３０日（水）、梅雨明けして、本格的な暑さが続きます。そして夏休みはもう４分の１終わってしまいました。そのような中、３年生の応援団の生徒が応援合戦の準備を進めてくれています。美術室では、団旗係の生徒が、赤・黄・青組の応援のイメージ（テーマ）を入れた旗の作成に取り組んでいます。躍動感・迫力があります。そして音楽室・視聴覚室では、団長を中心としたメンバーで振り付けや太鼓の拍子を考えています。カメラを向けても、もう照れは見られません。真剣そのものです。運動場や体育館では、１・２年生が部活動の練習に励んでいます。夏の大会が終わり、３年生が抜けた当初は、ランニングのかけ声も頼りなかったのですが、もう今はたくましくなりました。そんな姿を見守る３年生の目が温かいです。上手に品中の伝統をバトンタッチできるでしょうか。がんばろう！

　２４日（木）、今日も暑い日になりました。卓球部女子の愛日大会の団体戦は、残念ながら予選リーグで敗退したそうです。春日井市・小牧市・豊明市のチームと当たりましたが、とても強かったそうです。今日は個人戦、４名の選手が挑戦します。悔いのない戦いを期待したいです。
　さて、今日から３年生の応援団員による「応援合戦」の演舞づくりが始まりました。初日ということもあり、インターネットの動画サイトで全国の応援合戦を参考にしたり、太鼓係が基本リズムを練習したり、黒板を使ってイメージをマッピングしたりと、まだ、形は見えませんが、団員の中には、イメージはできていると思われます。夏休み中に２週間程度集まり、完成させるそうです。大変な作業ですが、がんばってほしいです。

　２３日（水）、暑い日になりました。卓球部女子は大型バスで愛日大会に出かけました。結果はどうでしょうか。学校では、バスケットボール部男子、卓球部男子、剣道部、美術窯業部が活動しています。午後、ほとんどの部活動がないので、１年生の数学科の勉強会が、自主参加で開かれていました。みんな、文字式の足し算・引き算がびっしり書かれた短冊プリントを学び合いながら進めていました。見ていると、足し算はばっちりですが、負の文字式同士の引き算・足し算でつまずいているようです。「マイナスのマイナスは？」「プラス」「そう」ここからは、慣れるまで繰り返し続けるしかありません。でも、仲間がいると安心します。みんな、がんばれ！

　２０日（日）、梅雨明けが待ち遠しい、蒸し暑い日になりました。品中PTAによる陶芸教室「つくろう会」の予定も少なくなってきました。前回は、品野の新しいイベントになった岩屋堂の紅葉のライトアップに向けて、ランプシェードを作りました。今日は、屋外で施釉が大忙しです。「せともの祭」の廉売市まで、あと一頑張りです。
　先日、地域の高齢者の方へ、３年生が暑中見舞いを書きました。３年生は、部活動も終わり、それぞれの進路に向けて新たなスタートを切りました。お便りの中には、高齢者の方の健康や交通安全への願いに加えて、夏の大会の思い出や、進路に向けての抱負なども書き添えられていました。品野祇園祭の盆踊りの輪には、お元気そうな高齢者の方がいっぱいいらっしゃいました。いつまでもご健康でいてほしいと願います。

　１９日（土）、午前中の猛烈な雷雨も上がり、待ちに待った「品野祇園祭」が盛大に行われました。このお祭は、津島神社の大祭で、今年で１４４回目を迎える郷土品野の誇りです。メインは神武天皇を祭神とした山車巡行と、その後をついて町衆が踊る「品野音頭」です。お祭は４会場に分かれ、「琉球国祭太鼓」「ヒップホップダンス」「瀬戸子供太鼓こまいぬ座」「古瀬戸吹奏楽団」「しなの商店街夏まつり」などが開催されました。とてもたくさんの人が祭りを楽しんでいました。「しなの商店街夏まつり」では「射的」「スーパーボールすくい」などのお店を、この春卒業した品中生が担当していました。学校からは職員がパトロールに出ました。警察や大人の目も多く、心配はなさそうでした。地元の伝統のあるお祭なので、安全に楽しみたいものです。

　１８日（金）、体育館でまず、愛知県総合体育大会（中総体予選）の表彰がありました。軟式野球部は３位、女子卓球部は優勝です。女子卓球部は個人でも優勝、３位、５位と、すばらしい結果でした。みんなの前に整列した選手は、やはり誇らしげです。本当によく頑張ったと思います。終業式の校長先生の式辞の中で、「山から降りて来た人」という詩の紹介がありました。山に登った者にしか見えない光景がある。自分の村が手のひらに収まる。その村で、怒ったりすねたり、喜んだり悲しんだりしたことが、ばかげたことのように思える。みんなにとって「山」は何だろう。
　その後の学級活動で、１年生にとって、中学校で初めての通知表が渡されました。入学して４ヶ月、１年生にとっては、あっという間の１学期だったと思います。それぞれの努力の結果の評価として受け止め、２学期以降に生かしてほしいものです。一人ひとりの目指す山は同じではありません。まず、明日から始まる夏休み、健康・安全に気をつけて、自分の山（目標）目指して歩み始めてほしいですね。

　１７日（木）も暑い１日でした。１学期最後の授業は学級活動です。この時間は、学級開きからみんなで過ごした教室の床磨きをします。品中は、学期に１回、床磨きをします。やり方は学級ごとにスタイルがあります。１列になって前進しながら磨く。まず、消しゴムで鉛筆の汚れを取ってから磨く。自分の割り当てを決めてから磨くなど。１年生は初めてなので、要領がつかめないようです。それでもきれいになりました。
　１８日（金）、登校してきた生徒が机といすを教室に入れ始めました。品中の生徒のすばらしいところは、最初に教室に来た子が一人で黙々とみんなの机といすを運んで並べてくれることです。次に来た子も手伝います。４人目が来たころには、もう配膳台と教卓以外は全部並んでいます。とても心温まる光景です。

　１６日（水）、気温がかなり上がってきました。風もあまりありません。このような日は熱中症が心配されます。養護の先生が毎日、熱中症指数を測定してくださっています。とうとう正午現在で、WBGTという熱中症指数が運動場で３２度を超えました。３１度以上になると「危険」領域で、原則として運動は中止する必要があります。そこで、部活動を午後４時までとすることにしました。活動に際しては、休憩・給水を多めに取る。無理をしない。気分が悪くなったら、すぐに風通しのよいところで休むように指示をしました。体調管理には十分注意をしたいと思います。

　１２日（土）、１３日（日）の２日間、中学校総合体育大会の瀬戸・尾張旭地区大会が各会場で行われました。１３日は、途中で大雨が降り、ソフトテニスの試合は中断しました。スポーツにはドラマがつきまといます。まさに時の運もあります。ただし、強い方が勝つのがスポーツです。２日間の結果は…卓球女子団体優勝。品中に輝かしい優勝旗が久しぶりに戻ってきました。すごいです。厳しい練習に耐えぬいた成果です。続きます。卓球女子個人優勝Ｅさん、同じく第３位ＭＡさん、第５位ＭＮさん、同５位Ｈさん。尾張旭市の選手も含めての結果なので、本当に立派です。おめでとうございました。他には、野球部が善戦しました。第１回戦、水野中に勝ち、第２回戦、前回完敗した南山中に０−２と惜敗しましたが、堂々の第３位です。リベンジはなりませんでしたが、意地は見せられました。戦いはまだ続きます。がんばれ！品中

　１１日（金）、今日も朝から小バエが大発生しました。それでも、台風一過で、風は爽やかです。窓を開けたいけど…。そんな中、３時間目、２年生のＹ先生が『キテミテ授業』をしました。これまで「チャレンジ授業」と呼んでいた自主公開授業ですが、「チャレンジ」する程では…と、少しずつ勢いがなくなってきました。「教える」から「学び合う」授業への転換、簡単ではありません。学習指導要領の改訂で「ゆとり教育」で「発展的な課題」に位置づけられた内容が、多くの教科で必修として復活しました。どうしても「教える」場面が必要になります。それでも、「こんな学び合いを工夫しました。来て見てください」というのが新企画『キテミテ授業』です。この時間は、「２点の座標が分かるときの一次関数の式を求める」には、Ａ：一次関数に傾き・代入・立式とＢ：連立方程式に代入・立式のどちらが簡単かを学び合う授業でした。いつもと違うのは、生徒の様子をビデオに録画しています。『ビデオ研究会』という企画（生徒の様子から授業者の指示・発問・つなぎ言葉を研究していく）も始まりました。１１月には『授業研究会』を計画しています。ぜひ、キテミテ、ご意見をいただきたいものです。

　９日（水）、今日も蒸し暑い１日でした。６時間目、３年生が体育館で「薬物乱用防止教室」に参加しました。昨年度まで愛知県警が主催し、予約制で実施していました。今年度からは、教育委員会の指導で実施が義務化されたため、県警だけでは対応しきれないということで、瀬戸署の少年課の方とサポーターの方がお見えになりました。内容は、まず、薬物にはどんなものがあるか、一度手を出すとどんな結末を迎えるかの映画を見ました。「たった１回のつもりではすまない」「薬物の売人は話しかけるのが上手」「人生を終わらせることになる」「やめられたとしても、脳は覚えている」とても恐ろしい話でした。その後、薬物には合法・脱法ハーブのような、覚せい剤と同じ効果のある薬草も出回っていること、その気になれば、簡単に手に入ることへの注意がありました。身を守るためには、クラブのような危険な場所に行かない、声をかけられても断ることだそうです。

　８日（火）、朝から蒸し暑い日になりました。初夏のこんな朝、品野地区では小バエが大発生します。どこから入ってくるのか、教室の中は小バエでいっぱいです。ただでさえ蒸し暑いのに、生徒は虫の侵入を嫌って窓を閉め切るので、教室内はムンムンです。扇風機で何とか涼をとり、授業を進めますが、手や足、顔はもちろん、耳にも入ってくるので、学習に集中できそうにありません。さらに、生臭い悪臭も放つので、午前中の授業は大変です。給食の時間までにはおさまってほしいと願います。

　７日（月）、５時間目に学校評議員さんが来校され、授業を参観してくださいました。本校の学校評議員さんは、公民館長、民生主任児童委員、PTA会長経験者、教職経験者から構成され、学校外部の立場から学校の教育活動を評価し、助言してくださいます。５時間目のすべての授業を参観し、生徒・保護者・地域などのさまざまな目線で学校環境や授業の進め方、生徒の様子を観察してくださいました。授業後の会議の中で、「品中生が町中で会うと挨拶をしてくれる」「地域交流センターをうまく利用してくれる」などのお褒めの言葉と、「敷地内のジャリ石を投げて困っている声を聞く」などの注意を受けました。ご助言を生かし、品中生の品格を大事にしていきたいものです。

　６時間目に、１年生が「校外学習のまとめ発表会」をしていました。どのクラスの班も見学したこと、体験したことを、インターネットでさらに詳しく調べて、なかなかの掲示物を作成しました。さあ、いよいよ発表です。緊張しています。かなり棒読みです。やや早口です。「質問はありますか」「…」やっぱり１年生、まだまだです。発表の内容が十分理解できていないので、わかりやすく説明できません。やはり、自分の言葉にすることが大切なのだと思われます。「○○くんと同じですが、…」ここから先が大事です。人の意見を聞き、自分の考えとのわずかな違いを付け足してつなぐことで、より深く理解できるようになります。学ぼうとする力の基本は「聞く力」です。

　４日（金）、各学年・学級の廊下に七夕飾りがかざられました。それぞれの願いを短冊に書き、結びます。こっそりのぞいてみると、１年生は部活動での上達や試合に出て勝ちたいこと、成績が上がりますようになど。３年生は、夏の大会で優勝できますように、希望する進路に進められますように、応援合戦や合唱コンクールで優勝できますようになどが目立ちました。二十四節気にあるように、日本の季節感は世界でも優れています。それだけ感性が豊かな民族なのだと思います。スーパーにおいしそうな桃やサクランボがならんでいます。買おうかな、なんて迷っていると、すぐにスイカに売り場を取られてしまいます。時の流れは、思っている以上に速いものです。願いをかなえられるように、今すべきことに全力で取り組んでほしいです。

　６時間目、「ハレルヤ」コーラスが聞こえてきました。どうしても「晴れるや」に聞こえてしまうので、見に行きました。前回、見せていただいた時より、あきらかに上手になっていました。特に男子の意気込みというか、やる気を感じました。去年の３年生は、まだ、この時期には合唱曲も決まっていなかったことを考えると、大作を選択し、「自分たちの最高の合唱を創ろう」という決意にぶれはないようです。３年生にはすべてが品中で最後の行事になることがわかっているのでしょう。悔いのないように、品中の伝統を進化させられるように頑張っています。体格のよい男子が小さくなって、先生の歌声に合わせてテノールパートを丁寧に音取りをしていました。仕上がりに期待します。

　３日（木）、梅雨空がもどってきました。品中の「つくろう会」の活動も中間点を越え、後半に入りました。窯焼き担当の心境としては、まさに今日の空模様のようです。昨日、素焼きの電気窯を開けてがっかりしました。傘立てが２本、底がはじけて抜けてしまっていました。一生懸命、製作をされていた方の様子をよく見てきただけに、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。乾燥が不十分だったのか、十分温度を下げずに窯入れしたのがいけなかったのか。その夜の「つくろう会」で製作者を見つけて謝ると、「本職でも、うまく焼ける（製品になる）のは２０本に１本くらいですよ」と慰めていただきました。一生懸命にがんばった子が失敗をした時に、かけてあげる言葉の大切さを改めて感じました。心の中に晴れ間が見えました。

　２日（水）、今日、英語科の２名の先生方がチャレンジ授業をされました。１時間目の３年生の英語では、「単語の習熟練習」を学び合いに取り入れてみました。班での学び合いでは、一人ひとりを大切にした学習活動ができますが、知識を広げ、深めて活用するためには、基礎知識・技能の定着が必要です。そのためには反復練習、習熟練習しかありません。本来、個人で進めるものですが、それを班学習でできないか、それにチャレンジした授業でした。班の仲間の英語の力に合わせて、日本語で名詞や副詞を言います。それを英語にします。「十分な」「イナ…イナフ」「ｅｎｏｕｇｆであってる？」「残念、ｆじゃなくてｈだよ」「そうか」ｅｎｏｕｇｈ、ｅｎｎｏｕｇｈ、ｅｎｎｏｕｇｈと発音しながら書いておぼえます。３分あれば、単元の新出単語はおぼわりそうです。そして、本時のねらいである現在完了形を使った英文づくりに挑戦します。単語は練習済みなので、作文にも自信が見えます。なるほど、やはり基礎基本は重要です。

　７月になりました。１日（火）、快晴です。「ジー」おやっ、「ジー」まちがいありません。ニイニイゼミの初鳴きです。今日は暑くなりそうです。Ａ組さんから、元気のよい声が聞こえてきました。英語の授業です。今週、ＡＬＴのアレックス先生が来ていらっしゃいます。Ａ組さんは、英語を使ったテンポのよい歌にのりのりです。先日、Ａ組さんは品中の梅の木になった青梅で梅ジュースを漬けました。今年はどうしたことか、とても不作でした。確かに、花の数が少なかった気もします。ついこの間のことなので、季節が変わるのは早いものです。あと３週間すると、待ちに待った夏休みです。