 明日の午後10時過ぎに…この木星の近くを月が通っていきますが、最も近付くのが16日の午後10時過ぎです。しかし、残念ながら、明日のその時間の天気予報は「弱い雨」になっています。 もし天気予報が外れて、あるいは、その時間帯だけでも雲が切れて、木星と月のランデブーが見られるといいのですが…。 小さな親切が一杯です!!
600名を超える児童が生活していると、あちらこちらで、「良い事」が(ひょっとしたら「悪い事」も)起こっています。ほんの一部しか紹介できませんが…。
・通学路〔熊野町〕で、数枚のカード(メンバーズカードやポイントカードなど)を拾って届けてくれた児童がいました。一部のカードに名前が記載されていましたので、瀬戸警察署へ届けました。 ・同じく通学路〔公民館と学校との間〕で、「薬」の入った袋を拾って届けてくれた児童がいました。メール配信をした所、ご覧になったお母さんから連絡が入り、無事、持ち主の手に戻りました。 ・体調が悪くなったクラスメートのために、保健室まで体温計を取りに行ってくれた児童がいました。同じく、必要な物を運ぶために、教室と保健室との間を2往復してくれた児童がいました。 何かお願いした時に、「え〜、僕(私)が…、何で〜」と言われると、悲しい気持ちになります。 特にお願いした訳でもないのに、「僕(私)が○○しましょうか」と言われると、とてもハッピーな気持ちになります。 少なくとも自分の周りでは、very happyな出来事の続いた1日でした。明日も良い日になりますように!! 開催予告
『第60回瀬戸地方近郊駅伝競走大会記念事業 瀬戸市小学生駅伝大会』
・主催: 瀬戸市,瀬戸市教育委員会,瀬戸市体育協会 ・主管: 瀬戸地方近郊駅伝競走大会実行委員会,瀬戸陸上競技協会(予定) ・日時: 平成23年12月11日(日)【雨天決行】 ・参加資格: 市内の小学校に在学している4年生から6年生 ・コース: パルティせと駅前広場⇒記念橋⇒銀座通り商店街を西進⇒パルティせと駅前広場を周回する全4区間(1区間約850m×4人) ・チーム構成: 1チーム4名から5名で選手登録 ・参加料: 無料 ・発走: 午前9時30分(予定) まだ「案」の段階ですが、上記の様な小学生対象の行事が予定されています。長い距離を走るのが得意な児童は…。 芝が見事に…強いと言われるティフトン芝ですが、管理が悪ければきれいに育ちません。 肥料を与え,水を与え,芝刈り機でこまめに長さを調整する。 芝を育てるのはやはり大変です。 現在、高学年の児童が「組体操」の練習に使っています。少しくすぐったいかも知れませんが、ひんやりして,ふんわりして、地面より安全です!! ・上の画像… 体育館の駐車場南 ・下の画像… 体育館の東側 プチ淑女(第1号)
本日(7日)午後、水無瀬中学校から「お礼の電話」が入りました。
本校3年生の女子児童2名が、水無瀬中学校のサッカーボールを拾って届けてくれたそうです。 プチ淑女2名の誕生です。 人の命は何よりも大切ですが、物にも命はあります。 2人の親切心でお陰で、サッカーボール1個の命が救われました。 改善すべき点がはっきりしました!!
本日は、『避難訓練(想定:暴風警報発表)』にご協力頂き、誠にありがとうございました。
また、せっかく「通学班の集合場所」にお出かけ頂いたのにもかかわらず、児童がその手前で自宅に向かってしまい、「お子さんに会えなかった」ケースもあったと聞きました。 これまでの本校の想定及び教職員の共通理解に不十分な面があったものと反省している所です。 本日より早急に見直している点がありますので、ご承知置きください。 ・これは本校だけの問題ではありませんが、気象庁の「発表方法」が細分化されたため、「尾張東部で暴風警報が発表されていても、瀬戸市では発表されていない」という状況が出てくる可能性があります。「尾張東部」で考えるのか、あるいは「瀬戸市」で考えるのかによって、取るべき行動が変わります。⇒ これについては、近々、教育委員会より通知があるものと思います。 ・本校ではこれまで、「通学班の集合場所でお子さんを引き渡す」という方法を基本に考えてきましたが、集合場所の手前で分かれる児童について、そこまで行かせる必要があるのかどうか。⇒ 「通学路の途中で引き渡す」方が合理的で、保護者の皆さん、そして子どもたちにとっても負担が少ないので、その方法へ変えることも含めて、引き渡しの方法を検討し始めました。 ・一人の教職員で複数の通学団(通学班)を担当しているケースもあり、学校からある程度離れた場所まで行くと、教職員が引率できない通学団(通学班)が出てきてしまう。⇒ こういった所では、特に保護者の皆さんの協力が必要となります。 ・数年来、『家庭連絡票』の様式が見直されておらず、形式上の不備が見つかった。⇒ 担当の教職員が早速、作り直しに取りかかりました。近々、新しい『家庭連絡票』を配布します。お手数ですが、書き直しにご協力ください。 ・なお、『家庭連絡票』の記載事項は、4月当初に書き直して頂いているものの、「その後の変更」が行われていない。⇒ 学年・学期途中に記載事項の変更が生じた場合には、どんな些細な内容でも、「連絡帳」を通してお知らせ頂きたいと思います。 上記以外にも、「作り直し」「検討し直し」の必要な点がはっきりしましたので、一刻でも早く改善した内容を提示させて頂く所存です。特に今年は、台風の当たり年かも知れませんので…。 断続的に強風が…尾張部では、名古屋市,弥富市,飛島村の2市・1村だけに『暴風警報』が発令されています。 台風12号は、四国から中国地方へ抜けようとしていますので、瀬戸市は何とか『暴風警報』発令を免れそうです。 それでもまだ、外を歩いていると前に進めなくなる様な突風(強風)も続いていますので、お子さんだけの外出は控えさせてください。 約2時間かけて、校舎内・校地内を巡視・点検しましたが、幸い今の所、異状は見つかっていません。 但し本校の場合は、雨漏りが心配です。朝から昼過ぎにかけては、時折、弱い雨が降る程度で終わっていますが、何せ『大雨注意報』も出ていますので…。 ・上の画像… 校舎北側にあるナンキンハゼの大きな枝が折れてしまいました。 ・下の画像… 断続的な強風が木々を揺らしています(写真ではなかなかはっきりしませんが、目を凝らして見ていただくと…) 教室環境が整いました!!
夏季休業(夏休み)中に、教室の環境が整いました。
・上の画像… 背面の上部が掲示板に変わりました。これで作品を簡単に貼ることができます。2つの業者さんの合作です。 ・中,下の画像… 前面の上部,壁面(写真は南側)のペンキ塗装。男性用務員が高い位置を、女性用務員が低い位置を担当しました。 以前の記事でも触れましたが、子どもたちは無意識の内に、足を掛けてしまいます。 せっかくきれいになった壁も、上靴の足跡が付いてしまうと…。 是非、一人一人に気を付けて欲しいと思います。 『しつけの三原則』
「人間の一生(読み人知らず)」
職業に上下もなければ貴賤(きせん)もない。世のため人のために役立つことなら、何をしようと自由である。 しかし、どうせやるなら覚悟を決めて十年やる。すると二十からでも三十までには一仕事できるものである。 それから十年本気でやる。すると四十までに頭をあげるものだが、それでいい気にならずにまた十年頑張る。すると、五十までには群を抜く。 しかし五十の声をきいた時には、大抵のものが息を抜くが、それがいけない。 「これからが仕上げだ」と、新しい気持ちでまた十年頑張る。すると六十ともなれば、もう相当に実を結ぶだろう。 だが、月並みの人間はこの辺で楽隠居がしたくなるが、それから十年頑張る。すると、七十の祝いは盛んにやってもらえるだろう。 しかし、それからまた、十年頑張る。するとこのコースが一生で一番面白い。 半田市出身の著名な教育者に、森信三(もりしんぞう 故人)さんという方がお見えになります。上記は、森先生が生涯にわたって推奨続けた内容です。 森先生と言いますと、先ず『しつけの三原則』を思い浮かべます。 (一) 朝のあいさつをする子に (二) 「ハイ」とはっきり返事のできる子に (三) 席を立ったら必ずイスを入れ、ハキモノを脱いだら必ずそろえる子に また、同時に『学校・職場の再建三原則』も…。 (一)時を守り(=時間を守ること) (二)場を浄め(=掃除をすること) (三)礼を正す(=挨拶・返事をすること) さらに、『立腰教育』を進めました。 つねに腰骨をシャンと立てること これ人間の根性の入る極秘伝なり。 人間は心身相即的存在ゆえ、性根を確かなものにしようと思えば、まず躰から押さえてかからねばならぬ。 それゆえ二六時中(=四六時中)、「腰骨を立てる」以外に、真に主体的な人間になるキメ手はない。 「腰骨を立てる」ことは、エネルギーの不尽の源泉を貯えることである。 この一事をわが子にしつけ得たら、親としてわが子への最大の贈り物といってよい。 (一)腰骨を立て (二)アゴを引き (三)つねに下腹の力を抜かぬこと 同時にこの第三が守れたら、ある意味では達人の境といえよう。 最後の『立腰教育』はともかくとして、『しつけの三原則』は各ご家庭でも実践できそうですね。もちろん学校でも同時に…。 また、『しつけの三原則』と重なる部分もありますが、『学校・職場の再建三原則』は、学校での児童・生徒指導の核となる内容です。 教職員が率先して範を示し、子どもたちにもきちんと守らせていきたいと考えます。この3つのことがきちんとできれば、学習活動にもしっかり取り組めるようになり、学力も体力も伸びていくものと確信します。 韓国からの国際電話
昨日、韓国から国際電話(携帯)が入りました。
お名前を伺いましたが、HPには出せませんので、電話の主はAさんとしておきます。 Aさんには韓国の知人がお見えになり、その方のお母さんが陶原小学校(陶原国民学校)に在籍してみえた…ということでした。 「その女性(恐らく70歳代半ば)が、陶原国民学校に在籍したことが分かる様な名簿が残っていないか?」という問い合わせでした。 本校の歴史に詳しい職員に頼んで、金庫や書棚の中を探してもらいましたが、氏名が分かるものとしては『卒業者名簿』しか見つかりませんでした。 ご本人は、5年生修了間際に学校を去り、韓国へ帰ってしまっていたため、残念ながら『卒業者名簿』には名前が載りませんでした。 前任校の祖母懐小でも、夏季休業中に、韓国から5・6名の来客があったことを思い出しました。 8月というと、6日・9日の「原爆記念日(広島・長崎)」や15日の「終戦記念日」など、第2次世界大戦(太平洋戦争)を振り返る日があります。 戦時中を日本で過ごした(過ごすことになった)韓国人の皆さんが、たくさんお見えになったとも聞きます。 特に瀬戸市では、陶土の採掘などの仕事に従事されたと…。 祖母懐小の時には、韓国からお持ちになった当時の写真と、ほぼ同じ時期の写真が学校に残っており、それをご覧になって、涙を流されていました。 今回、せっかくの依頼にはお応えすることができませんでしたが、同級生の名簿には関心を持ってみえました。 数十年前のものとはいえ、『個人情報』にあたりますので、「個人の判断でコピーをお渡しすることはできません」とお答えしましたが、「どうしても必要だ(欲しい)」ということであれば、「教育委員会へ相談してみますよ」と付け加えておきました。 ついでと言っては何ですが、「旧校歌が知りたいのだが、何か資料はないだろうか?」という問い合わせを時々頂戴します。その度に、コピーをお渡ししたりしておりますが、以下に載せておきます。「覚えていて歌えるよ」という方もたくさん見えるかも知れませんが…。 『校歌』 作詞 平子呉江(監修 八木幸太郎) 作曲 中尾玉渓(監修 安田俊高) 1 朝な夕なに勇ましく み空をつきて立ち上る 窯の煙のにぎわいは わが住む里のほまれなり 2 昔春慶景正が 海路も遠き唐土に 学び帰りし陶の業 開きてここに七百年 3 源遠き瀬戸川の 松の梢を仰ぎ見る 学びの庭に雪を積み 螢集めんいざ共に 4 六とせ八とせの業終へて わが世に出でんその時は 励げまざらめや里の為 盡(つく)さざらめや国の為 学校に無くてはならない存在です!!
今年度、本校には、学校サポーターが4名・介助員が1名勤務しています。
4名の学校サポーターの勤務状況は以下の通りです。 ・サポーターA… 週2回、各2時間勤務 主に低学年の体育科,生活科の授業で、「児童の安全確保」「担任の補助」等を行っています。 ・サポーターB… 週2回、各3時間勤務 主に特別支援学級(緑組)で、「児童の個別支援」を行っています。 ・サポーターC… 週1〜2回、各2時間勤務 特別支援学級(緑組)での「児童の個別支援」や、低学年の生活科の授業で「児童の安全確保」に携わっています。 ・サポーターD… 週1回、3時間勤務 学力差の出やすい算数科の授業を中心に、「5年生児童の個別支援」を行っています。 ○ 介助員… 身分上は市の臨時職員ですが、手当や交通費などは国が経費を賄っています(全額かどうかは不明です)。介助の必要な児童に対し、「教室移動の補助」などを行っています。 聞くところによると、来年度より、「介助員および支援員(今年度、本校には配置されていません)」に対する国からの補助金が打ち切られ、各市町の負担になるそうです。 瀬戸市の方針について、現段階で、私たちが知る由もありませんが、もし財政難等の理由で打ち切られてしまうと大変なことになってしまいます。 先日も、CBCの「イッポウ」という番組で、「支援員(介助員)」の活躍の様子が報じられていましたが、本市・本校においても、学校サポーター共々、無くてはならない存在になっています。 『発達障害』を抱える児童は、約6%と言われています。単純に計算すると、40人学級で、2〜3人は存在することになります。 『発達障害』の児童は、そばに誰かが寄り添い、「適切なアドバイス」を与えることにより、他の児童と同様に学習を進めることが可能になります。 また、この2〜3人が落ち着いて学習に取り組むことにより、学級全体にも好ましい雰囲気が生まれます。 保護者の皆さんにも、「学校サポーター」「介助員」「支援員」の存在意義をきちんと理解していただき、是非、『制度存続』の後押しを宜しくお願い致します。 NHK・Eテレ ETV特集から小学生には少々難しい内容でしたが、恐らく中学生ぐらいなら、ほとんどの内容を理解できたのではないでしょうか。 福島第1原子力発電所には、1号機から6号機まで、計6機の原子炉があります。その内の1〜5号機は、Mark1(マーク・ワン)と呼ばれている型式のもので、アメリカのGE(ゼネラル・エレクトリック社)が開発した原子炉です。 1号機は全てGE社が担当し、2号機はGEと東芝、3〜5号機は、その技術提供を受け、東芝や日立が担当しました。 当時のGEの技術担当者などが証言を行っていましたが、マーク・ワンに関して、様々な問題点が指摘されていました。 ・格納容器が非常に小さいこと(小さいと建設費用が安価になるが、小さい分、水素や水蒸気を蓄えるスペースが狭くなり、爆発の危険性が高まる。) ・非常用電源装置が同じ位置に取り付けられていたこと(後から1つ追加設置をした際に、本来は「建家」など、別の場所に設置すべき所、同じ地下に取り付けたため、「非常」時の役割を果たせなかった。) ※ 因みにアメリカでは、「洪水」などを想定し、非常用電源装置が防水壁などで守られているとのこと。 ・小さな格納容器という弱点をカバーする意味で『ベント(格納容器の爆発を防ぐための空気抜き)』を取り付けたが、結局そこから放射能(放射性物質)が外へ放出されたこと(「お金がかかる」「目立つ」という理由で、ベントにフィルターが取り付けられていなかった。) マーク・ワン構造上の不備やの万が一の際の爆発の危険性については、1980年代から指摘されていたということで、この種の情報が揃ってくるに従って、「人災」の面もクローズアップされてきます。 マグニチュード9.0の地震は想定外、13メートルを超える高さの津波も想定外。 番組の解説者は、「『確率が低い→起きない→準備しない』という発想に問題があった」と指摘していました。 また、日本では「自国のもの作りに対する信頼性が高い」が、「信頼性が高い≠安全性が高い」とはならないという話題も出ていました。 福島第1原発の事故が発生する前、TVのCMでは、原子力発電の「安全性」や「安価なこと」「クリーンであること」などが宣伝されていました。 学校へも、教職員に対し、「原子力発電所の見学を勧める」案内が届いていました。 原子力発電による電力供給という恩恵を受けていたことも事実ですので、今回の事故を受けて、全ての原子力発電を悪者にはできないかも知れませんが、少なくとも、昨夜の番組では、「起きるべきして起きた事故」という印象を強く受けました。 万が一を想定していたら、全電源喪失は起きなかったはずです。また、水素爆発も防げたかも知れません。そして、ベントからの放射性物質の放出を少なく抑えられたに違いありません。 正しく、多くの事を考えさせられた番組でした。 プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動
少し前にも、紹介させていただきましたが、コラムニストの志賀内泰弘(しがない・やすひろ)さんは、『プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動』を続けてみえます。
この運動には、現在の小・中学生が、今から『ギブ・アンド・ギブ』の精神を学び、『プチ紳士・プチ淑女』になることができれば、世界を変える力を生むであろう…という願いが込められています。 「本来は有料の月刊紙を、小中学校へは無料で配布していただける」ということを知り、メールで申し込みをさせていただいた所、早速お届けいただきました。 今回は計8点の資料を頂戴しましたが、その中の一つ、小冊子「たった一言で(第2巻)」から… わたしはある日、夜中に目が覚めてしまった。リビングに行こうとしたら明かりがついていた。両親の話し声も聞こえた。何を話し合っているのだろうと思い、少しの間隠れて聞いていた。 母は父にテストの点数や授業のことなど、今日私が母に話したことをとてもうれしそうに父に話していた。私はその姿を見て少しうれしくなった。 今度は、父が私のいいところを話し始めた。母から聞いた話の感想のようだった。その中に、「ゆうなは、みんなにいろいろなことを譲れて、優しいね」と言っていた。私はその言葉がとてもうれしかった。 私は、友達にいつも譲ってばかりいてあまり自分の意見が言えなかった。私はそれを自分の短所だと思っていた。でも父は私の長所として見てくれた。それがとてもうれしかった。それを聞いて私はうれしい気持ちで床についた。 このでき事はいまも私の心の中にある。 とても素敵な親子の関係ですね。いろいろなことを譲ってしまう娘を、「もっと積極的に行動すれば活躍できるのに」と評価せず、「優しい子で良かった」と思うことのできるお父さんの素晴らしさに心打たれます。 そう言えば先日、退勤する私に向かって、ある女の子が「いつもありがとうございます」と声を掛けてくれました。 突然のことで、「えっと、何のことかな?」と聞き返すと、「いつも書写の授業で教えてくれてありがとうございます」と言いながら、丁寧にお辞儀をしてくれました。 「どういたしまして」とお辞儀を返すと、にっこり微笑んでお母さんの車に乗り込みました。 1日の仕事の疲れが吹き飛ぶ、嬉しいプレゼントがもらえました。 話は変わりますが、本校にも「プチ紳士(候補)」「プチ淑女(候補)」が一杯います。 今年度に入ってからも、色々な「親切」を見たり聞いたりしました。 来学期からのHPでは、一人でも多くの「プチ紳士・プチ淑女」を紹介していきたいと思います。 いい話の広場… http://www.giveandgive.com/ 熱雷にご注意ください!!
既にHP上にテロップを流していますが、本日(9日)は午前7時39分に、『雷注意報』が発表されました。
一昨年度は、結構、頻繁に『雷注意報』が発表され、「プール開放」が中止になることが多かったと記憶しています。 それに対し昨年度は、余り『雷注意報』が発表されず、ほぼ毎日の様に開放されていたと思います。 そして今年度は、一昨年度の再来です。せっかくの開放日がほとんど潰れてしまいました。 最近、天気関連の番組で、「熱雷」という用語をよく耳にします。「気温が高い」「湿度が高い」という条件が揃うと発生しやすいということです。でも、この時期、ほぼ毎日そんな状態ですので…。 ・地表近くの湿った空気が熱せられると上昇気流を引き起こす。 ・その上昇気流は、上空1万メートル付近まで一気に上り詰め、零下10度以下の空気に冷やされ積乱雲を形成する。 ・この高さの積乱雲は100%発雷する…という流れの様です。 熱雷を引き起こす雲の特徴は、独特の黒っぽい色をしています。積乱雲に厚みがあるため、雲の下の方が太陽の影となって黒く見える…と聞きました。 この黒っぽい雲が上空にやってくると、間もなく、強烈な雨と雷が始まります。 昨日、瀬戸市はほとんど関係なかった様ですが、尾張旭市や名古屋市守山区では、数10分にわたって「激しい雨」と「熱雷」が続きました。落雷による停電もあった様子で、消防自動車や中部電力の車が出動していました。 本日の『雷注意報』も午後に備えて発表されたものと想像します。今(午前10時)の空を見る限り、雷雲は見当たりません。 昨年度・今年度と本校では、体育の授業で水泳を行う際に、『雷注意報発表 即 水泳中止』とはしてきませんでした。 気象情報や中部電力の雷情報、そして目視による雷雲の確認を通して、「継続」または「中止」の判断をしました。 お陰で、ほぼ全部の学年・学級が、決められた水泳のカリキュラムを消化できました。『雷注意報発表』の度に水泳の授業を中止にしていたら恐らく…。 「プール開放」は学校管理下ではなく瀬戸市が行っているものですので、「開放 or 中止」に学校が口出しすることはできません。 但し、現在の『雷注意報発表』のタイミングを考えると、来年度以降も、「開放できなくなる日が多くなってしまうかな?」という思いはあります。 本日の名古屋地方気象台発表の内容は、 瀬戸市 [発表]雷注意報 雷 注意期間 9日昼過ぎから 9日夜遅くまで ですので、こんな時には、空模様を見ながら「午前中だけでも開放できる」と良い様にも思えます。 但し、万が一のことを考えると、現状では、『雷注意報発表 即 開放中止』もやむを得ないのでしょう。 |
瀬戸市立陶原小学校
〒489-0889 愛知県瀬戸市原山町1-3 TEL:0561-82-2243 FAX:0561-82-2347 |