最新更新日:2024/05/31 | |
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6月9日 2年生の野外活動が近づいています。今日の放課後には武道場で、トーチトワリングのメンバーが、先日のリハーサルの映像を見て反省会を行っていました。 教室では実行委員が、出発式や入村式でのことばを考えていました。 いずれも当日に向けての準備です。 ところで、「根回し」という言葉があります。 会議や交渉を円滑、有利に運ぶために、非公式の場で下工作をするという意味で使われ、あまりいいイメージはありませんが、もとは園芸用語です。樹木を植え替える時、その1〜2年前に広がった根を根もとを中心に残して切り、切断部周辺から活発な新しい根の生育を促すことを言います。新しい根は、水分や養分をより活発に吸収することから、活着細根をあらかじめ発達させ、植え替え後、樹木をしっかりと根付かせます。樹木の植え替えの時にはなくてはならない準備なのです。下工作などのマイナスイメージで使われるようになったのは昭和40年頃からだそうです。 今は、2年生が野外活動で、しっかりと自分たちの目的を達成させるための、とても大切な時期です。実行委員も、そうでない生徒も当日を精一杯イメージして準備しましょう。失敗をするなら今して、最善の準備をしておきましょう。 語源を調べると、その言葉の本来の意味が見えてきます。「根回しで気をつけること」、「ビジネス界で根回しとは」、なども調べてみてください。マイナスイメージどころか、社会にはなくてはならないものだと言うことがわかります。 |
瀬戸市立水野中学校
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