最新更新日:2024/04/26
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校訓「正しく 明るく 健やかに」

今日は「霜降」

 今日の集会では,二十四節気の一つ,「霜降」についての話をしました。

 生徒会役員の認証をしました。役員になった人たちは,選ばれ,そして認証されたのですから,その責任があります。是非ともその責任を果たして欲しい。選んだ人たちにも選んだ責任があります。協力することはもちろんですが,どんどん前向きな意見を言って,生徒会を盛り上げて欲しいと思っています。
 今,合唱コンクールに向けて一生懸命練習をしていると思います。校内のいろいろなところから,美しく,力強い合唱が聞こえてきます。体育祭のときに,行事はその準備や練習によってほぼ決まると言いました。ですから,合唱コンクールを大いに楽しみにしています。
 さて,今日は何の日か,どういう日か知っていますか。この質問は,よく考えると曖昧です。誕生日,天気,いろいろな答えが出てきそうです。だから正解はありません。世の中にはそういった質問はよくあります。また,授業でもあると思います。そんなときはいろいろな角度から考え,様々な答えを考えて欲しい。そのことが素晴らしいアイディアに繋がったり問題解決に繋がったりします。
 それはさておき,今日は二十四節気の中の「霜降」という日です。二十四節気とは,1年を24等分し,季節を表す言葉を付けたもので,春夏秋冬,それぞれに6日ずつあります。例えば,春は春分,立春など,夏は夏至,立夏など。「霜降」とは,霜が降りる,と書きます。暖かい日なら,朝,露が降りますが,寒くなってくると,露ではなく霜が降ります。瀬戸では霜が降りるような寒い日はまだありませんが,北の方や標高の高いところでは霜が降り始めています。これからだんだんと秋が深まり,冬に向かっていく,ということです。皆さんは,秋の深まりは,どんなところから感じるでしょうか。(集会の場で3名の生徒に聞いてみたところ,「さんま」「落ち葉」「栗」と答えてくれました)。身のまわりの自然や物に目を向けると,秋の深まりを感じることができます。
 以前,紅葉や落葉はどうして起こるのだろうと疑問に思い,調べたことがあります。気温が低くなったり日照時間が短くなったりすると,木は冬が近づいていることを感じます。すると,葉の根元に堅い物質ができ,水分や養分の行き来ができなくなり,ある種の化学反応が起きて色が緑から赤や黄色に変わります。これが紅葉です。そして,ちょっとした風や震動で葉が落ちやすくなります。
 空気が乾燥する冬に葉が付いていると,表面積の大きい葉から,水分がどんどん蒸発し,木が枯れてしまいます。ですから,木は冬を乗り切るために,自ら葉を落とすのです。紅葉は,その準備なのです。
 何気なく立っている木ですが,自分の命を守るために,木はこんな営みをしています。そこに生命力を感じます。
 皆さんも,身のまわりの自然に目を向け,ふと思った疑問を大切にし,いろいろ調べてみてください。自然の偉大さや生命力を感じることができると思います。
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