最新更新日:2024/05/10
本日:count up168
昨日:183
総数:737951
校訓「正しく 明るく 健やかに」

音楽の授業から

画像1 画像1
 3年生の音楽の授業を見せてもらいました。
 合唱曲「名づけられた葉」のパート練習と全体練習の授業でした。
 女子がソプラノとアルトの2パート,男子が男声の1パート,全部で3パートに分かれ,それぞれで練習を行っていました。音楽室では,2パートがパート別のCDを流しながら生徒だけで練習し,視聴覚室では,1パートの生徒が先生の指導を受けながらの練習です。そして,先生の判断・指示で交代です。
 先生が指導しているパートは当然としても,自分たちだけでの練習も,ほとんどの生徒が熱心に取り組んでいました。このあたりの意欲の高さが本校の合唱を支えているのだろうと思います。
 男声パートとアルトパートの練習を見ていましたが,アルトの方は,歌い終わると「〜のところはどうやって歌うの?」「楽譜のここまで来たら,次は〜のところに行くんだよね」といった声がありました。学び合いです。しかし,男声の方は,残念ながらこういった動きは見られず,歌い終わると再度CDを流して練習を始めました。歌い終わって他ごとをするのではなく,すぐに練習を再開するのはたいしたものだと思いますが,ちょっと残念ではありました。
 音楽の授業における学び合いには,どのようなものが考えられるのでしょうか。この授業で現れた女子の動き,これももちろん学び合いでしょう。しかし,よくよく考えてみると,合唱自体が学び合いと言えるのではないかと思います。合唱とは,いくつかのパートに分かれて集団で歌うことです。ですから,一人の生徒の近くには,必ず同じパート,あるいは別のパートの生徒がいるはず。当然,互いに声を聴き合うことになります。そこに学び合いが生まれる要素があると思います。しかし,ただ漠然と歌っているだけ,周りの音を聴こうとしない,聴いた音について様々な判断をしようとしない,といった態度では学び合いは生まれないでしょう。合唱するときの意識の問題が大きいように思います。
 数学などの授業では,自分の考えは,発言したり書いたりしないと伝わりません。しかし,音楽では,歌うことそのもので自分の表現や音程の正確さなどを伝えることができます。さらに,そこに言葉を使った伝え合いがあると,歌を聴き合うだけ以上の学び合いができるはずです。
 この授業では,授業の最後に全体で練習を行いました。パート別で練習をし,それを合わせるのは楽しみなものです。パート練習に熱心に取り組んだ生徒ほどその思いは強いのではないでしょうか。
 先生の指揮,指示で合唱が始まりました。歌全体に,あるいは部分的に,繰り返し指導を入れながら練習が進んでいきます。この様子を見ていると,先生が指示を出し,生徒が歌うたびにうまくなっていくことが分かります。まさに,みるみるうまくなっていく感じ。すごいと思いました。と同時に,そんな指導のできる先生をうらやましく思いました。


学校公開日

本日,6月13日(木)は,学校公開日でした。

朝の会から部活動までのすべての時間を公開しました。午前中来校いただく方は多くありませんでしたが,午後の5時間目の授業参観と部活動PTAには,たくさんの保護者の方にお越しいただきました。ありがとうございました。

10月下旬に,2回目の学校公開を行う予定でいます。
画像1 画像1 画像2 画像2

教育実習

教育実習がいよいよ終盤になりました。

今までの実習のまとめとして,自分の免許教科の授業をおこなっています。

今日は,家庭科の実習生のOさんが,1年生の家庭科の授業をおこないました。

いろいろな資料を用意して,一生懸命授業をしていました。授業後,質問の仕方や生徒の意見の取り上げ方,まとめ方など,指導教官の先生から指導を受けます。
画像1 画像1

体育の授業から

画像1 画像1
 1年生の体育の授業を見せてもらいました。
 マット運動で,生徒一人一人が目指す技を練習する,という授業でした。
 生徒は放課の間に体育館に集まり,リーダーが並ぶように声をかけていました。そして,放課終了のチャイムが鳴り終わらないうちに並び終え,同時にランニングが始まりました。
 ランニング終了後,リーダーの指示で体操隊形に開き,準備運動。この間,先生が指示したのは,整列の中心を示したのみ。ここまでの活動は,かなり習慣化され,よどみなく進行している感じ。他ごとをする生徒もいません。
 準備運動は,一人ストレッチ,二人馬跳び,二人ストレッチ,といった内容。これもリーダーの指示で進行していました。準備運動が終わった生徒は静かに座って待機し,また,列の乱れを自ら動いて直す生徒もいました。
 やらされている感がなく,実に自然な感じです。体育の授業開始時の活動としては当たり前かも知れませんが,見事です。
 その後,先生の指示による準備運動がありました。内容は,首と肩のストレッチ。おそらく本時の授業で必要とする部分を補ったのだと思います。
 授業前半での活動内容と準備について先生が指示を出しました。すぐに全員が動き始め,実にてきぱきしています。各自の練習は,倒立からブリッジへの移行(一人で),倒立から前転への移行(一人で),補助付き倒立(二人で),壁に向かって倒立(一人で),といった内容。みな熱心で意欲も高いです。この間,先生は,個別にアドバイスをしていました。
 いったん終了し,集合。後半の指示を先生が出しました。その内容は,自分の目指す技を,教科書の注意点を参考に練習する,といったものです。このときも,生徒はすぐに動き出し,活発に練習を始めました。
 先生が集合をかけ,指示をしたのは2回。いずれも,生徒が集まっている間に,必要な指示は全て出し終えていました。活動を始めてからの指示は伝わりません。このあたりに先生の配慮を感じました。
 練習中,生徒には次のような動きや言葉がありました。壁に向かって倒立を練習している生徒に対して,「もう少し前の方がいいよ」「すごい」「できた」。数名で教科書を見ながら相談。技がうまくできた生徒に拍手。4〜5人で一人の技を順番に見る。技に対するアドバイス。他の生徒が練習しているところを見て,「あっ,分かった。足が〜になってる」。これらは全て学び合いです。他の生徒がうまくできた様子をほめる姿も,「見ている」という点で学び合いと言っていいと思います。
 体育の授業での学び合いのイメージがなかなか持てませんでしたが,この授業を参観し,その可能性を強く感じました。

佐久島の絵手紙(2年)

先週出かけた野外活動で,2年生が「絵手紙」を描きました。

佐久島の風景をスケッチしました。

2枚描いたうち,1枚は佐久島から自宅や親せきなどに郵送しました。もう1枚は学校に持ち帰り,現在,2年のフロアに掲示してあります。

佐久島のほのぼのとした雰囲気が伝わってきます。
画像1 画像1

「ダイコンは大きな根?」(1年国語)

1年生の国語の説明文の教材に,「ダイコンは大きな根?」という話があります。


 私たちがふだん食べているダイコンは,根と胚軸とよばれる茎の部分です。胚軸は水分が多く甘く,根の下の方にいけばいくほど辛くなります。
 また,細胞が破壊されると辛味が増すようになっているそうです。大根下ろしで力強く直線的に下ろすと辛くなり,円を描くようにやさしく下ろせば辛味がおさえられます。
 したがって,ダイコンの上の方の胚軸の部分を円を描くように下ろせば辛くなく,ダイコンの下の方を力強く下ろせば辛い大根下ろしになります。


という説明文の内容を,実際にダイコンを下ろして確かめてみることにしました。

カイワレダイコン,ダイコン,大根下ろし,ボールやスプーンなど,まるで家庭科の調理実習のような食材,道具を使う,大掛かりな授業でした。

食べてみると先っぽの方は確かに,「辛い!」。

楽しい国語の授業でした。
画像1 画像1
画像2 画像2

睡眠

画像1 画像1
 今日の集会では,睡眠の大切さについて話をしました。

 先週は,1年生が校外学習で「愛知健康の森公園」に行きました。1年生の先生からの報告によりますと,楽しく,そして,健康に関することも勉強でき,とてもよい活動ができたそうです。また,いろいろなことを生徒で考え,決定し,この経験はきっと今後に生かされるだろうということでした。また,2年生は野外活動で佐久島に行きました。私も一緒に行きましたが,こちらも楽しく,いい思い出がたくさんできたようです。なんと言っても,けがをしたり病気になったりした人がほとんどなく,無事に帰ってこられたことが何よりです。
 健康・安全に行ってこられた点については,3年生の修学旅行も同じです。思い出してみると,2泊目のペンションでははっきり言えませんが,1泊目のホテルでは,遅くまで声が聞こえることなくみんなよく眠ったようでした。また,佐久島でも,各民宿で,みんなよく眠ったようです。
 2年生,3年生共に体調を崩す人がほとんどいなかったのは,様々な理由が考えられますが,十分に睡眠をとれたこともその一つのような気がします。そこで,睡眠についてお話したいと思います。
 睡眠は,十分にとらないといけないことは,みなさんも経験的に知っていると思います。睡眠不足のときは,眠くて体がだるかったり,何となくやる気が起きなかったり,また,体が熱っぽくなることもあります。そういったことは誰でも経験しているでしょう。
 睡眠とは,そもそも,脳や体を休めている時間です。こういった時間がないと,つまり,長い間睡眠をとらないと,人は思考力が落ち,妄想や幻覚が出て,やがて死んでしまうそうです。ネズミで睡眠をとらせない実験をしたところ,1〜2週間で死んでしまい,これは,食べ物を与えない実験をしたときよりも短いそうです。ですから,睡眠は,食事よりも大切なのかも知れません。
 「寝る子は育つ」ということわざがありますが,これは科学的にも正しいようです。人の成長を促す成長ホルモンは,睡眠後にすぐに出てきます。骨を伸ばしたり,筋肉を増やしたり,痛んだ体の組織を修復したり,人は睡眠しているときに体が作られます。ですから,成長期にあるみなさんにとって,睡眠は非常に大切です。
 睡眠時間が短い人は、血液中にある食欲を抑えるホルモンが少なく,食欲を増進させるホルモンが多く,その結果,睡眠時間が短くなるほど食欲が増し,肥満になるリスクが高くなります。それだけ成人病にかかる可能性も高くなるわけです。
 脳は睡眠中に、昼間体験したり学習したりした情報から余計な情報を省き,効率よく整理し、長期的な記憶として処理されます。ですから,睡眠時間は,学習成績にも影響を及ぼします。しかし,勉強せずに寝てばかりいては,学習成績が伸びないことは十分わかっていますね。
 1日24時間は,誰にも平等に与えられています。上手に時間を使い,やるべきことはきちんとこなし,十分な睡眠ができるように,時間を生み出してください。日頃の十分な睡眠が,みなさんの体をつくり,健康を維持することになるのです。

教育実習

5月27日(月)から始まった教育実習。今週が最後の週になりました。

担当教科の授業のほかに,学級担任としての実習もしています。

担任の先生について,朝の会,帰りの会,給食指導,清掃指導などを勉強しています。

6月10日(月)の1時間目の道徳の時間,4人の実習生が授業実習を行いました。一生懸命指導案作りをしてきて臨んだ授業でしたが,なかなか思い通りにならないのが授業の難しいところ。

実習生の先生のにこやかな表情と一生懸命授業に取り組んでいた生徒の姿が印象的でした。
画像1 画像1

給食

今日の給食は,コーンスープ,クロスロールパン,スコッチエッグ,スパゲティトマトバジルソース,コーヒー牛乳です。今日は,洋風のメニューです。

机を向い合せにして,会食スタイルで食べます。

3年生の2クラスは,「完食」でした。
画像1 画像1

社会の授業から

画像1 画像1
 1年生の社会の授業を見せてもらいました。
 今回は,モンゴルの生活について,衣・食・住・その他,の四つの観点で調べ,同時に疑問点を挙げ,さらにその疑問点について調べたり考えたりする授業でした。
 前の授業では,四つの観点について教科書,資料集を使って調べ,その結果を発表すると共に,疑問点を挙げました。このときの発表は挙手によるもので,その数が非常に多く,発言意欲の高さを感じました。
 時間切れでしたが,疑問点を挙げようとする生徒はまだたくさんいたようで,先生は,ノートに疑問点を書いておくように指示して終了しました。
 今日の授業は,疑問点を発表するところから始まりました。内容は,「3つの草原とは何か」「らくだはおいしいか」「水は足りているのか」といったもので,その数は,前の授業のものと合わせて17にも及びました。実に多くの疑問を持つものだと,改めて思いました。
 先生は,これら疑問点について資料集などを使って調べるように,また,載っていないものについては,自分なりの答えを考えるように指示をしました。主な発表内容は次の通りです。
○ 「ステップ」という用語の意味を教科書の記述から発表。
○ 「水は足りているか」に対して,(資料集の記述から?)水がなくなると移動するから足りている。
○ 「インターネットや電話はあるか」に対して,写真を見ると車が写っている。このことから,インターネットぐらいはあるのではないか。
○ 「らくだはおいしいか」に対して,らくだはごちそう,という記述があり,ごちそうと言うぐらいだからおいしいのだろう。
 まだ十分に疑問が解決できていませんでしたので,4人班で相談しながら解決するように指示が出ました。しかし,なかなか進まないので,先生は,いくつかある疑問の中から選んで解決するように,改めて指示を出しました。さあ話し合おう,と言ってもなかなか進まないことはあります。そんなときは先生の出番です。今回のように,調べるべき点が多数ある場合は,それを絞り込むことは重要であり,その指示は適切でした。
 その後,さらに調べ,発表の場面となり,授業のまとめへと続いていきました。
 この授業は,生徒が自らの疑問を解決することで,モンゴルの生活を調べようとするものでした。つまり,自ら課題を持ち,それを解決することが授業の中心で,まさに,「生きる力」の育成に直結すると思います。
 生徒が調べ,考えたことを発表する場面では,モンゴルの生活が目に浮かぶようでした。
 発表のときの挙手の多さを感じましたが,生徒は,自分で調べたり考えたりしたことは発表したいものです。人に伝えたいのです。そのことを改めて感じました。
 授業のまとめの部分では,生徒の発表を元にしようとする先生の姿勢が十分伝わってきました。一方,先生の補足説明が多く,この辺が生徒の発言を生かすことの難しさです。本校職員,みんなで考えていきたいと思っています。

野外活動事前指導(2年)

2年生が,明日から,野外活動に出かけます。

今日は,明日持っていく荷物を持って登校しました。

まず男女に分かれて,持ち物の点検をしました。忘れ物はないか,持ち物に名前が書いてあるかなどを確認しました。

その後,野外活動に臨む心構えや日程などの最終確認をしました。

梅雨に入りましたが,今のところ天気はよさそうです。自然の中で貴重な思い出を作ってきてほしいと思います。
画像1 画像1

行事と普段の学校生活

画像1 画像1
 今日の集会では,先日行われた修学旅行の報告をし,それを受けて,行事の成果と反省を普段の学校生活に生かすことの大切さについて話しました。

 先日,3年生が修学旅行に行ってきました。その報告を少しだけ。
 一言で言うと,とてもよい修学旅行でした。大きなけがや病気になる人がなく,保健の先生の世話になる人もほとんどいませんでした。また,大きなトラブルに遭うこともありませんでした。そして,全員が無事に帰ってくることができました。このことが,何よりよかったと思っています。
 修学旅行では,何度も全員が集合する機会があります。そのいずれにおいても,誰一人として集合時刻に遅れる人がいませんでした。また,一般の方が乗ってみえる電車に,全員が乗る機会がありましたが,とてもマナーがよく,80人ほどの修学旅行の生徒たちが乗っているとは,とても思えないほどでした。騒がしくなりそうな雰囲気をとらえ,「シー」っという声も聞かれました。さらに,いろいろな活動中の生き生きとした表情や,活動から戻ってからの楽しい話も印象に残っています。
 さて,このようないい修学旅行をすることができた3年生の皆さんは,これを普段の学校生活に生かさない手はありません。普段の学校生活に生かすとはどういうことか。それは,修学旅行でできたことを普段でも実行し,できなかったことはできるように努力することです。例えば健康・安全に行ってこられたことや時間を守れたこと。このことは普段でも実行して欲しい。また,マナーがよかったこと。普段から,時と場面に応じた態度や言動を心がけて欲しい。ルールが守れなかったり,必要な持ち物を忘れてしまった人。これも当然,普段から気をつけたいですね。
 こういったことを心がけ,実行することによって,普段の学校生活がさらに充実し,次の行事へとつながっていきます。そしてさらに普段の学校生活に生かす。この繰り返しが皆さんを大きく成長させてくれます。
 明日から,2年生は佐久島に出かけます。1年生は校外学習があります。それぞれ準備は順調に進んでいますか? 私も佐久島へは,2年生の皆さんと一緒に行きますので,みなさんがどのような姿を見せてくれるのか楽しみにしています。1年生の校外学習は,その様子を直接見ることはできませんので,先生方からの報告を楽しみにしたいと思います。そして,それぞれの成果と反省点を,一人一人が普段の学校生活で生かしてくれることを望んでいます。
 さあ,1・2年生のみなさん,次はみなさんの番です。全員が楽しく,思い出に残る行事になるよう,みんなで,全員でがんばってください。

陶板プレート

品野中学校は,2年生の野外活動を三河湾の佐久島でおこなっています。

お世話になる民宿の方へ,瀬戸,そして品野中ならではのお土産として,毎年,せとものを届けてきました。

今年は,2年生の美術窯業部の生徒が,民宿の名前を入れた陶板のプレートを作りました。

そのプレートが,無事焼きあがりました。

火曜日,生徒とともに,佐久島に渡ります。
画像1 画像1 画像2 画像2

廃品回収

本校では,平成22年度から,ニュージーランドのバルモラル・スクールと国際交流を進めています。その経費の一部を賄うため,廃品回収を行うことにしました。

回収する物は,新聞,雑誌,ダンボール,牛乳パックです。学校のお越しの際に,これらを体育館前の資源ごみ置き場に置いていただければと思います。

ご協力,よろしくお願いします。
画像1 画像1

プール清掃

画像1 画像1
6月17日(月)にプール開きを行う予定です。

プール開きに向けて,体育の時間にプール清掃をしています。

今日の午後は,3年生の生徒全員でプール清掃をしました。梅雨の合間のよい天気になり,生徒は楽しそうに作業をしていました。

もうすぐプールの季節がやってきます。

A組 タマネギ販売

本校の特別支援学級のA組の生徒が,育ててきたタマネギを販売する実習を今日の昼放課に行いました。

お客さんは,本校の職員です。

用意したタマネギは,すべて売れました。

売り上げは,次の栽培実習をするための種代や苗代などになります。
画像1 画像1

跳び箱(2年体育)

2年生の体育で,器械体操に取り組んでいます。

今日は,跳び箱の開脚跳びをしていました。

4段から8段までの跳び箱を用意し,より高い段の跳び箱に挑戦します。

跳び箱が得意でない生徒も,一生懸命練習してました。
画像1 画像1 画像2 画像2

数学の授業から

画像1 画像1
 10分ほどですが,3年生の数学の授業を見せてもらいました。
 「式の計算の利用」のうちの,式の値を求めることの復習で,求め方を確認し,その後練習,確かめを行う場面でした。
 式の計算を利用して式の値を求める方法は,おもに「式を展開してから値を代入」と「式を因数分解してから値を代入」の二つです。それぞれの方法を確認し,1問練習しました。
 ある程度時間を取り,「周りの人と確認してみよう」と指示すると,すぐに生徒は動き,活発にやりとりが始まりました。このあたりを見ていると,普段からこういった活動を頻繁に取り入れ,生徒も慣れている感じがします。
 確認し終わった生徒は問題集に取り組んでいました。また,周りの生徒と答えが違っていたり,やり方がよく分からなかったりした生徒は,周りに教えてもらっていました。「あ,そうか」「ここで違ったんだ」といった声が至るところから聞こえてきます。
 授業のパターンとして,練習をした後,先生が解説したり生徒に説明させたりして質問を受け付け,次に進む,といった流れもありますが,全員が分かったかどうかは疑問が残ります。しかし,このような学び合いの場面があると,分かった生徒の割合はぐっと増えるのではないでしょうか。さらに,教えた生徒の理解の度合いも深まるに違いありません。 挙手した生徒を指名し,生徒(A君)に途中の式を含めて黒板に書かせました。このとき,書いているA君には,次のような動きがありました。

・・・・・途中の式・・・・・
−5x+10=−5(
ここまで書いてしばらく悩む。
そして「−5( 」を消し,
−5x+10のxに値を代入し
た式を書き,最終的に,答え
「−100」にたどり着いた。

 書き終わったときに先生は,「なんでああやったんだ? とB君がつぶやいたけど,Cさんが解決してくれると思う」と言い,そして,Cさんに黒板に書きながら説明するように指示しました。
 Cさんは説明しながら次のように板書しました。

−5x+10=−5(x−2)
=−5(22−2)
=−5×20
=−100

 これを見て,生徒の中から「すごい」の声が上がりました。
 先生は「A君はこれがやりたかったの?」と確認し,それに対してA君は「そうです」と返答。この場面の最後で「どこで値を代入してもいいが,より簡単にしようとしているね」と締めくくりました。
 先生は,A君の板書の最終形だけを見るのではなく,途中の様子もよく観察し,そこからA君が何をしたかったのかを推察しました。そして,同じことをやっている生徒を見つけ,それを授業の中で生かしました。さらに,「なんでああやったんだ?」という生徒のつぶやきを拾い,それをもとにして授業を展開しました。
 Cさんの説明がA君のやりたかったことと同じであることを確認することによって,A君は最後まで行き着くことはできませんでしたが,発想自体はよかったことを,それとなく伝えています。
 また,先生の締めくくりの言葉は,Cさんのやり方やA君の発想に価値付けをしています。
 わずか10分ほどの参観でしたが,随所に学び合いが見られました。特に後半部分では,先生が生徒をよく見たり,つぶやきをよく聞いたりしており,それをもとにし,的確な指示によって学び合いが成立していると思いました。おそらく先生には,授業のイメージが明確にあり,得た情報を元に常にそちらの方向で進めていこうという姿勢があるのでしょう。そうでないとなかなかこうはいかないものです。とてもいい授業でした。
 今回扱った練習問題は教科書のものです。ふと思いましたが,この問題だからこそ,Cさんのやり方が成立します。つまり,−5x+10 は因数分解が可能であり,因数分解してから値を代入した方が計算がより簡単になります。その結果,先生の「どこで値を代入してもいいが,より簡単にしようとしているね」といった言葉につながりました。教科書の問題は,よく練られたものであることを,改めて感じました。

6・7月の行事予定

6月・7月の行事の予定をお知らせします。

〔6月〕
3日(月)2年野外活動事前指導
4日(火)〜6日(木)2年野外活動 *佐久島
5日(水)1年・A組校外学習 *あいち健康の森
7日(金)2年家庭学習日
10日(月)委員会
13日(木)学校公開日 部活動PTA
14日(金)教育実習最終日
17日(月)プール開き
24日(月)〜26日(水)期末テスト *17日(月)から部活動停止
26日(水)A組特別支援学級交流会
27日(木)歯科検診

〔7月〕
1日(月)職員会議 *午後部活なし
4日(木)学校評議員会
5日(金)・8日(月)・9日(火)個人懇談
11日(木)PTA地区懇談会 *食育をテーマに開催
12日(金)3年薬物乱用防止教室
13日(土)・14日(日)中総体瀬戸旭地区大会
16日(火)職員の会議 *午後部活なし
17日(水)大掃除
18日(木)給食最終
19日(金)終業式

※6月・7月の部活動終了時刻は,18時になります。

バイキング給食

今日は3年1組がバイキング給食でした。

通常の献立に加えて,とりのてりかけやフルーツなどがバイキング形式でつきます。バイキング給食は,中学校3年間で1度だけのお楽しみです。1・2年生は,年に1回フルーツのバイキングがあります。

会議室をランチルームに模様替えし,いつもと違う雰囲気で給食を楽しみました。
画像1 画像1
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
瀬戸市立品野中学校
〒480-1203
愛知県瀬戸市広之田町2-5
TEL:0561-41-0019
(番号表示でおかけください)
FAX:0561-41-3116
☆ご感想・ご意見をお寄せください。お手数ですがアットマークを「@」に直して送信をお願いします。
shinano-jhアットマークcity.seto.aichi.jp