＜校長の話＞
昨日は冬至でした。かぼちゃは食べましたか？ゆず湯に入りましたか？かぼちゃは給食に出ましたね。２つのことができた人もできなかった人も運が向くといいですね。

さて今日は２学期の終業式です。始業式の時、オリンピックの陸上男子がリレーでメダルを獲得した話をし、みなさんにはチャレンジの大切さを話しました。運動会や学習発表会、児童会や委員会や部活動、係や当番に一番大切な授業と、チャレンジする機会がありましたが、一度自分自身で振り返ってみるといいですね。

ある学級で、自分の今年一年を振り返り、漢字一字であらわすとどんな漢字になるか？という掲示がありました。理由も書いてあったので、その中からいくつか紹介します。
「本」（本をたくさん読むことができたから）
「友」（友だちがたくさんできたから）
「善」（よいことがたくさんあったから）
「優」（周りの友だちに優しくしてもらえたから）
どれも素敵な漢字ですが、私が印象に残ったのは「前」です。
（今年一年を振り返ると、ああしておけばとか、こうしておけばと思うことがありました。そして前に進むことを逃げていました。だから来年は前に進むことができるようにという願いを込めて書きました）

この人は自分自身の行動が振り返れている人です。自分自身の心がよく分かっている人です。きっとチャレンジしたいことがあったけど、「できるかなあ」という不安があり悩んだんでしょうね。でもこの「前」という漢字に、今の気持ちと来年への決意が表れています。来年は自分の殻を破ってがんばるぞという想いが込められています。とても素敵な漢字です。
皆さんも「やれない自分」「できない自分」は誰もが抱えていますが、そんな自分の心を一歩前へ踏み出すことができると、運が向いてくるかもしれません。

明日から冬休みです。２つのことをお願いします。一つは「お手伝いをすること」です。大掃除や買い物など年末は家族の一員としてたくさんお手伝いをしましょう。もう一つは「命を守ること」です。特に交通安全には気をつけてください。交通ルールをしっかり守ってください。
では１月６日に元気な笑顔で会いましょう。