最新更新日:2024/05/15
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校訓「正しく 明るく 健やかに」

美術の授業

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 2年生の美術の授業を参観しました。
 この時間は,立体図形を描いた作品数点を見て,遠近感や立体感について考えることをねらったものでした。
 教室(美術室)に入ると,黒板に「遠近感」「立体感」と書かれ,立体図形を描いた作品が数点掲示されており,生徒は,班隊形で作品を見ながら意見交換をしていました。なぜ遠近感や立体感を感じるか,といった内容の話し合いのようです。生徒は活発に意見交換をしていました。
 先生は一旦中止させ,「色,形」と一言で言うのではなく,説明するように指示を出しました。そして再開。さらに先生は,スケッチブックに描いてもいいことを伝えたところ,ほとんどの班が使い出しました。
 コの字隊形にして全体で意見交換の開始です。このときのやりとりはつぎのようでした。
 「角を挟んで明度が違う」「分かった?」「視点を変えて向きを変えると,立体に見える」「どう?」「そう思います」「○くん,いい? 自分の言葉で説明して」モジモジ・・・,「分かったようで実は分からない人は?」数名挙手。「そうだよね」「前で説明して」「(図を描きながら)一定の位置に光を入れて・・・」「他に説明できる人は?」挙手「視点を変えて光が当たるとして・・・」「今の説明は分かった?」「今のは分かりにくかった」
 20分程度の参観でしたが,まだまだ不十分とはいえ,班や全体で積極的に意見交換しようとする雰囲気でした。ここで学び合う内容は,もちろん問題に対する答えですが,それを通して,作品の見方も学び合うことができます。他の生徒の発言を聞いていた生徒は,自分になかった見方に気づいたのではないでしょうか。
 ○くんは,分かったつもりでも,その内容を自分の言葉で表現することはできませんでした。そこを先生は突っ込みました。「分かった」のであれば言葉で表現できるはず,あるいは,言葉で表現できて初めて「分かった」と言える,といった先生の思いを感じました。私も同様に思うし,そうであるべきだとも思います。そして,そこを目指すべきだと思います。ただ,「分かる」ことと,その内容を表現することは,分けて考える必要もあります。大人でも,分かっちゃいるけどうまく言えない,という場合はあります。生徒に確認するとき,「今の説明を自分の言葉で表現できる人は?」という言い方もいいかも知れません。

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