医療関係者の皆さん、ありがとうございます!  がんばろう日本! がんばろう南中!

南風あったかげん記−740−

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☆★☆ 始業式式辞 ☆★☆ 
 今日は3学期の始業式でした。式辞ではおおよそ次のような話をしました。
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 あけましておめでとうございます。
 まずは、こうして事故もなく、健康で集まることができたことを喜び合いたいと思います。
 さて、すごい時代になってきました。どれくらいすごいかというと、実は、昨年のニューヨーク株式は、77年ぶりの暴落なのです。
77年前とは、この写真を見てください。
 2年生の人はこれから習う,1929年に始まる「世界恐慌」です。ウォール街のニューヨーク株式が大暴落し、企業が倒産し、失業者があふれました。昨年は、これ以来の暴落だったのです。
 それでは、77年前は、この後どうなったのでしょうか。3年生の人はわかりますね。
 すでに植民地を持っていた国は保護貿易に走り、日本やドイツ、イタリアと対立し、ついに第2次世界大戦へ突入。全世界で数千万人とも言われる人が亡くなりました。
 それほどではありませんが、その後も大きな危機がありました。
 1973年(昭和48年)10月に第四次中東戦争がおこり、これをきっかけにオイルショックが起こりました。
 日本国内は大混乱でした。石油に関係のないトイレットペーパーや紙の買い占めが起こり、店頭から消えました。デパートのエスカレータの運転中止、夜のテレビは11時まで。ガソリンスタンドは日曜日休みになりました。
私が中学校3年生の時です。とにかく紙がないため、3学期の学年末テストは、5教科はそれぞれB4裏表に1枚だけ。4教科はB5用紙裏表のみだったことを覚えています。
 それでは、今回、戦争が起きるか、トイレットペーパーが買い占められたかというと、そのようなことはどうもないようです。
 なぜか、過去の歴史から学んでいるからです。
 今は歴史上、かなり大きな動乱期です。将来、間違いなく歴史の教科書に載るでしょう。ぜひ、自分の目で、世の中の動きをしっかりと見てください。そして、大人がどう知恵を出し合ってこの困難を乗り切っていったかを、見定めてほしいのです。
 さて、世の中は大変ですが、みなさんはそれに動じることはありません。中学生として、やるべきことをきちっとこなせばよいのです。
 3年生は最後の定期テストがあります。どうか、健康に気をつけて、悔いのないように取り組んでください。 
2年生は、最高学年のための準備の時です。職業体験があり、将来の夢や希望をふくらませるときです。
 1年生は、下級生を迎える準備の学期です。先輩がみなさんを迎えてくれたように、新1年生の人の不安を取り除き、期待をふくらませてあげてください。
 それでは、今日から岩倉市立南部中学校の3学期の課程を始めます。
 以上で、式辞といたします。

よろしくお願いします!

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さあ、3学期のスタートです。

南風あったかげん記−739−

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☆★☆ 人は労して成長する ☆★☆
 新年早々、「ニューモラル」をいただきました。特集は「人は労して成長する」
 就職して2年間は順調だった木村さんでしたが、部署を異動してからは職場に違和感を抱くようになり、転職を考えるほどになります。
 このような若者は多く、大卒の36.6%、高卒の実に49.4%が3年以内にやめているそうです。
(出展 厚労省「平成20年版労働経済の分析」http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/08/inde... )
 その原因には、現状に満足せずよりよいキャリアを求める前向きな人もいますが、多くは心の問題だと断じています。
 その通りでしょう。転職する人の多くは、明確な目標もないままに何となく就職し、何となくやめていく人が多いような気がします。
 その木村さんは、友人が他人に喜びを与える“喜び”をえていることに驚き、自らの態度を振り返ります。そこでたまたま上京してきた父親から、「本気で仕事に取り組んでいるのか?」と厳しく言われるのです。「全力でとことんまで取り組んで最後に見えてくるものがある。」「何をするにしても覚悟が必要」と忠告されます。
 この木村さんの例から、「人が働く目的や意味は、一人ひとり少しずつ違い、さまざまであるからこそ、自らが納得できる答えを見つけなければなりません。」と結んでいます。
 南部中学校は、キャリアガイダンスに取り組んでいます。
 (本年度重点目標 ☆★☆ 人は労して成長する ☆★☆  新年早々、「ニューモラル」をいただきました。特集は「人は労して成長する」  就職して2年間は順調だった木村さんでしたが、部署を異動してからは職場に違和感を抱くようになり、転職を考えるほどになります。  このような若者は多く、大卒の36.6%、高卒の実に49.4%が3年以内にやめているそうです。 (出展 厚労省「平成20年版労働経済の分析」http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/08/index.html )  その原因には、現状に満足せずよりよいキャリアを求める前向きな人もいますが、多くは心の問題だと断じています。  その通りでしょう。転職する人の多くは、明確な目標もないままに何となく就職し、何となくやめていく人が多いような気がします。  その木村さんは、友人が他人に喜びを与える“喜び”をえていることに驚き、自らの態度を振り返ります。そこでたまたま上京してきた父親から、「本気で仕事に取り組んでいるのか?」と厳しく言われるのです。「全力でとことんまで取り組んで最後に見えてくるものがある。」「何をするにしても覚悟が必要」と忠告されます。  この木村さんの例から、「人が働く目的や意味は、一人ひとり少しずつ違い、さまざまであるからこそ、自らが納得できる答えを見つけなければなりません。」と結んでいます。  南部中学校は、キャリアガイダンスに取り組んでいます。  (本年度重点目標 <swa:ContentLink type="doc" item="10429">http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2320030/doc/10429/154385.pdf )
 1年生は職業について調べ、2年生は職場を訪問し、この3学期には職場体験をします。そうした経験を積みながら、多くの働く人にふれ、また自分の能力や適性を理解していく中で、夢や希望を育んでいきます。また、働いて収入を得ることは楽なことではないことも体感していきます。そうした段階を経て、卒業後の進路を考えていくのです。
 「人は労して成長する」ことを肝に銘じて、今後も生徒の心と体を鍛えながら、夢や希望を育んでいきたいと思います。

3年生学習会

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今日も多くの生徒が数学の勉強をしています。

今日の部活動

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走れ!走れ!

南風あったかげん記−738−

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☆★☆ 神 宮 ☆★☆
昨日は、麻生首相が伊勢神宮を参拝しました。靖国神社を参拝すると近隣諸国より激しいバッシングがありますが、伊勢神宮参拝については何もありません。なぜでしょうか?
 伊勢神宮は古くからお伊勢さまの愛称で日本国民に愛されている神宮です。ほかの神宮・神社と区別するために「伊勢神宮」といっていますが、これは俗称で正式には「神宮」のみです。
 発祥は、神宮ホームページを見ると、垂仁天皇26年とあり、日本書紀にも記述が見られます。西暦にすると、紀元前4年。まさにキリストが誕生したといわれている年です。
 もちろん日本最古級の神宮で、全国にある神宮・神社のルーツともいわれています。明治から戦前までの国家神道における近代社格制度でも別格、すなわち頂点の神社として位置付けられました。
 ご存じのように、伊勢神宮は「内宮(ないくう)」と「外宮(げくう)」の2つに分かれていおり、内宮は「天照大御神」を、外宮は「豊受大御神=衣食住の神)」を祀っています。お参りは外宮から行い、次に内宮を参拝するのが正式ですが、伊勢神宮は全125社もあり広いので、内宮のみを参拝する人も多いようです。わたしたちの世代は、小学校の修学旅行は「伊勢・志摩」が当たり前でしたが、今の子どもたちは知らない子も多いかもしれません。
 では、日本最古級の熊野三山や神宮、出雲大社は、なぜ内陸からは不便なところにあるのでしょうか。その立地条件は?
 実は、どれも海上交通ではとても便利なところに立地しています。なぜでしょうか?みなさんも一緒に、考えてみてください。

PTA新聞 原稿募集!

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 PTA新聞の原稿を募集します。
 テーマは「人と人とのつながり」
 3行詩や川柳のような形で、思いをさらりと語ってみませんか?

 1月7日(水)に担任の先生に提出して下さい。
 掲載は無記名で行います。
 生徒も、保護者の方でもOKです。
 (プリントは右の配付文書欄から見ることができます)

3年生学習会

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図書館では多くの3年生が数学の学習をしていました。

始動!

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 2009年の学校生活が始まりました。今日も、昨年と変わらず躍動していました。

南風あったかげん記−737−

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☆★☆ 新成人 ☆★☆
 「成人式」というとどんなイメージをもたれますか?
 一時期は、新成人の未熟化が喧伝され、各地の荒れた成人式が数多く報道されました。海外でも報道され、悪い評判になったとも聞いています。
 特に沖縄では、マスコミが荒れることを期待して大挙して乗り込み、それに応えるかのように一部の者が暴れ、それをほとんど全員が荒れているかのように報道するという悪循環が続いています。
 しかし、岩倉市をはじめ、尾張北部の成人式はどこも落ち着いているそうです。なぜでしょうか?
 実は、新成人が実行委員を作り、成人式を自主的に運営する方式は、この尾張北部が先進地なのです。
 今日は、大口町の成人の集い実行委員会が主催する「初夢祭」へ行ってきました。大口町の新成人は、私が前任校に赴任したときの3年生だった人たちです。
 実行委員長とは、海外派遣へもいっしょに行っています。(その時の私の随行記が、「ブリスベン見てある記」http://www.tcp-ip.or.jp/~syaraku/kaigaihaken/mi... です。)
 大口町の成人式は、私が大口町生涯学習課在籍当時も、実行委員会が主導で行っていました。それ以後も、花火大会を企画したり、今回のように、地域の子どもたちが楽しめるお祭りを始めたりと、工夫した活動を行っています。最後は、新成人が町へ繰り出し、ゴミ拾いを行う予定です。
 若い人に活躍の機会を与え、その活動を通して集団の団結力を高め、さらに自分たちで企画した成人式を開催するなら、「荒れ」とは無縁であることは誰でも納得できるでしょう。
 マスコミには、荒れる成人式などは相手にしないで、こうした新成人の活躍を広く報道してほしいと強く思いました。

南風あったかげん記−736−

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☆★☆ JMM ☆★☆
 「情報源はどこから?」と、よく尋ねられます。
 私の主な情報源は、メールマガジンです。今回は、特にお薦めのメールマガジンを紹介します。それが、JMM(ジャパン・メール・メディア)です。
 JMMは、Wikipediaでは次のように説明されています。
−−−−−−以下引用−−−−−−
 1999年から始まった村上龍が編集長を務めるメールマガジン。2005年10月31日現在、発行部数約13万部。特に経済分野に関して比重が大きい。執筆者は、冷泉彰彦、春具、アン・ヨンヒなど。書籍化もされている。 月曜日の配信
は、『村上龍、金融経済の専門家たちに聞く』と題して、一週間前に出された村上からの質問に対する専門家の回答と、村上からの新たな質問が提示される構成となっている。これがJMMにおいて編集長である村上からのコメントが定期的に掲載される唯一の配信である。
−−−−−−引用終わり−−−−−
『村上龍、金融経済の専門家たちに聞く』は専門的ですが、毎回楽しみにしているものです。多くの識者が、それぞれの立場から村上氏の質問に回答していきます。
 また、火曜日にはケニア『マサイマラ・レポート』、木曜日は『大陸の風−現地メディアに見る中国社会』、金曜日は『アン・ヨンヒの韓国レポート』『オランダ・ハーグより』、土曜日は『from 911/USAレポート』、
その他『平らな国デンマーク/子育ての現場から』など、海外の様子を紹介するレポートが配信されます。どれも、テレビや新聞では得ることのできない、生の情報です。その他、『絶望の中の希望〜現場からの医療改革レポート』なども、かなりの情報量で読み応えがあります。
 まずは、バックナンバーをご覧ください。
JMM(講読無料)の登録、バックナンバーは、次のサイトから
 ;http://ryumurakami.jmm.co.jp/index.html

南風あったかげん記−号外−

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☆★☆ 初 日 競 演  ☆★☆
昨日の各学校のホームページより、初日の特集を組んでみました。日本全国では、何人の人が初日を見たのでしょうか。
 これらの学校のホームページは、私も毎日楽しみに見ていると共に、参考にさせていただいているものです。南中ホームページ同様、応援よろしくお願いします。
扶桑東小学校;http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=... 
古知野北小学校;http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=...
古知野中学校;http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=... 
布袋中学校;http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=...
黒田小学校;http://www.school.city.ichinomiya.aichi.jp/kuro...

南風あったかげん記−735−

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☆★☆ 真似るということ ☆★☆ 
 「学ぶ」は「真似ぶ」に由来するという説があります。真偽の程はわかりませんが、十分あり得る話です。私のスキーの上達法は、「こんな風に滑れたらいいな…」と思った人の後をついて一緒に滑ることです。姿勢や重心移動などをそのまま真似ると、何となくそれらしくなってくるから不思議です。
 このためには、自分の実力より、少し上の人を選ぶのがポイントです。あまり差があると、あこがれのままに終わってしまいます。
 これは、吹奏楽部の指導の時にもよく使う手です。上手な人を連れてきて、練習している曲を吹いてもらうのです。4小節ずつ交互に吹いたり、一緒に吹いたりしていると、だんだん似てきます。ところが、金管の高い音などは、すぐに出るわけではありません。目標にはなりますが…。
 これは、技術的なものだけとは限りません。たとえば学習方法。自分より少し実力のある人の学習方法はとても参考になります。また、良い意味での競争相手としてイメージすると、意欲も沸いてくるものです。
 これは、私たち教員も同じこと。中堅やベテランになってくると、若い先生方に「真似てみたい」と思われる存在にならないといけません。そのためには、私ももっと努力をしないと!

南風あったかげん記−号外−

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スキー場に来ています。とは言え、スキー場とは名ばかり。ボードだらけ。早朝には、スキーヤーはどう数えても5%もいません。昼頃になりやっと家族連れが増え、それでも15%ぐらいでしょうか。肩身が狭く感じます。

南風あったかげん記−734−

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☆★☆ 元日の朝刊 ☆★☆
 改めまして、あけましておめでとうございます。本年も校長日記をよろしくお願いいたします。
 今日は、比較的暖かく、よいお正月になりました。初日の出を見るために学校へ行ったのですが、早く着きすぎてしまいました。そこで、4階の窓から、日の出前の徐々に明るくなっていく情景をじっくりと観察していました。
 空が明るくなるにつれて、店の看板を照らす照明や街路灯が、ポツ、ポツと消えていきます。その下を、犬を連れて散歩している人が行き交います。おそらく顔見知りなのでしょう。元旦のあいさつが聞こえてきそうです。カラスがグランドの一画に集結しています。矢戸川にはコサギが集まっています。縄張りがあるかのように、距離を保っているようです。春日井のあたりは靄がかかり、幻想的な光景です。日の出までの20分ほどでしたが、普段気にも留めなかったことが興味深く見ることができました。
 さて、元日恒例といえば、各社の朝刊を読み比べることです。元日の朝刊は、量が多くても料金は同じでお得です。それ以上に、各社が知恵を絞って、一年を展望するので読み応え十分です。今年最も興味深かったのは…、おっと内緒にしておきましょう。元日の新聞をみなさんにもお薦めします。
 元日の新聞の意味については、次のコラムが参考になります。
 「正月企画で新聞社の実力がわかる」 http://news.ohmynews.co.jp/news/20070410/4443/p... 

南風あったかげん記−号外−

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 あけましておめでとうございます。
 美術室から見た初日の出の様子です。昨年と同様、美しい日の出でした。国旗を掲げ、南中生と職員、そしてその家族、地域の皆さんの健康と幸多きことを祈願しました。
 本年もよろしくお願いします。

南風あったかげん記−733−

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☆★☆ ニュース時事能力検定 ☆★☆
世の中、何とか検定だらけですが、「ニュース時事能力検定」というのもあります。名誉会長が養老孟司、理事長が毎日新聞特別編集委員でテレビでおなじみの岸井成格、理事には私が尊敬する池上 彰、他にも嶌 信彦、田丸美寿々といったそうそうたるメンバーです。
 その内容も、新聞やテレビのニュース報道を読み解くための「時事力」を認定するもので、毎日のニュースが問題です。
 ホームページからは模擬問題に挑戦できます。例えば次のような問題で、毎月変わります。
Q1 公共事業などの入札談合に、発注する国や自治体側の公務員がかかわる「官製談合」が後を絶たない。官製談合防止法が初めて適用された自治体を次から一つ選べ。
Q2 税金には多くの種類があるが、幅広い分野に使える「一般財源」と、使い道が限られている「特定財源」に分けられる。次の中で、一般財源に分類されるものを一つ選べ。
 漢字や英語に比べて、勉強しにくいのが時事問題。この検定を受ける受けないは別にして、時事的な問題について考える機会として、こういったサイトを活用するのはよい方法だと思います。
「ニュース時事能力検定」 http://www.newskentei.jp/index.cgi 

南風あったかげん記−732−

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☆★☆ 南 正文 講演会 ☆★☆
 今年は、朝礼で二人の画家を紹介しました。
 一人は野田武男さん。ふれ愛ギャラリーで絵画展も行いました。そしてもう一人が長丸修一さん。「手足の不自由な子どもを育てる運動」での絵はがきの絵の作者です。このお二人は、首から下が動かず、口で絵を描くことが共通しています。
 実は、日本には他にも、このような芸術家がたくさんいます。
 「口と足で絵を描く芸術家たち」というサイトがあります。口と足で描く芸術家協会という団体のホームページです。ここでは、27名の日本人が紹介されています。
 昨日は、ホテル名古屋ターミナルアソシアで、その中の一人、南正文さんの講演を聴いてきました。南正文さんのプロフィルをこのサイトから引用して紹介します。
−−−−−−−−以下引用−−−−−−−−
 小学校3年生の春休みに製材業を営む父を手伝い、機械のベルトに巻き込まれて両腕を失った。事故のため2年遅れて、養護学校へ4年生から入学。口、足、肩を使って勉学と生活訓練に励んだ。14歳の時、今は亡き口筆画家大石順教尼に師事、口での描画と生き方の修行を始めた。師事後1年で口筆画“若武者”が堺市展に初入選。その後も公募展で入選、受賞を繰り返す。
1995年には堺市展の審査員となり、現在は展覧会を離れ個展を中心とした活動をしている。
1996年に堺市身体障害者相談員となる。
1999年には財団法人ソロプチミスト日本財団より社会貢献賞を受賞した。
−−−−−−−−以下終わり−−−−−−−−
 「できないことと、しないことは意味が違うんだ。」、「体はいくら障害があっても致し方ないが、心の障害者になってはいけない」という順教尼の教えを受けて南さんは次のようにいわれました。
 「障害を持つことが不幸ではないのです。それをどう生きていくかが大切です。できないのではなく、やろうという努力からいろんな事が学べるのです。」
 「口と足で絵を描く芸術家たち」http://www.mfpa.co.jp/index.html
 

南風あったかげん記−号外−

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☆★☆ お薦め歴史サイト−2− ☆★☆
「歴史の館」;戦国や江戸、幕末など、広く浅く書かれているため、概観するにはかえって使いやすくできて言います。作者は坂本龍馬が好きなようです。
http://s-mizoe.hp.infoseek.co.jp/index.html 
 「維新の志士たち」;維新の頃の日本のことならおまかせください。
  http://jpco.sakura.ne.jp/shishitati1/shishitati... 
「幕末維新館」;写真などの資料が多く、役に立ちます。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/3799/ 
 どれも情報量が膨大で、見ているだけで時間が過ぎていきます。ぜひご覧ください。

南風あったかげん記−731−

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☆★☆ 原子力発電のこれから ☆★☆
 原子力発電は、一時期世界的に停滞していました。スリーマイル島(1979年)、チェルノブイリ(1986年)での原子力発電所の事故により、原子力発電から撤退した国もありました。というより、フランスと日本以外は事実上手を引いた状態でした。
 しかし、原油価格高騰、さらにいえばその根っこにある原油枯渇への不安、そして地球温暖化対策で、原子力発電が一躍クローズアップされています。
 アメリカではブッシュ大統領が30年ぶりに原発推進を打ち出しました。原発の段階的廃止を決めたイギリスや国民投票で原発を中止したイタリアも方針を撤回しました。
 サウジアラビアやカタール、アラブ首長国連邦の産油国ですら、将来の原油枯渇に備えて、建設の方向です。
 これらの動きは、アメリカが発表した国際原子力協力計画(Global Nuclear Energy Partnership、GNEP)が加速させています。これは、発電により発生する使用済み核燃料の再処理時のプルトニウムを、核発電用燃料へ再利用は可能でも、核兵器への転用を防止するための核拡散防止計画の1つです。原子力発電の普及が、核保有国の増加につながる可能性があるからです。
 しかし、技術的には、まだまだ前途多難です。再処理技術の研究では、日本の役割が期待されています。
GNEP; http://www.gnep.energy.gov/ (英語)
 外務省サイトより;http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/atom/gnep.html
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行事予定
1/22 3年保護者会
1/23 3年保護者会・英検
1/25 岩倉北スポーツクラブ講演会
1/26 朝礼
岩倉市立南部中学校
〒482-0003
愛知県岩倉市曽野町江毛1
TEL:0587-66-3181
FAX:0587-37-9517